MCF 松原湖「大門旅館」弔問ツーリング

  日時:2003年7月4日(金)〜5日(土)
参加者:加藤理事長 工藤会長 雨宮企画広報部長 神宮寺さん 荒木さん


先月、理事長の元へ一通の手紙がきました。

毎年創立記念ツーリングでお世話になっている松原湖の「大門旅館」さんからです。
内容は「この春、主人が他界して、旅館も廃業することになった」というものでした。

突然の知らせに驚きましたが、長年お世話になってきた大門旅館がなくなるということで、
「MCFとして、せめて線香の一本なりともあげに行こうではないか」と、このツーリングが企画されました。


 今日は金曜日、 通勤渋滞がおさまった9時頃川崎を出発でした。
 平日の中央高速を西へ向かいます。

 中央道調布ICから首都高に乗り、談合坂SAには10時半頃到着。
 腹が減ってきたので「談合坂ラーメン」680円を食べました。

 ベンチに腰掛け、まわりの人間模様を観察しながら食休みを十分とります。
 今回面白かったのは「ブラジル?」の団体さんと「韓国?」の団体さん。

 SA内でしきりに写真やビデオを撮っています。
 こんなところで無駄なフィルムを使うな!と言いたい。
 私も海外など行ったら、こうして地元民の失笑を買うんだろうなぁ。

 笹子トンネルを越えて甲府盆地に入ると青空も見えてきました。
 いつものように須玉ICで降り、R141号線を北上します。
 雲の切れ目から見える、久しぶりの青空が妙に蒼く感じました。


  
 まだ時間的に早いので、清里駅前を通って美しヶ森に行ってみました。
 駐車場にバイクを置いて、展望台まで歩いて登れば、遠く富士の霊峰や
 南アルプス連峰の勇姿が一望できます。

 平日のB級観光地はとっても静かです。
 展望台の売店で「美味しいアイスクリーム」を食べました。
 高原の空気は冷えていて、汗もあまりかかずに快適でしたよ。

 R141号線 野辺山辺り、電光掲示板の温度表示は20℃でした。
 美しヶ森の帰りに、会長のV−max発見!予想どうりのマフラーでした。

 「タカノ」まで一緒に走ることになりましたが、昔と変わらぬ大人の走りですね、会長。


松原湖神社

「レイクサイドたかの」で荒木さんと合流、コーヒーを一杯飲んで時間調整後、宮本屋に入りました。
皆そろって大門さんに弔問の予定なので、皆さん揃うまで、松原湖一周散策に出かけました。
ビールでも呑みながら散策しようと思ったら、角のコンビニ屋さん、閉まっています。

店先には宅配小包が置いてある(クレジットカードまで一緒に!)
こんなところからも、まだまだ日本も大丈夫、そんな気がします。

仕方なくノンアルコールで散策開始、1周1時間もかかりませんから。
毎回秋の紅葉シーズンに来るのですが、初夏の松原湖も良いですね、新緑の木々。
青々としたカエデの葉が良い感じでした。

一周して宿に戻ったら神宮寺さん、来てました。
手に持つ缶ビールを見て「どこで買った?」と問い詰める会長。
 
 角のコンビニ、開いていたそうです。
 それではと、もう一度お出かけでした、角のコンビニ。

 ビールとつまみを買って、店先で呑む我ら。
 コンビニ前でたむろする中学生と変わりませんね。

 話題は「カブ」。
 新規上場株で儲けてマフラーを買ったとか、パソコンを買ったとか。
 バブル全盛の頃を彷彿とさせる話題に驚く私。
 今日も携帯から、仕手筋の株のチェックに忙しい会長でした。

 そんなとき、SRのBIGシングル排気音が轟いてきました。
 本日最後のメンバー「加藤理事長」見参です。

 宮本屋に戻り、不浄の身を清め、香典を準備して大門さんに弔問に出かけます。
 大門旅館は角のコンビニの横、さきほど店先で呑んだくれているとき女将さんに会いましたから
 いまさらかしこまる必要もなし、いつもの調子で玄関をくぐります。

 20数年来利用してきた大門旅館。
 もう泊まることもないのかと思うと、この一歩一歩が貴重です。


全員焼香を済ませ、女将さんと思い出話に花が咲きます。
大門旅館も跡取がなく、旅館もテニスコートも廃業との事、もったいない限りであります。

お茶と漬物をいただきながら、一人寂しく過ごす女将さんの話し相手になりました。
お茶を注ぎながら「それにしても皆さんよく来てくださいました」お茶をドボドボ、「あっ、もうお茶は結構ですから」
「そうですか、懐かしいですねぇ」お茶をドボドボ、「あっ、本当にもうお腹一杯ですから」
「毎年来てくれてありがとうございました」お茶をドボドボ、これが大門流のおもてなしさ。

「一つの時代が終わった」そんな思いをあとに、大門旅館を後にして「レイクサイドたかの」へ向かいます。


 今回はいつもと違って宿での食事ではなく、「レイクサイドたかの」での宴席を設けました。
 みなさんもうあまり食べないので、宿の食事をとってからではいくらも呑めません、食べられません。

 宿も今回初めて使う「宮本屋」、義理も何もありませんからこれで良いのだ。
 例年ですと「タカノ」ではもう事前に出来上がってしまい、カラオケに走るか寝てしまうか。
 今回はじっくり3時間あまり、懐かしい昔の話題を語り合いました。

 「レイクサイドたかの」のマスターの自慢の手料理にも皆さんだーいまんぞく。
 鹿肉のたたきなど絶品でした。その他山菜や鯉料理など、山の幸の創作料理に舌鼓を打ちながら
 ビール焼酎ウィスキー日本酒、もうのめね〜と言うくらい飲みました食べました。

 日頃海の幸を食い飽きている我々には、山の幸の味がなんとも新鮮な感じでした。

 帰りには地酒「千曲錦」のお土産付き!これで3,500円は激安です。
みなさーん、信州松原湖畔
レイクサイドたかのをよろしくね!気さくなマスターが安い料金で美味しい料理を出してくれますから。

今回は「大門さん追悼宴会」と言うことで、歌や踊りは控えました。
静かに故人の冥福を祈りながら、松原湖の夜は更け行く。


 
 湖畔の宿「宮本屋」、部屋の窓からは松原湖がすぐ目前に広がります。
 すっかり酔っ払って帰っても、まだお土産の「千曲錦」を呑む方数名。

 酔いが覚めて気がつきました。
 5人で予約していたのに布団は2部屋合わせて6組、朝気がついたのですがスリッパも部屋の前に6組ある。
 朝のコーヒーも6杯?誰か一人憑いてきたようです、宿の女中さんに聞いたら「えっ、6人じゃないんですか?」

 旅先ではよくあることです、一人多い。
 原因は和沢Gか?でも今回は来ていない。
 ということは神宮寺さんだな、連れてきてしまう人。

 


 
 畳の部屋にいすとテーブル、不思議な感覚です。
 湖畔を眺めながら朝食、窓のすぐ下の遊歩道を歩く皆さんとは近すぎです。

 昨夜はいびきがうるさくて眠れなかった方1名、気の毒です、眠そうです。
 昼は食べなくても良いように、朝からしっかりご飯を食べています。

 空も霧が晴れて青空が広がってきました。
 梅雨どきにこの晴れ間、何とも運が良いですね、私達。 

 お客さんは、私達のほかには「怪しい中年カップル1組」だけでした。
 宮本屋さん前で記念写真のあと、「レイクサイドたかの」にご挨拶して帰ります。 


その後、野辺山駅前まで皆で一緒にツーリング。
野辺山駅前の、大門の女将さんの妹さんが経営しているお土産屋さんでお土産を買って解散でした。
こちらでも、サービスでスナック菓子などいただきました。

ここでひと波瀾、無礼な郵便屋が我々の駐輪スペースに露店を出したくて言ってきました。
「これ、あんた達のバイク?」「あっちに停めてくれない?」

「なんだてめーは」と思いましたが、そこは大人、すぐ帰るから待ってろって。
気分を害した会長、鬼のような空ぶかしを郵便屋に10連発ほど浴びせて帰っていきました。
礼儀を知らぬ言動にはとっても厳しい会長です。

神宮寺さんは実家へ、荒木さんは自宅へ、それぞれ車で出発。
理事長と私はしばし一緒に走りましたが、実家に立ち寄る私は須玉で別れて武川村へ。

理事長は一般道をのんびりと帰ったそうです。
こうして今回のツーリングも無事終了しました、めでたしめでたし。


MCF 松原湖「大門旅館」弔問ツーリング  おしまい