コパ・アメリカ・パラグアイ大会-05(ブラジルxチリ、パラグアイ敗退)



パラグアイで開催されるコパ・アメリカ大会の情報を掲載して行きます。



南米選手権を振り返って(2006年 6月 1日)
一次リーグの試合で圧巻だったのはチリとブラジルの試合でした。因縁のカードという印象で両チーム、応援団も力が入っていました。ブラジルとチリの真剣勝負を見る事が出来て良かったと思います。そしてパラグアイは地元で初めての開催、一次リーグは弱い相手ばかりで、余りに楽に戦ったのでトーナメント緒戦であっけなく敗戦してしまいました。



準々決勝・4試合

メキシコ 3 - ペルー 3(PK戦 4-2)
ウルグアイ 1 - パラグアイ 1(PK戦 5-3)
チリ 3 - コロンビア 2
ブラジル 2 - アルゼンチン 1

 第一試合はメキシコとペルー、この試合は元々ペドロ・ファン・カバジェロで予定されていたのですが、急遽、予定が変更となりアスンシオンで試合が行われる事になりました。この試合はペルーが先取点を挙げた後、前半は点の取り合いとなり、ペルー3-メキシコ 2と両チーム合わせて5点が入りなかなか白熱した試合となりました。後半終了間際にメキシコが同点に追いつき、PK戦となりメキシコが制しました。



(写真:勝利を信じて競技場へ向かう)



(写真:グッズの売り上げも好調)



(写真:競技場付近はパラグアイ一色)



(写真:メキシコ-ペルー試合開始前)



(写真:メキシコ-ペルー練習風景)



(写真:メキシコ-ペルー試合の様子-01)



(写真:メキシコ-ペルー試合の様子-02)



(写真:スタンドの様子-01)



(写真:スタンドの様子-02)



(写真:チパ売り)



(写真:スタンドの様子-03)



(写真:スタンドの様子-04)

 第二試合もパラグアイ-ウルグアイは1-1の同点で終わりPK戦となり、ウルグアイが5本全てを決めて勝利しました。パラグアイの敗因はやはり精神面であると思います。開催国というプレッシャ−に選手が負けてしまったように思います。この結果、メキシコはブラジル-アルゼンチンの勝者とウルグアイはコロンビア-チリの勝者との対戦となりました。

それにしてもこの敗戦で競技場から帰る人々はお通夜の様子、黙々と家路に急ぐ姿が目に付きました。準決勝はウルグアイ-コロンビア・チリの試合がアスンシオンで行われるのですが、多分観衆が集まらず閑散とした中での試合になると思います。開催国のパラグアイは早くも敗退し、今後国民の関心は無くなり盛り上がりに欠けてしまうもとと思います。



(写真:パラグアイ-ウルグアイ戦の開始)



(写真:盛り上げるスタンドの様子-01)

(写真:盛り上げるスタンドの様子-01)

パラグアイの敗因は、精神的な面にあるように思います。このような大会をパラグアイで開催するのは初めてのこと、選手が異常な程、神経質になっていたように思います。その中で光ったのはやはりガマラ選手でしょう。都並さんとゆっくりと話しをする機会があり、その際に「良い選手ですね、皆のお父さんみたいで存在感がある」と話しをしていましたが、スタンドから見ても雰囲気があり、本当にすばらしい選手だと思います。

 日曜日にはルケでコロンビア-チリ戦が行われました。今回無敗のコロンビアと今一つ調子が出ないチリの対戦、コロンビア有利と思われましたが、2-1とリードしてもやはり雑な守りで最後はサモラーノに決められての逆転、チリの勝利となりました。チリは一日間隔があるだけでウルグアイと準決勝を戦わなくてはならず、不満を表明、一日試合日をずらすように要請した。

 続くブラジル-アルゼンチンの横綱同士の決戦はアルゼンチンが最初にゴールを決め、ブラジルが追い付き、そして突き放し2-1で迎えた終盤30分過ぎ、PKのチャンスを得、同点への絶好のチャンスでしたが、これをはずしそのまま試合終了となり、ブラジルが準決勝に駒を進めました。アルゼンチンはこの大会4回のPKをことごとくはずしての敗退、悔いが残る大会となりました。

 この結果準決勝は 

ブラジル-メキシコ
ウルグアイ-チリ

 の対戦となりました。ブラジル、メキシコ、チリは予選では同じBグループ、またチリ-ウルグアイの対戦は予選3位同士の対戦となりました。日本ではブラジル、アルゼンチンの両国が有名ですが、この結果を見ているとかなり実力差が少ないと思います。また、準々決勝・4試合で16点も入ると言うのもすごいと思います。欧州から観戦に来た某日本テレビ局の方は「こんなに楽しいサッカーをしていたら欧州には勝てませんね」と話しをしていました。

 エステの方はブラジルなので、観客が入るでしょうが、チリ-ウルグアイの試合の方は全く観衆が入らないと思われます。パラグアイで外国同士の真剣勝負が見られる機会など滅多に無く、作者は見に行きますが、パラグアイのほとんどのファンはパラグアイを応援に行くのが目的であり、パラグアイが負けては行く価値が無いと思うようです。本当の国際性が無いのかも知れませんね。

 なお、ブラジルは決勝まで行く事を大前提にしており、決勝戦もエステ市で行うように強力に要請しているようです。作者の予想がはずれてばかりの大会ですが、ブラジルとチリが決勝に残るように思います。チリはサ-サ・コンビが揃いほぼベストメンバーで若いウルグアイと対戦します。チリの不安材料としては中1日で疲労が残っているのではないかという事です。後半にスタミナ切れを起こしウルグアイに付け込まれるという可能性もあると思います。




コロンビア 2 X エクアドル 1 、アルゼンチン 2 X ウルグアイ 0(7月7日・大会9日目)

 予選落ちするのは後1チーム、エクアドルは生き残りを賭けてのコロンビアとの対戦、この試合コロンビアに2点を先制をされての苦しい戦い、勝ちが絶対条件のエクアドル、最後は力が尽きました。3連敗、無念の敗退です。

 続くアルゼンチン、ウルグアイは勝った方が優勝候補のブラジルと対戦しなくてはいけない、勝ち進むには負けた方が良いと言う不思議な対戦、この試合はアルゼンチンが早い時間に先制し快勝し、この組の2位を確定し、ブラジルと対戦することになった。

 C組成績表
国名 得点 失点 勝点
コロンビア
アルゼンチン
ウルグアイ
エクアドル

この結果準々決勝の対戦は次ぎのように決定した。注目は勿論アルゼンチン X ブラジルの両雄対決、この試合の行方が今後の展開に大きな影響があることは間違いありません。コロンビアは調子が良く、サ-サ・コンビが充分に機能していないチリ相手で有利だと思います。パラグアイ X ウルグアイは地元パラグアイが有利ですが、決定力に欠くので僅差の試合になると思います。一番予想が難しいのはペルー X メキシコ、実績ならばメキシコですが、ペルーは躍動感があり、案外接戦になると思います。果たして結果はどうなりますか?

パラグアイ X ウルグアイ
コロンビア X チリ
ブラジル X アルゼンチン
ペルー X メキシコ


メキシコ 3 X ベネズエラ 1 、ブラジル 1 X チリ 0(7月6日・大会8日目)

 大会8日目、ボリビア、日本の両チームが予選落ちして、この日はベネズエラが得点を挙げられるか、因縁の対決チリ X ブラジル で何かが起きるかというのが注目の点でした。

第一試合、メキシコはホルヘ・カンポスを始め主力を多少はずし、ベネズエラと対戦、前半こそ得点を重ねていましたが、後半は終始ベネズエラのペース、ここまで無得点のベネズエラ最後は意地を見せてのゴール、場内はこの健闘に拍手喝采でした。試合を観戦した時には各国の応援団を探して写真を撮影して来ましたが、とうとうベネズエラの応援団を見つけることは出来ませんでした。この試合を見た限りではベネズエラはサッカーよりはラグビーが似合うような、タンクような体格の良い選手が多く、ボールもむしろメキシコより支配していましたし、個人技もあるように見えました。実力的には日本よりは上ではないかと思います。



(写真:メキシコの応援団)

さて、第二試合、チリ対ブラジルは楽しみにしていた試合です。以前ワールドカップの予選で没収試合になって以来の因縁の対決、また昨年のワールドカップではトーナメント1回戦で対戦したカードでもあり、チリは闘志を剥き出しにして挑んで来ると予想していましたが、その通り、個人技に勝るブラジルに一歩も引かず互角の試合でした。それぞれ1回ずつPKのチャンスがあり、ロナルドが相手キーパーの動きを見て真中にきちんと決めてブラジルがリードして迎えた終盤、後10分を残したところで霧が急に出て来て視界が効かなくなりそのまま試合終了、ブラジルのコールドゲームとなりました。因縁の試合、また変な歴史を刻んでしまいました。



(写真:チリの応援団-01)



(写真:チリの応援団-02)



(写真:チリの応援団-03)



(写真:チリの応援団-04)



(写真:ブラジルの応援団-01)



(写真:ブラジルの応援団-02)



(写真:試合開始前)



(写真:試合の様子-01)



(写真:試合の様子-02)



(写真:テレビ関係者-01)



(写真:テレビ関係者-02)



(写真:ロナルドのPK)



(写真:チリのPK)

エステ市はブラジルに国境を接しており、競技場はほとんどブラジルの応援団でしたが、その中で数ヶ所チリの応援団が固まって応援をしていました。最初は元気が良かったのですが、相手に点を取られてからは静かに観戦していました。ブラジルの応援団はやはり洗練されている感じを受けますね、強いチームの応援、何か余裕を感じました。ロナルド、ロナルド・ガウーショ、ロベルト・カルロスなど、個人の技は冴え渡っていました。ほんとうに芸術的なボール捌きには驚きました。さずがに優勝候補筆頭、このチームに勝てるのはどこか?と考えてしまいます。強いです、ブラジル。

B組・最終成績表
国名 得点 失点 勝点
ブラジル 10
メキシコ
チリ
ベネズエラ 13




綜合目次に行くこのホームページの目次に戻る

次のページ