第9回北海道ツーリング 

1987年 8月07日〜8月16日 : KAWASAKI KLR650R

 急に欲しくなって新車で購入したBIGオフロード「KLR650R」。北海道KAWASAKIから取り寄せた新車だ。
 もうすぐ走行距離も1000kmに達しようとする頃、一度里帰りしますかね!ナウマン君。


8月7.8日 

陸走で北海道上陸

東北自動車道激走 野辺地フェリーターミナル

 お盆の帰省ラッシュで東北道は大渋滞。夜中に出て、明るくなってもまだ福島だった。

 うわぁ〜!SAに入る車が本線にまで長々と列を作っている。こんな時、大容量ガソリンタンクはいいね♪
 26リッタータンクで 25km/L 走るとして、仙台辺りで1回給油すればOKさ。

 仙台から先は流れもスムーズ、やれやれホッと一息、眠くなってきた。
 青森ICには13時過ぎに到着、晴れています。

 青森フェリーターミナルの混雑ぶりに恐れをなして野辺地港へゆく。
 こちらでは今夜19時の便にすんなり乗船OK!時間まで一杯のもう。

 おでんをつまみにビールを呑みながら、長距離トラック運転手達とだべる。


夜中に函館港上陸 長万部駅野宿風景

 船内で知り合った皆さんと記念写真を撮って、 今夜の宿「長万部駅」に向かう。
 W1SAに乗る「大和の生駒君」も野宿派なので 長万部まで行動を共にする事になった。

 夜の函館の街に響きわたる生駒君のW1SAサウンド!いいねぇ、懐かしい響きだ。
 暗闇に浮かぶ大沼公園や駒ケ岳のシルエットを横目で見ながら長万部を目指す。

 長万部駅は24時間営業、良心的です。待合室には同好の志が一杯なのです。
 駅の2重扉前室部に居を構える我等、この時間(午前1時)ではほとんど出入りもなし。
 最後のお勤め、全身エアーマットに空気を吹き込むのは疲れるのだ。

 おっ、出たばかりのファインピルスナーが売っている、これで乾杯して寝よう。 


8月9日 

炭坑廃屋巡り

駅前記念写真 長万部から室蘭へ

 駅宿の朝は早い! 始発前に撤収が基本です。

 第1回目のオイル交換は室蘭でした。1000kmを越えたのでそろそろやらねばならぬ。
 ドレンホールから出てくる新車のエンジンオイルは、アルミの粉が一杯でした。

 フィルターも交換してもらう。最近は工作精度も良くなったが、ギアに当たりがつくまでは
 金属粉が沢山発生してエンジンに悪影響を及ぼすのです。


シューパロ湖で地元ライダーと 炭坑廃屋を訪ねて

夕張ダム(シューパロ湖)に行ってみました。湖に浮かぶ鉄橋、かつての隆盛期を偲ばせてくれる風景。
北炭夕張炭坑、戦後の日本の石炭産業を代表する炭坑も今は昔。雑草に埋もれた炭坑労働者の長屋が哀れです。

ちょっと探検してみようと思ったらいきなり犬に吼えられた。まだ住んでいる人が居るみたいです。
驚きました、いまだ山を離れられぬ人々。愛着か執着か、家賃はただでせうね。


金山湖畔キャンプ場 金山湖の夜

 本日のお宿は金山湖キャンプ場、偶然 生駒君も来ていた。 今夜はライダー3人で楽しくキャンプです。

 R274、福山経由占冠への道はひどかったね。
 赤岩青厳峡は文字どうり赤かった。


8月10日 

トムラウシ温泉制覇

W1SA GPZ400 KLR650R

今日も天気で旅も楽しい。今日はトムラウシ経由然別湖さ。 


 
 狩勝峠に来ました。 「峠越え」 なんともいい感じです。

 日本十景の一つに数えられる狩勝峠からは
 原生林の雄大な眺めが広がります。

 峠のドライブインでは、イモモチ、アゲイモ、ジャガバターなど、
 手軽でおいしい食べ物に、ついつい手が出てしまいます。

 知床峠、日勝峠、美幌峠、その他北海道の峠は雄大な眺めが売りです。


十勝ダム(東大雪湖) トムラウシ目指して トムラウシ山遠望

トムラウシの東大雪山荘で温泉に入りたかった。ずーっとそう思っていましたが、今回ついに念願かないました。 

トムラウシ温泉 東大雪山荘全景

然別湖への道 然別湖と、くちびる山

 屈足の街で仕入れたビール。 簡易クーラー袋に氷をたっぷり入れて
 もらって、ビールはキンキンに冷えてます。

 コンビニ袋をぶら下げて然別湖キャンプ場に到着です。
 早速近所のライダーを調達して話し相手になってもらった。

 偶然同郷(山梨)の方と知り合いになり、ローカルな話題で盛りあがる。
 明日はみんなで北海道三大秘湖の一つ「東雲湖」に行こう!という事になった。

 遊覧船に乗って、対岸で下ろしてもらえばすぐなのです。

 

 


8月11日 

東雲湖探検隊 出撃す

遊覧船に乗って東雲湖入り口で下ろしてもらいます。
なだらかな遊歩道を歩いていると、ガサガサ!と藪が揺れた。

まずい、ヒグマだ(滝汗)!と思ったら、エゾ鹿でした。
立派な角を生やした雄の鹿、脅かすなよな。

丘を越えると東雲湖が見えてきました。
熊笹の斜面と水草の生い茂る湖面。
遠目には、まるでゴルフ場のような景観です。

湖水際まで降りてみました。
やがて水草に覆われた湖面は湿地帯となり、湖は消えて無くなる事でしょう。


 遊覧船の船着場に戻ってきました。
 沖を通過する定期遊覧船に手を振って、迎えに来てもらいます。
 歩いて帰ったら大変だもの。

 遊覧船に乗って然別湖を周遊して帰りました。
 然別湖にも中島が有って、銀龍大明神様が祭られていました。


然別から糠平湖へ 十勝三又から勝北峠越えで鹿の子ダム

十勝三又を過ぎて林道に突入、熊が出そうな山深い林道を置戸に向かう。
こんなところでスタックしたら絶対死ぬな!そんな予感に襲われる。

勝北峠の下りは荒れていた。BIGオフロードは荒れた下り道に弱いのだ。
慎重に慎重に、ひたすらグリップ走行を心がける。

鹿の湖ダムが近づくに連れて道もよくなってきた。
ここまで来れば、もう安心さ。 

富士見−糠平 分岐点 鹿の湖ダム(置戸湖)

津別林道 津別峠展望台

  訓子府からチミケップ湖への林道を走る。
 チミケップ湖は静か過ぎて不気味な雰囲気だ。

 津別町に出て、津別峠越えで屈斜路湖に行こう。
 峠はガスがかかっていて展望は開けなかった。

 ツーリングライダーがいっぱい!お茶などご馳走になる。 
 さあ、峠を下ればゴールのキャンプ場だ、もう少し頑張ろう。


屈斜路湖 和琴半島キャンプ場 和琴半島 露天風呂

今日は林道のハシゴで疲れました。
和琴半島の露天風呂にゆっくりつかって旅の疲れを癒す私。 


8月12日

鴻ノ舞金山跡 廃墟探検

CBR400の彼とキャンプ場出発。
今日はもっとも危険と思われる「鴻ノ舞金山跡」探検。
身を清め、心を引き締めてゆこう。


 美幌、北見、遠軽、と進めば、いよいよ鴻ノ舞金山に通じる 不気味な林道。
 道端のシシウドが、鴻ノ舞に近づこうとする侵入者を監視しているかのようだ。

 かつて金の採掘で賑わい、金脈の枯渇と共に歴史の表舞台から姿を消した
 死の街「鴻ノ舞」。なぜ私はそんなところに行こうとするのか。

 それは私にもわからない。

 

 


 

金の精錬所か、あるいは死者の焼却場なのか。
廃墟奥深く入りこんでいくと、そこには廃屋が、いたるところにひっそりとたたずんでいた。

繁盛期には歓楽街として賑わったであろうメインストリートらしき道路跡。
今でも、夜な夜な欲望に縛られた生霊・死霊が徘徊する、死の街「鴻ノ舞」

こんなところでツーリングライダーに会うなんて!はっきり言って驚いた。
お互い物好きだね。


 鴻ノ舞の異次元空間を抜け出して、岩尾内キャンプ場を目指す。
 滝上町から上紋峠を越えて岩尾内ダム到着。

 観光とは無縁の山の中では有るが白樺林の中のテントサイトは快適そうだ。
 ここでも同郷(山梨)のツーリングライダーと知り合う。 

 

 今夜はスパゲッティーミートソース味さ。
 茹でて絡めていただきます。

 キャンプも終盤、残り物を片付けねばならぬ。
 毎日買い過ぎて、残り物が雪ダルマ式にお荷物となっています。
 

 

 


8月13日

北海道脱出

北海道最後のキャンプを終えて函館を目指します。

函館ではタイミング良くすぐカーフェリーに乗れて、深夜青森港に上陸。
朝まで三階の仮眠室で寝ていた。


8月14日

東北縦断

 青森を朝出発して、東北自動車道を高速クルージングで帰宅しました。

 写真は岩手山SAから見た岩手山 

 

 

 

 

 

 


第9回北海道ツーリング おしまい

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