第4回 紀伊半島ツーリング

1988年 11月19日〜11月23日 : Kawasaki KLR650R

秋になると紀伊半島に行きたくなるのが不思議。今回は高野龍神スカイライン経由で日の岬辺りを旅します。


 11月19日
 昨日の雨が嘘のような好天です。昨夜の雨(雪)で丹沢や富士山はすっかり雪景色です。

 東名高速を関ヶ原ICで降り、亀山へ向かいます。ジャスコ亀山店で今夜の食料を買い込む。
 名阪国道をカッ飛び!だんだん暗くなってきた(気温6度は寒いよ)

 室生、榛原、大宇陀を通過し、奈良県吉野町の津風呂湖畔運動公園にて野宿と決めた。  

 


 11月20日
 天気が良い分 冷えこんで、辺りは霜でバリバリです。 カップラーメンを食べて、運動公園を散策。
 朝日に輝く展望タワーにも上ってみました。
 
  

 


 高野山を目指してぐんぐん高度を上げていきます。
 紀伊半島の屋根は雪で真っ白けです。

 高野山はやたらと車が多く混雑していて嫌になった。
 寺に用もなし!高野龍神スカイラインに突入です。

 A区間:800円  B区間:600円  

 


 護摩さんスカイタワー駐車場は雪が積っていました。
 沿線の林道を攻めようとしましたが、積雪の為断念です。

 周りは大阪ナンバーの荷物を積んでいないバイクばかり、なぜか恥ずかしい。
 展望台入場料:200円
 レストラン(他人丼):600円

 その後、スカイラインを寒さと凍結に震えながら静静と下る。

 

 


 富山のお坊様 片口信恭先生です

 高野竜神スカイラインの料金所で、何やら怪しげなスクーター発見!
 富山ナンバーです(冷汗)、荷物の積み方も半端ではありません。

 興味深々、たまらず話しを聞いてみました。
 何でも高野山の知り合いのお寺に修行に来た帰りだそうです。
 ゴム長にビニールガッパ、装備は実用本位の本格派でした。

 片口先生にはその後、富山に行った時、すし屋さんで思いっきりごちになりました。
 時々手紙などで音信を繋いでいましたが、先生の字は達筆過ぎてなかなか読めませんでした。

 今ではもう音信もありませんが元気でやっているかなあ?片口先生。
 

 


日の岬 アメリカ村遠景 煙樹海岸

11月21日
昨夜は行き止まり林道の終点で野宿でした。
龍神村から御坊に出てやっと海を見た。

平日とあって日の岬は誰もいない。途中アメリカ村ってのがあったけれど、岬に来て
そのいわれがやっとわかった。移民の故郷という事らしい。

記念館の資料を見ていると、当時の移民の生活が伺える。
苦労したんだね、みんな。

「カナダまで 届けと吹き矢 飛ばしける」 
岬の石碑に刻まれた歌が印象的でした。 


 白浜の「崎の湯」です。

 日本書紀や万葉集に出てくるくらい歴史の長い白浜温泉の一角にあります。
 なんといってもただなのが良いですね。

 ロケーションもGood!海を見ながら温泉を楽しめます。
 お土産に買ったタオルには、有馬王子の歌が書かれていました。

 「家では食器に盛って食べるご飯を、旅先では葉っぱに盛って食べた」
 というような意味であったかと思います。有馬王子も旅好きだったに違いありません。

 


 すさみ辺りの海岸線は結構好きですね。
 西日を浴びながら潮ノ岬に向けて南下します。

 この辺もゆっくり見て周りたいのですが、いつもただ通過するのみ。
 残念ではありますが、潮ノ岬で夕日を見送りたいので旅を急ぎます。

 

   

 


 岬に着いてまずは200円払って、あの屋上展望所に上る。
 潮ノ岬周辺を一望できます。

 次に夕日の灯台へ。
 夕日に輝く灯台の写真を撮りたかったが、見学時間はもう終っていた。
 仕方なく柵を乗り越えて敷地内に立ち入り激写(灯台守の方すみませんでした)。

 

 

 

   

 


潮ノ岬の夕日 潮ノ岬キャンプ場

 夕日のイベント終了後、岬キャンプ場にテントを張る。
 先客は旅人セロー1名。北海道から南の島まで旅した帰りらしい。

 久し振りの旅ライダー同志!盛りあがってしまった。
 しかしここでアクシデント発生、私愛用のコールマンピーク1ストーブがノズル詰まりで使えない。

 セロー氏のSMPはガス欠で困っているとの事なので、残りの白ガスもぜんぶ彼に進呈した。
 こうして潮ノ岬での夜は楽しく過ごせました。


 11月22日
 朝からコールマンを修理してみるがだめでした。
 セロー氏と別れて、古座から滝の拝経由で熊野川町へ抜けようと山に向かう。

  

 

 

 


 紀伊の大島に向かって続く橋杭岩です。
 海岸には那智の黒飴みたいな小石がゴロゴロしています。

 橋杭岩のたもとには「弘法の湯」があります。

 

 

 


 滝の拝は河床が激流でえぐられて淵になったようなところです。
 見て損は無いと思います。

 この先ヒバの森を越えた先で崖崩れのため通行止め!
 古座まで往復3時間のロスでした。

 

 

 

 


 熊野那智大社のご神体「那智の滝」です。
 10年ぶりくらいの再訪でした。

 その後すっかり暗くなった道を、今夜の宿鳥羽駅に向かってひたすら走る。
 駅に着いたのは21時頃でした。疲れた、もう寝る。

 

 

 

  


 朝1番の伊勢湾カーフェリーで伊良湖に渡り、浜松ICから東名高速で帰宅しました。

 今回の紀伊半島は、珍しく雨に降られず助かりました。

 

 

 

 

 


第4回 紀伊半島ツーリング おしまい

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