錦 ヶ 浦

静岡県熱海市熱海

かつて、投身自殺の名所として知られた錦ヶ浦。
魚見崎から南へ、入り組んだ断崖絶壁が2kmほど続く景勝地である。

私が、錦ヶ浦の名前を初めて知ったのは、昭和50年代初めに放映された心霊スペシャル番組から。
イタコによる降霊実験、海中での自殺者の遺体の捜索、身元不明自殺者の情報収集などがあった。
その中でも、情報収集では(身元不明なのだから)遺体の顔写真を映していたので、水濡れの白い顔が今でもトラウマとして残っている。

海錦ヶ浦(2003.04.27)

【怪異譚】

熱海郊外の姫の沢にある火葬場近くの納骨堂には、数百体の無縁仏が安置されている。
ここには、慰霊塔、納骨堂、交通事故で亡くなった未婚の姉妹を祀る姉妹塔などがあるという。

魚見崎近辺は、某ホテルの敷地一帯として整備され、ホテルや観光地の景観から、慰霊碑などの類は現地には恐らくないであろう。
身元不明者が多いことから、今でも肉親に供養されずにいるホトケさんは、数知れない。


参考資料

※『日本怪奇名所案内』平野威馬雄 二見書房(1976.07.15)
日本怪奇名所案内
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