【みんなのファーム観てある記】

私が見に行ったファームの試合結果やその時見て感じたことを書き記していきたいと思っています。またこれは皆さんの観戦記やファームでの出来事の報告も載せたいと思っています。是非観戦した方は、掲示板やメールにて報告頂ければ幸いです。(勿論観戦した方の名前も明記しますので・・・) 全てを網羅しようなどとは思っていませんが、皆さんの情報を繋ぎ合わすとそれなりのデータになると思います。 「スコア」と「オーダー」と「大まかな試合内容・選手の動向等」を明記していただけたら幸いです。折角新聞にも載らないレアな情報な訳ですから残さないのはもったいないです(笑)。是非「点と点」を結んで「線」にしてみよう!
(報告して頂いている方々本当にありがとうございます!)


2000年10月15日 ハイサイリーグ サーパス−中日(北谷公園) 報告者:Mattさん

2000 10/15 北谷公園野球場 12:30開始

中  日 0 0 0 0 0 1 4 3 3 11
サーパス 0 1 1 0 0 1 1 0 0 3

中  日
       打 安 点
(中)井 端  4 1 0
(二)荒 木  4 2 0
(指)原 田  4 2 2
(三)渡 辺  5 2 1
(一)筒 井  4 0 1
(右)幕 田  3 1 0
打右大 西  1 1 1
(遊)森 野  4 1 1
(捕)清 水  4 1 2
(左)ショーゴー4 3 3


サーパス
       打 安 点
(左) 迎   5 0 0
(中)田 中  4 0 0
(一)今 村  4 0 0
(二)福 留  4 2 0
(三)相 川  3 1 1
(右)高橋信  2 1 0
(遊)斉 藤  3 1 1
(指) 東   3 0 0
(捕)柳 沢  2 1 0
打捕久 保  1 0 1

       回   安 三 四 失
(中)山 北  5   5 3 4 5
(中)山田洋  2   3 1 1 2
(中)小 山  1   0 2 1 0

(サ)萩 原  6 1/3 5 4 4 4
(サ)杉 本  0 0/3 1 0 0 1
(サ)前 田  1 2/3 5 1 1 3
(サ)徳 元  1   3 0 2 3


本塁打 森野、ショーゴー、清水(中)
二塁打 原田(2)、渡辺、幕田(中) 福留(2)(サ)
盗 塁 荒木
走塁死 幕田(2)、柳沢、斉藤
失 策 山北、森野、荒木、ショーゴー、清水
捕 逸 清水(2)
ボーク 前田


■山北茂利(中)
191cmの大型左腕だけあって、角度あるストレートが膝元に決まれば、まず連打を食らうことはないと思います。ただちょっと腕を下げて投げているので、僕としてはもっと真上から投げて欲しいなと思いました。
今日の1回表のピッチングは、球が低めに決まっていたため、無難に立ち上がったように見えましたが、2回からは特に変化球が高く浮いて、四死球を連発。4,5回は無失点に押さえたものの、今日は全般的にもうひとつの内容でした。体の線も細い(鉛筆みたいだった)し、まだまだ素材の域を越えていないように思います。

■山田 洋(中)
山北に続き2番手で登板。こちらもコントロールが定まらずフルカウントのピッチングで、カウントを取りに行った球を狙われて、失点していました。ところどころで切れのあるフォークが目に付きました。

■井端弘和(中)
今シーズンは一軍に定着、規定打席には届きませんでしたが3割をマークしましたね。今日もトップバッターとして出塁率5割を達成しました。バッティングは大振りしないでコツコツ当てていく感じ。もう少し足が早ければいいなと思いました。小技はどうなんでしょう?良ければ僕的には2番を任せたいですが。

■荒木雅博(中)
スイッチの形も違和感無くなりましたね。今日の2安打は左右の投手からそれぞれ放ちました。(左→杉本、右→前田)しかも右打席のヒットは内野安打、その後、初球に盗塁して足も魅せてくれました。

■原田政彦(中)
昨年に続き今年もファームで3割を打ったのですが、1軍定着には至りませんでしたね。バッティングは始動からバットのトップを動かすので少し忙しい感じもしますが、軸がぶれていないので上手くミートしていました。(本日2安打)今日は指名打者での出場だったのですが、守備はどうなんでしょうかねぇ。

■森野将彦(中)
今日は7回に萩原(サ)の内角直球を引っ張ってソロ本塁打をかっ飛ばすも、その裏に守備で1つエラー。(1塁への送球が高かった)森野は本塁打の前の打席もスライダーをライトフェンス手前まで運んでおり、パンチ力の凄さを感じました。

■清水清人(中)
ズバリ、捕手としてはまだまだお勉強中。今日も守備面でのミスをたくさんしてましたが、リード面に関しては、大事なところで内角にズバッと直球を要求できるあたり良かったのではないかと思います。9回に打った本塁打はオマケ程度でしょう。(笑)

■ショーゴー(中)
クラウチングスタイルから鋭いスイングで振り切るバッティング。本日の本塁打は130mくらい飛んでいたのではないでしょうか。

 

■萩原 淳(サ)
右の嘉勢を目指して登板。登板前のピッチング練習時には、中日の福原3塁コーチに、「野球をナメるなぁ〜!」とヤジられておりましたが、いざ投げてみれば6回まで中日打線を3安打1失点。福原コーチ、完全にナメ返されました。(笑)
フォームはオーソドックスな上手投げ、ストレートは130km/h半ばくらいで、縦に割れるカーブと小さく曲がるスライダーを持っているようです。今日は中日もいつかは打てるだろうと思ってて、いつの間にか押さえられてたといった感じでしょう。ただ6回辺りから球威がガクッと落ちてきたのが僕でもわかったので、これからは肩のスタミナを付けていかなくてはいけませんね。でも先発型なんだろうか・・・。

■迎 祐一郎(サ)
本日は5打数無安打も三振は無し。力もありそうですし、素材的にはポスト田口といったところでしょうか。

■今村文昭(サ)
サーパスの3番打者として出場もノーヒット。見ていたらストレート、特に内角球に弱く、当てるので精一杯というバッティングでした。清水(中)は見切っていたらしく、今日はこと今村に対しては終始直球主体の攻めをしてました。

■久保充広(サ)
今日のサーパス敗戦の戦犯。柳沢に代わって7回からマスクを被るも、阪神山田ばりの外角主体のインサイドワーク。たまに思い出したように内角を要求するも勝負球はことごとく外角。本人は臭いところをついているのだろうけど、相手打者に軽く見切られ結局フォアボールか甘くなった球を連打されるといった悪循環になってました。試合も逆転され、7回以降毎回&登板した全投手に失点を記録させるというオマケ付き。9回途中には別府コーチにベンチ前まで呼ばれる始末でした。この試合にも出場していた同い年の東が解雇されただけに、危機感持って頑張って欲しいですね。


2000年10月11日 ハイサイリーグ 広島−ヤクルト(沖縄市営) 報告者:Mattさん

2000 10/11 沖縄市営球場 12:30開始

ヤクルト 2 0 0 0 1 4 0 0 2 9
広  島 0 0 0 0 0 0 0 0 3 3

ヤクルト
       打 安 打
(遊)野 口  5 2 1 
(三)大 脇  5 1 1
(一)ユウイチ 4 2 1
(捕)小 野  3 2 2
打捕米 野  2 0 0
(右)本 郷  5 1 0
(左)橿 渕  5 1 0
(二)城 石  2 1 0
(指)ツギオ  4 1 2
(中)大 山  3 0 0


広  島
       打 安 打
(中)伊与田  5 2 0
(二)兵 頭  4 1 0
(一)松 本  2 0 0
(左)ブリトー 4 1 0
(捕) 倉   2 1 0
捕 田 村   0 0 0
(遊)井 生  4 1 0
(指)鈴 衛  2 0 0
打指佐 藤  2 1 1
(三)栗 原  4 1 2
(右)長 崎  3 1 0

       回  安 三 四 失
(ヤ)高 木  5  4 1 3 0
(ヤ)牧 谷  4  5 0 3 3

(広)矢 野  51/3 8 4 3 7
(広)佐 竹  31/3 3 4 4 2

本塁打 小野、ツギオ(ヤ) 栗原(広)
二塁打 城石、大脇、兵頭、佐藤
盗 塁 ユウイチ、大山、兵頭
走塁死 城石、長崎(2)
暴 投 牧谷、佐竹
ボーク 牧谷、佐竹


■高木晃次(ヤ)
今シーズンは不調だったものの、今日はベテラン左腕ならではの貫禄のピッチングで5回を4安打無失点。三振は1つしか奪っていませんが、元々打たせて取るタイプのピッチャーなので、その点に関しては心配はないでしょう。ただ相変わらずコントロールが不安定で、3つの四球のうち2回はイニングの先頭打者に与えたのはいただけないところですね。大きなカーブ、スライダー、シュートがあり、見てると「なるほど、ノムさんが再生したくなるわけだ」と一人納得しておりました。使い勝手が良さそうですもんね。

■牧谷宇佐美(ヤ)
好投した高木の後を受けてのピッチングで期待して見てました。ドロンとしたカーブがあるようですが、今日はほとんど使っていませんでした。7回は3人でピシャリ押さえたのですが、8回に二安打(一応無失点)、9回にフォアボールを出したあと、栗原に本塁打を打たれ後半はヨレヨレ状態。こちらもピッチングスタイルは打たせて取るタイプだと思います。まだまだこれからの投手でしょう。

■野口祥順(ヤ)
本日のトップバッター。守備を見ていると大柄な体格の割になかなか軽快で良い動きをしてました。グラブさばきも柔らかい感じ。バッティングもそれなりにミート主体で今日は2安打を放ちました。このまま来年は1軍に上がれるでしょうか?

■小野公誠(ヤ)
今日は3打数2安打1本塁打と期待通りの活躍。前も評したとおり、バッティングは問題ないと思います。特に初球からフルスイングできる思い切りの良さは健在で、本日の2本の安打はいずれも初球でした。・・・カツノリよりこちらをもらいたかった(阪神〜っ)。

■城石憲之(ヤ)
本日は5回打席に立って全て出塁。(三振振り逃げ、四球、右2安打、四球、四球)バッターボックスでも落ち着いて球の見極めができており、スイングもコンパクトでそれなりの率を残せそうです。守備も安定してました。良い選手だと思います。どうして今シーズンは2軍が主だったのでしょう?(ケガか何かあったのでしょうか)

 

■矢野修平(広)
広島には若手のイキのいいピッチャーが多くいて羨ましいですね。この矢野投手もそんな中のひとり。大きな体ですがコンパクトな腕の振りが特徴で、重そうな直球、カーブ、スライダーを投げるようです。本格派投手で今後期待が持てますが、時間がかかるタイプだと思います。タイプで言えば、山田勉(元ヤクルト、ダイエー)と似たような感じでしょう。そういえば背番号も同じ66・・・。
今シーズンはファームで10敗してるそうですが、本日もシーズンの成績通りの投球でした。(涙)

■佐竹健太(広)
昨年ドラフト5位の左腕。中継ぎ候補ですが、本日はピンチで登板もしっかり押さえることができませんでした。変化球はカーブ、スライダーとフォークもあるようですが、変化球がなかなか決まらず苦労してました。

■栗原健太(広)
本日見た選手の中で、いちばん見て良かった選手。高卒ルーキーとは思えないガッシリした体格で、最初の見た目は不器用な印象。その印象通り、最初の打席は三振。続く2打席目、3打席目も凡退し、守備もドタドタっとした感じで危なっかしいところばかり。しかし最終打席、牧谷の高めのスライダーを豪快にフルスイングすると打球は一直線にレフトスタンドへ。これで今までの悪かった部分が帳消しと言った感じ。「そう、栗原は骨太スラッガーなのです。」今のところ、打も守もまったく確実性、安定性はありませんが、こういう素材を育ててこそプロと言えるのではないでしょうか。阪神も3位で赤星取るくらいなら、こういう骨太な選手を取って育てましょうよ・・・。ね。


2000年10月9日 ハイサイリーグ 広島−日本ハム(宜野湾) 報告者:みつともさん

2000”ハイサイ沖縄リーグ 平成12年10月9日(祝・月)
広島東洋カープVS.日本ハムファイターズ 1回戦 広島東洋1勝0敗0分
(沖縄県・宜野湾市 宜野湾市立野球場) 12:30 晴れ 試合時間 3時間8分

                        H  E
日本ハム 200 000 040  ・・6  10  3
広島東洋 010 320 001×
 ・・7  13  2

 勝利投手 広 池 1勝0敗   敗戦投手 吉 崎 0勝1敗
◎ 勝利打点 井 生 9回サヨナラ左前適時安打
HR 本塁打 藤 島  1号 菊地原A 1回1死 (日本ハム)
       兵 動  1号 矢 野B 4回2死 (広島東洋)
       ブリトー 1号 矢 野@ 5回無死 (広島東洋)
        倉   1号 矢 野@ 5回無死 (広島東洋)
2B 2塁打 兵 動 6回1死 (広島東洋)
       西 浦 9回無死 (日本ハム)
SB 盗 塁 小 田 1回2死 (打者・大貝) (日本ハム)
       大 貝 4回1死 (打者・中山) (日本ハム)
       田 村 5回2死 (打者・長崎) (広島東洋)
        倉  7回無死 (打者・田村) (広島東洋)
 E 失 策 菊地原 1回1死 (飯山投ゴロを1塁悪送球) (広島東洋)
       矢 野 1回無死 (兵動投ゴロをファンブル) (日本ハム)
       兵 動 7回無死 (荒井二ゴロを1塁悪送球) (広島東洋)
       飯 山 7回無死 (倉遊ゴロをファンブル) (日本ハム)
       飯 山 9回無死 (ブリトー遊ゴロを1塁悪送球) (日本ハム)
  盗塁失敗 兵 動 6回1死 (打者・松本) (広島東洋)
       井 生 7回2死 (打者・栗原) (広島東洋)


(日本ハム)菊地原攻略できず。棚ボタの同点から9回好機に逆転失敗でスタート 藤島HR2打点 小田猛打賞

         打 安 点 1回 2回 3回 4回 5回 6回 7回 8回 9回
(5) 阿久根  5 0 0 二ゴ 二ゴ       遊ゴ    中飛 右直  
(6) 飯 山  5 0 0 投失    二ゴ    遊ゴ    一ゴ 三振
(9) 藤 島  4 3 2 左本:   三ゴ       二安    四球 右安
(7) 西 浦  4 1 0 三ゴ    捕ゴ       遊ゴ    四球 右2
(4) 小 田  5 3 0 右安       遊飛    三飛    中安 三安
(8) 大 貝  4 2 1 遊飛       遊安    右安    四球・三振
(3) 中 山  4 0 1    見振    遊ゴ    二ゴ    四球・三振
(2)DH  荒 井  4 0 1    遊ゴ    遊ゴ       三失 四球・三振
(DH)2  藤 崎  3 1 1    三安       三振    三振 中犠・
     :          :  :  :  :  :  :  :  :  :
    残 塁  38 10 6  1  1  0  1  0  2  1  2  3
               「・」は打点 見振は見逃しの三振

(広島東洋)兵動反撃開始のタイムリー、スリーラン3安打猛打賞爆発、ブリトー、倉本塁打、井生サヨナラタイムリー

         打 安 点 1回 2回 3回 4回 5回 6回 7回 8回 9回  
(9) 伊与田  3 1 0 右安 四球    四球    中飛    投ゴ
(4) 兵 動  5 3 4 投失 左安・   中本・:   右2    三振 
(3) 松 本  4 1 0 死球 遊ゴ    遊ゴ    左安    遊ゴ
(7) ブリトー 5 1 1 三振    中飛    中本・三振       遊失
 R  鈴 衛  0 0 0 
(2)  倉   4 1 1 三振    二ゴ    左本・   遊失    敬四
(DH) 田 村  5 1 0 三ゴ    遊ゴ    右安    一ゴ    一ゴ
(6) 井 生  5 1 1    投ゴ    遊ゴ 一ゴ    投ゴ    左安・
(5) 栗 原  4 2 0    三振    左安 右飛       中安
(8) 長 崎  4 2 0    左安    中飛 三振       右安
     :          :  :  :  :  :  :  :  :  :
    残 塁  39 13 7 「・」は打点 敬四は敬遠の四球

投手成績   投球回  打者 被安打 本塁打 与四死 奪三振 自責点
(日本ハム) 矢野公式戦終盤の好投できず3被弾6失点、山原2回を無失点、吉崎敬遠策失敗痛打でサヨナラ敗戦
   矢 野 5    27  8   3   3   4   6
   山 原 2     7  2   0   0   1   0
 ● 吉 崎 1 1/3 9  3   0   1   1   0
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(広島東洋) 菊地原1軍登板もあって1被弾以外は好投、小山田3四球で1死もとれず、広池乱調も救われる
   菊地原 7    29  5   1   0   3   1
   小山田   0/3 4  1   0   3   0   1
 
 広 池 2    11  3   0   2   4   0
   
 ◇ 球 審 杉 本(パシフィックリーグ・ウエスタンリーグ)
   1 塁 金 子(パシフィックリーグ・ウエスタンリーグ)
   2 塁 柳 田(パシフィックリーグ・イースタンリーグ)
   3 塁 飯 塚(パシフィックリーグ・ウエスタンリーグ)

 ◆ 公式記録員 場内発表なし


  
広島東洋7x−6日本ハム 

【1回表 日本ハム】
阿久根で2000”ハイサイリーグがスタート、初球をセカンドゴロ。飯山の投ゴロは至って平凡だったが、菊地原が処理を焦ったのか1塁へワンバウンド、松本が捕球できずエラーで出塁。続く藤島が今ハイサイ初安打の先制ツーランホームランを左中間に叩き込んで日本ハムが2点リード。西浦はサードゴロ、続く小田はライト前にクリーンヒット、大貝はストレートに詰まってショートフライ。(広島東洋 −2日本ハム)

【1回裏 広島東洋】
先頭の伊与田はライト前に落ちるヒット、続く兵動のバントは投前への小フライ。矢野が前進してくるが併殺打狙いか落下を待って捕ろうとしたが、打球がバウンドすると方向が変わって捕手方向に、すかさず捕球して1塁へ送球しようとしたが、手からスルッと抜けてファールグラウンドを1塁ベンチ方向へ転々・・・。珍プレーの様なエラーで1、3塁。続く松本の背中に死球で早くも1死満塁と逆転のチャンス。しかし続くブリトーが狙いすぎ丸出しの豪快なスイングで三振、倉も三振、田村がサードゴロ阿久根が捕ってサードベースを踏んでスリーアウト、無得点に抑えた。(広島東洋0−2日本ハム)

【2回表 日本ハム】
中山捕手が先発ファーストで出場、初打席は見送り、ファール、ボール、見逃しの三振。振って三振の方がまだよかったが、次打席に期待。荒井は叩きつけるバッティングもショートゴロ藤崎の打球はサード正面も痛烈!栗原が体に当てて前に落とすが、前に転がりすぎて内野安打栗原がかなり痛そうにしていた。阿久根はまたも引っ張るが打球が上がらずセカンドゴロで無得点。(広島東洋0−2日本ハム)

【2回裏 広島東洋】
井生の投ゴロは強い当り、しかし矢野が仰け反りながらもこれを好捕投ゴロ。続く栗原はカウント2−3からハーフスイング。バットは止まったが1塁塁審金子の判定はスイングで三振。長崎はレフト前ヒット、伊与田が2−3から外角へのストレートを見送って四球、1、2塁。兵動が反撃開始となるタイムリーをレフト前に運ぶ、2塁から長崎ホームインで広島東洋が1点差に。松本は平凡なショートゴロ、飯山が小田にトスしてスリーアウト。(広島東洋1−2日本ハム)
 

【3回表 日本ハム】
飯山は初球をセカンドゴロ、藤島はサードゴロ。しかし栗原の送球が逸れて藤島と交錯の様な状態になる。藤島が転んで、でんぐり返って避けていたがそれより先交錯する前にタッチされており既にアウトのコール。西浦はキャッチャー前へ高いバウンド、ファールと思ったのか、バットを持ったまま上の打球を見ているが、球審・杉本はフェアのジェスチャー。1塁へ転送されてこの回も無得点。(広島東洋1−2日本ハム)

【3回裏 広島東洋】
先頭のブリトーは平凡な中飛、倉はセカンドゴロ、田村はショートゴロといずれもカウントを待たずに手を出しての単調な攻めで得点なし。(広島東洋1−2日本ハム)

【4回表 日本ハム】
小田は1ストライクから遊飛、大貝の打球はセンター返し。しかしショート井生がこれを捕って1塁へ送球するが、既に大貝は1塁を駆け抜けた後だった。大貝は次の中山のにすかさずスタート、文句なし余裕でセーフ。その中山はショートゴロで大貝が3塁進塁。続く荒井に期待がかかるが、またもショートゴロ。菊地原の好投なのか、レフト狙いなのか、打球が上がらない。(広島東洋1−2日本ハム)

【4回裏 広島東洋】
井生はショートゴロ、栗原は三遊間を破ってレフト前ヒット、長崎はセンターフライややライナー気味。1番に戻って伊与田はカウント1−3からカーブを見送ってフォアボールで1、2塁。続く兵動は1−2からフルスイング!センターへの大飛球に大貝がフェンスに上るが、充分の飛距離でスタンドイン、第1号逆転スリーランで広島東洋4−2と一気に逆転。風はライト海側からレフト方向に球団旗が充分確認できる程度のもの。松本は遊ゴロで攻撃終了。(広島東洋4−2日本ハム)


【5回表 日本ハム】
藤崎は2−0からの3球目、高めのツリ球に引掛り三振。阿久根、飯山がまたしてもショートゴロ。狙いではなく菊地原に打たされている。広島東洋ベンチからは「いいボールやなぁ、オイ!」と声が飛ぶ。ホントにナイスピッチングになってきている。(広島東洋4−2日本ハム)

【5回裏 広島東洋】
この回はまさに、まさに日本ハム矢野投手の最悪の状態だった公式戦の頃を写したような投球で失点する。まずは先頭のブリトー、ここまで2打席打ち取って4番打者をナメた訳ではないのだろうが、ストレートを先程の兵動の打った位置とほぼ同じ場所へ入る、ソロホームランで1点を追加。さらに続く倉はレフトへポール際までいくと巻くようにしてスタンドイン!2者連続ホームランでこの回2点を追加6−2とした。続く田村もライト前ヒット、矢野を捉える。
井生はファーストゴロ、中山が判断よく2塁へ送球フォースアウトに。栗原はライトフライ、打者・長崎の時に田村がスタートして盗塁成功。長崎はカウント2−0から外目のカーブに手を出して3球三振。
(広島東洋6−2日本ハム)

【6回表 日本ハム】
藤島はセカンドに叩きつけるような打球、高く跳ね上がったのでセーフ内野安打。西浦はショ−トゴロ併殺打は逃れて、藤島が2塁フォースアウト。小田はカーブに全くタイミングが合わずサードフライ。大貝は1、2塁間を抜けるライト前ヒットで1、2塁。中山は初球攻撃もセカンドゴロでチャンスが生かせない。(広島東洋6−2日本ハム)

【6回裏 広島東洋】
この回から日本ハム2番手のマウンドに山原。来期復調への手ごたえをつかんで欲しいマウンド。伊与田はセンターへの大飛球、1番打者の為当然前よりに守っていた大貝が全力背走。フェンス手前でこれを好捕した。んーいなくならなくて良かった駿足をドームで生かしてほしい激走で1死。今日2安打の兵動は今度はライト線一杯に入るツーベース、巧い流し打ちだった。すると、すかさず3塁へ向けてスタートを切るがこれは荒井が当然とばかりに仕留めタッチアウト。続く、ホームランのブリトーは2−2から変化球に合わず三振。(広島東洋6−2日本ハム)


【7回表 日本ハム】
荒井が粘ったがセカンドゴロ。しかし兵動が1塁へ悪送球でランナー1塁。続く藤崎は1−3までよく見るが、続く2球高めのボール球に半端なスイングで三振。阿久根の打球はセンター前、セカンドやや後方のポテンヒットゾーンへ。落ちたと思われたが、センター長崎が猛ダッシュで前進してきておりこれを好捕。飯山はセカンドゴロ。先発菊地原はストレート、カーブでカウントを進めて打たせる投球。2回以降、先の阿久根のセカンドフライを長崎が捕ってのセンターフライ以外1つも外野飛球がなく、四球もないナイスピッチング。(広島東洋6−2日本ハム)
   
【7回裏 広島東洋】
倉はショートゴロ。しかし飯山がバウンドを合わせられなかったのか、待って捕る状態になってしまい、弾いてエラー。倉が田村の時にスタート、盗塁成功。田村はファーストゴロで倉がこの間に3塁へ進塁。続く井生がスクイズ!しかし投前への打球山原がこれを落ち着いて藤崎にトスしてタッチアウト。続く栗原の時に盗塁を試みるが失敗、結局3人で攻撃終了した。なおこの回の攻撃から日本ハムの守備に変更あり。捕手の荒井が指名打者に指名打者の藤崎が捕手に交代、ハイサイ特別ルールにより。(広島東洋6−2日本ハム)

【8回表 日本ハム】
こり回から広島東洋は好投の菊地原に代えて2番手に小山田をマウンドへ送る。しかし予想だにしない大乱調だった。まずは藤島にカウント1−3から四球、続く西浦には全くストライクが入らずストレートり四球で1、2塁。小田がストレートをセンター前に弾き返しすと、2塁ランナー藤島が3塁を回りかけたが西コーチがこれをストップさせると、センター長崎からの返球はストライク・バックだった。これで無死満塁一打逆転のチャンスに続くは大貝。しかし大貝にもストレートの四球であっさり1点を返して3点差にした。全く制球の定まらない小山田に代えて、山崎監督は3番手に広池をコール。その変わった広池だが、続く中山に2−1まで追い込んでおきながら、中山が巧くカットなどで球を見て結局2−3から連続押し出しで、さらに1点追加6−4とした。四球の嵐はまだ続く、荒井にも1−3から低めに外れて四球。3者連続押し出しでついに1点差。続く藤崎はボール球が来る前にとばかり1ストライクから打って出てセンターへのフライ、やや浅めだったが3塁ランナーは大貝、勿論スタートを切ってホームイン6−6の同点に。しかし続く満塁のチャンスに阿久根がセンターライナーでタッチアップできず、飯山が変化球にタイミングが取れず三振で同点どまり。(広島東洋6−6日本ハム)

【8回裏 広島東洋】
この回から日本ハムも3番手に吉崎を投入。吉崎は投球フォームを変えたのか足をまっすぐ出して投げるフォームに。栗原はセンター前ヒット、続く長崎も1、2塁間を抜けるライト前ヒットで無死1、2塁。伊与田がバント、しかし藤崎が3塁へ送球してフォースアウト、続く今日大当たりの兵動は、吉崎の変化球攻めに空振り三振、松本は平凡なショートゴロ。飯山−小田と渡ってスリーアウト。(広島東洋6−6日本ハム)

【9回表 日本ハム】
この回を終わって同点ならば、ハイサイルールで延長回は一切無し、教育リーグといえども開幕戦から敗戦では新監督にも分が悪い。この開先頭の藤島は1、2塁間を破ってライト前ヒット、続く西浦はライトの右へフェンスまで到達するツーベースで2、3塁、続く小田の打球はサード前への高〜いバウンド、栗原が捕球してすぐさま1塁送球も小田の足が速く、内野安打でまたも無死満塁と勝ち越しのチャンス。続くは大貝、97”の日本ハム初のファーム日本一決定弾、場所も同じ宜野湾、逆転打を!しかし期待空しく3球三振、続く今日当りのない中山も三振、広池の投球が突如良くなった?逆転打を荒井に託すが三振!3者連続ヒットで3者連続三振で最大の好機を逃した。(広島東洋6−6日本ハム)

【9回裏 広島東洋】
最大の好機を逃した日本ハムを待っていたのは・・・。ピンチの後にチャンスあり、広島東洋の攻撃は4番ブリトーから。そのブリトーの打球は深い位置へのショートゴロ。飯山が好捕して1塁送球までは良かったが、ベースを遥かに逸れる悪送球、カバーに入った小田もこの球を取るが慌ててしまって全く送球になっていない送球でブリトーが思い体を揺らして2塁へヘッドスライディング。激走のブリトーの代わって代走は鈴衛。続く倉にはベンチから敬遠の指示で歩かせて四球。田村は一塁ゴロ中山が2塁へ転送してフォースアウト、1塁は間に合わず。1アウト1、3塁一打サヨナラのピンチ、続くは井生。井生は中間守備の三・遊間を鋭く抜けるレフト前タイムリーはサヨナラヒット!!広島東洋先発の菊地原攻略失敗と、相手がくれた同点に逆転打が出なかった事、自力で揃えた走者を一人も返せない攻撃で敗戦。矢野の被弾も痛かった。(広島東洋7x−6日本ハム)
 
◎  本塁打賞 = 久米島の久米仙より泡盛
          日本ハムファイターズ 藤島 誠剛 外野手
          広 島 東 洋カープ 兵動 秀治 内野手
          広 島 東 洋カープ ブリトー  内野手
          広 島 東 洋カープ 倉 義和  捕 手   

◎ 勝利チーム賞= 沖縄コカ・コーラボトリング株式会社よりコカ・コーラ社製品
          広島東洋カープ


2000年10月7日 ファーム日本選手権 巨人−中日(沖縄県浦添市民球場) 報告者:健一

昨年と同じこの浦添の地でファーム日本選手権が行われます。夏の日差しが容赦なく照りつける・・・間違いなく「夏」です。ご当地大野倫が舌を巻く暑さ・・・常夏なんですね。昨年ウエスタンのタイガースが選手権を制したことからドラゴンズがホーム、ジャイアンツがビジターとなっています。

  R H E
川崎ジャイアンツ 0 2 0 0 0 0 0 0 0 2 6 0
ナゴヤドラゴンズ 0 1 0 3 0 0 0 0 × 4 6 1

G:平松一宏(4回)−入来祐作(3回)−佐藤充(1回)
D:矢口哲朗(5回)−山田洋(2/3)−佐藤康幸(1/3)−福沢卓宏(1回)−朝倉健太(2/3回)−山北茂利(0回)−S遠藤政隆(1回1/3)
本塁打:川中基嗣(矢口哲朗)、筒井壮(平松一宏)

失 策:筒井壮(2回)
走塁死:荒木雅博(4回)
時 間:2時間30分
審 判:PL:浜野 1B:秋村 2B:敷田 3B:白井

ジャイアンツ    打 安 点 1回 2回 3回 4回 5回 6回 7回 8回 9回
(二)  宮崎一彰 4 1 0 二ゴ    左安    中直    左飛
(中)  堀田一郎 3 0 0 遊ゴ    三犠    遊ゴ       二ゴ
(右)  高野忍  3 1 0 中安    中飛       四球    右飛
(左)  大野倫  4 3 0 投ゴ    遊安       中安    右安
(一)  渡辺政仁 3 0 0    遊ゴ 投ゴ       三振
 打   田辺路朗 0 0 0                      四球
(三)  福井敬治 4 0 0    三E    遊ゴ    三振    三飛
(遊)  川中基嗣 4 1 2    右本:   一直    中飛       二ゴ
(捕)  小田幸平 3 0 0    遊ゴ    遊ゴ       守防
 打   佐々木明義1 0 0                         捕邪
(投)  平松一宏 1 0 0    三ゴ
 打   十川孝富 1 0 0             二ゴ
 投   入来祐作 1 0 0                   三振
 投   佐藤充  0 0 0                      
 打   大場豊千 1 0 0                         右飛


ドラゴンズ     打 安 点 1回 2回 3回 4回 5回 6回 7回 8回 9回
(中)  幕田賢治 3 0 0 右飛    三ゴ    左飛    三犠
(二)  荒木雅博 3 0 0 中飛       四球 左飛    一邪
(左)  原田政彦 4 1 0 中飛       左2    遊ゴ    遊ゴ
 左   山田広二 0 0 0
(一)  高橋光信 4 1 0    左飛    三ゴ    右安    三ゴ
 一   安田秀之 0 0 0
(三)  筒井壮  3 2 2    左本・   右2・   四球    投ゴ
(遊)  森野将彦 3 0 1    三振    二ゴ・   左飛
(捕)  清水清人 3 1 1    三振    左安・   二ゴ
(右)  ショーゴー3 0 0       左安 一ゴ       三振
(投)  矢口哲朗 1 0 0       三振
 打   益田大介 1 0 0             捕邪
 投   山田洋  0 0 0
 投   佐藤康幸 0 0 0
 投   福沢卓宏 0 0 0
 打   中野栄一 1 1 0                   中安
 投   朝倉健太 0 0 0
 投   山北茂利 0 0 0
 投   遠藤政隆 0 0 0


ジャイアンツ  回   安  振  四死  失
●平松一宏   4    5  3  1  4
 入来祐作   3   1  1  1  0
 佐藤充    1   0  0  0  0
 
ドラゴンズ   回   安  振  四死  失
○矢口哲朗   5.  4  0  0  1
 山田洋    0.6 1  2  1  0
 佐藤充    0.3 0  0  0  0
 福沢卓宏   1   0  0  0  0
 朝倉健太   0.6 1  0  0  0
 山北茂利   0   0  0  1  0
S遠藤政隆   1.3 0  0  0  0

◇◆◇ 先発オーダー参考データ ◇◆◇

■ジャイアンツ
(二)宮崎一彰 94試合 0.276  3本 26打点
(中)堀田一郎 72試合 0.242  8本 29打点
(右)高野忍  71試合 0.268 13本 44打点
(左)大野倫  80試合 0.321  4本 26打点
(一)渡辺政仁 85試合 0.273 14本 54打点
(三)福井敬治 94試合 0.275 13本 49打点
(遊)川中基嗣 68試合 0.254  4本 17打点
(捕)小田幸平 69試合 0.236  5本 17打点
(投)平松一宏 4勝 2敗 2S 防2.71

■ドラゴンズ
(中)幕田賢治 90試合 0.256  6本 26打点
(二)荒木雅博 50試合 0.368  1本 24打点
(左)原田政彦 85試合 0.343  7本 41打点
(一)高橋光信 77試合 0.342 11本 70打点
(三)筒井壮  71試合 0.290  6本 36打点
(遊)森野将彦 94試合 0.275  9本 47打点
(捕)清水清人 41試合 0.223  3本 11打点
(右)ショーゴー72試合 0.283  2本 14打点
(投)矢口哲朗 10勝 3敗   防2.56

※成績は2000年ファーム成績

 

【大まかな試合の流れ】

▲1回表
ジャイアンツは初球から積極的な攻めを見せています。宮崎一彰は強い当たりの二塁ゴロ高野忍も初球をセンターに弾き返す場面もありました。二死一塁でご当地大野倫を迎えてシュート、チェンジアップを交えた投球で投手ゴロに仕留め上々の立ち上がりを見せました。(D0-0G)

▽1回裏
中日も同様に狙い球が合えば初球からでもガンガン振ってきます。結果として僅か数球でこの回を終える。(D0-0G)

▲2回表
一死から、矢口哲朗の緩いカーブを福井敬治が引っかけるもイレギュラーもあってか筒井壮が弾いてしまい出塁(記録は失策)。セットにしてなのか矢口哲朗の制球に乱れが生じ3ボール後、一球ストライクその次のインハイの真っ直ぐを川中基嗣が巻き込み高く上がった打球は風に押されそのままライトポール際に入る2点本塁打で先制しました。(D0-2G)

▽2回裏
筒井壮が前回のエラーに対して汚名返上とばかりに左翼席に逆風をものともしない当たりをぶち込んだ。平松一宏も目が覚めたのか、緩急で森野将彦・清水清人を三振に斬って落としました。(D1-2G)

▲3回表
宮崎一彰が外角シュートを素直に流し左安で出塁。堀田一郎は三塁前に転がす犠打で一死二塁、高野忍には緩急で仕留める。そして大野倫が外角のカーブを引っかけショートへの内野安打。森野将彦も一塁を瞬時に諦め三塁へ走り込む宮崎一彰を刺そうと試みるもオールセーフ、ここで15年目の渡辺政仁を投手ゴロでなんとか抑えました。(D1-2G)


▽4回裏
平松一宏がボールのみの四球を荒木雅博に与え天を仰いでいました。そして原田政彦が中に入ってくるやや外側のカーブを強引に引っかけ福井敬治の左側を痛烈に抜けてフェンスに届く2塁打!無死二三塁<恐竜打線か!?
高橋光信に対してもノースリー、、ここで平松一宏の高めをフルスイング、強い三塁ゴロに福井敬治少し弾くも本塁へ送球!小田幸平体を張った好ブロックで死守する。

ピンチ潰えたかと思われましたが、またもや筒井壮がカーブを撓めてライト越えの2塁打で同点に追い付き、一死に三塁の場面で森野将彦が二塁ゴロ、この間に高橋光信が逆転の生還を果たす。そして清水清人が三遊間が一歩も動けないような痛烈なレフト前ヒットでもう一点追加(D4-2G)

▲6回表
二番手山田洋が矢口哲朗からいい形でバトンを受けたが、いきなり高野忍にストレートの四球、続く大野倫も高めのストレートに力負けすることなく弾き返した。イースタン屈指(限定!?)の好打者渡辺政仁はフォークに飛びつき三振、福井敬治も同様に見た目はクソボール(フォーク)を追いかけ三振。


▽6回裏
高橋光信が太い腕っ節でライト前に痛烈に運び出塁、筒井壮には与四球で一死一二塁。森野将彦、清水清人には緩急でなんとか抑えました・・・ルーキー時の飛び跳ねる躍動感を感じられないのは寂しいですね。

▲8回表
大野倫故郷に錦を飾る猛打賞を決めるセンター前ヒット、四球も絡め二死一二塁。一方中日は朝倉健太−山北茂利−遠藤政隆のリレーも全く相手チーム関係なく登板予定の投手をそれなりに登板させる、結果抑えられたのでから宜しいようで。

▲9回表
遠藤政隆がジャイアンツの代打攻勢を押さえ込み10年ぶり2度目のファーム日本一を飾りました。

そして仁村徹2軍監督が5回宙に舞いました。この優勝という結果はさておき過程を大事に、一軍をサポートしうる選手の育成頑張って欲しいですね。最優秀選手は失策に始まり、追撃の一発そして逆転に繋いだ同点2塁打の筒井壮が選出されました。月並みですが一軍定着を目指したいところです。昨年は満塁弾を含む2本塁打と大爆発の濱中治(神)だったなあ・・・。

┌―――――――――――――――――――――――――――――――――┐
│□『最優秀選手賞 賞金\100万円』                 │
│ 筒井壮 (中):試合の節目に何かをしでかした活躍は順当のMVP │
│                                 │
│□『優秀選手賞  賞金 \50万円』                 │
│ 矢口哲朗(中):序盤粘りのピッチングと試合を作る内容      │
│ 遠藤政隆(中):力で押さえ込む投球がダメを押した        │
│ 川中基嗣(巨):先制の2点本塁打                │
│ 大野倫 (巨):ご当地選手、期待に応える結果(猛打賞)は見事  │
└―――――――――――――――――――――――――――――――――┘



【気になる選手たち 〜ジャイアンツ編〜】

■平松一宏(巨)
前半足を上げるまではゆったりとしており、テークバックから投げ下ろすところは鋭い腕の振りをしているフォームです。指に掛かったキレのあるストレートは球速以上に切れを感じました(本日は140`弱です)。緩急あるフォームも侮れない好投手!

3割打者を多く抱えるドラゴンズ打線も序盤テンポの良さと緩急に汲々としていました・・しかし4回の制球の乱れは頂けません、走者を貯めて恐竜打線に飲まれました。本日出場の中で唯一日本シリーズを睨む投手、、、本日の結果を長嶋茂雄はどう見るのかな?

■入来祐作(巨)
4回に崩れた平松一宏の後を5回から引き継ぐ。彼の特徴でもある投球フォーム中の背中の丸まり度がややなくなり遠目からだと誰か一瞬判りませんでした。ちょっと肥えたかな(^^;)
浮き上がるような速球が影を潜めているのが気になる昨今です・・・。本日は3回を無難にまとめました。

■佐藤充(巨)
シュートが持ち味もここ数年は目立たない実戦派。

■宮崎一彰(巨)
積極的な打撃で初球からガンガン振ってくる。2打席目は嫌らしく反対方向に流すも足で掻き回すまでには至らなかった。本日も巧くミート出来ていたように見えました。

タイプ的には投手にボールをボールを投げさせる嫌らしさよりも仁志敏久と同型の己から踏み出すタイプ、更に守備も重なる仁志敏久は目の上のたんこぶ?

■大野倫(巨)
ご当地選手だけに球場全体の雰囲気が高揚しているのが伝わってきます。そっくり返るような構えからタイミングを取り広角に打ち返す中距離型打者。内野安打を含めて右に左にと押し潰すように弾き返した。

今季は一軍でプロ初本塁打も記録、鉄壁のレギュラー陣に代打から割り込むしか道はない。

■川中基嗣(巨)
一打席目走者を置いてインハイの球を巧く風に乗せて先制の本塁打を放った。今季は内野更には外野と汎用性をみせるが打撃の弱さが課題。

■小田幸平(巨)
加藤健とのファーム正捕手争いが激戦の今季ですが、年の功かリードに一日の長を見せている。村田真一無き後の捕手争いに割って入りたいところです。しかし加藤健の押し上げも見逃せないですね。打撃は外角の見極めが甘く計算通りの内野ゴロのケースが目に付きました。



【気になる選手たち 〜ドラゴンズ編〜】

■矢口哲朗(中)
今季は右肘痛で少し出遅れたそうです。小柄ながら体全体を使い流れるようなムダのない綺麗な投球フォーム、球速は135`強ながらも緩いカーブでの緩急は有効でした。シュート、チェンジアップ等々も含め大人のピッチングが小憎らしい。

フォームからは制球の粗さは見えませんでした。走者を背負ってからの落ち着いた投球は高卒2年目らしからぬマウンド度胸!3回のピンチでは高野忍に対して厳しい膝元を攻めた後、外角の緩い球でタイミングをずらすところは端から見てもニヤリとしてしまいました。ドラフト下位指名ながら数年後が楽しみな逸材。気持ちの強さは「若手No.1」でしょう。

■山田洋(中)
フォークは切れており2奪三振も制球がおぼつかず、今日当たっている川中基嗣を迎え2走者を背負った形で交代の憂き目に合ってしまいました。球威では矢口哲朗を凌ぐもマウンド捌きはあか抜けない制球同様。。。おぼつかない。<遠藤政隆共々一軍で活躍してナンボの投手

■福沢卓宏(中)
130`後半ながらも切れを感じます。<制球を意識しています。
制球がやはり甘いです。彼のスライダーの切れに三振も喰らっていますが、インコースに抜けるものでも結構あるので狙って奪える三振を!

「ハードスライダー」は飯の食いダネなわけですが、それの比重を下げられるかが今後の課題。来年以降も朝倉健太とのライバル関係でお互い向上するとイイですね。

■朝倉健太(中)
本日登板する投手の中では抜けた球速を誇った(145`中盤)。今後は球速の割に抑えられない原因の制球力、すなわちフォームの矯正並びに固定、あとついでに体力アップと忙しい(^^;)

■山北茂利(中)
スラッとしたシャープな長身からの速球は化けたら大物も、現在は汲々としたフォームが痛々しい。右足の踏み込み幅も体の割には小さく130`後半に止まっている。本日は四球1のみの記録で退いた。#ランディ・ジョンソンのようになれるか!?

■遠藤政隆(中)
胴上げ投手、終盤球威満点の内容で打者を押さえ込んだ。その球威に反する甘いコントロールが彼の期待感を下げている・・・。

■幕田賢治(中)
中村紀洋だ・・・打撃始動からフィニッシュまで「ノリ」そのものです。中身が伴うことを切に祈ります(^^;)#「模倣」から始まる成功は王道かもしれませんよ

継続は力です、なんとか取り入れたいですね。宮内洋(湘)も昨年タフィー・ローズ(近)の打撃フォームを真似てワンランクアップしました。ガンバレ!幕田賢治!

■高橋光信(中)
太い腕っ節でひっぱたく打撃が特徴の彼です。何と申しましょうか腰を使うというよりかは腕っ節が目立つ・・・。それが変化球の対応の粗さに繋がっているのでしょうか?2軍の成績を鵜呑みに出来ないタイプ。来季はゴメス無き後ということもあり期待を形して欲しいシーズンになるかと思われます。

■筒井壮(中)
エラーに始まり、汚名返上の左翼席へ追撃の本塁打。そして次打席ではカーブを呼び込み見事右翼越えの同点2塁打(一死二三塁)。気の強さが売りも空回りが多い近年です。一軍と二軍の差が顕著なのも起用しづらいのかも知れませんね。

■清水清人(中)
打撃は変化球に対してはかなり脆い・・・が、スイング自体の鋭さは良いですね。ガタイも良く両先輩中野栄一&藤井優志を数字でも来季は上回りたい。


2000年10月1日 イースタンリーグ 19回戦 湘南−ロッテ(横須賀) 報告者:設備屋ヒロさん(HP:Route 847
2000年10月1日 イースタンリーグ 20回戦 湘南−ロッテ(横須賀) 報告者:設備屋ヒロさん
(HP:Route 847

2000年10月1日 イースタンリーグ 19回戦 湘南−千葉ロッテ(横須賀)
ダブルヘッダー第1試合

試合開始 13時00分 試合時間 2時間46分(手持ち時計)
天気 曇り 風向・風速 ライトからレフトに約4m
観戦位置 バックネット裏

チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
千葉ロッテ 0 1 3 0 2 0 1 0 0 7 10 0
湘南 1 1 0 1 0 0 0 0 0 3 9 0


○薮田 6勝5敗 (28試合)
●横山 2敗 (13試合)

本塁打 鮎川3号 (3回3ラン=横山) 立川5号(5回2ラン=横山)
三塁打 塀内 (2回)
二塁打 松本2 (2,5回) 新井2 (7,9回)
盗塁 福本 (2回) 於保 (3回) 渡辺 (3回) 天野(7回)
残塁 ロ8 湘7
併殺 ロ2 【河野−橋本−松本】古木 (7回) 【渡辺−塀内−鮎川】新沼(9回)
盗塁死 田中一 (4回) 新井 (7回)

打者成績
千葉ロッテ 1回 2回 3回 4回 5回 6回 7回 8回 9回
(中) 於保 4 1 2 0 0 1 0 1 0 四球   中安 二直   右安   右直  
(遊) 渡辺 2 2 0 0 1 2 1 1 0 投犠   四球   四球 三振   右飛  
(右) 立川 5 1 1 2 2 0 0 0 0 右飛   三振   右本 右飛   三振  
(左) 天野 4 1 0 0 2 1 0 1 0 三振   一直   三振   四球   遊直
(一) 鮎川 5 1 2 3 1 0 0 0 0   中飛 右本   右飛   右安   三振
(三) 松本 5 1 4 1 0 0 0 0 0   中2 中安   中2   左安   左飛
(捕) 橋本 3 0 0 0 1 0 1 0 0   三邪 三振   二ゴ   一犠    
(二) 塀内 4 0 1 1 1 0 0 0 0   中3   三振   中飛 一ゴ    
(投) 薮田 2 0 0 0 1 1 0 0 0   三振   二飛   四球      
1 0 0 0 0 0 0 0 0             右飛    
河野 0 0 0 0 0 0 0 0 0                  
湘南 1回 2回 3回 4回 5回 6回 7回 8回 9回
(遊) 福本 5 1 2 0 2 0 0 1 0 遊ゴ 中安   中安     三振   三振
(右) 田中一 2 1 1 1 0 2 0 0 0 中安 四球   遊ゴ     四球    
(左) 古木 4 0 2 1 1 0 0 0 0 右安 中安     一ゴ   三振    
(一) 駒田 3 0 1 0 1 0 0 0 0 右安 中飛     三振        
五十嵐 0 0 0 0 0 0 0 0 0                  
田中敏 0 0 0 0 0 0 0 0 0                  
川端 1 0 0 0 0 0 0 0 0               三ゴ  
ベタンコート 0 0 0 0 0 0 0 0 0                  
(三中) 小池 3 0 0 1 1 1 0 0 0 四球   中飛   三ゴ     三振  
(二) 大野 3 0 0 0 0 0 0 0 0 中飛   三邪     二ゴ      
打二 八馬 1 0 0 0 0 0 0 0 0               一邪  
(中) 田中充 2 0 0 0 1 0 0 0 0 投ゴ   三振            
七野 1 0 0 0 0 1 0 0 0           右飛     四球
(捕) 新沼 4 1 1 0 1 0 0 0 0   左飛   左安   三振     遊併
(投) 横山 1 0 0 0 1 0 1 0 0   三振   投犠          
新井 2 0 2 0 0 0 0 0 0             右2   右2


投手成績
  千葉ロッテ
薮田 6 26 93 7 0 4 2 0 3 3 0 0
河野 3 11 49 2 0 4 2 0 0 0 0 0
  湘南
横山 5 25 87 7 2 6 3 0 6 6 0 0
  五十嵐 2 11 36 3 0 1 2 0 1 1 0 0
  田中敏 1 3 12 0 0 1 0 0 0 0 0 0
  ベタンコート 1 3 12 0 0 1 0 0 0 0 0 0


【試合の流れ】
試合前
先着80名のサイン会には大野新沼選手が登場。
試合開始前のスピードガンコンテストでは、シーレックス関係者と選手が登場。
個人的に好きなFM横浜のDJ栗原さん(スカパーの実況担当)は、雄叫びをあげながら投げて64km/h,52km/hでした(栗原さんはサウスポーです)。
選手代表で登場した田中充は114km/h,138km/h、田中一は129km/h,127km/h、立川は132km/h,136km/hでした。

1回表
於保フルカウントから四球。渡辺ピッチャー前に送りバント成功で1死2塁。立川右飛。天野変化球(フォーク?)を空振り三振。

1回裏
福本遊ゴロ。田中一ピッチャー横を抜けるセンター前ヒット。古木ライト前ヒットで1死1,2塁。駒田ライト前ヒットで1死満塁。小池四球で押し出し、田中一生還。大野浅い中飛。田中充投ゴロ。湘南この回1点を先制する。

2回表
鮎川中飛。松本サードベースぎりぎりを破るツーベースヒット。橋本三邪飛。塀内右中間にスリーベースヒットで松本生還。薮田高めのストレートを空振り三振。千葉ロッテこの回1点を入れ同点とする。

2回裏
新沼左飛。横山外角のストレートを見逃し三振。福本詰まりながらもセンター前ヒット。田中一の打席のカウント0-2から福本が二盗に成功。田中一ストレートの四球。古木センター前ヒットで福本生還、サードへボールが送球される間に古木が2塁に進塁し2死2,3塁。駒田右中間にいい当たりを飛ばすも中飛。湘南この回1点を入れ再びリードする。

3回表
於保センター前ヒット。渡辺初球をバントするもファールで結局四球。立川カウント2-3から内角の球を空振り三振、この時於保渡辺がダブルスチールに成功して1死2,3塁。天野ファーストへのライナーも駒田のファインプレーでアウト。鮎川ライトへライナー性の打球で3ランホームラン。松本センター前ヒット。橋本低めの変化球(フォーク?)を空振り三振。千葉ロッテこの回3点を入れ逆転に成功する。

3回裏
3者凡退。田中充は低めの変化球(フォーク?)を空振り三振。

4回表
3者凡退。塀内は低めの変化球(フォーク?)を見逃し三振。

4回裏
新沼レフト前ヒット。横山初球をピッチャー前に送りバント成功で1死2塁。福本やや詰まりながらもセンター前ヒットで1死1,3塁。田中一初球を引っ掛け遊ゴロ、併殺崩れの間に新沼生還、田中一は1塁に生き2死1塁。古木の打席のカウント1-1から田中一が二盗を試みるも失敗。湘南この回1点を返す。

5回表
渡辺フルカウントから四球。立川初球の変化球(カーブ)をライトへ2ランホームラン。天野変化球(カーブ?)を空振り三振。鮎川右飛。松本センター方向にツーベースヒット。橋本二ゴロ。千葉ロッテこの回2点を追加する。

5回裏
3者凡退。駒田は外角の変化球(シュート?)を空振り三振。

6回表
この回から投手五十嵐塀内センター後方へのフライ。薮田フルカウントから四球。於保ライト前ヒットで1死1,2塁。渡辺カウント1-1からバントを試みるも見逃し、結局外角低めの変化球(スライダー?)を空振り三振。立川右飛。

6回裏
3者凡退。新沼は変化球(カーブ)を見逃し三振。

7回表
天野フルカウントから四球。鮎川打席の初球に天野が二盗に成功。鮎川ライト前ヒットで無死1,3塁。松本レフト前ヒットで天野生還、無死1,2塁。橋本ファースト前に送りバンド成功で1死2,3塁。塀内一ゴロ。薮田の代打は右飛。千葉ロッテこの回1点を追加する。

7回裏
この回から投手河野新井ファーストベース際を破るツーベースヒット。福本外角のストレートを空振り三振。田中一カウント0-1からバントを試みるも見逃し、結局フルカウントまで粘って四球。古木カウント2-3から外角のストレートを空振り三振、この時新井が二盗を試みるも失敗しダブルプレー。

8回表
この回から投手田中敏於保右直。渡辺右飛。立川内角の変化球(シュート)を見逃し三振。

8回裏
3者凡退。小池は変化球(カーブ?)を見逃し三振。

9回表
この回から投手ベタンコート天野遊直。鮎川高めのストレートを空振り三振。松本左飛。

9回裏
七野フルカウントから四球。新沼遊ゴロ併殺。新井ファーストベース際を破るツーベースヒット。福本ホームラン性の当たりを飛ばすもファール、結局外角のストレートを見逃し三振で試合終了。

観戦後記(千葉ロッテ)
先発薮田は悪いながらも見方の守備にも助けられ3失点に留める。打線は長打構成で湘南投手陣を粉砕する。

観戦後記(湘南)
打線は序盤のチャンスを物に出来ず。千葉ロッテ2番手の左腕河野に中軸が完璧に抑えられる。守備でも記録に残らないミスがあった。


【気になる選手】
■横山道哉(湘)
制球が不安定で、ストレートの球威も感じられなかった。変化球のキレもイマイチで、投球全般にいいとこ無し。打たれたヒットの7割以上が長打だった。

■福本誠(湘)
2回に成功した盗塁は、スタートが遅くタイミングはアウトだったものの、キャッチャーの送球が高めに浮いた為セーフになる。守備では取れそうな当たりをヒットにする。

■田中一徳(湘)
4回には盗塁も試みるが、スタートが悪く失敗する。守備では1回に好返球を見せ、於保の進塁を阻止する。

■古木克明(湘)
左投手には相変わらず弱く、外角球の見極めが出来ていないようだった。右投手からは引っ張り傾向の打撃を見せる。守備はまずまず。

■駒田徳広(湘)
2軍レベルでは素晴らしい打撃を披露する。守備でもファインプレーを見せ、湘南シーレックスでの有終の美を飾る。

■小池正晃(湘)
打撃ではいい当たりを見せるものの、相手の好守もあり結果には現れず。相性のいい左投手からは三振を喫す。サードの守備はまだまだ動きが硬いが、外野守備は安定していた。

■田中充(湘)
打撃ではいいとこ無し。守備でもシングルヒットをツーベースにしてしまうなど散々で、途中交代の憂いを見る。

■新沼慎二(湘)
打撃では変化球の見極めがやや甘いようだった。守備では3盗塁を許すが、3回のダブルスチールは立川のスイングに邪魔されて送球出来ず。7回に走られた時は、送球が遅かった。

■五十嵐英樹(湘)
2番手として2回を投げる。制球、球威とも悪く、1点しか取られなかったのが不思議なくらいでした。以前の投球が戻るのは何時の日だろうか・・・。

■薮田安彦(ロ)
立ちあがりの悪さをみせ、序盤は苦しいピッチング。中盤から変化球主体のピッチングに切り替え、悪いながらも抑える。全般的に球威が感じられず、変化球のキレもそれなりだった。変化球はカーブ、シュート、フォーク、スライダーを投げていた様だ。

■於保浩己(ロ)
シャープなスイングでいい当たりを連発、セーフティバントも試みていた。ファールで粘って四球を選ぶなど、カットも上手い。足を生かした広い守備範囲はなかなか。

■立川隆史(ロ)
5回のホームランは横山の失投(おそらくカーブ)を見逃さずにライトスタンドに運ぶ。他の打席ではやや大振りが目立った。打撃傾向は右打ちが主体のようだ。

■天野勇剛(ロ)
打撃ではいい当たりを飛ばしていたが、相手の好守にも阻まれ結果は出ず。落ちる系の球に弱そうなところも見せる。走塁では盗塁を1つ決める。外野守備は守備機会が少なく評価は難しい。

■松本尚樹(ロ)
打撃好調。早いカウントから打っていく積極打法で4安打の猛打賞と大活躍。守備でも三塁線を抜けそうな当たりをダイビングキャッチし、1塁送球でアウトにする素晴らしいプレーを見せる。

■塀内久雄(ロ)
打撃は引っ張り傾向で、はまれば素晴らしい打球を飛ばすが、バットコントロールはあまり上手くなさそうなので引っ掛ける事が多そう。左打者だけに、センター返しや流し打ちも出来るようになればバッティングに幅が出るのでは。守備での動きはまずまず。

■河野博文(ロ)
2番手として3回を投げる。左打者の新井にツーベースヒットを2本打たれるものの、他の打者は無難に抑える。ストレート主体で、変化球は主にカーブを投げていました。

 

2000年10月1日 イースタンリーグ 最終戦 湘南−千葉ロッテ(横須賀)
ダブルヘッダー第2試合

試合開始 16時10分 試合時間 2時間45分(手持ち時計)
天気 曇り 風向・風速 ライトからレフトに約4m
観戦位置 バックネット裏

チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
千葉ロッテ 0 0 0 0 4 1 0 1 0 6 8 1
湘南 1 0 0 0 0 0 0 0 0 1 2 0


○亮寛 1勝 (12試合)
●谷口 9勝4敗 (25試合)

二塁打 大村 (5回) 於保 (6回)
盗塁 田中一 (3回) 於保 (8回)
残塁 ロ10 湘2
併殺 ロ3 【塀内−渡辺−天野】大野 (5回) 【渡辺−天野】古木(6回) 【成本−福沢−渡辺】川崎 (8回)
    湘1 【福本−七野】渡辺 (3回)
盗塁死 川端 (8回)
失策 塀内 (1回)
捕逸 池野 (6回)
暴投 小桧山 (8回)

打者成績
千葉ロッテ 1回 2回 3回 4回 5回 6回 7回 8回 9回
(中) 於保 3 3 3 0 0 2 0 1 0 中安   右安   四球   右2   四球  
(遊) 渡辺 3 1 0 0 0 1 1 0 0 一犠   遊併   四球   一邪   三ゴ  
(遊) 立川 4 1 1 2 2 1 0 0 0 二ゴ   三振   四球   中安   三振  
(一) 天野 4 0 2 1 0 1 0 0 0 四球     投ゴ 右安   左安     遊ゴ
(左) 大村 3 0 1 2 1 2 0 0 0 四球     四球 左2   三振     三ゴ
(三) 松本 5 0 1 0 0 0 0 0 0 右飛     中飛 投ゴ     二ゴ   左安
(捕) 池野 3 0 0 0 2 1 0 0 0   三ゴ   三振 四球     三振    
福沢 1 0 0 0 1 0 0 0 0                   三振
(二) 塀内 4 0 0 0 3 0 0 0 1   三振     一ゴ 三振   三振    
(投) 亮寛 1 1 0 0 1 1 0 0 0   三振     四球          
ダイ 1 0 0 0 0 0 0 0 0             三直      
戸部 0 0 0 0 0 0 0 0 0                    
1 0 0 0 1 0 0 0 0                 三振  
成本 0 0 0 0 0 0 0 0 0                    
湘南 1回 2回 3回 4回 5回 6回 7回 8回 9回
(遊) 福本 3 1 0 0 0 1 0 0 0 四球   右飛     投ゴ     遊ゴ
(中) 田中一 3 0 1 0 1 1 0 1 0 投安   四球     振逃     二ゴ
(左) 古木 4 0 0 0 1 0 0 0 0 右直   右飛     遊併     三振
(捕) 鶴岡 3 0 0 0 0 0 0 0 0 二ゴ     二飛     中飛    
(一) 七野 3 0 0 0 0 0 0 0 0 一ゴ     遊飛     投ゴ    
(右) 小池 3 0 0 0 1 0 0 0 0   三振   二飛     三ゴ    
(三) 新井 1 0 0 0 0 1 0 0 0   一ゴ     死球        
打三 川端 1 0 1 0 0 0 0 0 0               左安  
(二) 大野 2 0 0 0 0 0 0 0 0   捕邪     二併        
川崎 1 0 0 0 1 0 0 0 0               三振  
八馬 0 0 0 0 0 0 0 0 0                  
(投) 谷口 2 0 0 0 2 0 0 0 0     三振   三振        
小桧山 0 0 0 0 0 0 0 0 0                  
金川 1 0 0 0 1 0 0 0 0               三振  
中野渡 0 0 0 0 0 0 0 0 0                  


投手成績
  千葉ロッテ
亮寛 5 18 70 1 0 3 2 1 1 0 0 0
  戸部 2 6 17 0 0 1 0 0 0 0 0 0
  成本 2 6 25 1 0 3 0 0 0 0 0 0
  湘南
谷口 7 35 147 7 0 8 8 0 5 5 0 0
  小桧山 1 4 20 0 0 2 1 0 1 1 1 0
  中野渡 1 4 22 1 0 1 0 0 0 0 0 0


【試合の流れ】
試合前
小桧山投手が9月の月間表彰を受ける。9月の成績は6試合を投げ2勝0敗、防御率0.00だったのが評価されたようです。

1回表
於保ピッチャー脇を抜けるセンター前ヒット。渡辺初球をファースト前に送りバント成功で1死2塁。立川二ゴロの間に於保は3塁へ進塁。天野フルカウントから四球。大村四球で2死満塁。松本右飛。

1回裏
福本フルカウントから四球。田中一バスターからピッチャー前に高いバウンド、ピッチャー亮寛は投げられず内野安打で無死1,2塁。古木強烈な当たりも右直。鶴岡二ゴロ、セカンド塀内が二塁ベースを踏んでファーストに送球するも低めに悪送球し福本が生還、鶴岡は1塁に留まり2死1塁。七野一ゴロ。湘南この回1点を先制する。

2回表
3者凡退。塀内は内角のストレートを見逃し三振。亮寛は外角低めの変化球(スライダー)を空振り三振。

2回裏
3者凡退。小池は変化球(カーブ?)を空振り三振。

3回表
於保ライト前ヒット。渡辺初球にバントの構えを見せるも見逃し、2球目を打ち遊ゴロ併殺に倒れる。立川低めの変化球(フォーク?)を空振り三振。

3回裏
谷口低めの変化球(フォーク?)を空振り三振。福本右飛。田中一四球。古木の打席のカウント2-1から田中一が二盗に成功(送球は高かった)。古木右飛。

4回表
天野投ゴロ。大村フルカウントから四球。松本初球を打ち中飛。池野変化球(緩いカーブ?)を見逃し三振。

4回裏
3者凡退。

5回表
塀内一ゴロ。亮寛フルカウントから四球。於保フルカウントから四球。渡辺四球で1死満塁。立川ストレートの四球で押し出し、亮寛生還。天野詰まりながらもライト前ヒットで於保生還し1死満塁。大村レフトライン方向へツーベースヒットで渡辺立川生還し1死2,3塁。松本投ゴロ。池野ストレートの四球で2死満塁。塀内高めの変化球(緩いカーブ?)を空振り三振。千葉ロッテこの回4点を入れ逆転に成功する。

5回裏
新井カウント2-0から頭に死球。大野二ゴロ併殺。谷口外角高めのストレートを見逃し三振。

6回表
亮寛の代打ダイは三直。於保ライトオーバーのツーベースヒット。渡辺一邪飛で於保は3塁に進塁。立川センター前ヒットで於保生還。天野レフト前ヒットで2死1,2塁。大村低めの変化球(フォーク?)を空振り三振。

6回裏
この回から投手戸部福本投ゴロ(バットが折れる)。田中一内角低めの変化球(カーブ?)を空振り三振も、キャッチャー池野が後逸し振り逃げで1塁に生きる。古木遊ゴロ併殺。

7回表
3者凡退。池野は外角低めの変化球(スライダー?)をハーフスイングを採られ三振。塀内は外角低めの変化球(フォーク)を空振り三振。。

7回裏
3者凡退。

8回表
この回から投手小桧山戸部の代打は低めの変化球(チェンジアップ)を空振り三振。於保四球。渡辺の打席の初球に於保が二盗に成功。渡辺当たり損ねの三ゴロの間に於保は3塁に進塁。立川の初球を小桧山が暴投し於保生還。立川変化球(チェンジアップ?)を空振り三振。この回千葉ロッテは1点を追加する。

8回裏
この回から投手成本、捕手福沢新井の代打川端はレフト前ヒット。大野の代打川崎は見逃し三振、この時川端が二盗を試みるも失敗しダブルプレー。小桧山の代打金川は低めの変化球(フォーク?)を空振り三振。

9回表
この回から投手中野渡天野遊ゴロ。大村三ゴロ。松本レフト前ヒット。福沢内角のストレートを見逃し三振。

9回裏
3者凡退で試合終了。古木は低めの変化球(フォーク?)を空振り三振。

観戦後記(千葉ロッテ)
投手陣が湘南打線を安打2本に抑える好投。打線も5回に相手投手の乱れに乗じて4点を挙げ試合を決定づける。

観戦後記(湘南)
打線がわずか2安打と沈黙。湘南は今期負け越しが決定したゲームでした・・・。


【気になる選手】
■谷口邦幸(湘)
立ちあがりから制球が定まらない苦しいピッチングも、球威・キレはそれほど悪くは無く序盤は何とか抑える。5回に先頭打者を四球で歩かせてからリズムが狂ったのか4者連続四球と2連打で4点を失い、最多勝は夢と消える。

■田中一徳(湘)
バスターや振り逃げなど足を使った攻撃を見せる。盗塁も1つ決めるが、スタートがやや遅かった。

■鶴岡一成(湘)
打撃では精細を欠き、これといった材料は無し。守備では盗塁を1つ許す。

■七野智秀(湘)
ファーストストライクから果敢に打ちにいくものの、まともな当たりは無かった。ファーストの守備はそれほど悪くは無かったが、宮内と比べると安定感で劣るようだ。

■新井潔(湘)
打撃では第1試合の好調を維持していたようだが、相手の好守にも阻まれ結果は出ず。5回には頭に死球を受けキレそうになる。サードの守備はなかなかの堅守を見せるが、本質的にはショートやセカンドの方が向いていそう。

■大野貴洋(湘)
打撃では第1試合から凡打の山を築く。早いカウントから打ちにいって引っ掛けるとパターンの繰り返しで、もう少し選球する事を覚えた方が良さそうだ。守備はスローイング・フィールディング共にやや不安。

■金川直樹(湘)
8回に代打で登場。スイッチヒッターに挑戦中なのか左打席に立つものの、カットするのが精一杯で空振り三振に倒れる。

■小桧山雅仁(湘)
2番手として1回を投げる。変化球のキレは良かったが制球が悪く、四球と暴投が絡みノーヒットで1点を献上してしまう。(注:フォークのような変化球を投げていたが、本人談ではフォークは投げていないようなので私の記録ではチェンジアップという事になっています。)

■中野渡進(湘)
3番手として1回を投げる。ストレートは結構スピードが出ていたようだが、変化球のキレはそれなり。粘られると脆さを見せるのはいつものパターンだったが、打者4人を無難に抑える。

■亮寛(ロ)
全般的に制球が不安定だったものの、球威のあるストレートと緩いカーブのような球を織り交ぜ湘南打線を内野安打1本に抑える。

■於保浩己(ロ)
打撃では第1試合以上の活躍を見せる。全打席出塁し、盗塁も1つ決める。打撃傾向はセンターから右方向への打球が多い。

■渡辺正人(ロ)
初回に見事な送りバントを決めるなど器用なところを見せるが、バッティングでは2試合通していい当たりは見られなかった。

■天野勇剛(ロ)
打撃では詰まった感じの当たりが多かったが、タイムリーヒットを放ち4番の役目を果たす。ファーストの守備では、外野へ抜けそうな当たりを好守する好フィールディングを見せる反面、塀内のハーフバウンドの送球を取り損なう(記録は塀内のエラー)。

■大村巌(ロ)
「♪い〜わい〜わお〜」でお馴染みの応援歌で他の選手達を圧倒する(笑)。やはりこの人の一発長打は魅力的だ。

■池野昌之(ロ)
守備では荒れ球の亮寛を良くリードするが、1盗塁を許す。リードに神経をすり減らしたのか打撃ではいいとこ無し。

■塀内久雄(ロ)
打撃では速球、変化球とも対処できずに3三振と散々。守備でも送球ミスでエラーを記録。ダブルヘッダーの2試合目だったので疲れがでたのかな?。

■戸部浩(ロ)
2番手として2回を投げる。振り逃げでランナーを出した以外は完璧に抑える。変化球を引っ掛けさせ内野ゴロというのが多かった。変化球はカーブとスライダーを投げていたようだ。


2000年9月30日 イースタンリーグ 20回戦 湘南−巨人(横須賀) 報告者:鯨党右派さん(HP:Private Heaven

  R H E
川崎ジャイアンツ 6 0 0 0 0 0 2 0 1 9 12 1
湘南シーレックス 0 0 0 3 1 0 0 0 1 5 12 0

小野仁9勝3敗27試合
戸叶尚6勝5敗14試合
本塁打:川中基嗣4号(戸叶尚)、小田幸平4号(戸叶尚)、小池正晃6号(河本育之)

 恐らく今シーズン、最後の観戦になるであろう公式戦の相手は、イースタンでぶっちぎりの優勝を成し遂げた読売。先発が小野と聞いて試合に対する興味を失い始める。一方の湘南先発は故障明けの戸叶、以前に比べてやや体つきがふっくらしており体に切れがなさそうな投げ方を試合前にしていたので出来が憂慮されたが、案の定その不安は現実のものとなった。
 初回表、先頭打者・宮崎に初球を中前安打、続く堀田にも容易くエンドランを決められいきなりのピンチ。高野・大野のタイムリー、渡辺の大きな犠飛で3点を読売先制。更に心神耗弱に陥った
戸叶に対して二死一塁から川中に右越えツーラン、小田の左越えソロアーチをぶち込まれ0―6、試合の大勢がいきなり決してしまう。初回裏、立ち上がりが悪い小野から湘南もチャンスを作るも中軸が三者三振に仕留められる。その後2・3回と小野の好投が続くが4回から降雨が強くなりマウンドが泥濘始めると、小野も崩れ始める。駒田の2ベースからチャンスを作ると代打宮内の犠飛で1点を返す。更に田中一の3ベースから石井義・福本の連続タイムリーで2点を追加、3―6に。5回裏にも田中一が右中間を破る2ベースを放ち1点追加し、4―6となり試合が面白くなり始めた。しかし、7回表に湘南4番手・斎藤隆が不用意にランナーを背負うピンチを迎え、バッターは5番渡辺。センター正面のライナーを放ちアウトと思われたが、田中充が濡れた芝に足を取られ後逸、記録上は3ベースとなりランナーが二人返って4―8のダブルスコアに。9回表にも湘南6番手・島田から渡辺の犠飛で駄目押し。湘南打線は6回以降読売の小刻みな継投にかわされ得点できず、ようやく9回裏に小池の一発で1点を返すも最早焼け石に水、5―9で湘南は完敗した。
 余談だが、最近の横須賀スタジアムの一部観客のマナーにはかなり辟易している。読売が得点を挙げると「死ね」だの「くたばれ」だの「地獄に落ちろ」だの汚い野次が多すぎる。新規事業として湘南は一応の成功でありファンも拡大したようだが、球団はマナーの徹底をファンにもっと啓蒙していく必要があるのではなかろうか。今日の試合では無かったが、相手チームのファインプレーに怒号を浴びせるのは野球ファンがすることではないと思う。

【追浜リポート・読売編】
  オーダー  4宮崎8堀田9高野7大野3渡辺5福井6川中2小田1小野
  継投     小野(5回)−中村(2回)−酒井(1回)−河本(1回)

■小野仁(巨)
先発して5回を投げて自責点4も勝利投手となる。被安打7・奪三振9・与四球4。立ち上がりに課題があったが、今日は何とか抑えた。3回まで好投するも4回から降雨の影響か球が高めにうわずり制球も安定しなくなってしまい、5回で降板した。やや乱調の結果だったが、カーブの切れは素晴らしく惚れ惚れするほど。素材は申し分がないものをやはり持っている。使わないなら横浜にくれんかなあ。

■中村善之(巨)
2番手として2回を投げて無失点。被安打1・与四球2。ややスリークォーター気味のフォームからコーナーワークでするタイプだと思うが、その割に制球にバラツキがある。石井義・古木を討取ったもののかなり外野の深い位置まで運ばれており球威にやや欠ける部分もある。

■酒井純也(巨)
3番手として1回を投げて無失点。被安打1・奪三振1。テークバックが非常にゆったりしており意図的にゆっくりしたフォームで投げている。型としてまだ固まっておらず、たまに明後日の方向に投げることもあるが、長い腕のしなりが非常に良く遅れて出てくるために打者は刺しこまれてしまう。球速・球威・カーブの切れ、全て非凡で素晴らしい素材だと思う。球種やセット時の投球などまだ勉強することも多いが、順調に育てば主戦級になる可能性があるのではなかろうか。

■堀田一郎(巨)
2番中堅として右安・四球・三ゴ・遊飛・左2の4打数2安打。やや非力だが2番らしい器用な打撃をする。特に初回ノーツーからエンドランを容易く決めるなど柔軟さが目につく。

■福井敬治(巨)
6番三塁として二ゴ・中安・二飛・三ゴ・二直の5の1。結果はイマイチだったが、この選手の打撃フォームは面白い。やや前屈みで突っ立つように打席に立ち、ペンギンのように足を小刻みに足踏みする妙なタイミングの取り方をする。

 

【追浜リポート・湘南編】
  オーダー  4石井義6福本7古木2相川3駒田5小池9金川8田中一1戸叶
  継投     戸叶(2回)−渡辺(2回)−斉藤肇(1回)−斎藤隆(2回)−小桧山(1回)−島田(1回)

■戸叶尚(湘)
先発して2回を投げて自責点6。被安打6・奪三振1・与四球2。故障明けから2試合目の登板となったが、酷い出来。以前に比べて体がふっくらしており体に切れがないように見えた。また、投球フォームも何か引っかかるような投げ方をしており、滑らかがない。直球は高めに浮き、スライダーの制球も無く、あっけなく読売打線の餌食になってしまった。現状では一軍復帰は難しく、一説にはトレード要員という見方もあるが、本当に環境を変えたほうが良いかもしれない。

■斎藤隆(湘)
4番手として2回を投げ自責点2。被安打3・奪三振1。直球・変化球ともまずまずだったが、不用意に高めに投げる癖は治っていない。渡辺に打たれた3ベースは不運だったが、本当は見下ろして投げなくてはいけない。来季での捲土重来を期待したい。

■小桧山雅仁(湘)
5番手として1回を投げ無失点。奪三振2。この日投げた湘南投手の中では出色の投球だった。太めの体・アーム投法は相変わらずだが、フォークの切れも相変わらず非凡。チーム状況から来季への契約は微妙かもしれないが、実力はさほど衰えていないと思う。

■石井義人(湘)
1番二塁として四球・二ゴ・左安・左飛・二安の4打数2安打1打点。強いスプレーヒッティングは健在、左投手もさほど苦にしていない。今日はセカンドを守ったが、サードよりも動きが良いようにみえた。ベースカバーなど細かい動きは駄目だが、セカンドは彼の脚力・瞬発力も活かせるし案外面白いのではないか。ローズのこともあるし是非とも本格的に取り組むことを望みたい。

■福本誠(湘)
2番遊撃として右2・一飛・左安・四球・三振の4打数2安打1打点。最初の打席の2ベースは上手くおっつけてライン付近に運ぶなど技術力を感じさせる。パワーはないものの汎用性の高い打撃は一軍クラスといっても過言ではない。守備にも打撃のような粘りがあれば・・・。

■古木克明(湘)
3番左翼として三振・中2・三振・左飛・一失で5打数1安打。この日はチャンスの場面で悉く凡退、左投手に致命的に弱いところは相変わらず。また、早いカウントからは結果を残すが、追いこまれるとやや粘りに欠けるところがある。一軍でも対右の代打ならそこそこ通用しそうだが、彼は将来主軸を打ってもらわなくてはならない選手なので、後1年ファームで精進してもらいたい。

■相川亮二(湘)
4番捕手として三振・一ゴ・中安・中安・捕邪飛の5の2。打撃は基本通りのセンター返しを志向、センスの良さを感じさせる。盗塁も1つ決めるなど足もアピール。

■小池正晃(湘)
6番三塁として三振・二ゴ・四球・四球・左本の3打数1安打1打点。唯一の安打は河本から放った6号ソロアーチ。やや粗いがパワーはやはりある。練習時からサードを守っていたが、反応はやはりイマイチ。初回捌けるゴロを出足が鈍って安打にしてしまったが、急造ゆえに仕方がないのかもしれない。ただ、高校時代に遊撃を齧っていたこともあり致命的に悪いという訳でもない。今後はサードに本格転向させるのだろうか。外野守備が結構上手いので勿体無い気もする。

■金川直樹(湘)
7番右翼として一ゴ、そのごすぐに代打を出されてしまった。何度も書いているが体がガレ気味でプロの体には見えない。右翼守備は無難。

■田中一徳(湘)
8番中堅として四球・左3・中2・三振・三振で4打数2安打1打点。今日の野手の中で1番光っていた。右打席に力強さが出てきており、しっかり叩いた強い打球が目につく。反面、左打席はまだ非力でありもっと素振りをしてスイングスピードをつけるべき。売りの走塁はやはり華があり、客を喜ばせるだけのものがある。肩もそれほど悪いようには見えないのだが。

■田中充(湘)
代打として三ゴの後に中堅に入った。その守備でセンター正面の打球を濡れた芝に足を取られ捕球することができず後逸、致命的な追加点を奪われる要因を作った。記録は3ベースとなったが明らかなミスであった。打球に追いつく足には定評があるが捕球に難がありそうだ。


2000年9月30日 イースタンリーグ 20回戦 日本ハム−ヤクルト(鎌ヶ谷) 報告者:健一

夏は確実に過ぎたのだなと感じる涼しさと正午近辺の日の強さと相まって観戦には丁度良い感じでした。しかし試合中盤になると・・・雨が強まり傘をさしながらの窮屈で集中できく堪らん時もありました。終盤に雨も小降りになり中断やコールドは避けることが出来ました。しかし本日先発の矢野諭は先週も降雨コールド負け、本日も雨にトドメを刺されたか!?

                      R H E
戸田スワローズ  |200 011 000|4 9 1
鎌ヶ谷ファイタース|000 200 000|2 7 0

S:岡林洋一(6回)−加藤博人(1回1/3)−S高橋一正
F:矢野諭(5回0/3)−厚沢和幸(2回)−オーミー(2回)

本塁打:大脇浩二4号(矢野諭)

PL:村越茶美雄 1B:桃井進 3B:山本隆造 公式記録員:山本勉


スワローズ    打 安 点 1回 2回 3回 4回 5回 6回 7回 8回 9回
(三) 大脇浩二 4 1 1 右本    三振    凡打    三振
 打三 ツギオ  1 0 0                         三振
(二) 城石憲之 4 1 1 四球    遊ゴ    左本・   三振    二ゴ
(一) ユウイチ 4 2 0 左2    中安    凡打    遊飛
(指) 衣川幸夫 4 1 1 中安・   二ゴ    遊飛       遊ゴ
(捕) 鮫島秀旗 3 0 0 左飛       凡打    四球    右飛
(右) 本郷宏樹 4 1 0 二ゴ       右安    一ゴ    中飛
(左) 橿渕聡  3 2 0    遊ゴ    三安    右2・      四球
(中) 大山貴広 2 0 0    三飛    遊ゴ
 打中 代田建紀 2 1 0                一ゴ       右安
(遊) 野口祥順 4 0 0    三振    三ゴ    三振       三振


ファイターズ   打 安 点 1回 2回 3回 4回 5回 6回 7回 8回 9回
(捕一)高橋信二 3 2 0 中安    遊ゴ    三安    右飛
(指) 荒井修光 3 1 0 二ゴ       右2 四球    三ゴ
(三) 阿久根鋼吉4 1 1 左飛       左2・邪飛       三振
(右) 藤島誠剛 3 0 0 遊飛       四球 三併       遊ゴ
(一左)小牧優一 4 0 0    投ゴ    中直    二ゴ    三振
(二) 小田智之 4 1 1    右飛    右安・   二ゴ       三振
(中) 大貝康輔 4 1 0    一ゴ    三振    左2       三ゴ
(遊) 飯山裕志 4 1 0       凡打 凡打    二ゴ       右2
(左) 日里正義 1 0 0       三振
 打捕 田口昌徳 2 0 0             四球    凡打    三振


スワローズ   回   安  振  四死  失
岡林洋一   6    6  2  3  2
 加藤博人   1.3 0  1  0  0
S高橋一正   1.6 1  3  0  0
 
ファイタース  回   安  振  四死  失
●矢野諭    5.0 7  3  2  4
 厚沢和幸   2    1  3  0  0
 オーミー   2    1  2  1  0



【大まかな試合の流れ】

△1回表
先頭打者大脇浩二にフルカウントから真ん中高めのストレートをライナー性で右翼席に運ばれる先制本塁打。城石憲之にはあっさり四球、ユウイチにもボール先と不利なカウントから遊撃手頭上を抜く見事なあわや左中間を抜けるというレフト前ヒットで一気に二三塁。このチャンスに衣川幸夫はコンパクトスイングでセンター前ヒット!一点追加。#しかしこの当たりはそんなに強くなくフィールディングの良い投手ならば捕れて然る#べきでは・・と言うのは厳しいかなあ(^^;)投げたら一野手!

このあとあまり見られない?プレーがありました。この無死一三塁の場面で鮫島秀旗が左翼に犠牲フライには十分の飛球を上げました。走者ユウイチ、飛球を確認後タッチアップ!本塁へ生還!日里正義からの好返球も流石に間に合わず・・・しかし捕手高橋信二からの三塁へボールを回し、三塁手阿久根鋼吉が三塁ベースを践む一応アピールプレーを試みると・・・3塁線審山本が「アウト!」の宣告。ありゃ!?ユウイチの離塁が早かったのですね。救われたのは矢野諭でした(^^;)


▽4回裏
岡林洋一から荒井修光、阿久根鋼吉が右へ左への連続二塁打で一点を返しました。藤島誠剛に四球を与え、小田智之にはライトへ巧打で!走者阿久根鋼吉も本塁へ突入!鮫島秀旗ブロックもセーフ!同点打でした。


△5回表
前の回ぐらいからポツリポツリと降っていた雨が強まってきました。この回に入るこ頃にはスタンドには傘の花が咲きという傘のない人は避難していました。私もその口で、裏の通路に逃げ込みとドタバタの回でもありました。そんな中雨に影響があったのか分かりませんが、折角同点にしてくれた直後のこの回に城石憲之に同点弾を左翼席にぶち込まれました。


▽5回裏
岡林洋一も雨に苛まれているようです。先ずは日里正義の代打田口昌徳に四球、高橋信二の打球に三塁手がエラー、更に荒井修光にも四球でこれまた無死満塁!この場面えてして得点が入らないんだよなあとのオヤジの声(ヤジーズではありません)、阿久根鋼吉がファールフライ、藤島誠剛は三塁ゴロ!「5→4→3」のダブルプレー!まあ、こういうこともありますな。<無得点なり


△6回表
またしても矢野諭が四球を簡単に与える・・・。本郷宏樹一塁ゴロの間に四球で出塁の鮫島秀旗が進塁、橿渕聡はライトを越えるタイムリー2塁打!で突き放す。

その後両先発を継ぐ中継陣の好投により試合も締まり雨模様も弱まる程でした!?試合はそのまま9回まで進み最後二死二塁で田口昌徳、あわや同点の可能性もありましたが高津臣吾U世と期待される高橋一正の前に敢えなく三振、ゲームセット。



【気になる選手たち】

■岡林洋一(ヤ)
一見すると全てがスローモーションに見えたりしました。スピードは指に掛かったストレートで目測130`ちょいでしょうか?<適当ッス。
しかしそれでも緩ーいカーブかOKボールが打者を惑わしていました。若い打者は前に突っ込んだりと幻惑されていましたが、ちょっと馴れられたり「変化球狙いのストレート対応」をされると厳しいかも知れません。<
浦和の成本年秀同様復活に向けて藻掻いています。


■加藤博人(ヤ)
往年のカーブは影を潜めたものの投球術は未だ捨て難し・・・、入団後ブレーキの効いたカーブは凄まじかったです。判っていても左打者は腰が引けてしまうほどで、左打者へ当たりそうなのに鋭く曲がり外角へボールになるぐらい曲がっていました。投球の8割以上はカーブではなかったでしょうか?#ホークスの門田博光氏もオープン戦で3球三振!

その後左肘を壊してカーブのブレーキと曲がりは落ちましたが、ストレートが躍進的に速くなり(140`を越える)、中継ぎとして本当に重宝されました。しかし現時点では「カーブ」「ストレート」共々抜けた存在ではなくなっています。そんな加藤に復活はあるでしょうか??

本日は逆に
カーブを見せ球にして、シュート回転のひねくれストレートで打者を仕留めていました。今後はこのパターンでもう一踏ん張り出来ますかな?

もう一案としては、完全なサイドにして左のワンポイントとして生き残るしかないと思います。ノム的発想かもしれんが、藻掻いて藻掻いて藻掻くべし。#一塁牽制はサイドで放っていますし、どうでしょう?まだ31歳勤続疲労はあると思いますが、もう一花です!)


■高橋一正(ヤ)
8回一死右打者を迎えたところで加藤博人からスイッチ。今日は
八巻カーブ(内角を剔るようにして内側ぎりぎりに制球、内角から内角へのカーブですな)が有効で右打者が仰け反るも「ストライク!」の場面が何度かありました。高津臣吾U世は着実に成長し
ているようです。

あの長い手から繰り出される内外角への変化球は実戦派ですよ。フィールディングもなかなかのものだし、全体的にセンスの良さを感じますね。<大層な人気者


■ユウイチ(ヤ)
昨年からの振り子打法も更にオープンスタンスに構え、身体的にもガッチリしてきました。初回矢野諭の真っ直ぐを巧くな流し打ち!前年までの当てただけではなく、しっかり
レフトへ引っ張っていました!次打席はカーブを撓めて右手一本でこれまた巧くセンター前に運んでいました。そろそろ一軍に如何ですか?


■野口祥順(ヤ)
1人アンダーストッキング部分を見せやる気満々!?大型遊撃手への夢は広がるが、現時点では貧弱に見えるほどです。本日は3三振・・・内容も変化球主体の攻めに四苦八苦で狙い球でない球を振らされているのか天を仰ぐ場面もあり。打撃のレベルアップは来期以降の課題ですね。守備は並の高卒一年目とは思えないほど「堂に入った捌き」を見せていました。本人も打撃より守備に自信があるのでしょう。#この秋は
技術よりもパワーアップです!!



■矢野諭(日)
初回制球が定まらず(特にカーブが・・)半速球をガツンと一発、大物打ちではない大脇浩二にですから困りものです。その後も走者を貯めて打たれと相手のボーンヘッドもあり2点で止まりましたが一時はどうなるかと思いました

先週は大宮でのジャイアンツ戦では終盤大場豊千に逆転の一発を打たれ降雨コールド。本日も雨で中盤に引き離されてと二試合連続
雨に祟られた矢野諭でした。


■オーミー(日)
上体に頼った癖のあるフォームからやっぱり常に変化しているような癖のある球筋。#一筋縄ではいかない球もあの球威ではなかなか汎用性はない・・・

同じ左腕としてはタティスの方が戦力になると思います。

・・・と以前観てある記で述べました同じくですが、なんとKevin Ohme と Rafael Orellanoには戦力外通告も出ているそうな。試合後は
「Good luck!」の掛け声に笑顔で応えていました。メジャーを目指して頑張って欲しいですね。


■小田智之(日)
打撃センスは群を抜くものを持っており、バットの軌道が良いんですよねえ。イチローに近いものがあると思います(あくまでバットの軌道っすよ)。そして左足から右足に体重移動(逆一本足打法!)で乗せるところがかなり好きです(トム・オマリーがこれでしたね)。

本日はチャンスでライト前に運ぶ同点打を放ちました。また彼の特徴?でもあるカットが盛んで観客も油断できません(特に三塁側は危ないです(^^;)邪飛じゃないです、邪直ですから)。


  ■掲示板@2軍愛■