コパ・アメリカ・パラグアイ大会-06 (準決勝・決勝:ブラジルが優勝)




パラグアイで開催されるコパ・アメリカ大会の情報を掲載して行きます。



南米選手権を振り返って(2006年 6月 1日)
パラグアイが負けてしまい、興味半減という中で実力通り勝ち上がったのはブラジルでした。決勝戦はウルグアイとの試合でしたが、ブラジルの強さばかりが目立つ試合でした。一流の真剣勝負の試合をこれだけたくさん見る機会はまず無いでしょう。時間が許す限り見物に行ったのを覚えています。ただ何故かアルゼンチンだけは見る事が出来ませんでした。その後もアルゼンチンには縁が無く、アルゼンチン代表を観た事がありません。




決勝戦
7/18(日) ウルグアイ 0−3 ブラジル

3位決定戦
7/17(土) チリ 1−2 メキシコ

準決勝
ベスト4
7/13(火) ウルグアイ 1-1 チリ (PK戦:5−3)
7/14(水) ブラジル 2−0 メキシコ

準々決勝
(ベスト8)
7/11(日) コロンビア 2−3 チリ
ブラジル 2−1 アルゼンチン
7/10(土) ペルー  3−3 メキシコ (PK戦:2−4)
パラグアイ 1−1 ウルグアイ (PK戦:3−5)




決勝戦

ブラジル 3- ウルグアイ 0


いよいよ決勝戦が行われた。この南米選手権の話題を追い掛けて半年以上、いよいよ最終段階を迎えました。試合は予想通りブラジルの完勝、ウルグアイから3点を取り快勝しました。ウルグアイも数回チャンスがあり、ゴール・バーに当たるというあわやという場面もありましたが、余裕を持ってのブラジルの勝利でした。これでこの大会ブラジルは圧倒的な6連勝、前回も6連勝ですので、12連勝と他を圧倒しました。しかしながら6試合中3試合は僅か1点差の勝利、他の国にチャンスが無かった訳ではありません。

この決勝戦を前にして昨日からアスンシオンのホテルは両国の応援団でほぼ満杯状態となりました。特に準決勝で応援団が数える程しか来なかったウルグアイからは約2千人の大応援団が来ました。準決勝の寂しいスタンドを見て駆け付けた人が多いのでしょう。スタンドは6:4でブラジルが多かったのですが、両国の人口比から考えますとウルグアイからよく来たという印象を持ちました。



(写真:競技場の前・試合開始前-01)



(写真:競技場の前・試合開始前-02) 



(写真:競技場の前・試合開始前-03)



(写真:競技場の前・試合開始前-04)



(写真:試合開始前・スタンドの様子)

スタンドは両方の応援団が大半を占めている感じで、ほぼ満席、パラグアイの地元の人はその応援団に埋まって静かに観戦と言った様子でした。



(写真:試合開始前)



(写真:ウルグアイ大応援団)



(写真:試合の様子)



(写真:ゴールを決めて喜ぶブラジル)



(写真:沈黙のウルグアイ応援団)



(写真:元気一杯ブラジル応援団-01)



(写真:元気一杯ブラジル応援団-02)

今までの試合にもブラジル、ウルグアイの応援の人は居ましたが、どちらかと言いますとパラグアイもしくは国境地帯に住んでいる住人が中心であったと思いますが、今日の応援団はそれぞれバスを連ねて延々とやって来た、要するに筋金入りの応援団ですので、今までの応援の雰囲気とはかなり異なりました。スタンドははっきりと両方の応援団に分かれての応援となっていました。

ただ作者の居たスタンドは一番高い席である程度両方に分かれていましたが、丁度境のところで両方応援団の間で小競り合いが起きました。最初はののしり合いをしていたのですが、物の投げ合いになりかなり嫌悪な雰囲気となり、一発触発の状態となりました。急いで警官隊が中に割って入りことなきを得ました。

スタンドの反対側に陣取った両方の応援団を見ているとウルグアイの方が過激で火をつけて応援し、はでにやっていました。



(写真:やけっぱちのウルグアイ応援団-01)



(写真:やけっぱちのウルグアイ応援団-02)

作者は自分の席がどちらの応援団の中になってしまうのか判断出来ませんでしたので、帽子はブラジル、座布団はウルグアイの旗のを持って行きました。ウルグアイ応援団を通過する際には帽子をしまい、座布団を手にして「ペルミッソ」(ちょっと失礼;スペイン語)、ブラジル応援団を通過する際には座布団をしまい、帽子をかぶり「コン・リセンサ」(ちょっと失礼:ポルトガル語)と言って通過しました。顔は東洋人ですし、全く問題在りませんでした。


男性が中心のウルグアイ応援団と比較するとブラジルの方は女性が多く、それも若い美人が多いので非常に明るくサンバのリズムに乗っての応援となっていました。



(写真:美人が多いブラジル応援団)

 試合はブラジルの完勝で最後にコパを手にして喜んでいました。やはりブラジルは強いですね。油断と仲間喧嘩さえなければ常に勝つという印象を持ちました。2年後のコロンビア大会でもやはり優勝候補でしょう。

 それにしてもウルグアイの戦績は1勝2分3敗です。これで準優勝というのも何か割り切れない気もします。伝統の力で決勝戦まで行ったのですが、所詮ブラジルの敵では無かったように思います。 日本も参加して行われたこの大会、色々なことがありましたが、とにかく全ての日程が終了しました。世界的なレベルのサッカーを自宅から歩いて観戦に行けるという恵まれた状況でデフェンソールでの試合をほとんど全て観戦しましたがサッカーは面白いというのが感想ですね。テレビではあの迫力はなかなか理解出来ないかも知れませんね。目の前で見るブラジルのすごさ、本当に感激しました。




(写真:優勝を喜ぶブラジル)



(写真:優勝の記念撮影)

 明日からはまた静かなパラグアイ、何も無い田舎町・アスンシオンに戻ります。この観戦記はこれで終わりです。拝読していただいた方々ありがとうございます。


3位決定戦

 メキシコ 2 - チリ 1
いよいよメキシコ-チリの3位決定戦と決勝戦の2試合を残すのみとなったこの大会、3位決定戦は予定を変更しアスンシオンで行われた。(元々はペドロファンで行われることになっていた。)心配された観衆は予想通り集まらず約3千と寂しい中での試合となった。試合は観衆の少なさとは対照的に非常に白熱した好ゲームとなった。サラスを怪我で欠くチリが多少決定力不足という印象は否めずメキシコが2-1で勝利した。後はウルグアイ-ブラジルの決勝戦を残すのみとなった。


準決勝・2試合

 ウルグアイ 1 - チリ 1(PK戦 5-3)
ブラジル 2 - メキシコ 0

第1戦は、チリ-ウルグアイ戦、パラグアイが負けて全く市民が関心を持たない中で、ダフ屋も道から姿を消し、入場券が売れずガラガラになると予想されたこの試合。予選リーグは共に3位と振るわない同士の対戦、パラグアイでは余り興味を引かないカードでした。予想を上回る程の閑散としたスタンドの中で試合が行われました。サ-サ・コンビを有するチリが終始有利な試合展開でしたたが、ウルグアイは相手のリズムを止めるのが上手でなかなかチリ・ペースにならないまま、先取点はウルグアイが挙げました。ゴールが決まる時には何となく雰囲気が漂うものですが、この点はコーナーキックからのセットプレー、ヘディングでスッと入ってしまいました。チリ守備陣の油断があったのかも知れません。チリはPKのチャンスがあったのですが、はずしてウルグアイ・リードで折り返し。



(写真:少ない観衆)

後半、サ-サ・コンビが活躍して同点、しばしばウルグアイゴールを脅かすのですが、攻めが単調で逆にウルグアイの反撃を許してしまう場面もしばしばでした。何とか1-1の同点までは行きましたが、監督の退場などもあり今一つ乗り切れないまま試合終了。ウルグアイのチームは見ていて相手がリズムを掴み始めるとそれを断ち切るのが上手に見えました。相手がイライラして来るとウルグアイ・ペースという感じです。



(写真:試合の様子)



(写真:チリのサポーターは固まっての応援)



(写真:ウルグアイは分散しての応援)



(写真:警察が厳重に警備)



(写真:メインスタンドの様子)



(写真:ウルグアイに得点が入り喜ぶウルグアイのサポーター)



(写真:試合の様子)



(写真:PK戦)

またまたPK戦となりました。これで決勝トーナメント観戦に来た3試合全てがPKということになります、PKになるとウルグアイという感じです。見ていても何か自信を持っているように見受けられます。結果はチリの1本を止めたウルグアイの勝利、今回も5本全部を決めました。この試合、対・パラグアイ戦と同じ結果となりました。これでこの大会最多優勝を誇るウルグアイは堂々の決勝進出を決めました。それにしてもここまで5試合の成績は 1勝2分2敗という成績、これで決勝というのも何か納得出来ないような気がします。決勝にアルゼンチンとかチリが出ればかなりの応援団が観戦に来る事が期待できますがウルグアイではほとんど期待出来ず、パラグアイ経済にとっても余り喜ばしくない結果となってしまいました。これで優勝戦も余り関心を持たれない可能性があります。



(写真:勝利を喜ぶウルグアイ)

第二試合は14日(水)にエステ市での最終試合として行われました。この試合ブラジルがパワーが炸裂し、ブラジルが一方的に攻めるという展開になりました。前半2つのゴールを決めて 2-0とリードしほぼ安全圏としてハーフ・タイムを迎えました。後半はブラジルも無理をせずに流していました。これで決勝戦はウルグアイ-ブラジルに決定しました。決勝戦の予想はずばりブラジル、それも3-0くらいで決まるのではないかと思います。しかしながら伝統的にこの大会で力を発揮するウルグアイ、相手のリズムを崩し、最後までリードを許さず得意のPKに持ち込むという展開もあるかも知れません。

なお、3位決定戦はペドロファンで予定されていましたが、これも土曜日にアスンシオンで行われます。チリ-メキシコの対戦ですが、この試合、果たしてお客が入るのでしょうか?心配ですね。




綜合目次に行くこのホームページの目次に戻る

次のページ