パラグアイ代表:ワールド・カップ・2010・南アフリカ大会・一次リーグF組






パラグアイ代表:ワールド・カップ・2010・南アフリカ大会・一次リーグF組




4大会連続8回目の出場となるパラグアイ、南米の予選ではブラジル、アルゼンチンと互角の試合をしており、欧州の強豪と対戦しても十分に戦え勝機もあると思っています。メルコスールの仲間の3ヶ国はどこも複数回優勝をし合計で9回優勝しており、パラグアイも仲間入りしたいものですね。

ここのところ4大会連続出場ですが、チームは着実に進歩しています。以前は守りだけで攻めは単調なカウンターだけで得点はセットプレーからのみという状況でしたが、点が取れるチームに変身しています。94年の米国大会の南米予選は二つのグループに分けて代表を選出する方式でしたがボリビアが勝つなど非常に不公平であるとの指摘がなされて以降は3年かけてホーム&アウェーの全18試合の長丁場で決める方式となりました。また98年のフランス大会から参加国が24から32に増やされそれ以降日本と同じく連続して出場出来るようになりました。

98年・フランス大会(16強)組み合わせはD組となりスペイン、強豪のナイジェリア、前回ベスト4のブルガリアと同じ組となり、「死の組」と評されました。守り一辺倒のチームで攻撃はカウンターのみというスタイルでしたが、守護神チラベルを中心に相手に得点を与えないチームでした。初戦はスペイン、予想通り猛攻を受けましたが、0-0で引き分け、次のブルガリアとも同じような試合展開で0-0で引き分け、ほとんど攻められいるばかりで見ていて疲れる試合でした。2試合終了時点でナイジェリアが奮闘しスペイン、ブルガリアに勝利して勝点6でトーナメント進出を決めており、パラグアイは勝点2、スペインとブルガリアは勝点1という状況でした。とにかくナイジェリアに勝てば2位になれる状況の中、ナイジェリアは若手中心に組み換え、無理はしないという雰囲気でした。パラグアイはやる気の無いナイジェリアを相手に勝利を収め、スペインはブルガリアに勝利したのですが、勝点で届かず無念の敗退となりました。トーナメント1回戦の相手は優勝したフランス、スペイン、ブルガリア戦と同様に守るだけの試合、延長の最後にゴールを許して敗戦となりました。

02年・日韓大会:(16強)またしてもスペインと同じ組となり後は南アフリカとスロベニアという組でした。初戦の南アフリカ戦は快調に2-0とリードしていたのですが、終盤追いつかれて2-2のドロー、次のスペイン戦でも先取点は取ったのですが多少動きが悪くなっていたチラベルのミスもあり、1-3で敗戦、2試合終了時点で勝点1という状況でした。試合前まで2位南アフリカに対し勝ち差3、得失点差3と圧倒的に不利、最後のスロベニア戦、前半終了時点では退場者を出し10人と一人少なくしかも0-1と負けていて更に南アフリカはスペインと同点という状況で半ば諦めという雰囲気でした。ここから後半に3点入れ、しかもスペインが得点を入れて南アフリカを破らないとトーナメント進出は無いという絶体絶命の状況となっていました。ここから21分、29分、37分と立て続けにゴールを決め、スペインもゴールを決めて終了した時には見事に逆転していました。まさに奇跡の大逆転でした。トーナメント一回戦はドイツとの試合でしたがチャンスも多くなく0-1で敗退となりました。

06年・ドイツ大会:(1次リーグ敗退)イングランド、スウェーデン、トリニダードトバゴと一緒の組となり予想ではスウェーデンとの2位争いという事でしたが、初戦のイングランド戦開始早々に正ゴールキーパーのビジャールが怪我をして交代、オウンゴールで0-1で負けると言う何とも悔しい負け方をしました。2戦目のスウェーデンは0-0の緊迫した試合となりましたが、終了間際に失点していまい0-1で敗戦し、2試合終了時点で勝点0で敗退が決まってしまいました。最終戦のトリニダード・トバゴ戦は敗者同士の消化試合でしたが、これには勝利して意地を見せました。


今回を含めてこの4大会に関しては当サイトで取り上げていますが、それ以前にも4回出場しており、その記録を調べますと勝利したのは僅かに3回でいずれも1点差、相手はベルギー、スコットランド、イラクで強豪と言われる国に勝利した事はありませんでした。

大会 対戦相手 得点 失点 結果
第 1回 米国 0 3 負け
1930 ベルギー 1 0 勝ち
第 4回 スウェーデン 2 2 分け
1950 イタリア 0 2 負け
第 6回 フランス 3 7 負け
1958 スコットランド 3 2 勝ち
- ユーゴスラビア 3 3 分け
第13回 イラク 1 0 勝ち
1968 メキシコ 1 1 分け
- ベルギー 2 2 分け
- イングランド 0 3 負け




ニュージーランド戦(2010年 6月24日)
パラグアイの最終戦の相手はニュージーランド、今回このE組では一番弱いと予想されているチームですがここまで大健闘、2試合とも引き分けに持ち込み、パラグアイ戦で勝利すればパラグアイを上回る事が出来る状況にありました。一方のパラグアイは引き分け以上が条件でした。試合は当事者は緊張して見ているのでしょうが、客観的には面白くない試合でした。ニュージーランドは攻めずに守りに徹してカウンターを狙う作戦、これを察知してパラグアイは余り深入りしない作戦でタラタラと時間ばかりが経過する試合運びでした。ニュージーランドが採用したこの方式は前大会までパラグアイが強豪相手に行って来た作戦で、反対に強い攻めのチームの側をするのは慣れていないようで少々戸惑っている様子でした。(パラグアイも強くなり、出世したものですね)後半には数回チャンスがありましたが、結局は両者無得点で試合終了、この結果パラグアイは宿願のグループ首位で一次リーグを終えました。今まで数回一次リーグを突破するのですが、何時もその大会で調子の良い優勝候補と目されるチームと対戦するはめとなり、敗戦を繰り返し、トーナメントでの勝利はまだ無く次の試合はF組2位・日本との対戦という事で期待しています。それにしても南米勢は強くここまで一次リーグ13試合で10勝3分負け無しというすばらしい成績を収めています。3つある引き分けの内2つがパラグアイですが、グループ首位で通過したので 良しとしましょう。

パラグアイ 0- ニュージーランド 0

南米3チーム目!パラグアイがトップ通過(スポニチ)
パラグアイ0―0ニュージーランド】今大会ここまで無敗と好調の南米勢が、また1位通過を果たした。パラグアイがシュート数で17―4とニュージーランドを圧倒した末に0―0と引き分けて、1勝2分けの勝ち点5。イタリアが本命と見られていたF組をトップ通過して、A組1位のウルグアイ、B組1位のアルゼンチンに続いた。後半36分に強烈なFKを放つなど、チームをけん引したエースFWサンタクルスは「相手が守備的で退屈な試合だったが、重要なのは1次リーグを通過したこと。とてもハッピーだ」と笑みを浮かべた。1次リーグ突破は、GKチラベルトを擁した02年日韓大会以来2大会ぶり4回目だが、1位突破は初めてだ。過去3度はすべて決勝トーナメント1回戦で敗退。その要因は1次リーグをすべて2位で通過して、1回戦で強豪と当たったことだった。86年はイングランド、98年はフランス、02年はドイツ。今回初めて1位通過を果たしたことで、1回戦の相手はE組2位となり、サンタクルスは「パラグアイはW杯で1度も準々決勝に進んだことがない。歴史を変えるチャンスなんだ」と初の8強進出に意気込んだ。今大会ここまで南米勢は無敗。ブラジル、アルゼンチンを中心にレベルが高い南米予選をパラグアイは3位で勝ち抜いてきた。「オレたちは予選でブラジルとアルゼンチンを倒している。過去最強のチームなんだ」と3大会連続出場のサンタクルスは胸を張る。1−1で引き分けたイタリア戦は2トップの守備的布陣、2−0で快勝したスロバキア戦は3トップの攻撃的布陣と巧みに戦術を使い分けられるのも強み。1位通過の勢いに乗って、次は“8強の壁”に挑む。 ≪3戦全敗の決勝T“今度こそ”≫パラグアイが02年大会以来、2大会ぶり通算4度目の決勝トーナメント進出。過去3回の決勝T・1回戦は●■●と3戦全敗。3試合で延長戦を含め、計300分間戦って無得点。今回こそゴールを決め、8強入りなるか


パラグアイ、耐えて突破 前半は慎重、徐々に攻撃(朝日)
引き分けでも16強入りが決まるパラグアイ。勝てば初の1次リーグ突破となるニュージーランド。両チームとも慎重な立ち上がりだった。 次第にリズムをつかんでいったのはパラグアイ。右サイドのカニサが盛んに攻撃参加した。まずは前半14分、左からのクロスのこぼれ球を右足でシュートしたが、大きく枠を外れた。17分にはFWサンタクルスからのパスを右足ボレー。これもバーを越えた。29分にもミドルシュートを放ったが、ゴールを割ることはできなかった。 愛称「オールホワイツ」のニュージーランドはセカンドユニホームの黒色で臨んだ。得意の高さを生かそうと右からのクロスやFKから好機を作ろうとするが、タイミングが合わない。両チーム無得点のまま前半を折り返した。後半に入りともにエンジンがかかる。最初の決定機はニュージーランドだった。後半3分、左クロスからのこぼれ球をエリオットが豪快なシュート。わずかにバーを越えた。 パラグアイも反撃。後半17分はリベロスがヘディングシュートをしたがGKにはじかれた。結局、引き分けに終わったが、パラグアイが2大会ぶりの16強入り。 これで南米代表5カ国のうちウルグアイ、アルゼンチン、ブラジルに続いた。H組で首位を走るチリも進出すると5カ国すべてがそろい踏み。実現すれば、32カ国が参加するようになった1998年大会以降、初めて。南米旋風がますます強まりつつある。


パラグアイ、主導権渡さず=W杯・パラグアイ−ニュージーランド(時事)
 パラグアイは圧倒的に攻めつつ、守りで集中を欠くことはなかった。自力での1次リーグ突破に十分な無得点引き分け。前半は守備を固める相手に手を焼きながらも、ミドルシュートで試合の主導権を渡さず。結局、得点こそ奪えなかったが、狙い通りの試合運びを見せた。ニュージーランドは5バックで相手の攻撃をはね返しながら、ワンチャンスを待った。後半3分に左サイドの突破から中央でのこぼれ球をエリオットが惜しいシュートを放ったが、その後はほとんど好機をつくれなかった。


サンタクルス 「彼らが自陣に引くのは分かっていたが、守備を崩すのは難しかった。我慢が必要だった。相手が守備的だったので試合は少し単調だった」
ビジャル 「パラグアイがこの組で1位という事実は歴史的なことだ。われわれにはまだ進む道がある。本当に勝利が必要なのは次の試合だ」(共同)


同僚銃撃の悲劇の乗り越え決勝T進出…パラグアイ(報知)
南アW杯第14日 ▽1次リーグF組 パラグアイ0―0ニュージーランド(24日、ポロクワネ) パラグアイが2大会ぶりの決勝トーナメント進出を決めた。引き分けでも突破が決まるニュージーランド戦は、危なげないスコアレスドロー。シュート17本を放つなど主導権を握り続け、許したシュートはわずか4本。枠内は0。首位通過となった。悲劇を乗り越えた。南米予選で6点を挙げたチーム得点王FWサルバドール・カバニャス(29)=クラブ・アメリカ=が今年1月、メキシコ市内のバーで頭部に銃弾を浴び、重体に陥った。現在は回復に向かっているが、本大会出場はかなわなかった。その事件の容疑者の一人が23日に、メキシコ市警によって逮捕された。事件解決に一歩踏み出した翌日に、結果を出した代表イレブン。次なる目標は、同国初の8強入り。リハビリにいそしむ元エースの無念の魂には、活躍で、結果で応えるしかない。


攻めて守ったパラグアイ=深入りせず、引き分けて突破(時事)
引き分けでもいいパラグアイは攻めながらも深入りしなかった。相手のニュージーランドはスロバキア、イタリアを相手に枠内シュートわずか3本で2点を奪っている。この一刺しを警戒しつつ90分を0−0で終え、1次突破を決めた。前半はほとんどボールを保持した。しかし、ニュージーランドを大幅に上回るパスを通しながら、危険なエリアまで攻め込まない。5バックで固めてくる相手には、それほど穴はない。見せ場は35分にアエドバルデスの右足ミドルシュートがGKの正面を突いたくらい。ペナルティーエリア外からのミドルばかりで怖さはなかったが、不用意なカウンターを食らわないための、ずる賢い攻めでもあった。後半に入ると徐々に前掛かりに。17分、右CKを近い位置で受けた主将カニサのクロスを頭でリベロスが合わせたがGKにはじき出された。31分には左奥からサンタクルスが戻し、ベニテスのシュートのこぼれ球にバリオスが詰めたが一歩遅かった。それでも、最後まで攻めながら守り、決勝トーナメント進出に十分な勝ち点1をさらった。




(写真:1次リーグ・パラグアイ−ニュージーランド。引き分けで決勝トーナメント進出を決め、喜ぶパラグアイの選手。:時事)



(写真:1次リーグ・パラグアイ−ニュージーランド。引き分けで決勝トーナメント進出を決め、喜ぶパラグアイの選手。:時事)

合経過(ヤフー)

* 前半開始 パラグアイボールで前半キックオフ!
* 前半2分【パラグアイ】 右サイドのFK。モレルが左足でクロスを入れるがGKが直接キャッチ
* 前半4分【ニュージーランド】 左サイドのスローインからスメルツがボールをキープし、中央にカットイン。右足でシュートを放つが、ゴール右に外れる
* 前半7分【パラグアイ】 最終ラインから右サイドの裏のスペースにロングボールが出る。ベラが走り込むがわずかに届かず
* 前半8分【ニュージーランド】 キレンから右へ展開し、そこからクロスが入る。スメルツがファーサイドに飛び込むが、わずかに届かず
* 前半11分【ニュージーランド】 右サイドのFK。ゴール前にクロスが入り、キレンがファーサイドに走り込むが届かず、ゴールラインを割る
* 前半14分【パラグアイ】 左サイドのFK。クロスはDFがヘディングでクリア。こぼれた球をカニサがダイレクトでシュートにいくが、ミートせずゴール右に外れる
* 前半16分【パラグアイ】 バルデスが左タッチライン際をドリブル突破。持ち込んでから逆サイドにパスを送るが味方と合わず
* 前半18分【ニュージーランド】 右寄りの位置からスメルツのアーリークロスが入り、キレンが走り込むがGKがキャッチ
* 前半19分【パラグアイ】 左からのクロスをサンタクルスが落とし、V・カセレスがシュート! DFにはじかれたボールをさらにカニサがシュート! しかしゴール右に外れる
* 前半22分【パラグアイ】 左サイドでボールを受けたバルデスからサンタクルスにスルーパスが出るが、DFがカット
* 前半24分【パラグアイ】 右サイドからカニサのロングスロー。サンタクルスが頭でそらし、カルドーソが競るがファウルの判定
* 前半25分【パラグアイ】 中盤でボールをつなぎ、リベロスからスルーパス。ゴール右にベラが走り込むが届かず
* 前半29分【パラグアイ】 右サイドでベラが落とし、カニサがミドルシュートを放つが、ゴール上に外れる
* 前半30分【ニュージーランド】 右サイドからふわりとしたクロス。ゴールに直接向かうが、GKビジャールがジャンプしてキャッチ
* 前半31分【パラグアイ】 左サイドのFKから、リベロスが深い位置まで抜け出してクロス。しかしDFがクリア
* 前半34分【パラグアイ】 右サイドからディフェンスラインの裏にパスが出て、バルデスが走り込むがGKが先にキャッチ
* 前半35分【パラグアイ】 サンタクルスのポストプレーから、バルデスが右足でミドルシュート! これはGKががっちりキャッチ
* 前半36分【ニュージーランド】 右サイドからバートスがクロスを入れる。ファロンが飛び込むが、GKが直前でキャッチ
* 前半39分【パラグアイ】 中央でボールを受けたカルドーソが左足でミドルシュート! しかしボールが落ちず、ゴール上に外れる
* 前半45分【ニュージーランド】 左サイド、遠い距離のFK。エリオットがロングボールを入れるが、ビセリッチには合わずゴールラインを割る
* 前半 前半ロスタイムの表示は1分
* 前半終了 前半終了のホイッスル! 両チームともにスコアレスのまま、試合を折り返した
*

前半総括

ニュージーランドはいつものように引いて守り、ロングボールに活路を見いだす戦術。一方のパラグアイはボールをキープするものの、カウンターを武器とするチームだけに、攻撃をうまく作れず、チャンスの少ない試合に。パラグアイが押し気味に進めるものの、ゴールは奪えず0−0のまま前半が終了した。同グループのもう1試合、スロバキア対イタリアはスロバキアが1点をリードしているため、このままいくとパラグアイが首位、2位はスロバキア、ニュージーランドは3位で敗退となる。
* 後半開始 ニュージーランドボールで後半キックオフ!
* 後半2分【パラグアイ】 サンタクルスがボールを受けて左に展開。バルデスがクロスを入れるが、DFがクリア
* 後半3分【ニュージーランド】 左サイドを崩してロックヘッドからクロスが入る。DFに当たってこぼれたボールを、エリオットがシュート! しかしコントロールし切れず、ゴール左に外れる
* 後半7分【パラグアイ】 左サイドの深い位置でFK。モレルが左足でクロスを入れるがDFがクリア。こぼれ球をベラがシュートにいくが、DFに当たりGKがキャッチ
* 後半12分【パラグアイ】 やや左寄り、30メートルのFK。カルドーソが左足で直接狙うが、ボールが落ちずゴール上に外れる
* 後半17分【パラグアイ】 右CK。ショートコーナーからリベロスがヘディングシュート! これはGKがはじき、ゴール前の混戦からV・カセレスがシュートを放つが、DFがブロックしてゴールラインを割る。続く右CKはDFがクリア
* 後半21分【パラグアイ】 7 カルドーソOUT 19 バリオスIN
* 後半22分【パラグアイ】 18 バルデスOUT 10 ベニテスIN
* 後半22分【パラグアイ】 リベロスが右サイドのスペースにパスを出し、走り込んだバリオスがシュートを放つもゴール右に外れる
* 後半24分【ニュージーランド】 14 ファロンOUT 20 ウッドIN
* 後半31分【パラグアイ】 サンタクルスが左サイドの深い位置に侵入して中央にパス。ベニテスがDFをかわして右足でシュート! GKがはじき、こぼれ球に味方が詰めるがDFがかろうじてクリア
* 後半32分【パラグアイ】 ゴール正面やや右寄りの位置からベラがミドルシュート! しかしゴール上に外れる
* 後半33分【パラグアイ】 ディフェンスラインの裏に出たボールにサンタクルスが迫るが、シュートの前にGKがセーブし、DFがクリア
* 後半34分【ニュージーランド】 10 キレンOUT 22 ブロッキーIN
* 後半36分【パラグアイ】 右寄り、約30メートルのFK。サンタクルスが強烈なシュートを放つがGKが横っ飛びでセーブ
* 後半37分【パラグアイ】 ベニテスが左サイドの深い位置からクロス。バリオスが戻りながらヘディングシュートを放つが、ゴール右に外れる
* 後半38分【ニュージーランド】 右サイドでパスをつなぎ、ゴール前にクロスが入る。スメルツがヘディングでシュートにいくが、ゴール左に外れる
* 後半41分【ニュージーランド】 遠い距離のFKからパワープレー。ゴール前にクロスを入れるがDFがクリア。さらにボールを入れ、ネルセンが競るがDFがクリア
* 後半42分【ニュージーランド】 左サイドでスメルツがカットインからクロスを入れる。ウッドがスライディングで詰めるがオフサイドの判定
* 後半 後半ロスタイムの表示は3分
* 後半46分【パラグアイ】 ペナルティーエリアの右角付近からのFK。モレルが速いクロスを入れるが、DFがヘディングでクリア
* 試合終了 後半終了のホイッスル! 試合はスコアレスドローに終わったが、パラグアイが決勝トーナメント進出を決めた。一方のニュージーランドは健闘及ばず、敗退に終わった
*

後半総括

引いて守りロングボールに活路を見いだすニュージーランドに対し、パラグアイがボールをつないで攻める展開。しかし、パラグアイはボールをキープするものの、カウンターを武器とするチームだけに、攻撃をうまく作れず、チャンスの少ない時間が続く。後半になっても流れは変わらず、パラグアイが何度か決定機を作るが決め切れない。結局、両チーム無得点のまま試合は終了。スロバキア対イタリアはスロバキアが3−2で勝利したため、パラグアイが首位、スロバキアが2位で決勝トーナメントに進出。ニュージーランドは3位で敗退となった。また、これが3試合目となった西村主審は緊迫する試合で、的確なジャッジを見せた。

グループFの最終結果は下記の通りで、イタリアに勝利したスロバキアが2位、シードで前大会優勝チームであるイタリアは最下位に終わりました。

順位 国名 試合数 勝ち点 勝数 引分数 敗数 得点 失点 得失差
1 パラグアイ 3 5 1 2 0 3 1 2
2 スロバキア 3 4 1 1 1 4 5 -1
3 ニュージーランド 3 3 0 3 0 2 2 0
4 イタリア 3 2 0 2 1 4 5 -1



試合開始はパラグアイ時間の朝10時、木曜日ですが何時より交通量は少なく出勤せずに自宅でテレビ観戦している方も多かったと想像します。アスンシオン市内の事務所などは試合時間はテレビ観戦、学校は9時半でおしまいというケースが多かったようです。また多くの会社では「ユニフォームを着て出勤しても良い」ということでした。



(写真:アスンシオンでの観戦の様子-01)



(写真:アスンシオンでの観戦の様子-02)



スロバキア戦(2010年 6月20日)
パラグアイの第二戦の相手はスロバキア、チェコから分離独立しワールドカップには初出場のチームだという事です。このスロバキア、前の試合、試合終了直前ロスタイムにニュージーランドに同点にされて勝点3が逃げたショックがあるのは間違い無く、動きに精彩を欠いていたように見えます。このような事もあり、試合はパラグアイのペースで進みました。パラグアイではF組となり対戦相手が決まった時には最初のイタリアとは互角の勝負、残りの2試合は格下で簡単に勝てると予想する人が多く、スロバキアには勝つつもりそれも楽勝と思ってテレビ観戦していた人が多かったと思います。予想通りの完勝で皆さん大喜びでした。これでF組のトップとなり、次のニュージーランド戦で引き分け以上で勝ち上がりとなります。勝利すれば文句無く1位通過となり、この場合には日本もしくはデンマークとの対戦となります。2位ですとオランダとの対戦となりますので是非とも勝利して欲しいものですね。

パラグアイ 2- スロバキア 0


変幻自在、パラグアイ2発 チームワークで着実に前進(朝日)
パラグアイ選手の並びを見ていて目をこすりたくなった。3人のFWは左に、3人のMFは右に寄っている。ねじれているのだ。マルティノ監督は「相手守備に混乱を起こせ」と指示したという。前半27分の先制時、左は混雑模様。FWバリオスに渡った時、右にスペースがあった。走り込んだのがベラ。スピードにのり、右足のアウトサイドでGKの左を抜いた。不規則な陣形はリスクもあるが、個々は責任領域に相手ボールが来ると全力で寄せる。かわされても他の選手がサポートに入った。前半、パラグアイがボール支配も走った距離も、相手を上回った。それが後半、徐々に守備にシフトする。アエドバルデスに代わってDF登録のトレスが入ると普通の2トップに。抑えきった。南米の試合巧者は初出場国には4戦全勝だ。一体感がチームを貫いている。ブラジルとアルゼンチンという、サッカーでも経済でも大国の2カ国に挟まれた人口660万人余り。限られた人材を有効に使うチームワークが頼りだ。ハーフタイムに出場選手全員がピッチ中央に集まり、「反省会」を開いてロッカーに戻るのは珍しい。試合終了の笛を聞くと、ベンチの選手も集まってスタンドに手を振った。「監督の指示を守って16強に近づいた」とベラ。地味ながら好感の持てるチームが、日本が入っているE組との決勝トーナメント1回戦に近づいている




(図解:パラグアイの1点目:朝日)

サンタクルス復帰で活性化!パラグアイ“前進(スポニチ)
前半27分にFWバリオスのスルーパスから、MFベラがゴール中央へ走り込み右足で合わせて先制。足を痛め初戦は途中出場だったエースFWサンタクルスが先発復帰し、攻撃が活性化。後半41分にもMFリベロスが「前に攻めることで2点目を狙っていた」と追加点を挙げた。伝統の守備も安定して相手の攻撃を止めただけに、24日の格下ニュージーランド戦で1次リーグ突破を狙う。


チーム一体で一歩前進=攻撃的布陣で圧倒(時事)
初戦で前回優勝のイタリアと引き分けたのはフロックではなかった。パラグアイが高い個人技に物を言わせて、スロバキアを退け、混戦のF組から一歩抜け出した。立ち上がりから激しくプレスを掛けて主導権を握ると、先制点は前半27分だった。こぼれ球を奪って素早く縦に展開し、バリオスが相手守備の間に絶妙のスルーパス。2列目から走り込んだベラが右足のアウトで流し込んだ。南米予選は3位通過ながら、勝利数では首位通過のブラジルを上回る10勝。ホームではブラジル、アルゼンチンの2強も撃破した。そのパラグアイが悲劇に見舞われたのは1月。南米予選でチームトップの6ゴールを挙げたFWカバニャスが頭に銃弾を受けて、重傷を負った。得点力低下も懸念されたが、ひざの状態が万全でなく、初戦は途中出場だった長身FWサンタクルスも先発に復帰。この日はイタリア戦の2トップから3トップに変えて圧倒した。前半終了時にはイレブンがピッチ中央付近に集って気合を入れるなどチームに一体感があった。マルティノ監督は「特に前半は素晴らしかった。目標の決勝トーナメント進出に近づいている」。W杯出場の夢を絶たれた僚友の思いも胸に秘め、最後のニュージーランド戦に2大会ぶりの1次リーグ突破を懸ける。


「堅守速攻」のパラグアイ スタイルを発揮(産経)
前半、先制ゴールを決めてガッツポーズで喜ぶパラグアイのベラ=ブルームフォンテーン(ロイター=共同)【スロバキア−パラグアイ】前半、先制ゴールを決めてガッツポーズで喜ぶパラグアイのベラ=ブルームフォンテーン「堅守速攻」が伝統のパラグアイが自らのスタイルを発揮した。とくに、足元の確かさと一瞬のスキを突く狡猾(こうかつ)さは2大会ぶりの決勝トーナメント進出を目指すチームの大きな支えとなっている。前半27分にベラが右足のアウトサイドで技ありゴール。その後も、相手の攻撃の芽を摘み取って素早く攻撃に移るサッカーで何度も相手ゴールに迫った。後半41分にはセットプレーのこぼれ球からリベロスのミドルシュートで勝負を決定づけた。南米予選は3位ながらホームでブラジル、アルゼンチンの2強にともに無失点で土をつけた。初戦は連覇を狙うイタリアと引き分け、今大会まだ黒星がない好調な南米勢のなかでも存在感を示している。「われわれには限界がないんだ」とマルティノ監督は強調する。エースFWサンタクルスは「歴史を作るために少なくとも8進には進みたい」と力を込めた。試合前に「いい夢を見られるか、悪い夢になるか」と話していた指揮官。とりあえず、今晩はいい夢が見られそうだ


パラグアイ・ベラ、高い技術で先制ゴール(共同)
サッカーW杯・南アフリカ大会第10日(20日、スロバキア0−2パラグアイ、ブルームフォンテーン)パラグアイの先制点を決めたベラは「決勝トーナメント進出に近づいた」と満足げな表情。前半27分、相手DFとの競り合いの中で右足のアウトサイドでけり込んだ高い技術のゴールだった。1次リーグ最終戦はニュージーランドとの対戦。「(F組)1位になる可能性もあるので次も頑張りたい」と殊勲者は力強く話した。

パラグアイ、2−0で快勝!勝ち点4に(共同)
サッカーW杯・南アフリカ大会第10日(20日、ブルームフォンテーン)1次リーグF組のスロバキア−パラグアイ戦は、パラグアイがベラ、リベロスの2発で快勝し、勝ち点を4に伸ばした。試合は前半27分、左サイドでパスカットしたバリオスが前線にスルーパスを出し、中央を走りこんできたベラが右足アウトサイドでゴール左隅に技ありの先制弾。1−0で前半を折り返した。パラグアイは後半も攻撃を緩めず、何度も相手ゴールを襲った。後半41分にはリベロスがゴール前の混戦から左足で強烈なミドルシュートを決め2点目。試合終了間際の貴重な追加点となった。スロバキアは前半わずかにシュート1本。後半も守るシーンが多く、なかなかパラグアイ陣地までボールを運べず無得点に終わった。パラグアイは勝ち点を4に伸ばし、決勝トーナメント進出へ一歩前進した。
パラグアイ・マルティノ監督:「よく集中していた。この結果は大きい。(1次リーグ突破へ)可能性が広がった。いいプレッシャーをかけ、シンプルに戦えた。それが勝てた理由だ」
スロバキア・ワイス監督:「パラグアイは高い質を持ったいいチームだった。われわれは大きなチャンスをつくれなかった。次の試合はとても大事になる。もっと戦わないといけない」
ベラ:厳しい立ち上がりで難しい試合になると思った。これで16強入りに近づいた。1位になれる可能性もあるので、次も頑張りたい。




(写真:1次リーグ・スロバキア戦でゴールを決めるパラグアイのリベロス:時事)



(写真:1次リーグ・スロバキア戦で、リベロス(中央)がゴールを決め、喜ぶパラグアイの選手たち:時事)

試合経過(ヤフー)

* 前半開始 スロバキアボールでキックオフ
* 前半2分【スロバキア】 くさびのパスを受けたビテクが反転して左サイドのシェスタークにパス。しかし、これはオフサイドの判定
* 前半3分【パラグアイ】 右サイドのスローインを受けたバリオスがDFをかわしクロスを上げるが、味方には合わず
* 前半4分【パラグアイ】 混戦を抜け出したサンタクルスが右足でシュート! DFに当たって左CKに。ショートコーナーからクロスを上げるが、これはスロバキアDFがクリア
* 前半5分【パラグアイ】 中央でベラがバルデスにパス。DFを背負ったバルデスは反転しながらシュートするが、枠をとらえることはできず
* 前半7分【パラグアイ】 左サイドでサンタクルスがスペースにスルーパスを送るが、バルデスとの息が合わず、ゴールラインを割る
* 前半8分【パラグアイ】 左サイドのFK。モレルがゴール前にクロスを送るが、スロバキア守備陣がクリア
* 前半10分【スロバキア】 左サイドでボールを受けたハムシクがオーバーラップするジュリツァにパス。ジュリツァはダイレクトでクロスを上げるが、これはゴールラインを割ってしまう
* 前半11分【パラグアイ】 左サイドからのFK。モレルがファーサイドにクロスを送るが、シュートにはつながらず
* 前半13分【スロバキア】 中央でシェスタークにボールが入り前を向くが、サポートがなくパラグアイDFに囲まれてボールを奪われる
* 前半16分【スロバキア】 右サイドでボールを拾ったワイスが仕掛け、ビテクにパス。ビテクは並走するシェスタークに送るが、パラグアイDFにつぶされる
* 前半19分【パラグアイ】 左サイドのFK。モレルの左足のクロスにダ・シルバがヘッドで飛び込むが、わずかに届かずゴールラインを割る
* 前半19分【パラグアイ】 中盤でボールを奪い、ショートカウンターを仕掛ける。左サイドのサンタクルスが折り返したところを、リベロスが右足ダイレクトでシュート! 抑えの利いたシュートだったがGKムハが正面でキャッチ
* 前半23分【パラグアイ】 GKのキックからバリオスが抜け出し、駆け上がったリベロスにヒールでパス。リベロスからのリターンを受けたバリオスが右足でシュートを放つが、ゴール上に外れる
* 前半24分【パラグアイ】 左サイドでアルカラスが縦パスを送る。DFを背負ったバルデスはワンタッチで反転し、右足でシュートを打つが、ゴール左に外れる
* 前半27分【パラグアイ】 GOOOOOAL!! 左サイドでボールを受けたバリオスがためを作りながらスルーパス。これを後ろから走り込んだベラが右足アウトサイドでシュート! ゴール左隅に決まり、パラグアイが先制点を挙げる
* 前半32分【スロバキア】 右サイドでパス交換をし、ハムシクが左足でクロスを上げるが、ファーサイドのビテクには合わず
* 前半34分【スロバキア】 右サイドからシェスタークがアーリークロスを送るが、ビテクはシュートを打てない
* 前半35分【スロバキア】 ディフェンスラインからの縦パスに左サイドでハムシクが抜け出し、ダイレクトでシェスタークにパスを送るが、これは精度を欠きシェスタークの頭上を越える
* 前半36分【スロバキア】 ゴール右寄り、36メートルからのFK。コザクがファーサイドにクロスを送るが、味方には合わない
* 前半37分【スロバキア】 左CK。コザクのクロスをフリーのサラタがヘッドで合わせるが、シュートはゴール上に外れる
* 前半38分【スロバキア】 左サイドでワイスがドリブル突破を仕掛ける。だが、パラグアイのDF3人に囲まれ突破できない
* 前半39分【パラグアイ】 前線からのプレスで圧力をかけ、こぼれたボールをサンタクルスが拾ってそのままシュートに持ち込むが、GKムハが右足でかろうじて防ぐ
* 前半43分【パラグアイ】 右サイドのFK。モレルがクロスを送るが、ゴール前の競り合いでファウルがあり主審のホイッスル
* 前半44分【パラグアイ】 右サイドからベラがクロスを送る。中央でサンタクルスとバリオスが合わせようとするが、シュートは打てない
* 前半 ロスタイム表示は1分
* 前半終了 主審の長いホイッスル。パラグアイが1点をリードしハーフタイム
*

前半総括

キックオフと同時にパラグアイは前線からプレスをかけ、主導権を握る。そして高い位置でボールを奪うと、ショートカウンターからサンタクルス、バルデスらが積極的にシュートを放つ。前半15分の時点でパラグアイがボールポゼッションで60%と大きく上回り、ゲームを優位に進める。この攻撃が実ったのは前半27分。バリオスのスルーパスを受けたベラが右足アウトで押し込む技ありのシュートを決め、パラグアイが先制する。スロバキアはパラグアイの素早い寄せに苦しみ、攻撃の形をなかなか作れない。終盤、サイドからゴールに迫ったものの迫力を欠いた。試合は、このままパラグアイが1点リードでハーフタイムを迎えた。

* 後半開始 パラグアイボールでキックオフ
* 後半2分【パラグアイ】 後方からのパスをリベロスが引き出し、左サイドに流れるようにドリブル。ここでシェスタークのタックルを受けてFKを獲得。モレルの左足のクロスはスロバキアDFにヘッドでクリアされる
* 後半4分【スロバキア】 左サイドでワイスがキープし、コザク、ペカリクとつなぐ。ペカリクはペナルティーエリア外からシュートを狙うが、パラグアイDFがブロック
* 後半7分【スロバキア】 右サイドでワイスが縦パスを送る。シェスタークは中央に放り込もうとするが、パラグアイDFに阻まれる。その後、スローインからシェスタークがクロスを送る。しかし、わずかに高く、中央のビテクは合わせることができない
* 後半10分【スロバキア】 右サイドからパスをつなぎ、左サイドのサラタへ。サラタは左足でクロスを上げるが、パラグアイDFにクリアされる
* 後半12分【スロバキア】 GKのパスミスをシェスタークが拾い、右サイドからクロスを上げるも、パラグアイ守備陣に阻まれ、スローインへ。そこからさらにクロスを上げるも、シュートにはつながらず
* 後半13分【スロバキア】 左サイドでビテクがボールをキープし、反転しながらスルーパスを送るが、これはオフサイドの判定
* 後半14分【パラグアイ】 自陣でボールを奪い、リベロスが前線に走るバリオスへスルーパスを送るが、スロバキアDFがクリア
* 後半15分【パラグアイ】 右サイドからのクロスをファーサイドのサンタクルスがダイレクトで折り返すも、中央の味方には合わず
* 後半16分【パラグアイ】 左サイドでサンタクルス、ベラとつなぎ、ベラがモレルにスルーパスを送るが、ボールはやや長く、そのままラインを割る
* 後半17分【スロバキア】 左サイドでジュリツァがドリブルを仕掛けて1人かわす。そのまま持ち上がりクロスを上げようとするが、戻ったDFに阻まれ左CKへ。コザクのクロスはシュートにつながらず
* 後半20分【パラグアイ】 右サイド深い位置でボールをキープするシュクルテルからサンタクルスが奪い返すも、クロスは上げられない
* 後半23分【パラグアイ】 18 バルデスOUT 17 トーレスIN
* 後半24分【スロバキア】 右サイドからペカリクがアーリークロスを上げるも、パラグアイDFにクリアされる
* 後半25分【スロバキア】 9 シェスタークOUT 13 ホロシュコIN
* 後半27分【パラグアイ】 モレルがトーレスにくさびのパスを入れる。トーレスはこれをワンタッチで左サイドの裏にはたき、サンタクルスが中央に折り返す。フリーのベラがヘッドでシュートを放つが、わずかにゴール左に外れる。パラグアイは追加点ならず
* 後半29分【パラグアイ】 GKムハへのバックパスをベラが懸命に追いかける。ムハのキックがベラに足に当たるが、ボールは右サイドの味方へ。スロバキアは事なきを得る
* 後半32分【パラグアイ】 中盤の左サイドでボールを受けたトーレスがドリブルで持ち上がり、左足でシュート! しかし、これはゴール上に外れる
* 後半33分【スロバキア】 自陣からシュクルテルが前線にロングフィード。ビテクがヘッドで落とすが、ボールはGKビジャールのもとへ
* 後半35分【パラグアイ】 右サイドのボネがベラに預け、前線へ走る。そこにベラがスルーパスを送るが、ボールは長くタッチラインを割る
* 後半39分【パラグアイ】 19 バリオスOUT 7 カルドーソIN
* 後半38分【スロバキア】 21 サラタOUT 15 ストフIN
* 後半39分【パラグアイ】 左サイドのFK。モレルの前線へのクロスはスロバキアDFにクリアされる
* 後半41分【パラグアイ】 GOOOOOAL!! ゴールやや左寄りのFK。トーレスのクロスをダ・シルバがヘッドで折り返す。一度はスロバキアDFに阻まれるが、こぼれ球を拾ったダ・シルバからリベロスにつなぎ、左足でシュート! これがゴール右隅に決まってパラグアイがリードを2点に広げる
* 後半43分【パラグアイ】 13 ベラOUT 8 E・バレトIN
* 後半44分【スロバキア】 左サイドからストフが右足でシュートを放つが、パラグアイDFがブロック
* 後半 ロスタイム表示は4分
* 後半46分【スロバキア】 ビテクのポストプレーからワイスがドリブルで持ち込み、ペナルティーエリア外から右足でシュート。しかし、ゴール上に
* 後半47分【スロバキア】 くさびのパスを受けたビテクが振り向きざまに右足で強烈なシュートを放つが、GKビジャールが片手でセーブ
* 後半48分【スロバキア】 自陣からシュクルテルが左サイドにロングフィード。ストフが走り込むが、ボールをキープできず、パラグアイDFがクリア
* 試合終了 主審の長いホイッスル。パラグアイが快勝し、勝ち点3を獲得
*

後半総括

前線から素早いプレスを仕掛け、ボールポゼッションでも上回るパラグアイが主導権を握る。前半27分には、バリオスのスルーパスを受けたベラが技ありのゴールを決めて先制する。その後も、攻守の切り替えが早いパラグアイがスロバキアを圧倒する。後半に入ると、パラグアイはややペースを落としながらゲームを進める。反撃に出たいスロバキアだったが、頼みのハムシクになかなかボールが入らず、攻撃はいずれも単発に。一方のパラグアイは後半41分にセットプレーの流れからリベロスが追加点を決め、理想的な展開に持ち込んだ。結局、試合はこのままタイムアップを迎え、試合巧者のパラグアイが狙い通りの展開で快勝。勝ち点4として決勝トーナメント進出に向けて大きく前進した。

順位 国名 試合数 勝ち点 勝数 引分数 敗数 得点 失点 得失差
1 パラグアイ 2 4 1 1 0 3 1 2
2 イタリア 2 2 0 2 0 2 2 0
2 ニュージーランド 2 2 0 2 0 2 2 0
4 スロバキア 2 1 0 1 1 1 3 -2


4大会連続出場を果たしているパラグアイですが、今まで2試合終了時点でグループ首位に立った事はありません。次のニュージーランド戦で引き分け以上でトーナメント進出が決まります。98・フランス、02・日韓の両大会でもトーメンとに進みましたが、運と奇跡が味方しての2位確保であり、今回は堂々と実力で勝利を飾り文句無く首位通過を果たしてほしいものですね。



イタリア戦(2010年 6月14日)
まとまりを欠き調子もイマイチというイタリアを相手にドローとなってしまいました。勝てる相手であり、実際前半リードしていただけに引き分けは残念でした。イタリアはアルゼンチンと非常に似ており、何時も対戦しているパラグアイにとってはアルゼンチンと戦うような感じでリズム良く、何時ものように中盤では相手に支配されても堅守で凌ぎ、セットプレーから得点をするパターンで進行していたのですが、守りの集中力が無くなった一瞬を突いて同点にされてしまいました。ゴールキーパーのヴィジャールが雨を気にしてか少々神経質になっていたのかも知れませんね。またアスンシオンでは試合が終わった後の皆さんの表情も無念という感じで非常に静かでした。

パラグアイ 1-イタリア 1


ゴールコムの採点
GK ビジャル:5.0
序盤は抑えたが、ペペのCKからデ・ロッシに同点を許す。その後もミドルは防いだが、ハイボールにナーバスだった。
DF ボネ:6.0
前半はサイドで有効だったが、後半はそこまでやりやすくはならなかった。
DF ダ・シルバ:7.0
もっとうまくやれたかもしれないが、イタリアのFWを抑えたことには喜んでいるだろう。
DF アルカラス:7.0
カンナヴァーロとデ・ロッシに囲まれながら素晴らしい先制点。守備でもイタリアの攻撃を静かにさせた。
DF モレル:6.0
序盤にアクロバティックなクリアを強いられたが、その後はサイドで難しい存在に。後半も良かった。
MF ベラ:6.5
モントリーヴォにボールを奪われる失態も、自ら追いかけてうまく止めた。その後もミスを帳消し。2点目をもたらす可能性もあった。
MF リベロス:6.0
開始直後のモントリーヴォへのプレーは、罰せられずにラッキーだった。その後は落ち着き、試合を通じて戦っていた。
MF V・カセレス:7.0
中盤で素晴らしくバトルをした。だが、後半に退場となってもおかしくないプレーがあった。
MF トーレス:5.5(out60分)
ペペに抑えられてしまった。1時間で交代。
FW バリオス:6.5(out76分)
ラインをうまく引っ張り、コンスタントにカンナヴァーロを苦しめた。
FW バルデス:7.0(out68分)
試合に入るまで時間がかかったが、その後イタリアを苦しめた。彼がいなくなってから、パラグアイがボールを持てなかったのは驚きではない。

交代選手

MF サンタナ:6.0(in60分)
トーレスに代わって出場も、足跡を残せなかった。
FW サンタクルス:−(in68分)
FW バリオス:−(in76分)


パラグアイ監督はドローに満足・「世界王者との対戦は簡単じゃなかった」(ゴールコム)
14日の南アフリカ・ワールドカップ、グループリーグ第1節で、イタリアと1−1で引き分けたパラグアイ。前回王者を相手にドロースタートというのは、決して悪くない結果だろう。試合後、パラグアイのヘラルド・マルティーノ監督は、「彼らと対戦するのは簡単ではなかった。我々は良かったよ。とても組織立っていた。相手が世界チャンピオンだったという事実や、ピッチコンディションが良くなかったことに、パフォーマンスは影響されていたと思う」「この結果は、大会を続けていくための刺激となるようにしなければいけない。これかれ改善するために、今後の試合で何をしていくべきかをよく考えなければいけないね」


パラグアイ、金星はならずも強さを発揮! (サンスポ)
サッカーW杯・南アフリカ大会第4日(14日、ケープタウン)前回王者イタリアを下す“金星”はならなかった。パラグアイは、立ち上がりからしぶとく守勢をたえしのぎ、前半39分にトレスのFKにアルカラスがどんぴしゃのタイミングで頭で合わせて先制。南米予選でブラジル、アルゼンチンに土をつけた持ち味の球際での強さを発揮した。だが、後半はイタリアの反攻を耐えきれなかった。それでも、マルティノ監督は「前回王者と戦ったことで、自信がついた」と手応えを感じたように振り返った。F組の残る2チームはスロバキアとニュージーランド。「残り2試合は、まったく違う試合になる。もっとボールを動かす」と指揮官。2002年日韓大会以来2大会ぶりの1次リーグ突破に向け、貴重な勝ち点1を挙げたと言えそうだ。


金星とは大袈裟な、パラグアイはイタリアとは五分五分、同じくらいのレベルのチームと思っていたでしょうし、実際にそうだと思います。

パラグアイ先制も…前回覇者イタリア意地のドロー(スポニチ)
サッカーのワールドカップ(W杯)南アフリカ大会第4日の14日、F組は2連覇を狙うイタリアがケープタウンのグリーンポイントスタジアムでパラグアイと対戦し、1―1で引き分けた。イタリアは前回大会の優勝に貢献したGKブッフォン、DFカンナバロら9人が今大会も登録されている。司令塔のMFピルロはけがで欠場。パラグアイは3大会連続出場のエースFWサンタクルスがベンチスタートとなり、バリオスとアエド・バルデスのドルトムントコンビがFWで出場した。 序盤からイタリアDFが押し気味に試合を進めていたが、パラグアイが前半39分、DFトーレスのFKをDFアルカラスが頭で合わせて先制。前半を1―0で折り返した。イタリアは守護神のブッフォンが「背中の故障」(リッピ監督)で、後半からGKにはマルケッティが入った。後半19分、イタリアは左CKからMFデロッシの左足シュートで同点に追いつき、同27分には俊足FWディナターレを投入したが、追加点は奪うことはできなかった。試合後のリッピ監督は「我々はいいプレーをした」と試合内容を評価していた。


パラグアイは満足げ「相手はイタリアなんだから」(スポニチ)
W杯初戦で強豪イタリアと引き分けたパラグアイ代表のマルティノ監督は「チームが本当にいいプレーをしたとは言い切れないけど、結果は良かった」と勝ち点1を素直に喜んだ。0―0の前半39分、トレスの右FKにDFアルカラスが合わせ、打点の高いヘディングシュート。イタリアの守護神ブフォンが見送ることしかできない会心のゴールにアルカラスは「相手は前回王者。自分にとってもチームにとっても特別なゴールだ」と満足げ。後半に追いつかれ金星は逃したが「南米の力を見せられた」と胸を張った。


まだイタリアを相当上と考えている記者がいるのですね、パラグアイの選手も国民もイタリアには勝てるか悪くて引き分けと考えていたと思います。非常に似ているアルゼンチンと対戦して負け無し(ほとんど引き分け)のパラグアイ、試合内容もそして結果も予想通りでした。欧州の方が南米よりずっとレベルが高いという思い込みをそろそろ捨てる時期が来たように思います。



(写真:1次リーグ・イタリア戦で先制ゴールを決めるパラグアイのアルカラス(左から3人目:時事)



(写真:1次リーグ・イタリア戦で先制ゴールを決め、喜ぶパラグアイのアルカラス(下)ら:時事)

試合経過(ヤフー)

前半 イタリアボールでキックオフ
前半3分【パラグアイ】 最終ラインのダ・シルバが前線へロングボールを送るも、パスが長くGKブッフォンがキャッチ
前半4分【イタリア】 右CK。ぺぺがクロスを入れるもDFがクリア。こぼれ球を再びつなぎ、クロスにカンナバーロが競るもトラップし切れず、チャンスには至らず
前半6分【イタリア】 左サイドでパスを受けたヤクインタがクロスを上げるも、DFがブロック。こぼれ球を拾ったクリシートが再びゴール前にパスを送るも、これもDFがクリア
前半9分【イタリア】 右サイドのザンブロッタがマルキジオにスルーパス。しかし、ボールが長くゴールラインを割る
前半10分【イタリア】 左サイドでボールを奪ったヤクインタがモントリーボにボールを預ける。モントリーボは右足でミドルシュートを放つが、DFがブロック
前半12分【イタリア】 左サイドのクリシートがアーリークロス。これをぺぺがDFに競り勝って落とすも、プッシングのファウルを取られる
前半13分【パラグアイ】 左サイドのリベロスが逆サイドに大きなパス。しかし、DFが落ち着いて対応し、ヘディングでGKに戻す
前半17分【イタリア】 FKから素早いリスタート。ゴール前の奪い合いのこぼれ球にジラルディーノが反応するが、オフサイドの判定
前半19分【イタリア】 右サイドからザンブロッタがアーリークロス。これにジラルディーノが走り込むが、わずかに届かずゴールキックとなる
前半20分【パラグアイ】 トーレスの対角線のパスが右サイドのベラに通る。ベラのクロスはDFに当たり右CKに。ゴール前にクロスボールが上がるが、混戦からDFがクリア。再び右CKとなるも、クロスは再びDFがクリア
前半21分【イタリア】 ピッチ中央でボールを拾ったモントリーボがドリブル突破からシュートを放つも、勢いがなくGKががっちりとキャッチ
前半21分【パラグアイ】 ペナルティーエリア手前でパスを受けたトーレスがシュートを放つも、ゴールの枠を外れる
前半26分【パラグアイ】 ディフェンスラインからのロングボールにバルデスが抜け出すも、わずかに飛び出しが早くオフサイドの判定
前半29分【イタリア】 左サイドでクリシートが倒され、ペナルティーエリア左からFK。マルキジオがクロスを上げるも、DFがクリアして左CKに。マルキジオのクロスはDFがクリア。2度目の左CKもDFに跳ね返された
前半30分【イタリア】 モントリーボのクロスをペペが頭で折り返えすも、判定はオフサイド
前半36分【イタリア】 ペペのスルーパスにザンブロッタが抜け出し、ダイレクトでクロスを入れる。これにジラルディーノが走り込むも、その手前でDFがクリア
前半39分【パラグアイ】 GOOOOOAL!! やや右寄り、40メートル強のFK。トーレスのクロスにゴール前のアルカラスが頭で合わせ、ゴールネットを揺らす。押され気味だったパラグアイがセットプレーから先制点をゲット
前半41分【パラグアイ】 右サイドのFK。トーレスのクロスに再びアルカラスが合わせるも、DFがクリア。こぼれ球に走り込んだV・カセレスがロングシュートを放つも、ゴールの枠を外れる
前半 ロスタイム表示は1分
前半終了 主審の長いホイッスル。王者イタリアが1点ビハインドで試合を折り返す
前半総括

序盤からイタリアがボールを支配し、右のザンブロッタ、左のクリシートのアーリークロスで先制点を狙うが、パラグアイの硬い守備に決定機を作れない。一方のパラグアイはイタリアの攻撃をしのぎつつ、ディフェンスラインからのロングボールに活路を求める。こう着状態が続き、このままハーフタイムを迎えるかと思われたが、39分にパラグアイのアルカラスがセットプレーから先制ゴールを決め、パラグアイが前回王者イタリアを1?0とリードして前半を終えた。

後半開始 パラグアイボールでキックオフ
後半0分【イタリア】 1 ブッフォンOUT 12 マルケッティIN
後半2分【イタリア】 左サイドでボールを受けたマルキジオが中央のジラルディーノ目掛けてクロスを入れるも、DFが落ち着いてクリア
後半7分【パラグアイ】 左サイドでボールを受けたモレルがアーリークロスを狙うも、DFがブロック。左CKはDFがクリアし、こぼれ球を拾ったベラがミドルシュートを放つも、ボールはゴールの枠を外れる
後半8分【イタリア】 右サイドのザンブロッタが中央へクロスを上げる。ファーサイドで待ち構えるぺぺがオーバーヘッドシュートを狙うも、空振り。そのままゴールラインを割る
後半9分【パラグアイ】 V・カセレスのスルーパスに反応したバリオスがシュートを狙うも、DFがブロック。こぼれたところにベラが詰めるも、これもDFが跳ね返す
後半14分【イタリア】 15 マルキジオOUT 16 カモラネージIN
後半15分【イタリア】 右サイドの深い位置でボールを拾ったヤクインタがクロスを上げるも、DFに当たりゴール前には届かず
後半15分【パラグアイ】 17 トーレスOUT 11 サンターナIN
後半17分【イタリア】 GOOOOOAL!! モントリーボの縦パスを受けたヤクインタがDFとの1対1で左CKを獲得。GKの手をすり抜けるようにしてファーサイドに届いたぺぺのクロスにデ・ロッシが合わせ、イタリアが同点に追いつく
後半20分【イタリア】 クリシートの浮いたスルーパスにモントリーボが反応。DFに阻まれてペナルティーエリア内で倒されるもファウルはなし
後半21分【パラグアイ】 左サイドをえぐったバリオスがマイナス方向にパス。ベラが左足でシュートを放つも、ゴール右に外れる
後半23分【パラグアイ】 18 バルデスOUT 9 サンタクルスIN
後半25分【イタリア】 右サイドのぺぺからゴール前のジラルディーノへボールが渡る。胸でトラップして振り向きざまに右足でシュートを狙うが、DFがブロック
後半27分【イタリア】 11 ジラルディーノOUT 10 ディ・ナターレIN
後半29分【イタリア】 右サイドのデ・ロッシがふわりとしたクロスをゴール前へ。ヤクインタがヘディングで競るが、こぼれたボールをGKがキャッチ
後半31分【パラグアイ】 19 バリオスOUT 7 カルドーソIN
後半31分【パラグアイ】 ペナルティーエリア手前で細かくパスをつなぎ、右サイドを抜け出したベラへスルーパスが出るも、ボールが長く追いつけず
後半33分【イタリア】 左CK。ぺぺの高いクロスにヤクインタがヘディングで競り合うも、GKビジャールがキャッチ
後半35分【イタリア】 左サイドでボールを受けたぺぺがカットインからミドルシュート! 難しいワンバウンドのボールが飛ぶが、GKビジャールが落ち着いてキャッチ
後半36分【パラグアイ】 右CK。モレルがニアへ速いクロスを送り、サンタクルスが頭ですらすもDFがクリア
後半38分【イタリア】 中央でボールを受けたモントリーボが意表を突いたロングシュート! ボールはゴール左隅を襲うが、GKビジャールが横っ飛びでセーブ
後半41分【イタリア】 ディ・ナターレが倒され、右45度からのFK。クロスはDFがブロック。続く左CKもDFがクリア。2度目のCKもヘディングの競り合いからクリアされ、チャンスにつながらず
後半42分【イタリア】 右サイドのヤクインタがスピードの変化でDFを振り切り、深い位置からクロスを送るも、味方には合わず
後半 ロスタイムは3分
試合終了 主審の長いホイッスル。王者イタリアはドロー発進
後半総括

序盤はイタリアがボールを支配し、サイドからのアーリークロスで先制点を狙うが、パラグアイの硬い守備の前に決定機を作れない。ロングボールに活路を求めるパラグアイは、39分にアルカラスがセットプレーから決めて、ワンチャンスで先制に成功する。後半も前半同様にイタリアの攻撃をパラグアイがしのぐ展開が続くが、迎えた17分、ぺぺのCKにデ・ロッシが合わせ、イタリアがようやく同点に追いつく。その後もイタリアが押し気味に試合を展開し、ぺぺ、モントリーボらが遠目からのシュートを放つものの、追加点は生まれず。結局1?1のまま試合終了し、前回王者のイタリアはドロー発進となった。



展望(日刊スポーツ)
前回王者イタリアにとっては恵まれた組み合わせになった。1次リーグは問題なく突破できそうだ。2番手争いは堅守のパラグアイと初出場のスロバキアか。第2戦の直接対決が順位を大きく左右する。両チームとも、力で劣るとみられるニュージーランドからは手堅く勝利を挙げておきたい。7大会ぶり出場のニュージーランドは、まずはW杯で同国初の勝ち点を挙げることが目標だ。
イタリア 前回優勝のイタリアは欧州予選無敗突破と順調にみえるが、選手の高齢化という不安を抱える。主力で20代前半は23歳のMFマルキージョぐらい。DFは25歳のキエッリーニ以外はほとんどが30代だ。また得点力にも不安がある。予選10戦18点で、欧州からの本大会出場国ではスイスと並び、デンマークの16点に次ぐ下から2番目。FWジラルディーノ、ロッシらが成長しなければ、トッティ待望論も現実味を帯びそうだ。
パラグアイ パラグアイは飛び抜けたスター選手こそいないが、伝統の堅守を最大の武器に戦う。DFダシルバ、GKビジャールが率いる守備陣は、南米予選18戦16失点とブラジルの11点に次ぎ2番目に少ない。かつてはカウンター攻撃頼みだったが、アルゼンチン人のマルティーノ監督の指導で、MFリベロスを中心にボール支配率も高くなった。チーム得点王のカバニャス、欧州で活躍するバルデス、サンタクルスらFW陣も得点力がある。
ニュージーランド 7大会ぶりに出場するニュージーランドは苦戦を避けられそうにない。イングランドやスコットランドなどでプレーする選手はいるが、半分以上が地元クラブ所属。海外組もトップレベルで活躍するのはDFネルセンだけで、国際舞台での経験が明らかに不足している。ラグビーに続きW杯での成功を目指す「オールホワイツ」だが、現実的な目標は前回の出場では得られなかった初勝ち点の獲得になりそうだ。
スロバキア 初出場のスロバキアは波乱を起こす可能性を秘めている。実績のあるスター選手はいないが、トップ下のMFハムシクはキープ力、攻撃の創造性とともに、得点力も持つ。代表では29戦で8ゴールを決めている。エースFWセスタクも欧州予選得点ランク6位タイの6ゴールと決定力がある。若手中心のチームだけに、波に乗れば潜在的な力も発揮しそうだ。

展望(サンスポ)
前回王者イタリアにとっては恵まれた組み合わせになったといえるだろう。1次リーグは問題なく突破できそうだ。2番手争いは堅守のパラグアイと初出場のスロバキアか。第2戦の直接対決が順位を大きく左右する。両チームとも、力で劣るとみられるニュージーランドからは手堅く勝利を挙げておきたい。7大会ぶり出場のニュージーランドは、まずはW杯で同国初の勝ち点を挙げることが目標だ。


位置 選手名 所属 生年月日
GK フスト・ビジャール バリャドリード(スペイン) 1977.06.30
GK アルド・ボバディージャ I・メデジン(コロンビア) 1976.04.20
GK ディエゴ・バレット セロ・ポルテーニョ 1981.07.16
DF パウロ・ダ・シルバ サンダーランド(イングランド) 1980.02.01
DF フリオ・セサール・カセレス アトレチコミネイロ(ブラジル) 1979.10.05
DF ダリオ・ベロン プマス(メキシコ) 1979.07.26
DF カルロス・ボネト オリンピア 1977.10.02
DF クラウディオ・モレル ボカ・ジュニアーズ(アルゼンチン) 1978.02.02
DF デニス・カニサ ナシオナル 1974.08.29
DF アウレリアーノ・トーレス サンロレンソ(アルゼンチン) 1982.06.16
DF アントリン・アルカラス クラブブルージュ(ベルギー) 1982.07.30
MF エドガル・バレット アタランタ(イタリア) 1982.07.30
MF エンリケ・ベラ キト(エクアドル) 1979.03.10
MF ビクトル・カセレス リベルタ 1985.03.25
MF ホナタン・サンタナ ボルフスブルク(ドイツ) 1981.10.19
MF クリスチャン・リベロス クルスアスル(メキシコ) 1982.10.16
MF ネストル・オルティゴサ アルヘンチノス(アルゼンチン) 1984.10.07
FW ネルソン・バルデス ドルトムント(ドイツ) 1983.11.28
FW オスカル・カルドソ ベンフィカ(ポルトガル) 1983.05.20
FW エドガル・ベニテス パチューカ(メキシコ) 1987.11.08
FW ロケ・サンタクルス マンチェスターC(イングランド) 1981.08.16
FW ルーカス・バリオス ドルトムント(ドイツ) 1984.11.13
FW ロドルフ・ガマラ リベルタ 1988.12.10


本選の相手が決まる(2009年12月05日
抽選会が開催され、パラグアイはイタリアをシードとする組にスロバキアとニュージーランドと共にF組という事になりました。今大会は過去の優勝チームが全て参加する他、予選での番狂わせもほとんど無くまずは順当に各予選が進行し、強豪が揃った大会になったと思います。アフリカで初めての開催であり、力を付けて来ているアフリカ勢が活躍するという予測がある中で振り分けの際にアフリカと南米が同じカテゴリーとなり、シードとなっている南アフリカ以外のアフリカの国とは対戦が無い事が事前に決まっており安心していました。結果はまずまずというところでしょうか、シードの中にアルゼンチンとブラジルが入っていますので、それを除く6つの相手の相手の中では比較的やり易いイタリアの組になったのは良かったと思います。南米で似たような雰囲気を持つアルゼンチンには分が良いのでイタリア相手で気持で負けるような事は無いでしょう。パラグアイはどちからと言いますと体が大きい北欧やドイツ・イングランド・オランダのようなチームを苦手とする傾向がありますので、同じ組の中ではニュージーランドが要注意であると思います。新聞の予想を見ますと概ね2位予想となっています、ブログの中ではパラグアイの首位突破を予想する向きもあります。4大会連続出場、前回こそ緒戦のイングランド戦の開始早々にゴールキーパーが怪我をするというアクシデントに見舞われて一次リーグでの敗退となりましたが、その前の2大会は大方は一次リーグ敗退でしたが、両大会共に見事にトーナメント進出を果たし、フランスでは優勝したフランスに延長終了間際まで0-0という死闘を繰り広げ、前々回の日韓大会では準優勝のドイツに0-1の接戦での敗退と実績を積み上げ、ようやくサッカーの世界では名前が知られた存在になって来たようです。確率予想をしている記事もあり、これによると一次予選突破の可能性は73%とかなりの高率になっています。勿論油断は大敵ですが、対戦相手に恵まれた事は間違いないようです。

パラグアイFW、抽選結果に満足=W杯(ゴールコム)
パラグアイは、2010年ワールドカップ・グループリーグ抽選会で、世界チャンピオンのイタリア、スロバキア、ニュージーランドと同組のグループFに組み込まれた。イタリアの首位通過が有力視され、パラグアイは、2位通過の最有力候補に挙げられている。FWネルソン・バルデスは、Goal.comで比較的イージーなグループに入ったと喜びを語ってくれた。「我々のグループは幸運だと言うことができる。決勝トーナメントに進出することがこれからの我々の仕事だ」「ブラジルのグループと比較すれば、運に恵まれたと分かるだろう。我々の目標は次のラウンドに進出すること」ドルトムントFWはさらに次のように続けた。「ドイツは優勝候補だよ。彼らは勝ち進むためにプレーしなければいけない。イングランドはイージーなグループを得た。でも、何がイージーなんだい?」

イタリア、楽観論戒める=W杯サッカー抽選会(時事)
前回優勝のイタリアは、1次リーグの対戦相手がパラグアイ、ニュージーランド、スロバキアに決まった。抽選会場ではイタリアの決勝トーナメント進出への楽観論が広がったが、リッピ監督は「楽だと思えば思うほど、難しくなるものだ」と戒めた。同監督は「パラグアイは南米予選で長い間ブラジルを差し置いて首位に立っていた。スロバキアもよくなっている。われわれがよく知っている選手もたくさんおり、強いチームを破ったからここにいる」と、語気を強めていた。

主力の高齢化が悩みの伊…W杯F組(読売)
前回優勝のイタリアは安定しているが、世代交代が進まず、主力が高齢化しているのが悩み。南米予選3位のパラグアイは、伝統の堅守に加え、攻撃にも鋭さがある。この2か国の16強入りが順当だろう。チェコを抑えてグループ1位で分離後初の予選突破を果たしたスロバキアは、番狂わせを起こす力は持っている。ニュージーランドは、フィジカルは強いが、苦しい戦いを強いられそうだ。

【F組】(東京新聞)
イタリアはこれといった新戦力の台頭がなく、MFピルロ(ACミラン)ら前回Vメンバーに頼らざるを得ない状況。コンフェデ杯も早期敗退するなど前回ほど盤石ではない。面白いのがパラグアイ。予選で堅守を基盤に縦に速い攻撃でブラジルを破るなど存在感を示した。スロバキアは中盤の構成力が高く“下克上”も。ニュージーランドは正直厳しい。

W杯展望:グループF・圧倒的な有力候補イタリア・このグループの強さ
グループDとグループGが拮抗し、グループEのオランダとグループHのスペインがトリッキーな対戦を控えるのに対し、グループFは比較的与しやすいグループとなった。前回大会の覇者がいる一方で、ニュージーランドとスロバキアは国際舞台で本当の意味での強さを有していない。ニュージーランドにとっては2回目の出場であり、スロバキアは今大会がデビューとなる。パラグアイは彼らよりもややW杯での成功を手にしているが、ベスト16より先へ進んだことはない。イタリア以外は、このグループで大会の終盤まで勝ち上がるチームはないだろう。突破候補:このグループはイタリアが圧倒的な有力候補だ。“アッズーリ(イタリアの愛称)”は現世界王者であり、予選でも6ポイントを落としたのみで、そのクオリティーを示してきた。マルチェッロ・リッピ監督はすでにチームの大半をよく知っており、才能と経験の双方を持ち合わせているため、比較的楽にグループリーグを突破できるはずだ。2位争い:南米予選でアルゼンチンとブラジルを下したパラグアイは、もはや大舞台でも決して楽な相手ではないことを示している。予選では1試合平均の失点が1ゴール以下で、ロケ・サンタクルスやサルバドール・カバナスといった選手たちを擁する。イタリア同様に、パラグアイのメンタリティーも攻撃より守備にあるが、グループ2位で突破するだけの十分な力はあるはずだ。
アウトサイダ−:グループ最下位がニュージーランドとスロバキアのどちらになるかは五分五分といったところ。唯一本大会に出場した1982年大会で、ニュージーランドは3試合すべてに敗れている。スロバキアにはマレク・ハムシクというスター選手がおり、ニュージーランドよりはるかに難しい予選を突破してきた。ただ、本当の意味でのトップレベルの高いでの経験不足が彼らにとってはネックとなるだろう。

F組展望(日刊スポーツ)
本命:伝統的にスロースターターの前回王者イタリアだが、1次リーグは順当に通過しそうだ。06年W杯当時、チームを彩ったトッティ、デルピエロらが去り、やや地味な陣容に。だがその分、名将リッピ監督のもと、規律の取れたサッカーを展開する。強みは何といっても守備。GKブフォン、DFカンナバロは経験豊富で、2人に統率される最終ラインに、大崩れはまず考えられない。ただ連覇を狙うチームにありがちな世代交代の遅れから、勢いはあまり感じられない。大会を通じて安定した戦いは見せるだろうが、1次リーグでは相手の勢いに飲まれて苦戦する可能性はある。対抗:伝統の堅守に加え、前線のタレントが充実するパラグアイは、今大会の台風の目になる力を十分に持っている。強豪ひしめく南米予選でも、一時は首位を快走した。もともとサンタクルス、アエドバルデスと、強力なFWをそろえていたが、大会直前にはさらにアルゼンチン生まれのFWバリオスまで加わった。2日には全員守備のギリシャから、序盤に楽々と2得点を奪うなど、破壊力は折り紙付き。初戦の14日イタリア戦を制して、首位通過しても不思議ではない。穴:分離独立以来、チェコの陰に隠れてきたスロバキアだが、欧州主要リーグに多くの選手を輩出するタレント軍団に成長。今季ナポリで12得点を挙げたMFハムシク、リバプールの最終ラインで活躍する193センチの巨漢DFシュクルテルらは、イタリア相手でも気後れすることない実力と経験を持っている。ニュージーランドは、セルティックで中村俊のチームメートだったFWキレンら欧州組を擁するが、1次リーグ突破を争える陣容ではない。

チーム 次のラウンドへ進む確率 準々決勝に進む確率 準決勝へ進む確率 決勝進出の確率 優勝
イタリア 84.30% 43.00% 17.60% 8.70% 3.60%
パラグアイ 73.30% 31.10% 10.50% 4.40% 1.50%
スロバキア 38.80% 9.30% 1.60% 0.40% 0.10%
ニュージーランド 3.60% 0.20% 0.00% 0.00% 0.00%


(日程)
初戦は前大会の優勝国であるイタリア戦で14日、20日にスロバキア、24日にニュージーランドとの対戦となっています。イタリアは今までの大会の経験からしますと最初から飛ばすタイプでは無く徐々に調子を上げて行く方なので何とか勝利して出鼻をくじいて欲しいものですね。強い相手と最初に対戦し、次第に相手が下がって行くというのは非常に良いと思います。

6月14日 E イタリア - パラグアイ ケープタウン(グリーンポイント) 20:30
6月20日 F スロバキア - パラグアイ ブルームフォンテーン(フリーステート)13:30
6月24日 F パラグアイ - ニュージーランド ボロクワネ(ピーターモカバ) 16:00


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