ワールド・カップ 日韓大会 -02 (スペイン戦)
 


積極さを失い、2点リードを守り切れずに同点にされてしまったパラグアイ、第2戦に向けてスタートです。今度はチラも戻って来ます。パラグアイ国民が熱狂の渦になるよう?期待しています。



スペイン戦、後半・逆転負け (2002年06月07日)

パラグアイ 1 - スペイン 3

いよいよ注目のスペイン戦となった。先発は次の通り:チラベル、アルセ、カセレス、アジャラ、ガマラ、アクニャ、パレデス、ガビラン、カニサ、カルドソ、サンタクルス:現在考えらえるベストメンバーとなりました。スペインと言いますとどうしても4年前の試合を思い出します。あの時は一方的に攻められて、ただひたすらに守って守って・・凌ぎ切り両軍無得点で引き分け、あの試合でスペインの一次リーグ敗退が決定的になってしまったのを今でも思い出します。今回は相手にとっては復讐戦、フランス大会と同じように2戦目でも対決ですが、今回はスペインは最初の試合に勝っている(前回はナイジェリアに負けていた)ので精神的には余裕があり、かなり違った戦いになると思いました。この試合の結果、前回一次リーグ敗退のスペインは今回はトーナメント一番乗りとなりました。何とも皮肉な結果です。

試合は前半は完全にパラグアイのペース、1-0と勝ち越して折り返しましたが、後半3点を入れられて力負けしてしまいました。ボールをキープしている時間は長くなり、攻撃力は4年前と比較して格段に増しましたが、守りに関してはGK、DFは前回と同じメンバーで皆4歳歳をとった事を実感した試合でした。「体が重くなった」というのが印象です。アジャラ、チラなどは確実に確実に太ったという感じで動きも鈍く見えました。逆転を許した2点目はチラのミスで相手に与えた点という感じで、今までのチラのようなオーラも感じる事無く試合が終わりました。さすがに来月で37歳、年齢を感じてしまいました。

前半だけならば十分に戦えるのですが、後半になるとバテてしまう、90分集中する力が無くなっているように見えます。コーナーキックから相手に同点にされましたが、DF,GKは一歩も動けず決められてしまいました、以前ならあり得ない事だと思います。結果は1-3ですが、前半はずっとリードしていた訳でパラグアイにも十分に勝機はあった、選手も力を出し切って戦ったと思います。前フランス大会では最初の2試合0-0、ナイジェリア戦は相手は余り気合が入っておらず3点を取ったがフランスにも0-1で敗退、点が取れなかった。それに比べて今回は3点とっている・・この点は大いに評価したいと思います。

皮肉な事にこれで前回と立場が逆になってしまいました。明日の試合(南アフリカ-スロベニア)の結果で大分状況は違いますが、最終戦でスペインに勝ってもらい(対南アフリカ)、それも差を付けて勝ってもらう事を期待する立場になってしまいました。それもスロベニアに勝つ事が必須条件です。スペインはトーナメントに標準を合わせて次の試合にはメンバーをかなり落として来るでしょう。南アフリカが有利になったのは間違いありません。2試合で勝点1というのは厳しい現実ですが、残るは12日のスロベニア戦、最後まで可能性を信じ、全力を尽くしてパラグアイらしい、すがすがしい試合を見せて欲しいものです。良くても悪くてもこの数年間、チラを中心にここまで来たパラグアイ、「南米の雄」として2大会連続した実力は誰もが認めるところです、結果はともかく思い切りの良い攻めを見せて欲しいですね。

(試合経過:朝日)

試合終了
後半46分【パ】CK。ゴール前中央へのボールはGKがパンチでクリア
後半46分【パ】右サイドのゴールライン際でガビランが無理な体勢からセンタリング。DF必死のクリア
後半45分【西】ラウルからペナルティエリア内左から右へ切り込むモリエンテスへのスルーパス。オフサイドの判定
後半41分【パ】左サイドのカンポスにパスが通るが、DFプジョルが密着マークし前を向かせず
後半40分【西】右サイドのFK。クリアボールをパスでつなげるがシュートに至らず
後半38分【西】イエロがPKを右隅に決めてゴール!
後半36分【西】左サイドからのスローインをゴール前で受けたラウルがDFに倒されてPKに
後半36分【西】バラハが味方とショートパスをつなぎゴール前中央へミドルシュート。ゴール上へはずれる
後半34分【パ】チラベルが正面やや右寄りからFK。左足で直接狙うが、GKが右に倒れながらキャッチ
後半31分【パ】GKチラベルが前に出て、ロングボールで一気に最前線のサンタクルスへ。DFがクリア
後半31分【西】右サイドのモリエンテスが、左サイドのフアンフランへ正確なサイドチェンジ。折り返しは味方に通らず
後半29分【パ】デペドロの右CK。ファーサイドへあげるがそのままゴールラインを割る
後半29分【パ】GKチラベル一気に前線へフィード。カニサがドリブルで持ち込みシュートするがDFに阻まれる
後半28分【パ】DFが相手をファウルで止め、相手にFKをあたえてしまう
後半26分【パ】中央をサンタクルスがドリブルで進み、左サイドにフリーで走るカニサにスルーパス。GKと1対1になるが、オフサイドの判定
後半24分【西】デペドロが左サイドでロングパスを受け折り返す。前に出たチラベルがパンチングできず、モリエンテスが押し込みゴール!
後半23分【西】ゴール右30mアルセのFK。ボールがガマラにぴったりとあうも、ゴール上へはずれる
後半22分【西】正面からのFK.デペドロが直接狙うが、壁に当たり、はね返ったボールをプジョルがシュートするが大きくはずれる
後半21分【西】パスミスをカットし、すばやいカウンター攻撃。中央をモリエンテスとバレロンで突破しようとするもシュート打てず
後半21分【パ】右サイドからのクロスは大きく左に流れる
後半17分【パ】ゴール前30mFK。アルセが右足で直接狙うも、壁にあたりタッチラインを割る
後半16分【西】右サイドのプジョルからクロスが入り、ラウルの裏へ走り込んだフアンフランがヘディングシュートするがはずれる
後半15分【西】右サイドから大きなサイドチェンジで左サイドのフアンフランへ。ファウルで止められる
後半13分【パ】左サイドハーフウェーライン付近から、チラベルのFK。ゴール前に高いボールを上げる。GKしっかりキャッチ
後半13分【西】バラハからDFの裏へ抜け出たラウルへのパスはGKチラベルがカット。そのままGKがドリブルで上がり、最後はクリア
後半11分【西】右サイドのロングスロー。ゴール前の混戦から出たボールをエルゲラがシュートするが大きく外れる
後半10分【西】左サイド、ゴールライン付近でラウルがファウルをもらいFK。ニアサイドにあがる。こぼれ球をプジョルが拾い、右サイドに流れクロスを上げるがDFがクリア
後半8分【西】左CKからモリエンテスがヘディングシュート。ゴール!
後半7分【パ】ペナルティエリア内モリエンテスからラウルへパス。オフサイドの判定
後半5分【パ】ハーフウェーライン付近でサンタクルスが相手のパスをカット。右サイドのアルセにボールが渡るが、アルセが滑ってしまいDFがカット
後半4分【西】ゴール前、やや右20mからデペドロのFK。直接狙うがGK正面へ。GKキャッチ
後半4分【西】バレロンが倒されFK
後半3分【西】
バラハがドリブルで上がるがDFにカットされる
後半3分【西】DFラインのイエロから前線のモリエンテスへ大きくパス。DFがヘッドでクリア
後半0分【西】キックオフ
◇   ◇   ◇   ◇   ◇   ◇   ◇
前半終了
前半46分【パ】左CKを中央でフリーのカルドソがシュートするが外れる
前半45分【西】左サイドからの折り返しを中央でバラハがキープするがシュートを打てず
前半44分【パ】アルセがゴール右20mからFK。GKとDFの間に落ちるボールをあげるがDFクリア
前半43分【西】ハーフウェーライン付近でパスを受けたラウルが前を向いてスピードに乗ったドリブルを仕掛けるがDFに止められる
前半41分【パ】ガマラから左サイドのカニサへロングフィード。ゴール前中央へクロス。クリアボールをガビランが拾い中央のアクニヤへ。ミドルシュートを放つがゴール右へはずれる
前半39分【西】細かくパスする回しも攻めが遅く、中盤でも徐々に劣勢に。決定的な場面を作れなくなってきた
前半38分【西】ラウルがゴール前30mでファウルをうけFK。デペドロが浮き球のボールをゴール前にあげる。GK楽々とキャッチ
前半36分【パ】アルセの右CK。ファーサイドへGKから逃げていくボールをあげる。味方にあわず
前半35分【パ】右サイド・ハーフウェーライン付近からアルセがクロスを入れ、カルドソがヘッドで落としてサンタクルスがシュートするがDFにあたりCKに
前半34分【パ】パスミスをアクニヤがカットし、ペナルティエリア前中央のカルドソへパス。ミドルシュートは左へはずれる
前半33分【パ】アルセが自陣右サイドからのFK。サンタクルスがヘッドで落とすがカルドソはシュートできず
前半31分【西】中央をショートパスでつなぎ、ラウルへ浮き球のパス。ラウルが左足でダイレクトボールを放つが、大きくゴール上へはずれる
前半30分【パ】アルセが右からカーブさせたボールを入れるがサンタクルスのヘッドに合わず
前半30分【パ】サンタクルスがポストになり中央へ流すが、2列目からの飛び出しが遅れてシュートできず
前半29分【西】ラウルが中央をドリブルで進み、ゴール前右へスルーパス。ディエゴトリスタンがシュートを放つも、オフサイドの判定
前半28分【西】右サイド深い位置からルイスエンリケが戻し、バレロンのクロスをディエゴトリスタンがヘディングシュートするがオフサイド
前半26分【西】左CK。ファーサイドに高いボールがあがる。ヘッドであわせるもゴール右へはずれる
前半25分【西】バレロン、バラハを中心に細かいパスを回し、中央からワンツーでの突破を試みるが、パラグアイはバランス良く落ち着いて守る
前半23分【西】左サイドをドリブルで上がったデペドロがゴール前に鋭いクロス。GKが前に出てキャッチ
前半21分【西】デペドロを起点に、DFに当たったボールをDFラインの裏に抜け出たラウルが左足でシュートするが上に外れる
前半20分【パ】右サイドのアルセがフリーでボールを持ち、そこからチャンスを作る
前半19分【西】右サイドバック・プジョルが攻撃参加し低いクロスを入れるが、ゴールラインを割る
前半18分【西】カウンター攻撃。中央をラウルとディエゴトリスタンのパスで突破をはかるが、失敗
前半17分【パ】右サイドをえぐったアルセのクロスをニアサイドに飛び込んだカルドソが合わせるがGKに阻まれる
前半16分【西】ナダルが左サイドのデペドロへのパス。DFを一人抜き、ニアに低いクロス。DFがクリア
前半16分【西】ルイスエンリケのスルーパスにディエゴトリスタンが反応するが、トラップミスしGKがキャッチ
前半14分【西】デペドロのゴール前30mのFK。直接狙うが、大きく右へはずれる
前半12分【西】中央でパスを受けたラウルが左に流れながらループシュート。GKが弾いてCKに。CKはDFにクリアされる
前半10分【パ】チラベルの自陣からのFK。こぼれ球をアルセが拾い、右サイドのアルセがシュート。GKのはじいたはね返りがプジョルにあたりオウンゴール
前半9分【西】バレロンがペナルティーエリアすぐ外のラウルにシュートパスし、ラウルがポストプレーを狙うがDFにつぶされる
前半7分【パ】カルドソのポストプレイから、右サイドのガビランへ。ゴール中央にクロス。カルドソがヘッドで狙うが、ミートせず
前半5分【西】ディエゴトリスタンからDFの裏に抜け出したラウルへのパスは長すぎて通らず
前半5分【パ】DFラインのガマラから左サイドのスペースへ走るカニサへロングフィード。カニサがカルドソへクロス。カルドソのヘディングシュートはGKがキャッチ
前半4分【パ】中盤でパスをつなぎ右サイドを上がったアルセへ。アルセが折り返すがDFがクリア
前半2分【パ】右サイドに流れたガビランがゴール正面へアーリークロス。GKが直接キャッチ
前半1分【パ】自陣右サイドから前線のサンタクルスに一気にロングボールを入れるが、GKがパンチでクリア

サッカーW杯のB組・スペイン−パラグアイ戦(朝日)
スペインが3−1で逆転勝ちした。これで勝ち点6となり、決勝トーナメント進出一番乗りを果たした。パラグアイの先制点は前半10分。FKのこぼれ球を拾ったDFアルセがシュート。相手GKが弾いたボールがゴール前にいたスペインDFプジョルに当たり、そのままオウンゴールとなった。1点を追うスペインは後半、FWモリエンテス、MFエルゲラのレアル・マドリードコンビを投入し、攻勢を強めた。同7分、デペドロの左CKをモリエンテスが頭で合わせて同点ゴールを決めた。23分、MFデペドロが上げた左センタリングをゴール前に走り込んだモリエンテスが体で押し込み、勝ち越し点を挙げると、37分にもラウルがもらったPKをイエロが冷静に決め、勝負を決めた。パラグアイは引き気味の守備からカウンターを狙ったが、後半は中盤をスペインに制され、前半のリードを守ることができなかった。
カリスマ神話崩れる チラベル傷心の逆転負け・後半に動き止るパラグアイ、1次リーグ突破苦しく
パラグアイは、後半に動きが止まってしまう。南アフリカとの初戦も2点を守れず、この日も後半はスペインの攻めについていけなかった。「なぜなのかわからない。確実なのは、自分たちがもっと頭を使わなければいけないということだ」と、MFカニサは首をひねる。1次リーグ突破は苦しくなった。ただ、前回フランス大会も、最終戦は勝たなければいけない状況でナイジェリアを下している。相変わらず、激しいジェスチャーで味方を鼓舞していたGKチラベルトも、「最後の試合に勝つことが重要だ」と希望を捨てていない。チラベルが南米予選での相手につばを吐きかける出場停止処分が解け、帰ってきた。ピッチに姿を見せただけで、スタンドから期待の拍手が降り注ぐ。絶対的な守護神の復帰は、パラグアイの大きな力になるはずだったのだが…。前半10分、自陣深くからの長いFKを、自ら正確に相手ゴール前へ送り込む。そのクリアを拾ったアルセが右サイドからシュート。GKが弾くが、相手DFに当たって跳ね返り、オウンゴールを呼び込んだ。しかし、守りに輝きは見られなかった。後半8分、CKからのモリエンテスのヘディングシュートに、一歩も動けない。24分にはクロスボールに飛び出すポイントを誤った。ボールは頭上を越え、モリエンテスの前に落ち難なく決められた。試合後、ミスではないかと指摘されたマルディーニ監督は「チラベルだけの問題ではない。誰にでも起こりうること」と必死にかばった。前回フランス大会の1次リーグでもパラグアイはスペインと対戦。チラベルは奮闘し0−0で引き分け、相手を1次リーグ敗退に追い込んだ。FK、PKをける「超攻撃的GK」は今回、スペインとの対戦が決まるとこう言った。「スペイン戦では自分で2点は取りたい」36歳、衰えを自覚したカリスマはそうした言動で自らを鼓舞したのかもしれない。後半34分、相手ゴール正面やや右で得たFKを自分でけり、相手DFのカベをくぐり抜けてGKを慌てさせた。見せ場はそこだけだった。痛恨の逆転負け。「スペインの勝利を祝福したい。特に後半は素晴らしかった。まだスロベニアとの試合が残っている。最善を尽くす」。カリスマは傷ついた心を押し隠すように話した。

チラベル痛恨のミス (読売)
パラグアイの守護神チラベルの痛恨のミスだった。69分の2失点目だ。デペドロの左クロスに飛び出したが、ボールは差し出した左手のはるか上。中央に走り込んだモリエンテスは、胸で難なく無人のゴールに押し込んだ。ニアに飛び込んできたラウルを警戒しすぎたのが原因だった。南米予選で受けた3試合の出場停止処分が明け、これが今大会初登場。12分にはラウルのループシュートをはじき出し、65分には鋭い飛び出しでモリエンテスのミスを誘うなど、南米ナンバーワンGKの実力は示した。80分にはゴールやや右のFKを左足で狙った。右隅に飛んだシュートはカシリャスに止められたが、国際Aマッチ8得点の攻撃力も発揮した。しかし、たった一つのミスが致命的になるのがGKの宿命だ。初戦の南アフリカ戦も、ロスタイムのGKのミスで引き分けた。2試合連続で先制しながらの逃げ切り失敗は、堅守パラグアイの名が泣く。「まだ1試合ある。それに全力を尽くすだけ」。試合後のチラベルは、すでにミスのことなど忘れていた。

チラベル完敗3失点(デイリー)
守護神チラベルが出場停止から復帰したが、今大会初出場を白星で飾ることはできなかった。守備では再三の好セーブも見せたが、3失点。「モリエンテスが入ってから流れが変わった」と完敗を認めた。それでも、前半10分、50メートルのFKをゴール前へけり込み、混戦から相手のオウンゴールをおぜん立て。後半35分にペナルティーエリア右角外でFKを得ると、すかさず走り寄ってキッカーとなり、カーブをかけた得意のシュートを披露。惜しくも相手GKの好守に阻まれたが、「世界一攻撃的なGK」として観客を大いに沸かせた。2試合を終えて1分け1敗。12日のスロベニア戦に決勝トーナメント進出がかかる。「スペインにはおめでとうと言いたい」と紳士的に振る舞ったチラベルは「我々にとって重要なのは、(1次リーグ)最後の試合にベストを尽くすことだ」と切り替えていた。

スペイン対パラグアイ : 試合後の分析 (オフィシャル)
最初から最後まで激しい試合だった。前後半の各45分、それぞれのチームが主導権を握った。前半、スペインが4-4-2のシステムで試合に臨んだのに対し、パラグアイは3-5-2を選び、これがかなりうまく機能しているようだった。パラグアイがオウンゴールにより試合を有利に進められたのも自然な流れだった。後半は全く違った展開になった。スペインは2つの見事な選手交代を行った。結果的にはこれが試合の決め手となる。最初の交代選手が、2得点を決めることになるフェルナンド・モリエンテス。2人目がイバン・エルゲラだった。こちらはより戦術的な選手交代であり、カマーチョ監督の決断は非常に賢明なものだった。スペイン守備陣はパラグアイのフォワードの攻撃に対し苦しみ、イエロとナダルは前線に上がることができなかった。しかし、エルゲラの投入が試合の突破口を開き、スペインを勝利に導く鍵となった。

チラベル、2大会連続スペイン戦勝利はならず (サンスポ)
パラグアイ1−3スペイン(7日、全州、B組)。世界一の“攻撃的GK”チラベル率いるパラグアイが手痛い1敗だ。前半10分、ゴールまで約50メートルのFKにキッカーとして名乗りをあげたのがチラベル。「スペイン戦でゴールする姿がイメージできる」と語っていた男は、GKながら8得点を挙げてきた自慢のキックで相手DFプジョールのオウンゴールを“アシスト”。しかし健闘もここまでだった。後半8分、相手FWモリエンテスのヘッドで追いつかれ、流れを奪われた。24分には、相手センタリングをパンチングでかわそうとチラベルが前に出たところを、逆サイドにいたモリエンテスにまたもゴールを許した。34分には相手ペナルティーエリア付近からのFKで、チラベルが直接ゴールをねらったが、相手GKに阻まれる。38分には逆にPKを決められてしまった。昨年8月、W杯予選のブラジル戦で相手DFにツバを吐きかけ、初戦の南アフリカ戦(2日)は出場停止処分となっていたチラベル。久々の試合でチームを勝利に導けず、苦渋の表情だ。これで1敗1分け、勝ち点は1。決勝トーナメント進出は、がけっぷちに立たされた。GKチラベルを中心とした堅守で、98年W杯に続いてスペインを苦しめた。だが“無敵艦隊”を相手に、2度目の奇跡は起こらなかった。チラベルは試合前、同じスペイン語圏の相手に戦術漏れの防止策として、パラグアイ独自のグアラニー語の使用を仲間に求めた。敵を混乱に陥らせるつもりだったが、若いFWサンタ・クルスらには、なじみの薄い言葉。逆に混乱を招く結果になってしまった。「オレたちは強い精神で、あと1試合戦う。燃え尽くす」とチラベル。しかし、2大会連続の決勝トーナメントは遠のいてしまった。
◆パラグアイ・マルディーニ監督 「欧州チャンピオンズリーグでも優勝を経験したモリエンテス、ラウル、イエロは、やはり偉大だった。彼らはベストチーム。優勝を狙えることは間違いない」

最強GKが…チラベル判断ミス (スポニチ)
先制点“アシスト”となったチラベルのFK(AP)【パラグアイ1―3スペイン】何もできなかった。ゴールネットが揺れるたび、背番号1は悔しさに顔をゆがめた。まさかの3失点。世界最強GKチラベルは「言い訳はしたくない。まだチャンスは残っている」と唇をかみ締めた。この試合にかけていた。昨年8月、南米予選のブラジル戦でロベルト・カルロスにつばを吐きかけ3試合の出場停止処分。スタンドに陣取った初戦の南アフリカ戦では、控えGKのタバレジが2点を失う姿を無念そうな表情で見つめていた。そのうっ憤を晴らすように、キャプテンマークを巻いたこの試合では大声を張り上げてDF陣を引っ張った。前半10分にはセンターライン手前からFKを蹴って先制点を“アシスト”。しかし、守りにかつての輝きはなかった。後半8分、モリエンテスのヘッドに反応できずに同点とされると、24分にはデ・ペドロのセンタリングを痛恨の判断ミス。中途半端な飛び出しで一瞬のスキを与え、決勝ゴールを奪われた。同35分にはゴール右前で得たFKで豪快なシュートを放ったが、見せ場はこれだけ。「きょうの試合をもう一度振り返って、何が足りなかったのかをみつけたい」とか細い声で話した。「ラストチャンスに懸けたい」とマルディーニ監督。1次リーグ突破には最終戦のスロベニア戦(12日)の勝利が大前提となる。36歳の守護神は果たしてチームの窮地を救えるのだろうか…。

スペイン−パラグアイ戦・談話〔W杯〕◇後半は選手が動転(時事)
パラグアイ・マルディーニ監督 スペインにはラウルやモリエンテスのようないい選手がいるから、相手のパフォーマンスには全く驚きはない。ただ後半はうちの選手が動転していた。
チラベル復帰も逆転負け=パラグアイ〔W杯〕
パラグアイは攻守にわたってチームをまとめる主将のGKチラベルが出場停止処分明けで復帰したものの、スペインに痛恨の逆転負け。スロベニア戦を残すが、決勝トーナメント進出は苦しくなった。チラベルは監督より権力を持つともいわれる大黒柱。最後尾から大きな動作と声で味方選手を鼓舞したかと思えば、攻撃も思いのままに操る。「機会があれば得点を狙う」と宣言した通り、好位置でのFKでは得意の左足でゴールを狙ったが、惜しくもGKにセーブされた。しかし、FKのロングキックではミスが多く、後半一気に3点を失ったのも不本意だろう。GKは経験が必要なポジションとはいえ、来月で37歳。年齢からくる体力面の衰えもささやかれる。

カリスマ神話崩れる チラベル復帰も3失点(共同)

カリスマGK、チラベルが南米予選で相手につばをはきかけた出場停止処分が解け、帰ってきた。パラグアイにとって、それは何よりも大きな力になるはずだったのだが…。痛恨の逆転負けに、誇り高い36歳の主将は傷つかないはずはないが、そんなそぶりを押し隠すように、終了の笛は鳴るまで怒ったような表情で、何かを叫んでいた。前半10分だった。自陣深くからの長いFKを、自ら正確に相手ゴール前に送り込む。ヘディングでのクリアを拾ったゴール前のアルセが右サイドからシュート。GKがはじいたが、スペインのDFプジョルに当たってオウンゴールの先制点を呼び込んだ。しかし守りに、輝きは見られなかった。後半8分、CKから、相手FWモリエンテスのヘディングシュートに、全く反応できない。同24分にはクロスボールに飛び出すポイントを誤った。ボールは頭上を越えて、モリエンテスの前に落ち、押し込まれた。ゴールへと転がるボールを見送るチラベルの背中に、無念さが漂った。スペインとは4年前のフランス大会でも1次リーグで顔を合わせ、0−0の引き分けに持ち込んで、相手を1次リーグからけ落とした。今回の対戦が決まってから、チラベルは挑発的な態度をとり続けた。「スペインは欧州予選でリヒテンシュタインやイスラエルなどと戦ってきただけではないか。彼らがこのグループで1番のチームだとは思わない」あのコメントは、自らの衰えを自覚し、相手の充実ぶりを承知のうえで、あえて虚勢を張っていたのかもしれない

「まだ決勝T進出信じる」=パラグアイ〔W杯〕時事スペイン3―1パラグアイ 戦評(毎日新聞)
スペインがセットプレーと速攻でパラグライに逆転勝ち。後半8分、デペドロの左CKをモリエンテスが頭で合わせて同点。24分には、デペドロが左サイドを突破し、クロスをモリエンテスが飛び込んで押し込み勝ち越した。イエロのPKでだめ押し。前線を巧みに動き、ほとんどの好機に絡んだラウルが攻撃のリズムを作った。パラグアイが最近出場したW杯3大会では、1次リーグで初めて黒星を喫した。1986年のメキシコ大会、98年のフランス大会はともに1勝2分けで決勝トーナメント進出。この日の敗戦は、それ以前に出場した58年のスウェーデン大会以来となる1次リーグでの黒星となった。マルディーニ監督は「まだ決勝トーナメント進出を信じている。次のスロベニア戦がとても重要」と気持ちを切り替えていた。

各紙のコメントは今日のチラベルにとっては厳しいものですね。今日の出来は今まで一番悪かった、しかしながら、ある程度ありそうと心中思っていたパラグアイ・サポーターも多かったように思います。しかしあの厳しい18試合の南米予選を戦い抜いたのはチラの功績であることも皆分かっていると思います。今日のチラを見てパラグアイでは最後の試合も多くは期待出来ない、もし運良く勝ち抜いたとしてもトーナメントを勝つのが難しいと感じている・・しかしチラを代える事など出来ない・・そんなもどかしさがあるように感じています。

再度スペインのゴールのシーンを見ましたが、確かにあの程度のゴールが決まるのは、スペインが良かったのではなく、パラグアイのDFが悪すぎたと思います。予選で戦っていた時のパラグアイであれば何なく防げたように思います。今日の試合はスペインが勝ったというよりパラグアイが負けた試合であるように思います。



(写真:試合の様子・ABC紙)

パラグアイでは金曜日の朝の5時から7時までの試合でしたが、皆眠い目を擦りながらの出勤となりました。サッカーに負けてしょげ返っていて、皆下を向いているという感じでした。一瞬皆が喜んでいたのはアルゼンチンが負けた時だけというさえない一日でした。数字の上ではまだ可能性があるのですが、今日の後半の動きから、皆余り期待を持ってはいないように見えます。

パラグアイでの関心の高さは日本では想像が出来ないでしょうね。当地時間、午前3時の南アフリカ戦の視聴率が60%以上あったそうです。今日はほとんどの人が早起きして見ていたと思われます。



(写真:先制ゴールに喜ぶチラベル)

チラベルのFKに拍手 キャンプ地の松本で(信濃毎日)
松本市で事前キャンプをしたサッカーワールドカップのパラグアイ代表が韓国・全州でスペインと対戦した七日夜、出場停止処分を受けていたゴールキーパーのチラベル主将が今大会初めて出場し、キャンプで交流した松本のファンがテレビ観戦しながら闘志あふれるプレーに声援を送った。同市中町のスナックには、市民応援団や松本キャンプ実行委員会のスタッフら約二十人が集合。先制したものの後半に逆転される苦しい展開だったが、チラベル選手がフリーキックのチャンスに登場すると、ゴールを期待して大きな拍手。惜しくも相手キーパーにキャッチされると悲鳴が上がった。実行委の赤羽勝さん(43)は「チラベルが出なかった初戦の南アフリカ戦(二日)に比べて選手が落ち着いていた。次は勝ちますよ」と、一次リーグ突破へ向け“チラベル効果”に期待していた。

サッカー 日韓W杯 松本に「残念」の声−−パラグアイ、スペインに敗退(読売)
松本市で事前キャンプを行ったサッカー・ワールドカップ(W杯)パラグアイ代表チームは7日夜、韓国・全州で1次リーグ2戦目の強豪スペインに挑んだ。2日の対南アフリカ戦は2―2の同点に終わっただけに、県内でテレビ観戦したサポーターも応援に力が入った。試合は惜しくもパラグアイが1―3で敗れた。勝ち点は1のままで、決勝トーナメント進出は微妙な情勢となった。1次リーグ最終戦は12日、スロベニアと対戦する。この日は南ア戦で出場停止となったGKチラベルが登場し、大きな期待がかかった。松本市中央2の飲食店には、キャンプ中、親善試合の応援でスタンドを盛り上げた市民応援団やキャンプ実行委員会のメンバーら20人が集まり、懸命の声援を送った。前半9分、オウンゴールで先制すると、拍手と大歓声が上がった。同市清水のアルバイト、豊岡圭さん(25)は「チラベルのFKがあったが、決められず残念だった。12日にまた応援したい」と話した。

観戦記
スペイン戦を見に韓国へ行って来ました。組み合わせが決まってから韓国行くって決めたものの、観光旅行のように手配ができずイライラの日々を過ごしましたが、韓国行ってよかったです。自分も外国人になるわけで、日常を忘れてすっかりW杯気分に浸れるんです。全州での試合は初めてだったこともあると思うのですが、試合前にイベントあったりして、チマチョゴリの女の子と写真撮ったり、パラグアイサポの男の子と写真を撮ったりして楽しみました。しかし、日本も暑かったらしいですが、韓国も暑かったです。バテました。会場入ってしまうとチケットチェックないんです。私の周りは日本人が多かったので、たぶんスペイン応援だろうな・・・やだな〜と思っていたんですね。せっかく韓国まで行ったんですから思いっきりパラグアイ応援したい!っつうわけで、勝手に空いてる席に移ってしまい、思いっきり応援してきました。いい意味でアバウトなんですね。でも、現地での会場までのシャトルバスがあると聞いてもソウルじゃわからん・・と言われるし、現地でも表示がきちっとされてないから、わかりにくかったです。そーいうところはきちっとしてる日本はすばらしい!地元の高校生だと思うのですが、一生懸命パラグアイ応援してくれました。しかしなぜかパラグアイ側は女の子しかいないんですね。(笑)一つ文句があるとしたら、試合に熱中しているときにウェーブをするんですね。それはちょっとどうなの??試合は負けてしまいましたが、相手はスペインでしたからね。パレーデスが出たことでもうちょっと攻撃に厚みが出ると思ったんですが、残念。2点目はやはりチラの判断が・・と思わないでもないですが、勝ち越されるとだらーっとしてくることの多いパラグアイですが、最後まであきらめずに戦っていたのはやはりチラがいたからではと思います。やっぱり、キャンプでの親善試合と違って、みんなの勝ちたいという気持ちが伝わってくるんですね。決勝リーグはかなり難しくなったけど、最後までがんばれ!!!





全州に移動 (2002年06月06日)

金曜日の試合の為、チームは全州に移動しました。パレーデスとチラが入りほぼベストメンバーで試合に臨む事になります。新聞によりますとカルドーソは先発には起用されない見込みで、第一戦と同様、ホルヘ・カンポスとアルバレンガが起用される見込みのようです。



(写真:出発の際に気軽にサインするチラ・ウルティマ・オーラ紙)

スペイン、決勝トーナメント進出確保に向けパラグアイ戦へ(朝日)
スペイン代表はワールドカップ(W杯)で、52年ぶりとなる初戦勝利を飾り好発進を切った。さらに、7日のパラグアイ戦で勝利して、決勝トーナメント進出を確保したいところだ。一方、パラグアイは、この試合からチラベルが出場停止が解かれ復帰してくる。パラグアイは、前回のW杯でも1次リーグでスペインと対戦して0―0と引き分け、最終的に決勝トーナメント進出を決めた。一方、この結果が響き、スペインは1次リーグで敗退。ただスペインのDFナダルは、スペインは今回のW杯で初戦に勝利したことにより、優位な立場でこの試合に臨むことができる、という。カマ―チョ監督は、パラグアイ戦ではトップにスロベニア戦で先発したディエゴ・トリスタンに代えて、モリエンテスを起用することも考えているようだ。一方のチラベルは、スペイン戦では最低でも2ゴールは奪うと豪語している。スペインは、初戦でスロベニアを下し、グループリーグ通過への大きな関門を越えた。FWラウル、DFイエロと攻守に核となるタレントをそろえ、大崩れはなさそうだ。

(読売)
パラグアイは、初戦で終了間際にGKタバレジのミスからPKで失点。南アフリカに引き分けとされ、勝ち星を逃した。出場停止となっていた守護神チラベルがこの試合から復帰できるため、不安材料はなくなる。



スペイン戦に向かって (2002年06月05日)


金曜日の試合、先発メンバーはまだ発表されていません。注目はパレーデスが出るのか、そしてカルドーソがカンポスに代わって出場するのか、それともサンタクルス/カンポスの2トップを続けるのかという点です。チームは試合前日となる明日の10時に全州に移動し、16:00〜18:00に競技場で練習を行う予定になっています。

ロケ・サンタクルス(ウルティマ・オーラ)
ロケ・サンタクルスは世界の様々な報道機関の記者につきまとわれている選手の一人で、パラグアイ代表の練習には大きな人垣が出来ます。練習の終わりに記者に囲まれてロケは「確かにスペインはとても良いチームだ、しかし我々もしっかり準備しているし、すばらしいチームだ」と語った。南アフリカ戦については「勝てなかった事は非常に残念だが、もう終わった事、今はスペインの事で頭は一杯です」と説明していた。スペインの記者が「もしスペイン戦で負けてワールドカップでの敗退が決定的になったら、がっかりしてチームと別行動を取る事を考えているのでないの?」と聞かれたところ、ロケはその記者をきっと睨み付け「負けるとは思いません」と答えた。また、外国の報道機関は日曜日の試合を見た多くの専門家の意見として、ロケをその身体能力の高さ、技術の高さから、今ワールドカップの最注目選手の一人とし紹介している。20歳、1メートル87センチのフォワードの選手は39分、南アフリカがロケに対してファールし、この試合2本目のFKをフランシスコ・アルセが右から蹴り頭であわせてゴールを決めた。またロケの何本ものシュートを見事に防いだことにより、南アフリカのゴールキーパーアンドレ・アレンドゥセは一躍英雄になった。




(写真:練習風景-01・ウルティマオーラ紙)



(写真:練習風景-02・ウルティマオーラ)



(写真:練習風景-03・ウルティマオーラ)



(写真:練習風景-04・ウルティマオーラ)



(写真:釜山の海岸にてパラグアイを応援するブラジル・サポーター・ABC紙)



目標はスペイン戦 (2002年06月04日)


南アフリカ戦のドローから2日、選手たちは7日に行われるスペイン戦に標準を合わせ、釜山で練習に励んでいます。今度の試合からはいよいよチラベルが出て来ます。スペイン戦でのゴールを目標にチラは30本程度シュートの練習を行い、ゴールキーパー初の得点実現に向けて準備しているようです。スペインの新聞記者が執拗に金曜日の試合に関して聞こうとするのに対してチラは「金曜日の試合が終わってから」と答えていました。心配なのはボランチのパレーデス、攻守要のMFなのですが、怪我の状態が不明なのが心配の種です。

次の試合の会場となる全州に移動するのは試合の前日の木曜日になるようです。木曜日の全州の天気は現在の予報を見ますと「快晴」で、降水確率は0%なのだそうです。密かに雨を期待しておりましたが、コンディションは最上、ガチンコ実力勝負となりそうです。

日本、韓国の試合がありましたが、以前とは違い見違えるばかりの実力アップに驚きました。欧州の強豪のベルギーと互角の戦いをした日本、ポーランドを力で圧倒した韓国、守勢ばかりが目立つパラグアイも見習って欲しいものです。MFにガビラン、パレーデスを投入し、また是非ともFWにはカルドーソを入れてベストメンバーで戦ってもらいですね、守るばかりではなく、MFにボールを支配してもらいたい、思い切り攻めてベストを尽くしその結果であれば仕方がないですし、国民も納得するでしょう。



(写真:チラがシュートの練習・ナシオン紙)



(写真:チラを先頭に練習に励む選手たち・ABC紙)

「チラベルは怖くない」とリラックスするスペイン代表 (オフシャル)

スペイン代表は、パラグアイの挑発的なゴールキーバー、ホセルイス・チラベルが投げた餌には食いつこうとしない。金曜日に行われるグループBのスペイン対パラグアイ戦は緊張した試合になることが予想されているが、この試合に向けて両チームが準備する中、チラベルはスペインチームを酷評し、その準備とプレーヤーをあざけった。「パラグアイ代表チームの結束は非常に固い。それに引き換え、スペイン代表を見てみろ。ラウルはもうスポーツトレーナーと喧嘩している」今週はじめ、チラベルは冷ややかに語り、こう問いかけた。「どんなムードなんだろうね?」キーパーとしては世界最高の58ゴールを稼いでいるチラベルは、スペインは「イスラエルやリヒテンシュタインみたいな国に勝って本大会に出場を決めただけ」だから特別な相手ではないとも言った。しかし、過去にもスペイン人の闘牛熱を酷評してその怒りを買ったチラベルだが、今回は相手の反応を得るのに苦労している。「彼は何を言ってもいいんだ」バルセロナのミッドフィルダー、ルイス・エンリケは言う。「試合に向けて、チラベルはチラベルなりの準備をしているんだ」「チラベルがいるから試合が単なるサッカーの試合じゃなくなるんだよ。正直言って、チラベルがいなかったら、今日の話題は何もないだろう」とエンリケは付け加えた。レアル・マドリッドのイバン・エルゲラは、チラベルの言動は、日曜日の南アフリカとの初戦が2対2の引き分けに終わったため、次の試合ではパラグアイは絶対に負けられないと言うことに対するプレッシャーを彼が感じ始めていることの現れではないかと推測している。エルゲラはチラベルの発言を聞いて、今シーズンのチャンピオンリーグ準々決勝、バイエルン・ミュンヘン対レアル・マドリッドの試合におけるドイツのゴールキーパー、オリバー・カーンのプレーを思い出したと言う。「カーンはこの試合で過度に興奮していたから、われわれは2倍も得点することができた」エルゲラは語る。「相手のゴールキーパーが非常にエキサイトしていると、得点のチャンスが広がると思う」「でも、チラベルを甘く見ているわけじゃないんだ。だから、コメントは試合の前じゃなくて、後のためにとっておくよ」とエルゲラは付け加えた。


アスンシオン郊外、フェルナド・モラにある日本学校(現地の人による現地の学校)の方が昨年から鳥の格好をしてパラグアイと日本の国旗を付けて応援しているのです。最近のパラグアイの試合では必ず応援に登場し、名物になっており、スウェーデンとの練習試合の時にはマルディーニ監督との写真がオフィシャルページに出ています。「日本学校」で国旗が日本なのですが、韓国の試合ではちゃんと「韓国国旗・大極旗」に取り替えています。名前はあくまで「日本学校」国旗は韓国という不思議な姿になっています。



(写真:日本学校の名物おじさん・朝日新聞)

パラグアイでは宣伝もパラグアイ代表応援一色ですが、多くの応援広告は当然のことですが、チラベルやサンタクルス、アクーニャなどの代表選手が出て来るのですが、一番皆が見ているのは携帯会社の応援宣伝です。9人の美女が代表のユニフォームを着て、どの女性が良いかコンテストをするというものです。毎日新聞の一面を使って一人づつ紹介しているのですが、これがなかなかの美人揃いなのです。



(写真:携帯会社の美人コンテスト)



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