コパ・アメリカ・パラグアイ大会-03 (開会日・日本代表はペルーとの試合)



パラグアイで開催されるコパ・アメリカ大会の情報を掲載して行きます。



南米選手権を振り返って(2006年 6月 1日)
98年 6月29日に南米選手権が開幕しました。12チームを3つのグループに分けての一次リーグが始まりました。ブラジル、アルゼンチン、パラグアイがシードとなり、抽選が行なわれ、招待の日本はパラグアイの組になりました。南米選手権の意義を充分に理解していないまま到着した日本チーム、見ているだけで何か変でした。

日本からの応援団もある程度はやって来ました。そして開会式ですが、これは想像以上の出来栄えでした。パラグアイも意外にやるではないかと感心しました。開会式は何故か最初の日本-ペルーの試合の後に行なわれ、その後にもう一試合のパラグアイ-ボリビアが行なわれました。日本のマスコミの反応はいまいちで、オリンピック為の練習試合というような驚くような認識不足の記事が目立ちました。


決戦の当日となりました(6月29日)

 いよいよ決戦の当日となりました。朝の天気は厚い雲が覆い肌寒い天候、天気予報はこれから回復に向かうようですが、観戦に行くには少々寒いかも知れません。多くのサポーターは今日アスンシオンに到着する予定です。

 日本の各新聞(インターネット上)ではようやく南米選手権を大きく取り上げていますが、世界特に南米ではこの大会、大きな意義を持っていることは言うまでも無いことです。ワールド・カップそして欧州と南米選手権、ずっと下がってオリンピックというの世界のサッカー大会の順番だと思います。オリンピックは年齢制限があり、若い人の登竜門としての位置付けで、南米選手権よりオリンピックを重視している日本に当地では皆驚いています。それも一次予選だと説明すると全く理解が不可能のようです。

 日本ではこの大会の意義を余り理解されず、ほとんどこの大会大きく取り上げられずに来たのは選手にとっては幸いするのではないでしょうか?日曜日にホテルに到着して食事をして練習している選手を見ていてもとてもリラックスしており、充分に自分の力を発揮するものと考えています。この大会で予選を突破し、ある程度トーナメントで戦えば日本の評価は上がると思います。日本で考えられているよりもずっとこの大会は世界は注目していると思います。幸いにもA組に入りましたので地元パラグアイと同じ組なので、地元の関心は非常に高く(ペルー、ボリビアはしばしば対戦してある程度実力を知っているが日本は未知なので)期待も大きいようです。

 ずばり、日本は予選は突破出来ると思います。ペルーと0−0で引き分け、ボリビアと2-1で勝利、パラグアイには0-3で負け、勝点4となり、A組3位というのが予想です。(大胆な予想?)A組の3位となりますとC組の1位と対戦することになり、アルゼンチンとトーナメントで対戦するということになります。今日のペルー戦、とにかく負けないことが鍵であると思います。開幕戦でもあり皆が注目しています。

 街には大会グッズが溢れて来ています。自動車に旗を付けて走るのが多くなっていますので当方もパラグアイの旗と日の丸と二つ付けて走っています。アスンシオンの街で茶色の自動車でこの二つの旗を付けて走っている自動車を見かけましたら手を振って下さい。

 なお、パラグアイは治安にも気を使っており、競技場の周囲には1,200人の警察官を配置し、全国では11,000人の警察官を配置しているようです。

 まだ日本から当地に来て観戦することは可能だと思います。チケットは再販のを買うしかないかも知れませんが(50ドル近く払う必要があるかも知れません)チケットが手に入らないという事は無いと思います。内山田の新館が28日オープンしてまだ若干空いているようです。航空券もあるようです。1日の試合にはまだ間に合うでしょうね。査証は不要なので、思い立ったら来てみては如何でしょうか?(吉原選手もこれから出かけるのですから)




第一日・
日本 2 X ペルー 3、パラグアイ 0 X ボリビア 0(6月29日)

 いよいよ決戦が行われた。初日はA組の2試合、日本対ペルー、パラグアイ対ボリビアが行われた。この試合は日本では中継で放映されているはずですので、ご覧になった皆さんも多いと思います。試合の内容は日本のマスコミでも詳しく説明していると思いますので、ここではその他の話題を取り上げて行きます。

 試合の開始は当初6時35分という話でしたが突然時間が20分繰り上がり、2試合目との間に開会式を行うことになりました。(日本の報道陣は日本の試合は前座試合と揶揄していましたが)競技場の周囲は警察官が多く出ていて、とにかく国の威信を賭けての警備という感じでした。競技場の周囲では試合開始前までチケットの再販が行われていましたが、かなり余って最後は売れ残っているようでした。思惑でダフ屋が買い込んでいたチケットがかなりあったように思います。試合開始直前でも50,000グアラニのチケットを3倍で売ろうとしていましたが、後で聞いた話では80,000グアラニくらいの取引価格まで落ちたようです。

 (写真:競技場の外は旗を中心に大会グッズが売られている)

 競技場の周囲では大会グッズを売る人が多く、特に旗が目立ちました。この他ではクッション、軽食、飲み物などが売られていました。外国からの観戦客も見掛けましたが圧倒的にパラグアイの人が多いように見受けられました。

 (写真:試合開始前から盛り上がる、一番右は青炎会の江藤さん)



(写真:日本からのサポーター)

 競技場の周囲ではパラグアイの応援でかなり盛り上がっており、日本からサポーターなどと交流をしていました。



(写真:ペルーから来た人達)



(写真:試合開始前)



(写真:日本-ペルー戦-01)



(写真:日本-ペルー戦-02)

 第一試合はペルーと日本の試合、パラグアイの観衆にとってははっきりと言ってどっちでも良い試合、試合の途中に「パラグアイ、パラグアイ」の連呼をしていました。試合は3-2と点が入る面白い内容でしたが、得点以上に実力の差があったように思います。



(写真:パラグアイ-ボリビア戦・開始前)



(写真:パラグアイ-ボリビア戦-01)



(写真:パラグアイ-ボリビア戦-02)

 試合終了後、とにかく自動車の混雑がすごく、自宅まで歩いて帰りました。日本を始め世界各地からこの大会を見に来ているのでしょうが、歩いて行ける作者は幸せと言えるでしょう。

 でも今日は寒かったですね、途中までは小雨も降るあいにくの天気でした。後、4時半から11時まで競技場に居ましたが、飲み物はよく売りに来ましたが、食べ物がほとんど売られていませんでした。

 A組成績表
国名 得点 失点 勝点
ペルー
パラグアイ
ボリビア
日本

日本の新聞(インターネット)を拝見すると、やれ競技場の芝が悪いだとか、照明が貧弱で国際基準を満たしていないだとか、大量の警察を出しているのは政情不安の為だとか、どうも日本的な発想の話ばかり書かれているように思うのです。住んでいる者にとってはこの大会に対してもっと純粋な気持ちがあるように思えて仕方が無いのです。パラグアイはコパ・アメリカを初めて開催するのです。本当に精一杯の背伸びをして、隣国の人達に楽しんでもらう、そんな気負いを感じます。いつも目立たない存在、観光客も来ない、そんな国が世界中、少なくてもラテンの世界から注目を浴びるのですから。子供が大人達に認めてもらいたいそんな感じでしょうか。街を歩いていても誰もがこの大会を楽しみにして、その成功を祈っている、外国人がたくさん来て注目されているのが嬉しくて仕方が無い、そんな国民の気持ちをもっと知って欲しいのですね。

 警官が多く軍隊がマシンガンを持って警備にあたっている事にかなり驚いているようですが、凶悪犯が出たり、少しでも事件があったら大変だとの念には念を入れた警備だと思います。実際に話し掛けてみれば解ります、連中も本当に気の良い、清々しい青年達だと言う事が。もう少し暖かい視点で見てもらえば記事の内容も多少は違ったものになるのでは?と思うのですが如何でしょうか?



(写真:警備-01)



(写真:警備-02)




開会式

開会式は第一試合(日本-ペルー戦)終了後に行なわれました。パラグアイとしては精一杯の演出で豪華で見応えのあるショーを演出していました。感動的でした。

 一つ面白かったのは、各国国旗を持っての入場行進があったのですが、11ヶ国に対しては拍手、アルゼンチンの時だけブーイングが起きたことです。





(写真:開会式-01)



(写真:開会式-02)



(写真:開会式-03)



(写真:開会式-04)



(写真:開会式-05)



(写真:開会式-06)



(写真:開会式-07)



(写真:開会式-08)



(写真:開会式-09)



(写真:開会式-10)



(写真:開会式-11)







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