津軽下北 海峡の旅

1990年 4月27日〜5月5日 : KAWASAKI GPX750R


 本州最北端 下北半島「大間崎」、津軽半島「竜飛崎」、本州最涯地「尻屋崎」。
 桜前線を追いかけながら、本州の北の果てにある三大岬を訪ねて 青森に出掛けてみました。


東北自動車道 小川原湖畔公園

早朝の首都高速は霧がすごかったが、那須塩原まで来ると良い天気になってきた。
那須高原SA給油(13L):1700円。 前沢SA給油(9.6L):1370円。
ガソリンは130円/L位、燃費は20km/L以上走っている。

八戸道で終点の八戸で高速を降りる。終点近くではレーダーによる速度取締りをやっていたが
絶対交通量が少ない為、暇そうな青森県警の皆さんでした。

小川原湖に沈む夕日を見ながら、湖畔の公園にテントを張る。
夜中、若者の話し声で目が覚めた。どうやら ここの駐車場は地元の若者の たまり場になっているらしい。

話し声を聞くともなく聞いていると、方言で何を言っているのか よくわからない。
TVでタレントが使っている「みのがしてくれよ〜」のフレーズは ここでも流行っていた(森口博子だったか?)。


最涯地へ続く砂利道 本州最涯地 尻屋崎

まずは目的の一つ「尻屋崎」に到着です。 いかにも本州の最果ての地という雰囲気です。
この辺は 寒立馬の放牧地帯で、なだらかな丘陵の先に灯台がポツリと建っていました。

尻屋岬食堂売店でイクラ丼(1000円)を食べました(ウマかった)。


恐山 境内 残雪の あすなろライン

東方に霊場有り。弘法大師の開山した?恐山に立ち寄りました。
賽の河原を一巡り、なんとも重いところですね。
ここの石などを持ち帰ると 一緒に憑いてくるらしいですよ!。

その後、残雪の残る「あすなろライン」経由で 本日の宿「薬研キャンプ場」に到着です。


薬研キャンプ場 避難小屋 薬研温泉 カッパの湯

キャンプ場はつい先日 今シーズンのオープンをしたばかりでした。
今夜は雨模様なのでテントは張らず 避難小屋で過ごす事にしました。
他にお客さんも無く、まだ新しい避難小屋でストーブに当たりながら快適キャンプでした。

さて、そろそろお楽しみのカッパの湯に行きましょう。
こちらはキャンプ場から1kmくらい離れています。
湯ノ俣川のほとりに有る 無料露天風呂「カッパの湯」。誰もいなくて温泉を独り占めでした。

温泉といい キャンプ場といい、すっかりこの辺のフィールドが気に入った私でした。


下北半島 大間崎への道 引き潮の大間崎 背後は弁天島
本州最北端 大間崎 下北交通大畑線「おおはた駅」

 朝から 今にも降り出しそうな天気。 薬研キャンプ場連泊決定!。
 暇な1日、酒でも呑むか........、と思ったら 午後から晴れてきました。
 もうゴロゴロしてはいられません、身軽に大間崎にやってきました。

 お土産屋のおばちゃんに お守りキーホルダーをいただく。
 帰りに寄った大畑駅が 最北端の駅であることを知った。

 携帯ラジオが欲しくなってラジオ店に立ち寄る。
 店の奥さんは青森美人!なんか得した気分になりました。

 


 今夜は避難小屋も にぎやかになりました。
 東京から来た釣り師達、渓流を遡って岩魚釣りをするそうです。
 その装備たるや、沢登りのプロ顔負けです。
 
 岩魚の味噌汁をご馳走になりましたが少し生臭い。
 このような匂いを消すには何を入れれば良いのかなあ?
 
 今夜は大畑の生協で買ってきたビン詰めのウニをご飯にぶっかけた
 うに丼! 美味しいです、最高でした。

 

 


国設薬研野営場 下北半島 佐井村付近

 朝は冷えこみましたよ〜。バイクのシートは霜でバリバリです。

 お世話になった薬研キャンプ場を出発して 大畑越林道で海に出ました。
 林道の路面は固く締まっており、オンロードマシーンでも楽々通行できました。

 次は下北の景勝地「仏ヶ浦」に向かいました。
 海峡ラインから仏ヶ浦が良く見えます。 

 

 

 

 

 

 仏ヶ浦の波打ち際に下りて見ました。
 津軽海峡の荒波に侵食された岩は まさに仏様の群雄割拠!

 「ここには地獄に通ずる穴」が有るそうです(故:慈雲法師 談)。

 

 

 


 海峡ラインを むつ湾フェリー発着所 「脇野沢村」に向かいます。
 路面は固く締まっていますが 前にこのような材木を積んだ大型トラックが
 走っているとどうにもなりません。

 イライラしても仕方ないので 少し休憩して気分転換。
 無理して追い越そうとしても無駄ですから。

 そのうち気の毒に思ったのか 道を譲ってもらえました。
 謙虚な姿勢が通じたのかも知れませんね。

 


脇野沢港にて休憩 むつ湾フェリー

海峡ラインは思いのほか疲れました。噂どうりの悪路、脇野沢港に着いてホッとしました。
むつ湾フェリーは1日3便、所要時間は1時間10分です。

フェリーは少し待ちますが 自走して竜飛側に行く元気はありません。
防波堤でビールでも呑んで 昼寝して、気長に待とう。

フェリーは 陸奥湾内を航行するので揺れないと思ったら、結構揺れましたよ。
乗り物酔いしやすい方は 止めておいたほうが良いかもしれません。

甲板のバイクは波しぶきが かかってました。ヘルメットもバイクに掛けておいたので
濡れてしまった。 蟹田のGSで高圧洗浄機を借りて 塩水を洗い流しました。


竜飛崎灯台 竜飛崎から北海道を望む

夕日の竜飛崎に立ちました。
おおっ!北海道が見える。

今回の旅の目的の 三つ目の岬に立つことが出来ました。
演歌「津軽海峡冬景色」が聞こえてくるようです。

岬で知り合った 茅ヶ崎の石田君と 夕日を見ながらたそがれる。
風が強くて、日が落ちたら とたんに寒くなりました。

今夜はどうしようか?石田君と相談した結果 展望台の中が良いのでは!という事になる。
踊り場にテントを張って、階段で宴会して、今夜は絶好の野宿ポイントが見つかりました。
暗くなったら 近くに有る竜飛崎温泉に行こう。 

 竜飛崎温泉の浴室では 津軽海峡冬景色を大合唱!。湯上りに ロビーでくつろいでいたら
 むつ湾フェリーで一緒だった GSX1100Fの会田さんが宿泊していた。

 これから展望台に戻って宴会をやると言うと、一緒に行くという。
 浴衣姿では少々寒いのに23時頃まで付き合ってくれました。

 会田さんが帰った後も 石田君と話しが弾んで、結局 1時半頃就寝でした。

 


展望台(野宿ポイント) 展望台から竜飛崎温泉 展望台から岬方面を望む

朝起きたら快晴でした。北海道もクッキリと見えます。
すっかり夜遅くまで話し込んでしまい、一緒に野宿した チャリダーの福田君には うるさくて悪い事しました。
チャリダーには安眠が重要なのです。次の日の脚力に響くのです。

自業自得で寝不足な2人 私達がうるさくて寝不足な名古屋の福田君

体験入坑 ガイドのお姉さん 宴会メンバー石田君、会田さん

青函トンネルの坑道に入れるというので行ってみました。
斜坑をケーブルカーで下る事○○m、結構勉強になりました。


石田君とエリミネーター900 竜泊ラインを小泊村へ

今日は石田君と走ることにした。竜泊ラインの小泊村近くでは、強風で 道路に砂が大量に堆積しており
危うく砂の山に突っ込むところだった。路肩には そこに突っ込んで転倒大破したバイクが転がっていた。

岩手山遠望 日本キャニオン

石田君の希望で 岩崎村の日本キャニオンと十二湖に行ってみた。日本キャニオンは完全に名前負けしている。
十二湖巡りは楽しかったな、湖水が不思議な色してたもの。 

あっという間に日が暮れて 日本海に沈む夕日を見送ったあと、石田君の紹介で 入道崎のバスターミナルへ行って野宿です。
途中 八郎潟に迷い込みながらも 何とか入道崎に到着、ここなら雨露OKさ!。2人で呑んでいると警察の方がいらっしゃった。
「ここは暴走族のたまり場になるので気をつけて」と 私達を脅かして帰っていった。

津軽国定公園 十二湖 日本海の落日 入道崎 バス停 野宿

入道崎 ナマハゲ 大糸線 北小谷駅

「なぐごは いねがー」なまはげです、こわいですね〜。
石田君とは寒風山で別れて 一人帰途に就きます。

糸魚川から長野方面に向かい、大糸線北小谷駅で駅宿しました。


木崎湖と後立山連峰 浅間温泉仙気の湯

残雪の山が美しいので 木崎湖の横の山に登ってみましたが、思ったほどの展望は得られませんでした。

最後は松本の浅間温泉「仙気の湯」で旅のあかを流して川崎に帰りました。


津軽下北 海峡の旅 おしまい