晩秋の天竜スーパー林道 野宿旅

平成4年 11月21日 〜 11月23日

YAMAHA   セロー225   :雨宮 
YAMAHA   アルテシア400:田村 
KAWASAKI KDX250    :福田
BMW  サイドカー       :柳川


 11月21日 雨のち晴れ
 わが職場の新入社員の田村君、野宿ツーリング派だそうです。
 そんな彼が新しいバイクを買った(YAMAHA アルテシア400)。

 新車購入記念に、初めてのキャンプツーリングに行くことになりました。
 行き先は天竜スーパー林道!2泊3日の野宿旅です。

 バイクは新車だけれど冬装備の無い彼には、寒さが身に沁みる旅であった。
 出発の日は無情の雨、この時期雨に降られると本当に辛い。

 一般道路をひたすら寒さに耐えながら西へ、野宿旅は始まった。

 

 

 


箱根を越えると静岡県、西に向かうほどに天候は回復へ。 

御前崎灯台 灯台の上から見た遠州灘

御前崎に着く頃には完全に晴れました。

田村君 御前崎灯台

御前崎から袋井、磐田、浜北と、渋滞にもまれながら天竜市に向かいます。 


 

浜北で野宿の食料を調達する我ら。
ここで田村君の特技発見!タンクの上に買い物袋、大丈夫?そんなところに乗せて??
あとは野宿地を求めて天竜川を遡上します。

ところがなかなか幕営に適した河原が見つかりません。
だんだん暗くなってきたぞ、河原は無くなってダム湖が現れた。
これはいかんとばかり、天竜の支流「気田川」へとハンドルを切る我ら。

真っ暗な山道、この先どうなるのか?と思ったら山奥にいきなり神社が現れた(ビクーリ)。

料理人「田村」 さて、野宿宴会の始まりです

神社前の河原はキャンプ場になっているらしく、暗くて良くわからないが広い河原にテントを張れるようだ。
テントをパパッと張り、使えそうなものを探して河原を一巡り。なにやら宴会場まであるぞ!。
宴会用食卓や、河原の流木など持って帰って焚き火の準備も怠らない。 

 ご両親が料理人の「田村君」、いろいろとアウトドアクッキングを披露してくれる。
 焚き火の下に「蒸し焼き料理」を仕込むのには感心した。

 呑んで食って、すっかり上機嫌の私、拾ってきた流木の薪を気前良く燃やす。
 あんまり景気良く燃やすものだから「蒸し焼き料理」が炭になってしまった。
 もう少し深く埋めておけば良かったな、ピーマン肉詰めアルミホイール包み焼き。

 秋葉神社前キャンプ場、季節柄キャンパーも少なく静かな夜でした。
 

 

 

 

 


11月22日 晴れ 

豪華朝食 秋葉神社前キャンプ場

冷え込みは厳しいですが、天気が良いのは何よりうれしいですね。
朝飯は「厚焼き玉子挽き肉入り」と「ワカメの炊込みご飯」と味噌汁でした。
 
今日は今回のツーリングのメインステージ「天竜スーパー林道」を走ります。 

秋葉湖?を眼下にぐんぐん高度を上げる 快走!アルテシア田村

 田村君は新車が汚れるのが嫌でゆっくり走っている。
 私は腕にものを言わせてセローで爆走!

 あんまり差が開いてもいかんと思って路肩で一休み。
 追いついてきたかな?と思ったら排気音は2サイクルのものだ。
 姿を現したのはどっかで見たようなバイク、もしかして福チャンか?

 やはりそうでした、Nケーブルの福田君。
 昨日は会社を休めなくて同行できず、今朝超早起きして千葉から
 追っかけてきたそうです。

 まさか来るとは思っていなかったので、その心意気には感動した!
 すぐ後から田村君も到着。彼は福チャンとは初対面なので軽くご挨拶。

 一人増えて、旅も楽しさ20%アップの天龍スーパー林道。
 

 


天竜スーパー林道を走り山住峠へ。ここはオフロードライダーや観光客?の自動車が一杯駐車して賑わっていました。
こんな山の中に来る観光客、一体何が目的なのか?自然は売るほど有りますがね。 

ここはなぜか賑わっていた?なんか有るの??山住峠 鹿が看板を抱えています、水窪町(みさくぼ)

峠から水窪ダム経由で兵越峠を越えて信州に入りました。
国道152号線、通称秋葉街道を北上、今夜は陣場形山キャンプ場の山小屋で宴会の予定が入っている。
早めに着いてゆっくりしたいものだが、信州の山道は時間がかかります。 

赤石山脈を源流に遠山川 まだまだ先は長いよ、福ちゃん。

山を越え谷を越え、川を越えてさらに旅は進みます。そろそろ寒くなってきました、薄着の田村君が気になるけれど、Gジャンの彼は平気のようです。
私や福ちゃんは冬装備バッチリなのですが、晩秋の信濃路は日が西に傾くほどに冷えてきます。 

 晩秋の野山

 枯葉を落とした木々は、寒さをいっそう引きたててくれます。
 今日の目的地は、あの山のさらに向こう側です。

 枯れ葉舞う 冬の道を 野宿ライダーが通り過ぎる
 この先いつになったら食事にありつけるのか
 この先いつになったらガソリンスタンドがあるのか
 そんなことを思いながら 今日も野宿ライダーが通り過ぎる 

 

 

 

 

 

 

 

 


ようやく陣場形山の麓、中川村のAコープまでやってきました。
ここで食料を調達、ついでに水も確保して山に上がります。

ここでも田村君の特殊積載術が冴えるのです(陣場形林道はきびいしいよ!田村君)。 

中川村Aコープ前にて 山小屋の窓から見える、夕映えの美しい伊那谷の風景です

 

   

 宴会準備は手分けして。
 焚き火当番:薪を集めてストーブに火を入れます。
 食事当番:ご飯やおつまみの製作に取りかかります。

 私?、私は監督ですから。

 

 


 皆さんのかいがいしい働きのおかげで、今夜も楽しい宴会が始まりました。
 ここで合流予定だった柳川君もBMWサイドカーで無事到着(あんな林道をよく来たね)。

 山小屋の外では2名ほど、林道ライダーがキャンプしていましたがとっても寒そうです。
 小屋の中は煙たいけれど、慣れれば気になりません(山を降りるとその香りに気がつきます)。

 

 

宴会後、皆で山頂まで散策に出かけました。きょうも伊那谷の夜景が美しい。 

夜の陣場形山 山頂記念写真 山頂から、駒ヶ根市方面の夜景

 


11月23日 晴れ

今日も良い天気です、寒いですが。 

朝霧の伊那谷 山小屋前のバイクのシートは霜で真っ白

楽しかった山小屋キャンプも無事終わって解散です。
野宿ライダー繋がりの集まりでした。

解散前に山小屋前で集合写真です 柳川君、そんなすごいバイクで惜しげも無くよく来てくれました

 帰りに、陣場形山のお隣の「高烏谷山」に立ち寄りました。
 眼下には駒ヶ根の市街地が一望できます。

 夏の花火大会のシーズンには、大玉の打ち上げ花火が、
 線香花火のように見えます。
 こちらの山頂にも非難小屋があって宿泊可能です。

 中央アルプスを正面に眺めながら、のんびりするのも悪くないな。

 

 

 

 

 


と言うわけで、約10年前の話題を今回製作したのは、これまた10年ぶり?
にまたまた同じ職場になった田村君との旅の記録を作りたくなったからです。
しばらくバイクから離れている田村君ですが、これを機会にまた一緒にやろうぜ!野宿ツーリング。
(2003年 4月12日 製作)

晩秋の天竜スーパー林道 野宿旅  お終い

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