オリンピック・アテネ大会-01(南米予選・一次リーグB組)





南米代表としてパラグアイはオリンピックでも好調を持続、B組を1位で通過しました。



イタリア戦に勝利してB組一位でトーナメントへ (2004年 8月18日)

パラグアイ 1 - イタリア 0

B組最後の2試合が行われ、パラグアイがイタリアに日本がガーナにそれぞれ1-0で勝利し、この結果パラグアイが一位、イタリアが2位で予選リーグを通過しました。

一番厳しい実力伯仲の組と言われたB組、結果から見ますと6試合全てが1点差以内の試合で、どこが抜けても不思議ではなかったと思います。この試合が始まる前、2試合終了した時点で首位に立ち優位な条件に居たガーナは日本に1-0で破れ、勝点、得失点差ではイタリアと並びましたが、総得点でイタリアが1点上回りイタリアがトーナメント進出を決めました。

試合は前半パラグアイはすばらしいヘディングシュートで先行しました。パラグアイの顔と言えるエースアタッカーであるホセ・カルドーソに対してイタリアDFは執拗なマークをしていましたが、その他の選手に対してはその分マークが甘くなっていました。バレイロの先取点もそのような状況から生まれました。パラグアイはその後も数回チャンスがありましたが、得点出来ず試合はロスタイムに入り。4分の表示が出ました。4分というのは待つ時間としては結構長い時間ですがどうも途中でもう一試合が終了し、このまま終われば両チームともトーナメント進出が確定する事が分かっていたようで最後の数分はなんとなく両軍時間潰しをしていたように見えます。この辺は両軍とも試合巧者と言えるでしょう。



(写真:ゴール!!・フレディー・バエイロ:ナシオン紙)



(写真:ゴールを喜ぶフレディー・バエイロ:ABC紙)



(写真:好セーブを連発したD・バレト:ナシオン紙)



(写真:試合の様子:ABC紙)

下記にABCの評価を記載します。双方のキーパーと守備の要であるガマラに「8」そしてゴールを決めたバレイラにも「8」が付いています。

PARAGUAY 1

Diego Barreto 8
-
Emilio Martinez 7
Carlos Gamarra 8
Julio Manzur 7
Aureliano Torres 7
-
Edgar Barreto 6
Julio Cesar Enciso 7
Diego Figueredo 7
-
Pablo Gimenez 6
(56’ Celso Esquivel) 6
Jose Cardozo 6
(75’ Julio Gonzalez) 6
Fredy Bareiro 8
(56’ Ernesto Cristaldo) 6
D.T.: Carlos Jara Saguier

ITALIA 0

Ivan Pelizzoli 8
-
Daniele Bonera 6
Matteo Ferrari 6
Andrea Barzagli 6
Emiliano Moretti 6
-
Angelo Palombo 6
Daniele De Rossi 6
Andrea Pirlo 8
(71’ Marco Donadel) s/n
Giampiero Pinzi 6
(62’ Andrea Gasbarroni) 5
-
Alberto Gilardino 7
Giuseppe Sculli 6
(59’ Simone Del Nero) 5
D.T.: Claudio Gentile

B組最終結果

順位 国名 勝点 試合 得点 失点 得失
パラグアイ +1
イタリア
ガーナ
日本 -1 


予選リーグB組・パラグアイ対イタリア戦詳細=五輪サッカー(スポーツナビ)
イタリアはパラグアイ戦に0−1で敗れたが、同時に行われた試合で日本がガーナに勝利(1−0)を収めたため、決勝トーナメントに進むことができた。準々決勝では今大会で意外な快進撃を見せているマリと対戦する。パラグアイ戦は主審の笛(特にパラグアイの激しいプレーに対して)でしばしばプレーが中断され、見所に乏しい凡戦となった。試合開始直後のプレーには期待が持てたものの、その後が続かなかった。最初にチャンスを迎えたのはジラルディーノ。前半3分のヘディングシュートはゴールポストに阻まれ、こぼれ球を狙ったデ・ロッシのシュートも枠をとらえられなかった。その6分後にも再びジラルディーノにチャンス。GKバレットと1対1になったがシュートを弾かれてしまった。またしてもデ・ロッシがこぼれ球に飛び込んだが、シュートはマンスールの腕(審判は見逃した)に当たってゴールの外に外れた。だが、イタリアが押していた時間帯にパラグアイに先制ゴールが生まれる。前半14分、E・バッレートが左サイドからクロスを上げると、ゴール前にいたバレイロは全くのフリー。ゴールを決めるのは簡単なことだった。今回もGKペリッツォーリに責任がなかったわけではない。反撃が期待されたが、逆にイタリアはペースダウンし、パラグアイに容易にリードを守ることを許してしまう。後半にも試合の流れは変わらなかった。控え目ながらも攻撃を仕掛けるイタリアに対し、パラグアイは時には10人でゴールを守り、チャンスがあればカウンターで反撃に転じる。この試合に勝てば準々決勝に進めると分かっているパラグアイは、守備的に戦うことを選んだ。55分には決勝点を決めたバレイロがベンチに下がりDFエスキベルが投入される。一方、イタリア代表ジェンティーレ監督はスクッリに代えてデル・ネーロ、疲れの見えたピンツィに代えてガスバッローニを入れて対抗した。イタリアで最も元気な動きを見せたのはそのガスバッローニ。だが、ガスバッローニが右サイドを駆け回っても味方からのサポートはなく、イタリアは後半を通して全く決定的なゴールチャンスを作ることはできなかった。ジェンティーレ監督は本来の調子とは程遠いピルロを下げてマルコ・ドナデルを投入。これでイタリアは少なくとも活力を取り戻し、プレーに自信が感じられるようになった。だが、もはや遅過ぎた。あとは天を仰いで神様からのプレゼントに期待をするしかなかった。ガーナが日本に敗れたことで奇跡は現実となった。なんとか準決勝進出を果たしたイタリアは次にマリと対戦する。決して乗り越えられない障害ではないが、今後大会を勝ち進んで行くためには明らかに改善が必要である。ディフェンスは相手にスペースを与え過ぎているし、中盤にはアイデアが感じられない上、プレーがおとなし過ぎる。順調に行けば準決勝ではテベスを擁するアルゼンチンと対戦することになるが、この日のようなプレーではアルゼンチンを止めることは絶対にできないだろう。

伊代表ジェンティーレ監督「失望も驚きもない」(スポーツナビ)
サッカーのイタリア五輪代表は予選リーグ最終戦で敗戦を喫したが、影響はなかった。ジェンティーレ監督率いるイタリアは低調な戦いぶりを見せ、パラグアイに0−1で敗戦。決勝点は14分、E・バッレートの正確なクロスに合わせたバレイロのヘディングシュートがペリッツォーリを破った。イタリアは試合開始直後にジラルディーノのシュートがポストに阻まれた。準々決勝進出を果たしたイタリアはガーナに1−0で勝った日本に感謝しなければならない。イタリア五輪代表はパラグアイに0−1で敗れたが、いずれにしても準々決勝に進むことができた。クラウディオ・ジェンティーレ監督はこうコメントしている。「今日の結果に失望もしていないし驚いてもいない。これから選手たちが最高のコンディションを取り戻してくれることを願っている。オーバーエージ? 彼らだけのことを言っているわけではなく、全員のことだ。いずれにしてもオーバーエージの選手たちのプレーには満足している。選択は間違ってなかった」

パラグアイは準々決勝は韓国との対戦、それに勝ちますとイラクとオーストラリアの勝者と決勝進出を賭けて戦う事になりました。そしてもう一方の山にはアルゼンチン-コスタリカ、そしてイタリア-マリが入りました。こちらの山の4チームの中ではパラグアイは一つ抜けた存在と言えます。順当に勝ち進めば決勝も夢ではないでしょう。全ての種目でオリンピックでメダルを獲得した事が無いパラグアイ、予選ではブラジルに勝ちオリンピック出場を決め、本大会ではイタリアに勝利してのトーナメント出場、実力は本物でしょう。金メダルを目指して突き進んで欲しいものです。

ただオリンピック至上主義の日本の人には理解出来ないかも知れませんがワールドカップの予選や南米選手権に比べても関心を持たれていません。試合の最中でも交通は普通通りですし、仕事もしています。花火も上がりません。23歳以下の大会と見ており余り重要とは思っていないのでしょう。ただこのまま勝ち進み準決勝くらいまで行きますと様子は違って来る事でしょう。



日本戦、冷や汗の勝利(2004年 8月12日)

パラグアイ 4 - 日本 3

ギリシアで行われているオリンピックサッカー、緒戦は日本に何とか勝ちました。とにかく勝点3です。この試合常にパラグアイのペースでしたが、どう見てもPKとはとても思えないPKを2回も取られて、この為にリズムを崩し、守りも消極的になり、終盤は相手のペースになる場面もあり、苦戦しました。オーバーエイジでA代表の攻守の要であるカルドーソとガマラを投入しているにもかかわらず日本に攻め込まれる場面も多く見られました。実力は点数以上に開きがありましたが、試合終了前に一つ間違えば同点にされるケースが何回かあり、薄氷の勝利でした。また悪い癖で、2点差になると相手との実力差が歴然としていると見て手を抜きしていました。予想外のPKですっかりペースが乱れていましたが、何が起こるか分からないのが勝負、ガーナ、イタリア相手には手を抜かないでもらいたいですね。それにしても日本の守備は悪すぎましたね。

日本はパラグアイの守備力が注目されていますがA代表とは違う攻撃的なパラグアイに戸惑っていたようにも見えます。ただパラグアイにとっては審判が未熟で当たりが強い時には反則を取られる可能性があるので何時もの当たりは無かったように見えます。

今日のアスンシオンは試合前は余り関心がなく全く盛り上がっていませんでした。試合の相手が日本である事も知らないというサッカーの国とは思えない状況でした。これには二つ理由があり、皆の関心はまずはA代表であり、ワールドカップそして南米選手権が注目されます。オリンピックは23歳以下の制限付きの大会で格下と看做されています。そしてやはり大火災の影響が大きかったように思います。

新聞はウルティマ・オーラが「日本に勝利、金メダルを目指せ」と題し、苦しみながらも緒戦に勝利とし、審判のジャッジ特に2度目のPKに疑問を投げ掛けていた。ABCは「苦しんで何とか勝利」とし、前半はよく戦ったが後半の戦いぶりには不満を示している。とにかくこれでメダルへの夢は繋がったとしている。

<アテネ五輪男子サッカー:パラグアイ4−3日本>(日刊スポーツ)
◇12日◇1次リーグB組◇ギリシャ・テッサロニキ
日本は五輪初戦でパラグアイに3−4で敗れた。日本は前半5分、那須のミスにつけこまれ先制点を許した。同22分に、高松が倒されて得たPKを小野が決めて、いったんは同点とした。だが、同25分にセットプレーから勝ち越しを許し、同37分には3点目を献上した。日本は後半開始から那須に代えて、松井を投入。後半8分、高松が倒されて得たこの試合2本目のPKを小野が再び決めて、1点差とした。同17分に4点目を奪われたが、同36分に大久保のゴールで再び1点差とした。しかし、反撃は及ばなかった。

日本男子、ミス響く〔五輪・サッカー〕(時事通信)
サッカーは12日、男子1次リーグの4試合が行われ、3大会連続出場の日本はパラグアイに3−4で敗れ、黒星スタートとなった。日本と同じB組のもう1試合、イタリア−ガーナは、イタリアが2点差を追い付いて2−2で引き分けた。日本は守備のミスから失点を重ね、小野伸二(フェイエノールト)のPKによる2得点、後半36分の大久保嘉人(C大阪)の得点で追い上げたが、及ばなかった。山本昌邦監督就任後、国際試合では最多失点だった。日本は15日のイタリア戦で敗れると、1次リーグ敗退が決まる。
 D組では、16年ぶり出場の新生イラクが強豪ポルトガルを4−2で破る金星を挙げた。 (テッサロニキ時事)

「初戦の勝ち点3は非常に大きい」パラグアイ監督=五輪サッカー男子(スポーツナビ)
12日(現地時間)、アテネ五輪に出場しているサッカー日本代表は、パラグアイ代表と予選グループの初戦を戦い、3−4で敗れた。日本は前半5分にミスから先制点を許すと、前半に3失点。小野が2つのPKを決めたが、パラグアイに4点目を奪われ、大久保の得点で1点差まで詰め寄ったものの同点に追いつくことはできなかった。以下は試合後の、パラグアイ代表カルロス・ハラ監督のコメント。「勝ち点3を取れたことは、決勝トーナメントに進むためには非常に大きい。どのチームにとっても、勝って始まることは非常に重要。特にこのような大きな大会ではなおさらだ。(終盤に失速したが)パラグアイは日本より強いと思っている。しかし、試合中に幾つかのミスを犯したために、日本に得点のチャンスを与え、あやうく同点にされるところだった。(日本にPKが2つあったことについて)特に審判を批判するつもりはない。PKは正しい判定だった」

「パラグアイの攻撃サッカーに対応できなかった」山本監督=五輪サッカー男子(スポーツナビ)
 12日(現地時間)、アテネ五輪に出場しているサッカー日本代表は、パラグアイ代表と予選グループの初戦を戦い、3−4で敗れた。日本は前半5分にミスから先制点を許すと、前半に3失点。小野が2つのPKを決めたが、パラグアイに4点目を奪われ、大久保の得点で1点差まで詰め寄ったものの同点に追いつくことはできなかった。以下は試合後の、山本昌邦監督のコメント。「前日に試合会場で練習できなかったことで、選手たちは最初から厳しい状況にあり、その上で、非常に強いパラグアイと対戦しなければならなかった。(那須の交代については)彼はキャプテンとして、非常に強いプレッシャーがあった。また、フィジカル的にベストな状態ではなかったが、これはけがではない。(後半は良かったが勝てなかったのは)われわれは戦術を変えようとしたが、パラグアイの攻撃サッカーに対応できなかった。そのいい例が小野だ。彼はボールに近いところで良いプレーをするが、今日はパラグアイにそれをさせてもらえなかった。しかし、彼は試合を重ねるにつれて、良くなっていくと思う」

「日本は手ごわかった」ガマラ=五輪サッカー男子(スポーツナビ)
12日(現地時間)、アテネ五輪に出場しているサッカー日本代表は、パラグアイ代表と予選グループの初戦を戦い、3−4で敗れた。日本は前半5分にミスから先制点を許すと、前半に3失点。小野が2つのPKを決めたが、パラグアイに4点目を奪われ、大久保の得点で1点差まで詰め寄ったものの同点に追いつくことはできなかった。以下は試合後の、パラグアイ代表ガマラ選手のコメント。「今日は非常に難しいゲームで、日本は手ごわかった。彼らは強いセンターラインを持ったいいチームだ。今日のわれわれは、多くのゴールのチャンスを作れたことがよかった。この勝利でいい方向に進むだろう」

パラグアイ、上位狙える力〔五輪・サッカー〕(時事通信)
1対1や、球際への強さ。相手のミスを逃さない正確なシュート力。これが南米の伝統国の底力といわんばかりに、パラグアイが日本より一枚上手のところを見せた。「初戦で勝ち点3を取るのは重要」。ハラ監督も素直に喜んだ。南米予選で、本番の金メダル候補と言われたブラジルを破っての出場。7月の南米選手権にも五輪チームで臨み、8強入りした。エース候補サンタクルスの招集こそ失敗したが、オーバーエージ枠のカルドソが2得点するなど、上位が狙える戦力。「死のB組」で頭1つ抜け出した。


男子1次リーグB組 日本対パラグアイ (日刊スポーツ)
◇12日20時30分◇テッサロニキ・カフタンゾグリオ・スタジアム◇1500人◇晴れ◇エサム(主)
【試合終了】日本の追い上げもあと1点及ばず、3−4でパラグアイに敗れる。開始早々にミスから失点すなど、最後まで主導権を握ることができず、強豪相手に勝ち点を得ることができなかった。
【後半44分】日、右サイドの小野のCKを闘莉王が頭でゴール前の平山へ流す。平山が直接頭で合わせたが、惜しくもGKの正面。
【後半44分】パ、バレイロが左サイドの角度のないところからシュート。ゴール右隅に外れる。
【後半44分】ロスタイムは4分。
【後半44分】パ、パスでゴール前につなぎ、最後はバレイロがシュート。ゴールラインを割る。
【後半40分】日、左サイドの小野のCKを闘莉王が頭で合わすが、惜しくもバーの上を越える。
【後半39分】日、左サイドの松井が、ゴール前にクロス。平山が頭で合わすも、弱いシュートでGKにキャッチされる。
【後半37分】日、スローインをすぐに行わなかった田中にイエローカード。
【後半36分】Goal!Goal!Goal!日、徳永が右サイドの田中へロングパス。田中がドリブルで持ち込んで大久保に折り返し。大久保がワントラップでDFをかわし、右足でシュート。左隅に決める。
【後半32分】パ、カルドソが持ち込んでシュート。曽ケ端がクリアで逃れる。
【後半31分】パ、クリスタルドに代わり、ディアスを投入。
【後半30分】日、ペナルティーエリアの外側から小野がミドルシュートを放つがバーを越える。
【後半29分】日、高松に代わり、平山を投入。
【後半28分】日、田中がドリブルで持ち込みシュートを放つも左に外れる。
【後半28分】パ、クリスタルドがドリブルで持ち込みシュートを放つも曽ケ端にキャッチされる。
【後半27分】日、中央の大久保からゴール前の高松へパス。高松が頭で合わすがポストを直撃。はね返りをもう一度高松が蹴り込むがDFに当たりCK。
【後半26分】パ、右サイドのCKは曽ケ端にキャッチされる。
【後半25分】パ、エスキベルに代わり、バレイロ投入。
【後半25分】日、ペナルティーエリアの外側でパスを受けた大久保がループ気味にシュートを放つも、バーを越える。
【後半23分】パ、CKからE・バレットがシュートを放つも右隅に外れる。
【後半22分】日、中央の田中から右サイドの高松へパス。高松が田中へ折り返すも田中のシュートはヒットせず。
【後半20分】日、森崎に代えて田中を投入。
【後半19分】日、右サイドの森崎からクロス。走り込んできた今野がシュートを放つもバーを大きく越える。
【後半17分】Goal!Goal!Goal!パ、トレスがペナルティエリアの外側から左足で強烈なシュート。ゴール右隅に決まり、再び2点差にリードを広げる。
【後半16分】日、小野が左サイドの高松へロングパスを出すもオフサイド。
【後半13分】パ、ヒメネスに代わりマルティネスを投入。
【後半12分】パ、トレスが強烈なミドルシュート。曽ケ端が絶妙なパンチングでCKに逃れる。
【後半10分】日、森崎がゴール正面から振り向きざまにミドルシュート。惜しくもバーを越える。
【後半8分】Goal!Goal!Goal!日、小野がPKを左隅に落ち着いて決め1点差に迫る。
【後半8分】日、ペナルティーエリア内で高松が倒されPKを得る。
【後半6分】日、小野のFKは大久保を狙うも、GKにキャッチされる。
【後半6分】日、徳永の右サイドからの突破を止めようとしたクリスタルドにイエローカード。
【後半5分】日、右サイドから持ち込んだ徳永がクロスを入れるもGKにキャッチされる。
【後半3分】日、森崎のFKは壁に当たり、チャンスをつぶす。
【後半3分】日、闘莉王が右サイドの徳永にロングパス。徳永がマンスールに倒され、FKを得る。
【後半キックオフ】日、那須に代わり、松井を投入。
【ハーフタイム】日本がミスを突かれ1−3とリードを許し前半を終えた。立ち上がりの5分、ゴール前の那須クリアミスから痛い失点。小野のPKで同点に追いついたものの、25分にFKを決められ勝ち越されると、36分にも一瞬のスキを突かれ、3点目を奪われた。
【前半44分】日本が1−3とリードを許し前半終了。
【前半44分】ロスタイムは1分。
【前半44分】日、右サイドの小野が徳永に縦パスを出すが、追いつけず、ゴールラインを割る。
【前半42分】パ、E・バレットのミドルシュートはGK曽ケ端の正面。
【前半37分】Goal!Goal!Goal!パ、右サイドからヒメネスが持ち込みシュート。シュートは、ミスキックになるも、ゴール前に走りこんだカルドソへのパスになり、カルドソが右足で決める。
【前半36分】日、ペナルティーエリアの外で今野が倒されFKを得る。
【前半33分】パ、ペナルティーエリア内でカルドソがパスを受け、振り向きざまにボレーシュート。バーを越える。
【前半33分】パ、クリスタルドが直接狙ったFKは日本の壁にはじかれる。
【前半32分】日、ペナルティーエリアの外でカルドソを倒した徳永にイエローカード。
【前半32分】パ、FKは日本の壁に当たりCK。
【前半31分】日、GK曽ケ端がボールを持ち過ぎ、FKを取られる。
【前半28分】日、阿部からパスを受けた大久保がゴール正面からミドルシュート。GKにキャッチされる。
【前半25分】Goal!Goal!Goal!パ、E・バレットが直接狙ったFKは、壁と並んでいたカルドソに当たり、コースが変わってゴールイン。
【前半25分】パ、トレスがペナルティーエリア内に持ち込もうとするが、徳永に倒されてFKを得る。倒した徳永はイエローカード。
【前半22分】Goal!Goal!Goal!日、小野がPKを冷静に右隅へ決めて同点。
【前半21分】日、ゴール前の混戦で高松が倒されPK。ガマラにイエローカード。
【前半20分】パ、ゴール正面からトレスがミドルシュート。バーを大きく越える。
【前半19分】日、右サイドのCKを阿部が今野に合わせるも、今野のヘディングシュートは右に大きく外れる。
【前半15分】日、徳永が右サイドをドリブルで突破。ゴール前にクロスを出すも、高松と大久保が重なる。高松が頭で合わすも、バーを越える。
【前半9分】日、小野がゴール前にロングパス。相手DFがはじいたボールを飛び込んできた今野が右足でシュート。ゴール右隅に外れる。
【前半5分】Goal!Goal!Goal!パ、ゴール前に上がったボールを那須が判断ミスでクリアできず。詰めていたヒメネスが落ち着いて右足で蹴り込む。
【前半2分】日、左サイドから森崎がゴール前に走りこんできた阿部にパス。阿部のシュートはゴール左に外れる。
【前半2分】パ、今野のファウルでFKを得る。
【前半キックオフ】日本のキックオフで試合開始。
【試合開始前】男子日本が、女子に続き白星発進を狙う。36年ぶりの表彰台を目指すB組の日本は、1次リーグ初戦で南米の強豪パラグアイと対戦。注目のFWは平山(筑波大)がベンチスタートとなり、大久保(C大阪)と高松(大分)の2トップ。オーバーエージ枠で出場のMF小野(フェイエノールト)GK曽ケ端(鹿島)らが先発メンバーに名を連ねた。

日本代表メンバー
  No 選手名 齢
GK 1 曽ケ端準 (25)
DF 2 田中マルクス闘莉王 (23)
3 茂庭照幸 (22)
4 那須大亮 (22)
MF 10 ⇒松井大輔 (23)
5 阿部勇樹 (22)
6 今野泰幸 (21)
7 森崎浩司 (23)
FW 11 ⇒田中達也 (21)
MF 8 小野伸二 (24)
15 徳永悠平 (20)
FW 9 高松大樹 (22)
17 ⇒平山相太 (19)
16 大久保嘉人 (22)


パラグアイ代表メンバー
  No 選手名 齢
GK 18 D・バレット (23)
DF 3 マンスール (23)
4 ガマラ (33)
5 デバカ (21)
6 エスキベル (23)
FW 9 ⇒バレイロ (22)
DF 11 トレス (22)
15 クリスタルド (22)
MF 16 ⇒ディアス (22)
8 E・バレット (20)
10 フィゲレド (22)
FW 7 ヒメネス (23)
DF 2 ⇒マルティネス (23)
FW 17 カルドソ (33)

※得点内訳の…はグラウンダー、→はライナー、↑は浮き球のパス、シュート球種。メンバー表の⇒は交代出場選手




(写真:パラグアイ代表:ナシオン)



(写真:落ち着いてシュートするカルドーソ:ABC)



明日決戦 (2004年 8月11日)
いよいよ明日、対日本戦が行われます。パラグアイはガマラ、エンシソとオーバーエイジ枠には守りの要の選手を補強しました。23代表はA代表と比較しますと攻撃力、パワーは感じますが守りが弱いという印象があっただけに当然の事であると思います。期待のサンタクルスは所属のクラブが首を縦に振らなかったようで今回の出場は見送りになりました。日本の記事を見ますとスペースを使い崩すように指南していますが、果たして上手く行くのでしょうか?

パラグアイ攻略法 五輪代表に伝授(スポーツ報知2004年 8月12日)
男子サッカー日本五輪代表が初戦で対戦するパラグアイのリーグで01年にプレーした広山が攻略法を伝授。今回のメンバーにはセロ・ポルテーニョ時代のチームメートが「7人ぐらいいる」という。要注意はFWホセ・カルドソ。「ツボに入ればものすごい」と爆発力を警戒。01年世界ユース3位メンバーの右DFマルティネスの名も挙げた。「先制点を与えちゃいけないのはもちろん、相手は粘り強いからメンタル面でつぶすよう、(スキを見せず)いいプレーを続けてあきらめさせるようにしないと」と話した


日本、勝機十分=ブラジル代表ドゥドゥがパラグアイ攻略法伝授(時事通信)

サッカー男子日本は12日にテッサロニキで初戦を迎える。対戦相手パラグアイは、南米予選でブラジルを倒して五輪出場権を獲得した強豪。現役ブラジル代表で、南米予選にも出場したJリーグ1部、柏のMFドゥドゥがパラグアイ攻略法を語った。ブラジルは決勝リーグの最終戦でパラグアイに0−1。FKから先制され守り抜かれた。「(パラグアイの)球際と空中戦の強さが印象的だった。特にエリア内は強い」とドゥドゥ。王国ブラジルでさえも、容易に崩せないパラグアイの堅守。本番ではオーバーエージ(OA、24歳以上)枠でフル代表の守備の要ガマラも加わり、強固さを増す。だが、攻略ポイントは十分にありそうだ。「ブラジルが落ち着いてパスをつなぎ始めると、焦りだし、ファウルが多くなった」。高さで強い半面、足元での弱さを物語る。「速いパスワークで崩し、スペースを使っていくこと。パラグアイは攻守の早い切り替えにも弱い」日本はOA枠で小野が加わり、ボールに対して選手が動きだすのが格段に早くなった。小野のパスに反応した大久保や田中達が、相手守備網を切り崩すシーンが期待できる。相手の長所を190センチの平山や闘莉王が摘み取り、攻撃で持ち味を出せるか。両者がマッチしたとき、日本は白星発進するはずだ。


まもなく本戦 (2004年 8月07日)
いよいよ緒戦となる対日本戦が近づいて来ました。(12日)日本のマスコミでもパラグアイの事が注目されて来ています。この緒戦で負けるとまず望みが無くなる両チーム、全力を出して来ると思います。パラグアイはガマラ、パレーデス、カルドーソをオーバーエイジ枠に加え、エースで年齢枠内のサンタクルスを補欠に入れています。これでサンタクルスが入りますとかなりA代表に近い戦力です。


パラグアイは「ルール違反だ!」山本昌邦監督猛抗議(サンケイスポーツ)

五輪サッカー男子日本代表・山本昌邦監督(46)が、5日午後の練習で1次リーグ初戦の相手パラグアイに対して「ルール違反だ!」とかみついた。1次登録に入っていないFWサンタクルス(バイエルン)らがバックアップメンバーに入ったことへの猛抗議だ。許しちゃあおけねえ。ドイツ・ニュルンベルクに「遠山の金さん」がいた。普段は温厚な山本監督のまなじりがつりあがった。「ルール違反ですよ。あそこはそういうことを平気でやってくるチームですから」。5日の午後練習後、話題が初戦の相手パラグアイにおよんだときのことだ。30人の1次登録リストに入っていなかったエースFWサンタクルスら主力選手が、バックアップも含めた最終登録メンバーに名を連ねていることに猛抗議。現在、背番号19で“補欠”扱いのサンタクルスも、結局はメンバー入りする可能性を指摘した。「きっと試合の前に誰かがけがして交代するでしょう。でもそんなことにイライラしてちゃ、こっちの負けです」パラグアイは4日夜(日本時間5日未明)、ポルトガル五輪代表と強化試合を行い、0−5と大敗した。日本の偵察を警戒し、まったく顔ぶれの違う“ダミー”で戦った7月27日の韓国戦とは違い、主力を投入しての惨敗だが、ここでホッとするのは禁物だ。「そんな罠にはまっちゃだめ。こういう試合の後は逆に引き締まるもんだし、彼らには守りきる力がある」。手綱は決して緩めない。同試合にはすでにテクニカルスタッフを派遣済み。急いでビデオを取り寄せ、パラグアイ攻略のヒントを探る予定だ。日本から見れば「ずさん」に映る手続きや選手登録も、南米やアフリカのサッカー界では日常茶飯事。第3戦の相手ガーナに関しても、7月14日に対戦したチュニジア五輪代表のケマイス・ラビディ監督が「オーバーエージは3人だけじゃない」と“年齢詐称”の疑惑を暴露したほどだ。あと1週間を切った戦いに備え、早くも舌戦開始の山本監督。正義を証明する勝利で、アテネのピッチに“桜吹雪”を舞わせる意気込みだ。

男子代表早くもゴング 初戦の相手・パラグアイと同宿(スポーツ報知)
五輪代表が“開戦状態”に突入する。アテネ五輪に出場するU―23(23歳以下)日本代表は8日、ドイツ合宿を打ち上げ、ギリシャ・テッサロニキに移動した。初戦(12日)の相手で、同じくこの日にギリシャ入りしたパラグアイとは同宿で、イレブンは早くも“戦闘モード”に突入した。試合の4日前から火花が散り始めた。穏やかだったニュルンベルク合宿から一転、同じ屋根の下には敵国がいた。「戦闘モードに入りますね。顔つきが変わると思うし、しゃべりも少なくなる」と、DF闘莉王は表情を引き締めた。ロビーで顔を合わせることもあれば、食事会場も同じ。シドニー五輪の開幕前も南アフリカと同居したが、山本昌邦監督(46)は「この中でやりくりするしかない」と、腹をくくった。気持ちも高ぶり始めた。前日7日、日本代表のアジア杯決勝は各自テレビ観戦。優勝トロフィーを掲げる姿に心を刺激された。「アジアとは違うけど、やれることはやりたい。意識したいっすね」と茂庭。中国でも歴史的背景から厳しい環境を強いられた。強いメンタルの必要性を山本ジャパンも痛感していた。ストレス解消には日本食が武器になる。業務用の大きな炊飯器を持ち込み、レトルトのカレーや、どんぶりものがテーブルに並ぶ。6日夜もバーベキューで盛り上がった。「日本代表の勢いを、このバトンをうまくつなげたい。これからは選手の気持ちが大切になる」と山本監督。3大会連続の開幕勝利がかかるパラグアイ戦。その“前哨戦”はすでに幕を開けた。






(写真:パラグアイ代表:ナシオン紙)



(写真:主将・ガマラ:ナシオン紙)



緒戦は日本、最強の組に入る (2004年 6月09日)
組み合わせにより日本、ガーナ、イタリアと同組(B組)に入りました。各大陸選りすぐりの強国揃いという感じですね。緒戦の相手は日本となりました。(8月12日)

パラグアイ

 日本

 ガーナ

 イタリア

イタリア、ガーナも今回の出場チームの中ではそれぞれの大陸で最強のチームと言う感じです。

男子五輪“死のB組”V候補の伊と同組(日刊スポーツ)

日本五輪代表が「死のB組」に入った。アテネ五輪の組み合わせ抽選が行われ、日本はイタリア、パラグアイ、ガーナと同じB組に入った。いずれも強豪ばかりだが、メダル獲得を狙う山本昌邦監督(46)は初戦重視の方針を示し、やりがいを強調した。山本監督は、ひるんでいなかった。8日までドイツで、U−21(21歳以下)欧州選手権を視察。アテネの空港に到着すると、直前まで行われていた組み合わせ抽選の結果を聞いた。驚いてもおかしくない、強豪ぞろいのB組。日本は南米予選でブラジルを破ったパラグアイと8月12日、欧州王者のイタリアと15日、強豪ガーナと18日に対戦する。山本監督「厳しいが、やりがいのあるグループ。イタリアが入っているけど、乗り越えてこそ、いい結果が出る。(イタリアは)オーバーエージ(24歳以上)に誰が入るか分からないけど、こちらとしても楽しみ。対策はこれから考える。死の組って言うの?」イタリアの強さは、認識している。U−21欧州選手権は準決勝から観戦し、決勝を3−0で完勝したイタリアを目の当たりにした。FWジラルディーノ(パルマ)は、今季セリエAで23ゴールを挙げ、イタリア人トップの得点ランク2位。「強いよ、そりゃ」と認めたが、悲観はしなかった。初戦のパラグアイが、重要になる。相手はブラジル撃破で世界に名を売ったが、山本監督にも、コーチ時代に同様の経験がある。「難しい相手だが、日本はアトランタでブラジルに勝ったことがあるし、可能性はある。8月12日に力を出せるよう準備をしたい」と強気に話した。4月のギリシャ遠征で経験したパトラスで試合を行わない不運はある。だが、今日10日から2日間かけて会場を回り、ホテルや練習施設などをチェックして、環境整備に取り掛かる。かねて「シドニーの成績(8強)を超えないことには、日本にとって進歩がない」と言ってきた。1次リーグさえ突破できれば、決勝トーナメント1回戦はメキシコか韓国が有力。メダルも見えてくる。道のりは簡単でないが、目標はしっかり定まった。

伊、パラグアイ…男子“死のB組”(サッカー)(スポニチ)
アテネ五輪サッカー男女の組み合わせ抽選が9日、アテネで行われ、男子はイタリア、パラグアイの強豪と同居する“死のB組”に、女子はスウェーデン、ナイジェリアとともにE組に入った。女子は8チームで争う決勝トーナメントに視界が開けたが、68年のメキシコ大会以来のメダルを目指す男子は苦しい戦いを余儀なくされることになりそうだ。アテネのエレステリオス・ヴェニゼロス空港に降り立った山本監督を待っていたのは厳しい現実だった。「ヨーロッパチャンピオンのイタリアが入った。パラグアイもブラジルを破っているので力はある。(ガーナは)暑さにも強いしタフ」最大の敵は8日まで行われていた欧州U―21選手権で圧倒的な実力差を見せつけて優勝したイタリアだ。準決勝ポルトガル戦、決勝セルビア・モンテネグロ戦を視察した山本監督も「フィジカル的にもメンタル的にも相当タフ。ヨーロッパチャンピオンがそのままの勢いを生かせることは脅威」とうなるしかない。中でもエースのFWジラルディーノ(パルマ)の決定力は抜群だ。準決勝では2得点。今季セリエAでは23得点した。さらにイタリア国内ではオーバーエージ枠候補としてピルロ(ACミラン)、フィオーレ(ラツィオ)らの名前も挙がっている。南米予選でブラジルを破ったパラグアイに、92年のバルセロナ五輪で銅メダルの実績を持つアフリカの強国ガーナも侮れない。「最初からハイペースで飛ばさないといけないグループ。日程的にも休みがあまりなくてきつい」1次リーグさえ突破すれば準々決勝で対戦するのは比較的くみしやすいA組勢。メダルも狙える。だが、そこまでどうたどりつくか。道のりは険しい。≪ノルマは1勝2分け≫川淵キャプテンが男子五輪代表に1勝2分けのノルマを課した。「強いチームばかりだけど、マリといい試合をしたので(同じアフリカの)ガーナに勝って、残りは引き分ける感じで1次リーグを突破したいね」。OA枠については小野の招集を「時期的な問題で難しい」と断念することを示唆。直前の親善試合に関しては「パラグアイを考えていたけど、同じグループに入ったので」と方向転換をにおわせた。また、女子代表については「スウェーデンは強敵だけど、ナイジェリアに勝って準々決勝に間違いなく進めると思う。次の対戦次第でベスト4も狙える」と楽観的だった。

相手はパラグアイ、イタリア、ガーナ…五輪男子は試練のB組(サンスポ)
“死のB組”勝ち抜くぞ! アテネ五輪サッカーの組み合わせ抽選が行われ、1968年メキシコ五輪銅メダル以来のメダル獲得を目指す日本男子は優勝候補のイタリアはじめ、五輪予選でブラジルを破ったパラグアイ、ガーナと強豪がそろったB組に入った。8月11日の初戦で対戦するパラグアイ戦が、決勝トーナメント進出への大一番となる。〔写真右:大久保=手前、平山=奥=ら日本が誇る五輪代表が、“死のB組”を勝ち抜く!「メダル獲りに挑む日本の前に、手ごわい敵が立ちはだかった。」「厳しいグループ。でも逆にやりがいがある。選手にもいい経験になる」。抽選会後に視察先のドイツからアテネ入りして組分けを知った山本監督は前向きに話したが、厳しい現実が突きつけられた。 『死のB組』。日本の相手は、U−21欧州選手権を制した優勝候補筆頭のイタリアはじめ、五輪予選でブラジルを下したパラグアイ。そしてアフリカの未知なる力を秘めたガーナに決まった。幸か不幸か前夜(8日)、FIFAから日本協会に「日本はギリシャで人気があるのでシードにしたい」と連絡が入った。開催国ギリシャらとともに名誉なシードに選ばれたことが、皮肉にも最大の激戦区に組み込まれる結果に。決勝トーナメントに進出するためには4カ国中、上位2チームに入ることが条件。負けられない3番勝負だ。8・12の初戦パラグアイ戦は、いきなり大一番となる。パラグアイは、五輪最終予選であのブラジルを1−0で撃破して五輪切符を手にした。日本協会は、五輪で同組にならないことを前提に7月の壮行試合の相手として交渉を進めていたが、図らずも本番で激突することになった。
第2戦であたるイタリアは、ASローマのMFデ・ロッシら、セリエAで活躍する選手をそろえ、8日のU−21欧州選手権決勝でセルビアモンテネグロを3−0で圧倒するなど、戦力的に頭ひとつ抜け出ている。それだけに、2番手を争うライバル、パラグアイ戦が、日本の命運を握るといっても過言ではない。ブラジルを破ったパラグアイを下せば、イタリア戦にも勢いに乗って挑める。第3戦のガーナは対戦こそないが、日本はマリ代表(6月1日、札幌ド)との親善試合(1−1)でアフリカ勢独特の身体能力の高さを経験し、自信もつけた。パラグアイを、け落とすことで、視界は開ける。「ピッチの状態やロッカー、宿舎、アクセスなどをしっかり見てきたい」と山本監督はさっそく、10日から試合会場のテッサロニキとボロスを視察する予定。また、日本協会は7月25、30日の壮行試合で南米勢とマッチメークし、パラグアイ戦必勝をサポートする方針だ。五輪本番まで、残り約2カ月。山本ジャパンが、真価発揮へのカウントダウンに入った。
■山本監督はこう戦う■
★パラグアイ 「アルゼンチン、ブラジルも破っている。初戦をいい形で消化したい。最初からハイペースで入りたい」
★イタリア 「フィジカル的にもタフだし、勝ち方を知っている。欧州選手権を終えたばかりでいい形で入ってくるだろう。しかし日本もアトランタ五輪ではブラジルに勝った。可能性を高めながらいきたい」
★ガーナ 「マリ以上に身体能力が高い。3戦目で(体力的に)さらに厳しくなるが、目標あるところにたどりつきたい」
◆日本協会・川淵キャプテン 「パラグアイとイタリアに引き分けて、ガーナに勝って1勝2分けなら(決勝トーナメントに)いけるんじゃないか」★イタリアは欧州NO・1で乗り込む。アテネ五輪欧州予選を兼ねたU−21欧州選手権決勝(8日)はイタリアがセルビア・モンテネグロに3−0で快勝し、優勝した。3位決定戦はポルトガルがスウェーデンを延長の末に3−2で破り、既に五輪出場を決めている上位2チームとともに五輪出場権を獲得、五輪に出場する16カ国が出そろった。★B組各国のコメント★
◆パラグアイ協会・ゼウダ会長 「最強のグループになってしまった。日本は組織的な動きができるチーム。難しい相手だが自信はある」
◆イタリア協会幹部のウェレルズ氏 「オーバーエージ? もちろん使う。トッティ、デルピエロ、バッジョだって可能性はあるさ」
◆ガーナ協会幹部のパポエ氏 「最も強いチームがそろったタフなリーグだ。いい準備と研究をしていきたい」
★男子展望★
ギリシャ、日本、アルゼンチン、モロッコがシード。激戦区となった日本のB組は、イタリアを中心に、2位以上の座を巡りし烈な争い。A組は、アジア最強の韓国、中南米予選を順当に勝ちあがったメキシコに、開催国ギリシャがどう戦うか。C組はアルゼンチンとセルビア・モンテネグロ、D組はアフリカ最強のモロッコとポルトガルがやや優位。★決勝トーナメント勝ち上がり方式★
出場16カ国をA〜D組に分けてリーグ戦を行い、それぞれ上位2チーム計8チームが決勝トーナメントへ。
★オーバーエージ枠はまだ微妙
日本協会・川淵三郎キャプテンは9日、五輪代表・山本監督が希望するオーバーエージ枠選手はGK曽ケ端(鹿島)、MF小野(フェイエノールト)、FW高原(ハンブルガーSV)であることを明かした。しかし、高原は肺動脈血栓塞栓症で出場不可能。小野もクラブ側が派遣に慎重な態度をみせており、いずれも微妙だ。
■アテネ■
★ギリシャの首都 国はバルカン半島南部に位置。古代ギリシャの都市国家として紀元前400年代に隆盛を極めた。1834年首都に制定。人口はギリシャ全人口の約3割にあたる約300万人
★文化の中心 ギリシャの文化と観光、政治経済の中心地。シンタグマ広場から半径約1キロ内に国会議事堂、アテネ大学、パルテノン神殿などがある
★五輪発祥の地 紀元前800年代に始まった古代五輪(オリンピア祭典)が最後に行われたのが393年。第1回近代五輪がフランス人のクーベルタン男爵の提唱によって1896年、1503年ぶりに開催された。当時は14カ国、男子選手のみ280人が参加。アテネでの五輪開催はこれ以来、108年ぶり

日本五輪代表は死のB組 (報知)
五輪サッカー組み合わせ決定・イタリア、パラグアイ、ガーナと同組。“死のB組”に入った。アテネ五輪サッカー男女の組み合わせ抽選が9日行われ、日本の男子は1次リーグB組に入り、8月12日にパラグアイ、15日にイタリア、18日にガーナと対戦。女子は1次リーグE組に入り、11日にスウェーデン、14日にナイジェリアと顔を合わせる。 「8月12日パラグアイと初戦」山本ジャパンの“メダルロード”に高く険しい壁が立ちはだかった。「どこでも来いって感じ」渡欧前に余裕の表情だった山本昌邦監督(46)の表情も一層引き締まった。パラグアイ、イタリア、ガーナ。いずれも世界クラスの強豪チームだ。日本は各大陸の人気チームとして、開催国のギリシャ、アルゼンチン、モロッコとともに急きょシードされる優遇措置を受けたが、待ち受けていたのはまさかの“死のB組”だった。いずれの相手も実績、実力ともに申し分ない。初戦(12日、テッサロニキ)の相手パラグアイは南米予選で王者ブラジルを撃破。8日のU―21欧州選手権を制したイタリアは、今季セリエAで23得点を挙げたエースFWアルベルト・ジラルディーノ(21)=パルマ=がいるほか、同国協会関係者は「オーバーエージ(OA=24歳以上)も含め最高のチームでアテネに来る」と、フランチェスコ・トッティ(27)=ASローマ=、アレッサンドロ・デルピエロ(29)=ユベントス=らスーパースターの起用を示唆。ガーナも92年バルセロナ、96年アトランタで決勝トーナメント進出を果たしている。日本はアトランタ大会でFWロナウド(27)=レアル・マドリード=らを擁するブラジルを破った“マイアミの奇跡”の再現が必要。OA枠では、起用が有力視されるMF小野伸二(24)=フェイエノールト=らフル代表の中心選手の力が不可欠となった。11日からは会場となるテッサロニキ、ボロスのスタジアムなどを視察する指揮官。「厳しい相手だが、やりがいはある。とにかく準々決勝に進みたい」と表情を引き締めた。シドニー五輪のベスト8の壁を越え表彰台へ。その時こそ、指揮官の口癖「アテネ経由ドイツ(W杯)」が現実味を帯びてくる。◆イタリア(欧州1位) 1898年協会設立。6大会連続14回と最多出場。過去最高は1936年ベルリン大会の金メダル。最新のFIFAランクは10位。主力選手は今季セリエAイタリア人最多得点のFWアルベルト・ジラルディーノ◆パラグアイ(南米2位) 1906年協会設立。3大会ぶり2回目の出場。過去唯一出場の92年バルセロナ五輪では、ベスト8に進出。最新のFIFAランクは25位。主力選手はFWロケ・サンタクルス(22)=バイエルンミュンヘン◆ガーナ(アフリカ) 1957年協会設立。2大会ぶり6回目の出場。初出場の64年東京大会で日本と対戦、3―2で勝利した。最高位は92年バルセロナ大会銅メダル。最新のFIFAランクは89位。主力選手はMFミカエル・アシアン(21)=リヨン



南米代表を決める (2004年 1月25日)
出場国(全16か国):ギリシャ、アルゼンチン、パラグアイ
その他は未決定(アジア3、ヨーロッパ3、アフリカ4、、北中米カリブ海2、オセアニア1)

チリで行われていた23歳以下の南米選手権はオリンピック予選を兼ねており、上位2チームがアテネオリンピックに出場する事になっておりました。南米10ヶ国に対して席は僅かに「2」、厳しい戦いでした。南米にはアルゼンチンとブラジルという2強が存在し、上位2チームになるにはどちらかを蹴落とさなければなりませんでした。

決勝リーグ第三戦

パラグアイ 1 - ブラジル 0

前半32分、エドガル・バレトのコーナーキックをキャプテンのデバカが頭で合わせて先制した。その後は好守備を見せた。同点でに引き分けるとブラジルが2位になるという状況の中よく1点を守り抜きました。終了間際、パラグアイが苦しい時にブラジルの守備の選手が不用意なファールをして退場となり、これでブラジルの攻めに迫力が無くなり数分のロスタイムが楽になったと思います。





(写真:ABC紙)





(写真:得点を挙げたキャプテンのホセ・デ・バカ・ナシオン紙)



(写真:ナシオン紙)

(パラグアイの全成績)

1/9 ブラジル○3-0●パラグアイ
1/11 パラグアイ○3-1●ベネズエラ
1/13 チリ○3-2●パラグアイ
1/15 ウルグアイ●1-2○パラグアイ
1/18 エクアドル●0(PK2-4)0○パラグアイ
1/21 チリ●1-2○パラグアイ
1/23 アルゼンチン○2-1●パラグアイ
1/26 パラグアイ○1-0●ブラジル

パラグアイは4勝3敗1分(PK勝ち)11得点-11失点という成績でした。チリとブラジルには1勝1敗ですが、大事な決勝リーグでの勝利がものを言いました。


ブラジルが出場逃す アテネ五輪のサッカー男子(共同通信)
【ビニャデルマル(チリ)25日ロイター=共同】サッカー男子のアテネ五輪南米最終予選は25日、当地で行われ、ブラジルがパラグアイに0−1で敗れて勝ち点3にとどまり、アテネ五輪出場を逃した。ブラジルが五輪出場を逃がしたのは1992年のバルセロナ大会以来3大会ぶり。パラグアイは勝ち点を6とし、既に出場権を得ているアルゼンチンとともに、最終予選4カ国の上位2チームに与えられる五輪出場権を獲得した。ブラジルは引き分けでも五輪への切符を手にすることができたが、前半32分に失点するとパラグアイの堅い守りに得点できなかった。ブラジルはワールドカップ(W杯)では史上最多の5度の優勝を誇るが、五輪では優勝したことがない。

ブラジル、五輪出場逃す=最終戦でパラグアイに敗れる−サッカー南米予選(時事通信)
【サンパウロ25日時事】サッカー男子のアテネ五輪南米最終予選は25日、チリのビニャデルマルで最終戦が行われ、ブラジルが0−1でパラグアイに敗れた。ブラジルは通算成績1勝2敗の勝ち点3に終わり、1992年バルセロナ大会以来3大会ぶりに、五輪出場権を獲得できなかった。パラグアイは前半32分、デバカの挙げた先制点を守りきって強豪を下し、通算2勝1敗で五輪出場権を獲得。南米からはこのほか、アルゼンチンが五輪出場を決めている。

ブラジル、五輪サッカー出場逃す 南米予選最終戦で敗退(朝日)
チリで行われていたアテネ五輪の南米最終予選(23歳以下)でブラジルがパラグアイに0―1で敗れ、五輪出場はならなかった。切符を手にしたのはアルゼンチンとパラグアイだ。 1勝1敗同士の最終戦。ブラジルは引き分けでも3大会連続の五輪出場を決める状況だった。しかし前半32分に失点。その後は、ほとんどパラグアイの陣地で試合を進めたが、堅陣を崩すことができなかった。ACミランに所属し、ブラジルA代表にも選ばれているMFカカらを欠いていたという事情はあった。 02年のW杯から、昨年の17歳以下世界選手権、20歳以下世界選手権と、三つの世代の大会で3連勝していた。しかしそれもストップ。W杯は5度制したブラジルも、五輪の金メダルには縁がない。ロナウドやロベルトカルロスが五輪出場に意欲を見せていたが、大舞台を前に夢はついえた。

ブラジル、サッカー五輪予選敗退――アテネの「華」欠ける(日本経済)
ブラジルがサッカー五輪予選敗退。アテネ五輪サッカー男子の南米最終予選(23歳以下)は、25日の最終戦でブラジルがパラグアイに敗れて3位。まさかの予選敗退を喫した。五輪本番ではロナウド(レアル・マドリード)ら世界的スター選手をオーバーエージ(24歳以上)枠で起用する方針も決め、初の金メダルに意欲を燃やしていた。カナリア軍団にとっては、アテネの地を踏むことすらできない屈辱だった。ブラジル、アルゼンチン、チリ、パラグアイで争われた最終予選は2位以内が出場権を得る。ブラジルはアルゼンチンに0―1で敗れた後、チリには3―1で勝った。ところが、引き分けでもいいパラグアイ戦は前半32分の失点を取り返せずに0―1で試合終了。昨年のリベルタドーレス杯でサントス準優勝の原動力になったジエゴ、ロビーニョらはその才能を五輪の舞台で披露する機会も失った。ワールドカップ(W杯)最多の優勝5度を誇るが、五輪には不思議と縁がない。1996年アトランタ五輪の1次リーグでは日本に0―1の歴史的敗戦。2000年シドニー五輪でもベスト8に終わり、いまだ金メダルには手が届かない。攻撃的で華麗なブラジルサッカーは世界中で人気が高い。アテネ五輪は早々と華の一つを失ったことになる。

ブラジルまさか 五輪アウト・サッカー五輪南米地区最終予選(読売)
【ビニャデルマル(チリ)25日=国際電話】カナリア軍団が予選で姿を消した。サッカーのアテネ五輪南米地区最終予選が25日、当地で行われ、ブラジルはパラグアイに0―1で敗れて通算1勝2敗の3位となり、まさかの予選敗退を喫した。ブラジルが五輪の出場権を逃すのは、1992年バルセロナ五輪以来、3大会ぶり。本大会へはアルゼンチン、パラグアイの2か国が出場する。パラグアイに0―1で3位。カナリア軍団の野望は、五輪発祥の地にたどり着く前についえた。前半32分に右サイドからのクロスを相手DFデバカ主将に頭で決められ、先制を許した。引き分けでも五輪の切符がつかめる一戦で、後半にはFWを4人置くなどの超攻撃的な布陣を敷き、後半22分にはFWカルバーリョが相手GKと1―1となるなど、5度の決定機をつくったがすべてゴールに嫌われた。0―1。この日、20歳の誕生日を迎えた天才FWロビーニョは「これまでのサッカー人生で一番の失望」と泣き崩れた。W杯は5度の優勝。世界ユース選手権では4度優勝など、各世代で最強を誇ってきたが、五輪には不思議と縁がなかった。過去の最高は84年ロサンゼルス大会、88年ソウル大会の銀メダル。96年アトランタ大会では、日本に0―1で敗れる不覚を演じるなどして3位。00年シドニー大会では、2人退場したカメルーンにVゴールを決められ8強に終わった。 残る最後のタイトル奪取に向け、本番では02年の日韓W杯優勝に導いたFWロナウド(27)=レアル・マドリード=、MFリバウド(31)=クルゼイロ=、DFロベルトカルロス(30)=レアル・マドリード=をオーバーエージ(24歳以上)枠で起用するプランが浮上していた。「すべて私の責任」リカルド・ゴメス監督は涙ながらに声を絞った。“新3R”と、予選はクラブの事情で出場できなかったMFカカ(ACミラン)、FWアドリアーノ(インテル)ら才能豊かな若き選手がかみ合ったブラジルはアテネ五輪の舞台に立つことはない。野球の米国代表に続き、アテネの“華”がまたひとつ消えた。
 
ブラジルが五輪出場権逃す/南米最終予選(日刊スポーツ)
ブラジルがアテネ五輪出場権を逃した。U−22(22歳以下)で争われた五輪南米最終予選は25日、チリ・ビニャデルマルで行われ、ブラジルはパラグアイに0−1で敗れた。勝ち点3で4チーム中3位にとどまり、出場権を得られる上位2チームに入れなかった。ブラジルの予選敗退は92年バルセロナ大会以来3大会ぶり。勝ち点7で1位のアルゼンチンと同6のパラグアイが本体会出場を決めた。同1のチリは最下位に終わった。ブラジルは引き分けでも2位が決まったが、前半32分にパラグアイに先制されると歯車が狂った。02年のブラジル選手権を制したサントスのメンバー5人に、昨年のワールドユース得点王のMFドゥドゥらを加えた強力布陣で挑んだが、相手の守りを崩せず、無得点に終わった。最終予選に進んだ4チーム中3位で、12年ぶりに五輪出場を逃すことになった。W杯では史上最多5度の優勝を誇るブラジルだが、五輪とは縁が薄い。過去10度出場して優勝は1度もない。96年アトランタ大会では1次リーグで日本に歴史的敗北を喫し、決勝トーナメントに進んだものの銅メダル。シドニー五輪は準々決勝勝敗退で、ルシェンブルゴ監督が解任された。リカルド・ゴメス監督は今年こそ金メダルを奪うべく、本大会で使える3人までのオーバーエージ(24歳以上)枠にRマドリードFWロナウドとDFロベルト・カルロスを起用する方針を固めていた。ロナウドも意欲を見せていたが、計画は水泡と化した。ブラジルは、U−20による昨年のワールドユースで優勝。A代表だけでなく、若手の育成も順調と思われたが、五輪世代だけが取り残された形になった。

サッカー=五輪南米予選、ブラジル出場権逃す(ロイター)
1月25日、アテネ五輪出場を懸けたサッカーの南米予選、ブラジルは上位2チームに与えられる五輪出場権を逃した。[ビーニャデルマル(チリ) 25日 ロイター] アテネ五輪出場を懸けたサッカーの南米予選は25日、当地で最終戦が行われ、ブラジルはパラグアイに0―1で敗れ、上位2チームに与えられる五輪出場権を逃した。悲願の五輪金メダルを狙うブラジルは、引き分けさえすれば突破が決まった。ところが、堅守が伝統のパラグアイを攻めあぐね、GKバレットの好守にも阻まれ得点できず。前半32分に主将ホセ・デバカに決勝ゴールを許した。これで南米地区からはアルゼンチン、パラグアイの出場が決まった。

この試合パラグアイは引き分けでは2位以内になれず勝つしか無いという厳しい条件の中で勝利し2位を確定しました。日本語の記事はパラグアイが勝ったというのでは無く「ブラジルが負けた」というニュースで、主語がブラジルになっているのが変ですね。南米の中でブラジルとアルゼンチンが卓越したチームである事は間違いが無いと思いますが、各国の実力差はそれほど大きなものでは無く、今回の大会でも予選リーグでアルゼンチンはペルーとブラジルはウルグアイ、チリと引き分けている。何時も戦っている隣国でもあるので戦い方はお互い熟知しているようです。

今回ブラジルが敗退した原因は色々あるでしょうが、予選リーグの最初の2戦で大勝した事がその後のリズムを崩したように見えます。ベネズエラそしてパラグアイに相手を寄せ付けず4-0、3-0で圧勝しましたが若いだけに「こんなものか」という油断が生じたように思います。その後の試合は苦戦続きで攻撃にもあせりが見えました。じっくりと構えられると個々の選手の実力は高いので相手も困った事でしょう。最後のパラグアイ-ブラジル戦も拙攻が目立ちました。ロスタイムが5分くらいあったのですが、余計なファールでDFの選手が一人退場となりパラグアイはこれで楽になり、勝利を確信出来たと思います。

決勝リーグの結果

- アルゼンチン パラグアイ-- ブラジル---- チリ------ -
アルゼンチン - アテネ・オリンピック出場
パラグアイ × - アテネ・オリンピック出場
ブラジル × × - -
チリ × × - -


1/21 チリ●1-2○パラグアイ
1/21 アルゼンチン○1-0●ブラジル
1/23 チリ●1-3○ブラジル
1/23 アルゼンチン○2-1●パラグアイ
1/26 パラグアイ○1-0●ブラジル
1/26 チリ△2-2△-アルゼンチン



(写真:アスンシオンに戻り大歓迎を受ける選手たち:ABC紙)




23歳以下の南米選手権はオリンピックの予選を兼ねていました。加盟10ヶ国をA(ブラジルがシード)B(アルゼンチンがシード)に分け前回のワールドカップの予選での順で2チームをそれぞれの組に分け 3・エクアドル 4・パラグアイ 5・ウルグアイ 6・コロンビア 7・ペルー 8・ベネズエラ 9・ボリビア 10・チリ という組み分けになりました。予選リーグを行いそれぞれの組の首位は直接決勝リーグに、2位は相手の組の3位と戦い勝利した方が決勝リーグに進み、4チームで改めて決勝リーグを行い上位2チームがアテネへの出場権を獲得するというものでした。

A組のパラグアイはブラジルに負け、ベネズエラに勝ち、チリに負け、後が無くなったパラグアイはウルグアイを何とか振り切ってA組3位となりました。予選の結果はA組(首位・チリ、2位・ブラジル、3位・パラグアイ、4位・ウルグアイ、5位・ベネズエラ)B組(首位・アルゼンチン、2位・エクアドル、3位・コロンビア、4位・ペルー、5位・ボリビア)でした。チリとアルゼンチンは直接決勝リーグに進み、ブラジル-コロンビア、パラグアイ-エクアドルの勝者が決勝リーグに進む事になりました。ブラジルはコロンビアに快勝、パラグアイはエクアドルと0-0の引き分け、PK戦で何とか振り切りました。

決勝リーグはパラグアイの緒戦はチリ、地元であり、予選を首位で通過と波に乗っていました。試合はパラグアイ、チリ共に決め手を欠き前半を0-0で折り返しました。後半17分、チリが先制し、この1点が重く残り時間が10分となったところで、パラグアイが同点に追いつき2分後には逆転しそのまま逃げ切りました。

第二戦はアルゼンチン、これは緒戦の逆にパラグアイが1-0とリードしていたのですが、残り15分から立て続けに2点を入れられて逆転負けとなりました。第三戦はブラジル、得失点差の関係で引き分けもしくは負けではブラジルが2位以内となりパラグアイは勝つしか無い試合でした。前半ヘディングで得点をしそのまま1-0で逃げ切りアルゼンチンと共にアテネへの出場権を獲得しました。

(一次リーグ予選成績)
1/7 チリ○3-0●ウルグアイ
1/7 ブラジル○4-0●ベネズエラ
1/8 コロンビア●0-1○エクアドル
1/8 アルゼンチン△0-0△ペルー
1/9 チリ○3-0●ベネズエラ
1/9 ブラジル○3-0●パラグアイ
1/10 アルゼンチン○2-1●ボリビア
1/10 コロンビア○3-1●ペルー
1/11 ブラジル△1-1△ウルグアイ
1/11 パラグアイ○3-1●ベネズエラ
1/12 エクアドル○4-2●ペルー
1/12 コロンビア○2-0●ボリビア
1/13 ウルグアイ△1-1△ベネズエラ
1/13 チリ○3-2●パラグアイ
1/14 アルゼンチン○5-2●エクアドル
1/14 ペルー○3-2●ボリビア
1/15 ウルグアイ●1-2○パラグアイ
1/15 チリ△1-1△ブラジル
1/16 アルゼンチン○4-2●コロンビア
1/16 エクアドル○3-2●ボリビア

(2・3位戦)
1/18 ブラジル○3-0●コロンビア
1/18 エクアドル●0(PK2-4)0○パラグアイ


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