麒麟・カップ





麒麟・カップ(2003・2008)

ここでは日本で開催されたキリンカップに出場したパラグアイ代表チームに関して記して行きます。日本としては本当はブラジルもしくはアルゼンチンに来て欲しいのでしょうが、難しいので代わりに呼んでいるのでしょうね。


麒麟・カップ・2008・日程決まる(2008年 2月19日)
麒麟カップの日程が決まりました。
対コートジボアール戦 5月22日 午後 7時 三沢球技場
対日本戦 5月27日 午後 7時20分 埼玉
です。5月22日の試合はそれほど多くの観客が集まるとは思えません。首都圏で時間がある方は応援しましょう。

岡田J、コートジボワール・パラグアイと対戦…キリン杯(読売新聞)
日本サッカー協会は3日、5月に行われる国際大会「キリンカップ2008」で、日本代表がコートジボワール、パラグアイの両代表と対戦すると発表した。大会は3チームの総当たり戦で行われ、日本は、コートジボワールと5月24日午後7時20分から豊田スタジアムで、パラグアイとは5月27日午後7時20分から埼玉スタジアムで、それぞれ対戦。コートジボワール―パラグアイ戦は、5月22日午後7時から、ニッパツ三ツ沢球技場で行われる。アフリカ、南米の強豪との顔合わせは、日本代表にとって、6月のワールドカップ(W杯)3次予選の残り4試合を控えた重要な強化試合。岡田監督は「ここで良い準備をし、(W杯予選)4試合にどんなことがあっても勝っていきたい」と話した。海外クラブの所属選手についても、招集する意向を示した。



麒麟・カップ・2008(2008年 2月19日)

今年のキリンカップにパラグアイ代表が出場する事になりました。前回から5年、ようやく強豪チームという認識になって来ました。

岡田JAPAN、5月にパラグアイ戦…南米予選現在首位(スポーツ報知)
日本代表が5月下旬のキリン杯(国内)で、パラグアイと対戦することが15日、分かった。パラグアイは現在、W杯南米予選で首位をキープ。岡田武史監督(51)率いる日本は6月にW杯アジア3次予選の4連戦が控えており、その直前、絶好の強化試合となる。例年、キリン杯は日本を含め3チームが出場し、総当たりで戦う。もう1チームは未定。 6月2日から22日までわずか21日で、W杯アジア3次予選4試合が行われる。怒とうの4連戦に臨む岡田ジャパンにとって、試金石となる5月下旬のキリン杯で、最高のスパーリングパートナーが見つかった。南米の雄・パラグアイだ。04年アテネ五輪で銀メダルを獲得した若手が、現在のA代表の主力に成長。10年南アフリカW杯南米予選では4節終了時点で3勝1分け。アルゼンチン、ブラジルの2強を抑え、首位に立っている。最新の国際サッカー連盟(FIFA)ランク27位で、同35位の日本より数字以上に格上の存在であることは間違いない。5月31日にフランスとアウェーで親善試合を行った後、6月14日にブラジルをホームに迎え南米予選を戦う。日本遠征は強化計画の上で重要視されており、ベストに近いメンバーが来日予定だ。世界の中で、岡田ジャパンの現在値はどれくらいなのか。パラグアイ戦では、直後のW杯アジア予選だけではなく、2年後のW杯本戦の行方まで占うことができそうだ。 ◆パラグアイ代表 最新FIFAランク27位。南アフリカW杯南米予選は4試合消化で3勝1分け、勝ち点10で首位。W杯出場7回(1930、50、58、86、98、02、06年)で、06年ドイツ大会は1次リーグ敗退。主なタイトルは南米選手権優勝(53、79年)。ラウル・アマリージャ監督。主力選手はFWカバニャス(クラブアメリカ)、GKビジャール(ニューウェルス・オールドボーイズ)。対日本戦の通算成績は2勝2分け1敗。





麒麟・カップ・2003(2003年 6月11日)

2、3年おきにこの大会に出場しているパラグアイ、2001年に続いての出場となります。今回は総当りではないようで、アルゼンチンも出場していますが、日本との対戦だけとなります。元々はセルビア・モンテネグロが参加する予定になっていたそうですが、欧州選手権と日程が重なるということで、急遽パラグアイになったようです。呼べば必ず来るパラグアイ、日本に取り相手としては格好の対象となっているようです。

今回はポルトガルで試合した直後でパラグアイからの長い遠征、旅の疲れ、時差の影響もあり、選手の動きは余り良くはありませんでした。試合は日本のペースで終始進み、後半にはあわやという場面が少なくとも2回はありました。特に後半30分の大久保のヘディングはゴールかと思われ、完璧に相手にやられた場面でした。オフサイドで点にはなりませんでしたが、キーパーのタバレリは若手のDFをしかりつけていました。

攻撃面も見るものは全くありませんでした。得意のカウンターは途中で相手に阻まれ、またセットプレーでも得点に結びつきそうな場面はほとんどありませんでした。ワールドカップでは大活躍したクエバスも精彩に欠きました。試合は0-0で対ポルトガル戦と同じスコアーでしたが、テレビの解説者は対ポルトガル戦の方がずっと出来は良かったと話をしていました。ボールの支配もパラグアイ45:日本55でした。

間も無く始まるワールドカップ・ドイツ大会南米予選に向けてどのようにチームを作るのか、得点力不足、弱い中盤をどのようにして行くのか課題は山積しています。ワールドカップは2大会連続でトーナメント出場を果たすなど活躍しましたが、ほぼ固定したメンバーで戦っていました。世代交代をする必要がありますが、果たして上手く行くでしょうか?

【試合終了】 2003/06/11(水)19:20
国際Aマッチ 日本−パラグアイ [ 競技場:埼玉スタジアム2002 ]
GK 1 楢崎 正剛
DF14 三都主
    アレサンドロ
 22 山田 暢久
 17 宮本 恒靖
 21 坪井 慶介
MF19 遠藤 保仁
 15 福西 崇史
→16 中田 浩二
(後半0分)
 10 中村 俊輔
  7 中田 英寿
FW20 高原 直泰
  27 大久保嘉人
日 本 前半 パラグアイ
GK12 タバレリ
DF 5 トレド
  2 マルドナド
 14 ダシルバ
  3 カセレス
MF10 モリニゴ
→17 イララ
(後半18分)
 16 ボネ
  8 A・オルティス
  6 ブリテス
→18 サナブリア
(後半0分)
FW 9 サムディオ
→11 バレイロ
(後半14分)
  7 クエバス
→19 ロペス
(後半40分)
後半
  得点  
  警告  
  退場  
経過
後半47分:試合終了。日本は高いボールキープ率でいい攻撃の形を何度もつくったが、フィニッシュまで持ち込めずに無得点。後半30分に大久保がヘディングでゴールを奪ったかに見えたが、無情のオフサイド。ジーコジャパンのホーム初勝利はお預けで、通算1勝3分け3敗となった。
後半40分:パラグアイが4人目の交代。FWクエバスに代えてFWロペスを投入。
後半37分:中盤でボールを回しながら、左中間からイララがミドルシュート。左に外れる。
後半30分:左中間の三都主が低く速いクロス。ファーサイドに走り込んだ大久保がヘディングで代表初ゴールを決めたかに見えたが、わずかにオフサイド。
後半28分:左中間でパスを受けた中村が、エリア内を上がる中田英へ素早いスルーパス。中田英の伸ばした足にわずかに届かず。
後半18分:パラグアイが3人目の交代。MFモリニゴに代えてMFイララを投入。
後半14分:パラグアイが2人目の交代。FWサムディオに代えてFWバレイロを投入。
後半11分:右サイドで裏に抜けたボネが、中央へループシュート気味のクロス。わずかに上に外れる。
後半6分:左中間の中村からエリア左に上がった三都主へスルーパス。切り返しての右足シュートはわずかに右に外れる。
後半開始:パラグアイのキックオフで再開。日本はMF福西に代えてMF中田浩を投入。パラグアイはMFブリテスに代えてMFサナブリアを投入。

前半45分:前半終了。アルゼンチン戦から先発9人を入れ替えた日本は、中盤の中田、中村を軸に効果的なパスをつなぐ。高原、大久保の2トップもゴールへ向かう意欲的な姿勢を見せ、スコアレスながら日本のペースで前半を終えた。
前半44分:左中間でボールを受けたモリニゴが、振り向きざまに右足シュート。上に外れる。
前半40分:長いパスを左中間で受けたクエバスが、DFに囲まれながらもフェイントをかけ、中央から右足シュートしたが、宮本が体に当てて防ぐ。
前半36分:中央でパスを受けた中村が、2回切り返して左足シュート。右に外れる。
前半33分:右中間から山田が中央へクロス。高原と競り合ったマルドナドがヘディングでクリアしたボールがゴールに向かい、GKタバレリがあわててキャッチ。
前半30分:エリア中央の狭い地域で高原−福西−高原と短いワンツーをつなぎ高原が右足シュート。威力が弱くGKタバレリが倒れ込んでキャッチ。
前半26分:自陣中央から中村が右を上がる大久保へ。長いパスが通り、エリア右で大久保がDFをかわして速いクロス。DFが体に当ててCKに。
前半22分:右CKを中村がファーサイドへ。一番遠い位置の大久保がヘディングシュートしたが、左に外れる。
前半18分:左中間で中田が三都主へつなぎ、左を上がった中村へ。中央の高原へクロスをあげたが、GKタバレリがキャッチ。
前半5分:左サイドFKを受けた高原が、左からグラウンダーのクロス。中央で中村が左足ダイレクトシュート。GKタバレリが弾き、中央で拾った福西がループシュートを放つが上に外れる。
前半1分:右FKを中村が中央へ。左に流れるところを大久保が拾って中央へクロス。高原の頭を越え、中央に上がった福西が難しい体勢から左足で合わせたが、うまく当たらず右に流れる。
前半開始:日本のキックオフで開始。日本は中田英がキャプテンマークをつける。三都主を左サイドバックに起用。FWで大久保が初先発。


パラグアイ堅守…耐えたァ (スポニチ)

パラグアイは徹底した守備固めで猛攻に耐え、ドローに持ち込んだ。アウエーで無失点でも、ルイス監督は「内容については満足していない」と本来の調子ではなかったことを強調。攻められた時はDFカセレスを中心に7、8人が戻って相手にゴールを許さない。「日本はわれわれのゾーンディフェンスを突破しようとしていたが、点には結びつかなかったね」と話した。日本の印象に残った選手としては「中田、高原、中村。特に高原は潜在能力が感じられた」と成長を褒めたが「まだ改善することもあると思う」と忠告も。若手選手を次々に起用して9月に開幕する06年W杯ドイツ大会南米予選に収穫を得た。新DF陣成功 パラグアイを完封 守りではジーコ監督の秘策が吉と出た。アルゼンチン戦から全員が代わったDF陣がパラグアイを完封。日本代表に新たな可能性が生まれた。一番の発見は、新DFの目玉でもあった三都主だ。「すごくやりやすかった。ボールを持ったときに自然と前を向ける状態だった」。フリーでボールを受け、ある時はパス、ある時はドリブルと、思うがままに攻撃参加した。後半7分には中村のパスを受けて右足でシュート。右ポストをかすめてラインを割る際どい場面もあった。守備では1対1で振り切られて危機を招く場面もちらほら。「一つ一つのポジションで何をしなければいけないか違う。中盤でやれるのならやりたい」と複雑な表情も浮かべた。そんな三都主をほかの3人がしっかりカバーした。「声をかけながらやった」という宮本は、下がり目に位置してラインを統率。初出場、初先発の浦和コンビも危なげない。坪井は相手の速攻を確実にケアし、右の山田は前線に鋭いクロスを何度も放り込んだ。相手が引いてきたことも幸いしたが、フレッシュなDF陣が零封したことは次へとつながる。坪井は「0で抑えたのはよかった」と笑顔をのぞかせた。

ッカー・キリンカップ2003最終日(11日・埼玉スタジアム)(読売)
アルゼンチン戦から先発メンバーを9人入れ替えて臨んだ日本は、若手中心のパラグアイに、ともに無得点で引き分けた。 引き気味に守りを固めるパラグアイに対し、初先発の大久保らが積極的に攻め込んだが、ゴールを決めることはできず、国内初勝利は、またもお預けとなった。ジーコ監督就任後の通算成績は、1勝3分け3敗となった。(観衆5万9891人) ◆“総取っかえ”のDFラインは合格点◆ 大幅に先発を入れ替え、4人が代表初先発というフレッシュな布陣で臨んだ日本。特に注目だったのは“総取っかえ”を図ったDFラインの4人。失点を許さなかったという点では<合格点>だが、最終ラインから攻撃へつなげるという点では物足りなさが残った。 守備を固めてカウンターを狙うパラグアイに対し、本来なら両サイドからの攻め上がりは十分有効だったはずだ。だが、左の三都主は慣れない守備に気を取られ、逆サイドの山田は自重していたようにも見て取れた。2人は所属チームでは中盤の選手だけに、このあたりの不慣れが重荷になった原因だろう。 前半は、守備的MFを務めた福西、遠藤の動きが良く、良質のボールを供給。韓国戦やアルゼンチン戦に比べれば格段にチャンスを作った。前線と最終ラインをコンパクトにまとめるバランスの良さは垣間見え、この布陣も熟すれば“面白い”という予感はさせた。 しかし、いかんせんこのメンバーを組んだのは前日の30分間の紅白戦だけ。「勝てはしなかったが、内容には満足している」とジーコ監督自身は高い評価を与えた試合だが、成熟度が低いままの布陣は、評価するにはまだ早いだろう。

キリン杯 日本0―0パラグアイ(毎日)

サッカー「キリンカップ2003」の日本代表・パラグアイ代表戦は11日、埼玉スタジアムに5万9891人の観客を集めて行われ、0―0で引き分けた。ジーコ監督就任後の日本の通算成績は1勝3分け3敗となり、ホームでの初勝利はならなかった。8日のアルゼンチン戦から大幅に先発メンバーを入れ替えた日本は、前後半を通じて優位に試合を進めたが、相手守備陣を崩し切れなかった。パラグアイとの対戦成績は95年の親善試合以来、1勝2分け2敗。日本代表はコンフェデレーションズカップ(18日開幕、フランス)に向け、13日に渡仏。18日に1次リーグ初戦のニュージーランド戦に臨む。強引なドリブル突破とロングボールでDFラインの裏を狙うパラグアイの単調な攻めを、厳しいプレスとライン操作で封じ、日本が圧倒的にボールを支配した。しかし、ゴールは割れなかった。後半の立ち上がりに、高い位置で中田英、中村がパスをつないで三都主がフリーでシュートした場面や、大久保の決定的なシュートがオフサイドになる不運もあったが、シュートは6本と少なかった。それでも、中村が加わって、中盤から中田英と組んで高原に当てる中央攻撃や、三都主のサイドを崩すオーバーラップなど、攻撃に変化は出てきた。ボランチやDFラインからの判断の速い攻撃があれば、戻りの速いパラグアイには効果的だったろう。
▽日本・ジーコ監督 大変満足している。勝つことはできなかったが、内容は非常に良かったので、コンフェデレーションズカップにつながった。
▽日本サッカー協会・川淵三郎会長 ジーコの思い切った選手編成が成功し、今後にプラスとなる試合だった。大久保はエースを予感させた。DFも宮本のリーダーシップで試合前の不安感を一掃してくれた。勝てなかったのは残念だが、満足している。監督の「心の迷い」は選手に伝染しないものなのか。「1日おきに試合があるコンフェデ杯に備え、選手全員に試合勘を植え付けたい」と、ジーコ監督は前日練習での発言通り、8日のアルゼンチン戦から先発9人を入れ替えた。しかも、左サイドバックには三都主。「クラブでプレーし慣れていないポジションでは使わない」という従来の言葉からは180度転換した選手起用だ。相手が誰であれ、基本的には選手を固定し、熟成を待ってきた。あの手この手を探り出したのは、黒星が先行したこともあるし、ゴール欠乏症も理由の一つだろう。確かに「ボールの取りどころが悪かった」と中田英が話したアルゼンチン戦と比較すれば、この日の日本代表は積極的にプレッシャーを掛けた。中盤に中村、前線に高原というアクセントが加わったこともあった。中盤の底でボールを奪うと、中田英、中村に加え、高原もグッとボールを受けに下がる。しかし、これはダミーの動き。そこからサイドにボールが散った瞬間、攻撃的な選手はそれまで絞っていた動きをパラグアイDF陣の裏のスペースを目掛けて、パッと開いた。とはいえ、これもパラグアイがカウンター攻撃主体で引き気味だったからこそできた技。「互いの動きを見て、自分で考えて動き出すこと。誰かが動いたら、必ずスペースに動くこと」と高原は話していたが、選手がイメージを共有できていたとは言い難い。ついにゴールを割ることができなかった。コンフェデ杯開幕はちょうど1週間後。自信を取り戻すにはどんな形でも白星が欲しかった。

サッカー日本―パラグアイ戦、0―0の引き分け(朝日)

サッカー・キリンカップ第2戦の日本―パラグアイ戦は11日夜、埼玉スタジアムで行われ、0―0の引き分けだった。日本は、優位に試合を進めたが、パラグアイの堅守を崩せなかった。ジーコ日本の通算成績は1勝3敗3分け。 日本は前半から積極的に攻撃し、後半31分、三都主からのクロスを大久保が頭でゴールに押し込んだが、オフサイドと判定された。 前半も、6分に中村がボレーシュート、37分にも中村がミドルシュートを放ったが、ともにゴールはならなかった。 パラグアイは守備を固める布陣で、日本の攻撃を封じた。



麒麟・カップ・2001

来年のワールド・カップの前哨戦とも言える「キリン・カップ」にパラグアイが参加します。東京(対・ユーゴ)、札幌(対・日本)の2試合、代表チームはその後コロンビアで開催されます南米選手権に出場します。

日程:

6月28日(木)19:00 国立:対 ユーゴ

7月01日(日)15:00 札幌:対 日本

前回は3年前、ワールドカップの直前に参加しています。その時にはほぼベストメンバーであったのですが、フランス大会に向けて調整をしているという試合で、本気とは言えませんでした。日本のマスコミもパラグアイに対する認識は全く無く、当時の記事と今回の記事を比較すると隔世の感があります。勿論パラグアイの強さが変わったのでは無く日本のマスコミが世界のサッカーを理解したという事でしょう。

99年・キリンカップの記事はこちらをご覧下さい。(朝日新聞のパラグアイ紹介を比較しましょう)


 麒麟カップ・代表メンバー
 
 キリンカップ・パラグアイ代表メンバー

監督 セルヒオ・マルカリアン
コーチ ビクトル・ヘネス
フィジカルコーチ ポルフィリオ・マイダナ
名前 身長 体重 所属
GK
ホセ・ルイス・チラベルト 35 188 92 ストラスブール
リカルド・タバレリ 30 181 82 オリンピア
DF
ネストル・イサシ 28 171 77 グアラニ
ネルソン・セラジャ 27 183 80 セロ・ポルテーニョ
フアン・ダニエル・カセレス 27 180 79 セロ・ポルテーニョ
デニス・カニサ 26 174 72 ラヌス
パンフィロ・エスコバル 26 177 77 スポルティボ・ルケーニョ
カルロス・エスピノラ 25 179 80 セロ・ポルテーニョ
ダニエル・サナブリア 24 182 79 リベルタ
MF
アルフレド・アマリージャ 28 172 70 スポルティボ・ルケーニョ
フランシスコ・エステチェ 27 174 74 オリンピア
フリオ・セサル・エンシソ 26 171 75 インテルナシオナル
ビクトル・キンタナ 25 180 78 オリンピア
グスタボ・モリニゴ 24 177 77 リベルタ
ビルヒリオ・フェレイラ 24 180 75 セロ・ポルテーニョ
エドハル・ロブレス 23 171 70 リベルタ
ディエゴ・ガビラン 21 174 72 ニューキャッスル
・ユナイテッド
FW
ミゲル・カセレス 27 179 82 レバンテ
アリスティデス・マシ 24 170 70 スポルティボ・ルケーニョ
ネルソン・クエバス 21 169 66 リバープレート

日本に行くメンバーは上記の通りです。準レギュラークラスという感じでしょうか?チラベルは行きますが、守りの要であるアジャラ、ガマラそしてMF好調のパレーデス、アクーニャそしてフォワードのサンタクルス、カルドーソ等の主力は行きません。国内リーグ、セロ、オリンピアの両チームからと特にこの前期で好調であったリベルター、ルケーニョから多くの選手(3人づつ合計6人)が選ばれているのが特徴です。これら新たに代表に選ばれた選手はこのチャンスを逃すまいと全力でプレーするものと思いますので注目して下さい。



パラグアイの守護神・チラベル


■キリンカップサッカー2001メンバー (7月1、4日)

名前 生年月日 身長 体重 所属 試合−得点
GK
川口 能活 1975.08.15 179cm 78kg 横浜 47−0
都築 龍太 1978.04.18 185cm 81kg G大阪 1−0
曽ケ端 準 1979.08.02 186cm 78kg 鹿島 0−0
DF
服部 年宏 1973.09.23 178cm 73kg 磐田 29−1
森岡 隆三 1975.10.07 180cm  71kg 清水 27−0
波戸 康広 1976.05.04 178cm  70kg 横浜 4−0
松田 直樹 1977.03.14 183cm  78kg 横浜 19−0
中田 浩二 1979.07.09 182cm 74kg 鹿島 14−0
秋田  豊 1970.08.06 180cm 78kg 鹿島  
宮本 恒靖 1977.02.07 176cm 70kg G大阪  
MF
森島 寛晃 1972.04.30 168cm  62kg C大阪   53−11  
伊東 輝悦 1974.08.31 168cm  72kg 清水 21−0
広山  望 1977.05.06 174cm  68kg セロ・ポルテーニョ 0−0
藤本 主税 1977.10.31 168cm  68kg 広島 0−0
戸田 和幸 1977.12.30 178cm  68kg 清水 4−0
稲本 潤一 1979.09.18 181cm  75kg G大阪 20−0
小野 伸二 1979.09.27 175cm  74kg 浦和 20−2
FW
中山 雅史 1967.09.23 178cm  72kg 磐田 43−20
鈴木 隆行 1976.06.05 182cm  75kg 鹿島 4−2
久保 竜彦 1976.06.18 181cm  74kg 広島 8−0
柳沢  敦 1977.05.27 177cm  75kg 鹿島 16−4
山下 芳輝 1977.11.21 177cm  67kg 福岡 1−0

※試合−得点は代表通算
これを迎え撃つ日本代表の陣容は上記の通り、18人はコンフィデンシャル杯と同じ、セロの広山選手が選ばれています。セロは全部で5人(パラグアイ 4、日本 1)この大会に出場する事になります。

赤と緑で示した選手・8人はパラグアイ・リーグ前期決勝戦を戦ったルケーニョとセロの選手です。これらの選手は27日に到着しますので対・ユーゴ戦にはこれ以外の選手が中心になると思います。パラグアイ・リーグで調子が良かったのはセロ・フェレイラ選手、ルケーニョ・マシ選手です。この二人にも注目して欲しいものです。



明日は決戦(06月30日)

明日はいよいよ対日本戦、日本では大きく取上げてられていますが、パラグアイではほとんど関心を持たれていないのが実情です。A代表と言っても主な選手で参加しているのはチラベルくらいであり、練習試合という捕らえ方が為されている為です。ABC紙では写真入りでユーゴ戦の勝利が取上げられていますが、ウルティマ・オーラ紙では一切記事がありませんでした。パラグアイでの関心はベスト8に進出したユース大会とコロンビア開催で揺れている南米選手権です。我々は 慣れているチラベルのパフォーマンス、そして「舌」、日本でも相変わらずのようですね。楽しい話題が次々に出て来る・・

今回のチーム編成を見ていると主な選手は出ておらず、国内リーグの選手、そして外国で活躍している選手でも若手が中心になっています。5人交代が出来る今回のルールでパラグアイは普段より攻撃的な布陣を取る可能があるように思います。パラグアイの課題は攻撃、ワールドカップの南米予選でも毎試合ヒーローが変わっています。言い換えると決定的な「点取り屋」不在がチームの泣き所と言えます。マシ(ルケーニョ)、フェレイラ(セロ)などリーグ戦で活躍して数多くゴールを決めた選手を試すと思われます。チームの柱となっているのは「セロ」の選手、セロと言いますと「サイクロン攻撃」が有名で立て続けにゴールを決める破壊力が魅力のチームです。今回のチームはオーソドックスな「パラグアイ」チームと言うよりはむしろ「セロ」に近いような印象を受けます。また、何とかここでアピールして代表入りを狙う気持ちもあるでしょうし、日本から「声を掛けてもらいたい」という選手も多いでしょう。アグレッシブに攻めて来ると思います。

反対に言いますと「守りは何時もより弱い」、鉄壁な守りが身上のパラグアイですが、今回は要のアジャラ、ガマラ等は居ないのでその分手薄になっています。それほど強いとは思われないユーゴに攻められて、ゴールポストに救われた場面があったようですが、日本にもチャンスは大いにあると思います。小野を中心に組織な攻めが出来れば意外と崩れるようにも思います。

チラベルト舌好調「川口から決める」・得意のFKでチラベルトは川口からゴールを奪えるか(スポニチ)
パラグアイのGKホセ・ルイス・チラベルト(ストラスブール)が、相変わらず“舌好調”だ。この日は札幌ドームでの練習前にW杯でのメキシコのキャンプ地に内定している栗山町サッカー場のオープニングセレモニーに出席。その席で「みなさんは私がコンサドーレでプレーする姿を見たいですか?」と問いかけ、約300人の町民が大きな拍手で応えると「東京(首都圏?)の数チームからオファーがあるが、パラグアイと環境の似た北海道でやりたい」と札幌に“逆オファー”を持ちかけた。初戦のユーゴ戦を快勝したうえ、蒸し暑い東京から北海道に移ってきたとあって、まさに上機嫌。練習後の会見では「チラベルト・イコール・パラグアイではない。来年のW杯で優勝するのはパラグアイなのだから、選手1人1人を見てほしい」と堂々と優勝宣言までしてみせた。ミニゲームではセットプレー以外でも前線に駆け上がり、レギュラー組の2得点を演出。「川口には申し訳ないが、彼からゴールを奪って優勝したい」と最後まで強気な言葉が途切れることはなかった。
 ▼パラグアイ・マルカリアン監督 日本は以前より守備がよくなった。90分間同じリズムでやっていたのも、展開に合わせて変えられるようになった。パラグアイはゾーンで守るので特に誰かにマークをつけることはしないが、小野は技術的にも素晴らしく危険な存在だと思っている。


パラグアイのGKチラベルト、攻撃に参加する(サンスポ)

オレはFKだけじゃない! 1日、日本と対戦するパラグアイの守護神GKホセ・ルイス・チラベルト(35)がカウンターアタックに参加する仰天プランを明かした。「自分はこのスタイルで有名になり、注目されてきた。GK=リベロという考えを持っている。カウンターアタックにも参加したい」と大胆予告。札幌ドームでの練習でも、攻め上がりダイビングヘッドを披露する積極ぶりを見せた。◇歴史を刻む札幌ドーム第1号ゴールは、GKが奪うかもしれない。サッカー界の概念を破壊し続けてきたチラベルトが、前例のないプランを予告した。「サッカースタイルに関してはこのままでありたいと思っている。このスタイルで有名になり、注目もされてきた。GK=リベロという考えを持っている。リベロなので、カウンターアタックにも参加したい」チラベルトがFK、PKなどセットプレーの時に、ゴールをガラ空きにして、攻め上がることは有名な話。だが、GKが流れの中のプレーで、攻撃参加参加するとなれば、異例中の異例だ。チラベルトの強い信念に基づくGKの攻撃参加プランは、練習でも披露された。11対11のフォーメーション練習の終盤、チラベルトはペナルティエリア内に侵入。右サイドのクロスにダイビングヘッド。そのこぼれ球を味方がきっちりゴールに押しこんだ。関係者によると「チラベルトが攻め上がった後、相手に速攻を食らった場合は、反則で止めていいという決まり事がチーム内にはある」という。国内で大統領就任論まで飛び出す英雄のバックアップ体制は整った。自慢のFKも磨きをかけた。控えGKを立たせたFK練習では13本中5本を成功させた。「チャンスがあれば、もちろん蹴らせてもらう。その場合、川口には申し訳ないことをしてしまうね。まあサッカーというのはそういうもんだ」と最後はGK川口を挑発した。勝てばVが決まる一戦、主役の座は譲らない。


チラベルトがゴール宣言(デイリースポーツ) 
パラグアイの守護神が、日本の守護神に対し“ゴール宣言”だ。GKチラベルトは、練習後の会見で「チャンスがあれば、川口からゴールを奪いたい。私がゴールを取れば、ファンも喜ぶ」。川口を「欧州でもすぐに通用する」と高く評価しているが、その一方で、ゴールを奪うと言うのだから、まさにピッチの怪物。その言葉どおり、この日の練習ではFKの練習を入念に行った。左足で鋭いキックを連発。16本放って7本を成功させた。それだけではない。味方のCKの際には、ペナルティーエリアの中に入ってヘディングシュート。ドリブルで切り込みシュートまで放つ。なぜか本職のGKの練習より熱心だった。チラベルトは「私はGKの役割はリベロと同じだと思っている。当然、カウンターアタックにも参加したい」と涼しい顔。練習前には、来年のW杯前のベースキャンプ候補地・北海道栗山町へ出向いた。初の北海道、初の札幌ドーム。「来たからには勝って帰る」と、燃える守護神は、こけら落としでのゴールで、歴史に名を残すつもりだ。
パラグアイに“小野注意報” 
“小野注意報”が発令された。この日、パラグアイのマルカリアン監督は「われわれのスタイルは個人的なマークをつけないものだが、油断できないのはオノだ。技術的に素晴らしい選手だ」と話した。当の小野は、この日も左サイドでプレーし、念願の司令塔としての先発はなさそうだが、コンフェデ杯同様、左からのチャンスメークで相手ゴールを脅かす。


 



日本戦に向けて(06月29日)


ユーゴに快勝したパラグアイ、1日に札幌で行われる対日本戦に向けて札幌に移動しました。

好調なパラグアイ(報知) 
パラグアイは札幌ドームでの前日練習で好調さをアピール。名GKチラベルトは「日本戦はエキサイティングな試合になるだろう。チャンスがあれば、FKでゴールを狙いたい」と気合をにじませた。 最近の日本戦をビデオで見たというマルカリアン監督は「小野(浦和)は油断できない選手だ」と強調。その上で「日本はスピード感を保ちつつ、試合の中でリズムに変化をつけられるようになった」と評した。2年前の南米選手権は地元で4―0の勝利。今回も持ち前の堅守を武器に鋭い速攻で勝利を狙う。

パラグアイ(スポニチ)
チラベルトが川口との守護神対決に意欲を見せた。パラグアイ代表は29日夜、東京から空路、札幌入りした。新千歳空港に降り立ったチラベルトはファンのサインに気軽に応じるなどリラックスムード。一度は外に出たが、10分後に到着出口を堂々と逆戻りする大物ぶり?も発揮した。日本戦については「FKはチャンスがあれば蹴りたいが、日本には友人の川口がいるからね。彼は欧州でも通用する素晴らしい選手だ」とコメント。自らのゴールよりも、GKとして勝負したい気持ちをのぞかせた。また、パラグアイリーグで活躍する広山については「よく知っている。対戦するのが楽しみ」と話した。3年前のキリン杯では1―1の引き分けだっただけに、今回は完封で決着をつけるつもりだ。

チラベルトは川口を警戒/キリン杯(日刊スポーツ)
29日、札幌入りしたパラグアイ代表GKホセ・ルイス・チラベルト(35)が日本代表GK川口との対戦に意欲を見せた。「日本にはカワグチという素晴らしいGKがいる。ファンが満足するような試合をしたい」。1998年キリン杯での直接対決は1―1の引き分けに終わっている。今回の対決で決着をつけ、世界最高GKの実力を示す。
 FKを蹴るのか? と問われ「チャンスがあれば蹴りたいが、カワグチがいるからなあ」と警戒までした。さらに「彼は欧州でも通用する」と社交辞令抜きで高く評価した。一方パラグアイリーグで活躍する広山にも興味を示し「日本にとっては重要な選手。対戦するのが楽しみだ」と話した。








ユーゴに快勝(06月28日)


第一戦: パラグアイ 2 - ユーゴ・スラビア 0

パラグアイは東京・国立でユーゴと対戦して 2-0 で快勝した。それにしてもセロの選手はたいしたものですね。地球を半周して、時差が13時間あって翌日の試合で結果を出す、すごいですね。フェレイラ選手はリーグ戦後半、非常に調子が良かった、1日の日本戦にもこの切れ味を見せて欲しいものです。

パラグアイがユーゴに快勝 キリンカップ(朝日)
日本、パラグアイ、ユーゴスラビアの3カ国で争うサッカーのキリンカップが28日、東京・国立競技場で開幕、パラグアイがユーゴスラビアを2―0で下した。パラグアイは前半39分、相手守備陣とせり合い、中央からJ・カセレスが押し込んで先制。後半にはCKからのこぼれ球を右から折り返し、ゴール前につめていたフェレイラが左足で決めた。7月1日には日本―パラグアイ(札幌)、4日には日本―ユーゴスラビア(大分)がある。

キリンカップ第1戦、パラグアイがユーゴに快勝(読売)

サッカー・キリンカップ第1日(東京・国立競技場)――パラグアイがユーゴスラビアに2―0で快勝した。パラグアイは前後半にいずれもCKからのチャンスを生かした。39分にJ・カセレスが先制すると、83分にはフェレイラが試合を決定づける2点目。堅守と、速いショートパスでの攻撃という持ち味を十分に発揮した。ユーゴは得意の高い個人技を披露できず、主将を務めたストイコビッチ(名古屋)も開始29分で退いた。日本はパラグアイと来月1日に札幌で、ユーゴとは4日に大分で対戦する。(観衆2万1213人)
◆“勝利の方程式”控え組にも浸透◆
 W杯の南米予選突破が目前に迫った勢いのままに、パラグアイが持ち味を発揮した。立ち上がり、エンジンのかからないユーゴに対し、パスをつないで攻勢をかけた。39分にCKのこぼれ球から先制ゴールが生まれたが、ここから、さらに本領が発揮された。 後半、ユーゴがFWを1人増やして反撃したが、堅守速攻を武器とするパラグアイの思うツボ。「平常心で戦えた」という守護神チラベルトを中心に最終ラインで攻撃を防ぐと、素早く前線にボールを送って相手ゴール前へ。CKから追加点を奪っただけでなく、後半のシュート数もユーゴを上回る7本を放った。 南米予選でもこのスタイルで僅差のゲームを制している。来日したのはベストメンバーではなかったが、パラグアイ流の“勝利の方程式”は、控え組にも浸透している。

本気度が違う・W杯予選にらむパラグアイ(共同)
ワールドカップ(W杯)予選で現在2位のパラグアイで、レギュラーといえるのは、GKチラベルトとDFカニサぐらい。そんな2軍に近いメンバーだったが、パラグアイは本気度が違った。「何度も相手に勝る展開ができた」(チラベルト)という快勝である。堅守からの速攻という「パラグアイのサッカー」が染みついていた。加えて「ここで頑張れば、W杯予選のメンバーに加える」というマルカリアン監督のハッパが効いたようだ。先制点は前半39分。J・カセレスが相手守備ラインの裏に出た浮き球パスに即座に反応。飛び出したGKのブロックを弾いてボールをもぎ取り、無人のゴールにけり込んだ。「彼は昨日、到着したばかりだったんだ」と、チラベルトは誇らしげに後輩を紹介した。2点目も、フェレイラが味方のヘディングシュートに飛び込み、ゴール内に転倒しながらボールを押し込んだ気迫十分のもの。先発11人中、身長180センチ台はGKとDF2人だけ。相手ボールに対する寄せの速さと、ボールを奪ってからの鋭く素早い展開は、決して肉体的には恵まれていない日本にも、何らかのヒントを与えるのではないか。


パラグアイがユーゴ破る/ <キリンカップ:パラグアイ2−0ユーゴスラビア>◇初日(日刊スポーツ)
パラグアイ代表がユーゴスラビア代表を2―0で下し、1勝目を挙げた。前半39分、DFファン・ダニエル・カセレス(27)が先制。後半38分にはMFビルヒリオ・フェレイラ(24)が追加点を決めた。守っては守護神GKホセ・ルイス・チラベルト(35)を中心に相手の攻撃を防ぎ切った。勝ったパラグアイ代表は第2戦(7月1日、札幌ドーム)で、日本代表と対戦する。勝利を告げる笛が鳴ると、チラベルトはスタンドに向かって感謝の拍手を送った。「日本のファンが声援してくれたので、ホームで試合をしている気がした。平常心でできた」。FKこそなかったが、何度もボールを蹴ってハーフライン付近まで攻め上がった。守っても前半20分、FWボグダノビッチのシュートを跳び上がってセーブ。守護神役をきっちり果たした。国立競技場には、忘れられない思い出がある。1994年(平成6年)12月のトヨタ杯。国際的には無名だったベレス(アルゼンチン)が2―0でACミランを倒して初のクラブ世界一に輝いたが、その時のGKがチラベルトだった。好セーブを連発し、ゴールキックをFWに蹴ってPKを誘い、先制点につなげる立役者になった。その試合でFWとして涙をのんだのがユーゴスラビア代表のサビチェビッチ監督だった。ゴールを許さなかったチラベルトだが、ロスタイム、ボグダノビッチのオーバーヘッドがゴール右ポストに当たる幸運もあった。「あの時も平常心? 22年も選手やってるからね。怖い顔だから驚いてるように見えなかったろ。若い選手が多いから、落ち着いて見せるのも重要だった」大黒柱の冷静さは、自然とほかの選手にも伝わった。相手戦力が低かったこともあり、攻守に圧倒。前半39分にDFのJ・カセレスが先制点を挙げ、後半38分、MFフェレイラがダメ押しの2点目を決めた。3年前のキリン杯では1敗1分けで最下位に終わっていた。7月1日の日本代表戦に勝って優勝を決め、現在2位のW杯南米予選に弾みをつける。

快勝パラグアイ、7・1日本を苦しめる (サンスポ)
3カ国による国際親善大会、キリンカップが28日、開幕。国立競技場での第1戦はW杯南米予選で2位につけるパラグアイが2−0でユーゴスラビアを一蹴した。前半39分に日本代表MF広山望(24)のセロ・ポルテーニョの同僚フアン・ダニエル・カセレス(27)が先制点を挙げ、後半38分にだめ押し点を決めて快勝した。パラグアイは7月1日に札幌ドームで優勝をかけて日本代表と激突する。
 圧勝だった。パラグアイが、“東欧のブラジル”ユーゴスラビア相手に、終始試合を支配。潜在能力の高さを見せつけた。「しっかりボールをキープしてアグレッシブなサッカーができた。ユーゴは守備に力を入れてばかりで攻撃の意図が感じられなかった」。マルカリアン監督が満足げな表情で試合を振り返った。35歳のチームの精神的支柱のGKチラベルトを除けば、若手中心のチーム構成。セロ・ポルテーニョの選手は広山同様、地球の裏側から前日27日に来日したばかり。ところが、先制点はその広山の同僚のJ・カセレス。前半39分だ。縦パスを受けると左足で確実にゴールへ流し込んだ。「疲れはあるが試合になれば、ベストを尽くすだけ」。なんとも頼もしい言葉だ。目下パラグアイはW杯南米予選でアルゼンチンに次いで2位。98年フランスW杯ではベスト16に進出し、延長で優勝したフランスに屈したが、その存在を世界に知らしめた。欧州予選で苦しむユーゴ、W杯未勝利の日本には負けられない自負がある。7月1日は日本戦。99年南米選手権で4−0で圧勝して以来の再戦だが、この日も積極的に前に飛び出し、健在ぶりを示したチラベルトは「(コンフェデ杯決勝で)フランスに0−1でしのぎ切ったし、簡単な相手ではない。しかしわれわれはチャンピオンになるために日本にやってきた」と言い切った。
★パラグアイ知る武田、警戒警報
昨年夏にパラグアイリーグ・ルケーニョに半年間在籍した元日本代表FW武田(東京V)がスタンドで観戦した。「今回は国内リーグのベストメンバー。21歳のクエバスはとにかく速いし、9番のカセレスはごつくて強い。こんなもんじゃない。日本戦は簡単な試合にはならないと思うよ」と“トルシエ・ジャパン”に警戒を呼びかけた。

チラベルト 完封 (スポニチ)
【パラグアイ2―0ユーゴスラビア】日本を含め3カ国で争うサッカーの国際親善大会、キリン・カップは28日、東京・国立競技場で開幕。パラグアイ対ユーゴスラビア戦のオープニングマッチが行われた。試合はW杯南米予選で目下2位につけているパラグアイが終始主導権を握り、前半39分にJ・カセレスのゴールで先制。後半にも1点を追加して2―0で勝利を収めた。なおパラグアイは1日に札幌で日本と激突。ユーゴは4日に大分で日本と対戦する。その存在感は際立っていた。チームの最後方から大きなアクションとともに激しいゲキを飛ばし続けたチラベルトは「完全に試合を支配したし、個人の技もお見せすることができたと思う」といかにも満足げに試合を振り返った。試合開始直前“ピクシー効果”もあってややユーゴスラビア寄りだったスタンドの雰囲気を敏感に察知したチラベルトは、両手を頭の上に上げて拍手を求めた。ファンがそれに応えると3方向に深々とおじぎ。本人は「日本のファンが応援してくれてホームでやっている感じだった」と語ったが、一瞬にしてスタンドを味方につけたのは間違いなくこの男の力だった。相手が前線にプレッシャーをかけてこないとみるや2度、3度とドリブルでハーフウエー手前まで持ち上がり、本業でも前半20分のボグダノビッチのシュートを右手だけで枠外へと押しやるなど危なげなかった。胸には2歳の娘アナイちゃんの写真を彫り込んだ金のペンダント。後半ロスタイムにはボグダノビッチのオーバーヘッドがポストに当たって救われたが、守護神は「勝つことができるのは彼女の力。ポストに当たったのもそうだよ」とこともなげに言い放った。主将の闘志は若いチームにも乗り移った。前半39分には広山の同僚のJ・カセレスが相手GKと競り合いながら無人のゴールに蹴り込んで先制。広山と同じ飛行機で前日に来日したばかりのDFは「きょうはいい試合ができた。来年また日本に来たいね」と疲れも見せずに笑った。後半38分にはこれまたセロ・ポルテーニョのフェレイラが左CKから2点目を押し込んだ。W杯南米予選で2位につけている実力を証明する貫録の完封勝ち。勝てば優勝が決まる7月1日の日本戦にも弾みがついた。チラベルトにとっての唯一の心残りは得意のFKを蹴る機会がなかったことだけ。「日本戦では蹴りたいね」と意欲をのぞかせた世界最強のGKは、難攻不落の分厚い壁となって日本の前に立ちはだかる。 ▼パラグアイ・マルカリアン監督 序盤は相手が引き気味だったので機微に富んだ試合をすることができなかったが、1点奪ってやりやすくなった。日本のファンにも満足していただけたと思う。
 <ユーゴスラビア>Jリーグ第1ステージ限りでの引退を表明しているMFストイコビッチは不完全燃焼に終わった。23日の柏戦で右ふくらはぎを負傷。前半20分にはCKで直接ゴールを狙うなど見せ場はつくったが「痛みに耐え切れず自分から申し出た」と同28分に無念の交代となった。後半には大黒柱の離脱に発奮したディビッチがオーバーヘッドキックを放つなど反撃を試みたが、結局チームは0―2で敗戦。ストイコビッチは「若い選手にとってはいい経験になったと思う」と言い残して会場をあとにした。
≪武田も観戦≫昨年6月から半年間、パラグアイのスポルティボ・ルケーニョでプレーした東京Vの武田がパラグアイ―ユーゴスラビア戦を観戦した。試合後にかつての同僚であるDFアマリージャからユニホームをもらった武田は感慨深げ。7月1日の日本―パラグアイ戦については「今回は国内リーグのベストメンバー。本当の代表はもっと強い。だから日本代表は勝たないといけないと思う」と自身の経験を踏まえてコメントした。




いよいよ明日ユーゴ戦( 6月27日)

いよいよ明日はユーゴ戦ですね。相手もかなり気合を入れているようですが、チラベルが調子が良さそうなので期待出来ると思います。なお、パラグアイの新聞ではこのキリンカップに関してはほとんど報道されていません。

チラベルト“ピクシーは無名”・ 豪快なドリブルを見せるチラベルト(スポニチ)
キリン杯は28日、ユーゴスラビアVSパラグアイで開幕する。27日は国立競技場で公式練習を行い、ユーゴスラビアのMFドラガン・ストイコビッチが「1点取りたいね」と発言。これを伝え聞いたパラグアイGKホセ・ルイス・チラベルトは表情を一変させ「彼が1点を取るくらいならわれわれは2、3点は取るだろう」と豪語した。さらに「ストイコビッチは日本でこそ有名だろうが、世界ではどうかな。私がGKで彼がゴールを決めれば彼も有名になるだろうな」と言いたい放題。練習ではストイコビッチのお株を奪うようなFKを披露。昨年暮れには日本のマネジメント会社と契約。この日は自身の日本ファンクラブ結成構想まで口にするほどの余裕を見せた。チームもユーゴスラビアとは対照的に練習や先発を公開するなど終始ソフトな雰囲気だった。
 ≪ユーゴに緊張感≫国立競技場にぴりぴりムードが漂った。ユーゴスラビアの練習は非公開でスタメンの発表もなし。ストイコビッチは海外でのAマッチ最終戦となる日本戦(7月4日、大分)に並々ならぬ意欲を見せており、初戦を落としてラストゲームを“消化試合”にするわけにはいかないとの思いはチーム全体にも浸透している。ボスコフ共同監督は「観光で来たわけではない。勝つために来た」と真剣勝負を強調していた。

チラベルト、ストイコビッチに強気 <キリン杯>(日刊スポーツ)
 パラグアイ代表はユーゴスラビア戦に向け、東京・国立競技場で約1時間15分汗を流した。練習後の会見では、GKチラベルトがゴール宣言したストイコビッチに対して「日本では有名だが世界ではね。私から1ゴールすれば有名になるだろう」と強気の発言。日本でファンクラブを設立する計画も明かし「会費を基金にして、パラグアイに病院をつくったり、貧しい人を助ける事業をしたい」と話した。



気合いの丸刈りチラベルト/キリン杯 <キリン杯>(日刊スポーツ・6月25日))
パラグアイGKチラベルトが、得意のFKの練習を披露した。時差ボケが抜けない中、約20メートルの距離から16本蹴って6本をゴールに放り込むなど精度の高さをみせていた。3年前のキリン杯、JOMO杯、今年1月の日韓選抜―世界選抜戦などで何度も来日しているが、まだ日本ではFKを成功させていない。今回は頭を丸刈りにするなど、意気込みを示していた。


28日開幕のキリン杯に出場するパラグアイ代表が、日本代表に初めて選ばれたMF広山望(24)のスピードを警戒した。24日、都内で来日初練習を行い、セルヒオ・マルカリアン監督は「(同国代表のMF)ガビランと似ている」と高く評価。日本代表の特色について「スピード」を挙げ、その持ち主の1人として、広山の名前を口にした。パラグアイリーグ、セロ・ポルテーニョでの広山の活躍を、マルカリアン監督も十分に知っていた。「いいプレーをしている。パラグアイ国内でも彼は親しまれている」。今回来日したメンバーは2002年W杯への底上げの意味もあり若手主体。だがスピードが持ち味で、来月1日の日本戦は「速さ」の対決になるとみている。同監督は「今回は一番有名な中田(ローマ)がいない」と、勝算ありげに話していた。

パラグアイGKチラベルト真剣/キリン杯
来日中のパラグアイ代表GKホセ・ルイス・チラベルト(35)が、キリン杯に全力を傾けることを宣言した。25日、来月11日に開幕する南米選手権の開催地、コロンビアの治安が悪いことを理由に大会不参加を表明し「キリン杯で優勝する」と日本での真剣勝負を約束した。「剃(そ)ればいつも勝つ」と話しており、来日後に頭をそり上げてゲンもかつぐ気合の入れようだ。98年のキリン杯は試合2日前の来日だったのが、今回は体調を整えるために5日前に到着。同年10月のJOMO杯でハットトリックを許した柳沢(鹿島)と再び対戦しそうだが「リベンジなんて考えていない。パラグアイのためにやる」と完全に「本気モード」。この日のセットプレーでの練習では難しいボールを何度もセーブして存在感をアピール。「ファンが喜ぶことをしたい」と、得意のFKを蹴ることも約束した。


パラグアイは大学生相手に試運転(スポニチ)
28日のユーゴスラビア戦に向けてパラグアイが日大文理学部サッカー部(東京都大学2部リーグ)相手に試合形式の40分2セットを行った。スピードがあり、サイド攻撃も鋭く、FWのM・カセレス、攻撃的MFのガビラン、ロブレスらが次々とゴールを決めた。27日には第2陣の8人が来日するが、マルカリアン監督は「ユーゴ戦はこのチームでいく」と23日に来日した12人を中心に先発メンバーを組む。

チラベルト清水へ? Jリーグ入りの日は近い(サンスポ)
サッカーのキリン杯で日本代表と激突するパラグアイ代表GKホセ・ルイス・チラベルト(35)=ストラスブール=が、Jリーグのクラブに移籍する可能性が23日、高くなった。代理人が明らかにしたもの。外国人枠が1つ空いている清水などが候補に浮上しており、日本滞在中に各クラブと入団交渉を行う見込みだ。南米最高の守護神が、Jリーグにやってくる。7月1日、札幌で日本代表と激突するGKチラベルトは「日本は(コンフェデ杯決勝戦)フランス相手に0−1でしのいだ難しいチーム。だが、私は調子はいい。チャンピオンになるために来日した」。そしてもう1つの大きな目的がJ移籍だ。チラベルトはフランス1部のストラスブールと推定年俸260万ドル(約3億円)で3年契約を結んでいる。契約は2年残っているが、チームは今季リーグ最下位(18位)で2部降格が決まった。代理人のエドゥアルド・フェラダ氏は「(Jのクラブと)いろいろな話し合いをしています。具体的なことは言えません」と、交渉の事実を認めた。本人も「来季の去就についてはまだ言えない」と移籍を示唆した。Jリーグ関係者によると、共通の「プーマ」をスポンサーとする清水が有力候補に浮上。FWオリバを放出したため、外国人枠にも空きがある。1月の日韓選抜VS世界選抜で来日したときから「Jリーグに行きたい。ストラスブールは寒い」と熱望していたチラベルト。話がまとまれば、大物外国人が次々と去るJリーグで、最大の目玉となる。
★ホセ・ルイス・チラベルト 1965年7月27日生まれ、35歳。15歳でパラグアイ1部のS・ルケーニョでプロデビュー。アルゼンチンのサン・ロレンソ、スペイン1部のレアル・サラゴサを経てアルゼンチンのベレス・サウスフィエルドに移籍。94年にリベルタドーレス杯を制し、トヨタ杯でもACミランを下してクラブ世界一に。95年、GKとして史上初の南米最優秀選手。98年フランスW杯出場。今季ストラスブール移籍。1メートル88、90キロ。GKながらPK、FKを得意とする。



日本サッカー協会の「パラグアイ紹介」

南米といえば、その実績から「ビッグスリー」と呼ばれてきたブラジル、アルゼンチン、ウルグアイの3ヵ国が支配的勢力だった。だが、近年のパラグアイの躍進ぶりには、ウルグアイを抜いて、ブラジル、アルゼンチンの2強に迫る勢いがある。日本でも人気のあったロメロというアタッカーを擁しての1979年南米選手権優勝、1986年FIFAワールドカップ・メキシコ大会1次リーグ突破で一つのピークを迎えたが、1990年代後半に入って、それを上回るような強力なチームをつくり上げた。そして、FIFAワールドカップ・フランス大会の南米予選を、アルゼンチンに次ぐ2位 で勝ち抜く。本大会では、ブルガリア、スペインとの試合を自慢の堅い守りで0−0の引き分けにもち込み、ナイジェリアに3−1で快勝してラウンド16に進出。さらに、地元のフランスを最後まで苦しめ、延長戦のゴールデンゴール(日本のVゴール)により0−1と惜敗したものの、トップクラスの守備力を世界に印象づけた。パラグアイのキリンカップ出場は今回が2度目となるが、前回はそのフランス大会の直前で、日本代表とは1−1で引き分けている。  パラグアイのサッカーは、強じんな肉体を生かした接触プレーの強さ、タフな精神力を発揮しての粘り強い密着マークなどを特徴としているが、これは先住民族であるグアラニ族の特徴が反映されたものといわれている。それを最も顕著に体現している守備陣は、ここ数年来のおなじみの顔ぶれが健在。FKやPKから得点を決めることで有名なGK、チラベルト(フランスのストラスブール所属)が守護神としてゴールマウスに立ちはだかり、ガマラ(ブラジルのフラメンゴ)、アジャラ(アルゼンチンのリバープレート)の二人は、世界でも屈指のセンターバックコンビといえる。守備には定評がある一方で、決定力不足というのがパラグアイに対するイメージだったが、そこにも変化が表れている。新進気鋭のストライカー、サンタクルスの出現だ。ドイツの名門、バイエルン・ミュンヘンに所属し、1999年に地元で開催された南米選手権には17歳の若さで出場。4−0で快勝した日本との試合で2得点をあげるなど、大舞台でその才能を強烈にアピールした。この南米選手権では、準々決勝でウルグアイにPK戦で敗退という結果 に終わり、大会後に監督が交代。ウルグアイ生まれのマルカリアン監督が就任した。1992年のバルセロナオリンピック南米予選でパラグアイを首位通過、本大会での準々決勝進出に導いた実績をもち、ガマラ、アジャラなどは当時の教え子。国内の2大クラブ、オリンピアとセロ・ポルテーニョでの監督経験もあり、パラグアイサッカーを知り尽くした彼の指揮下、2002年FIFAワールドカップ南米予選も好調だ。これまで予選で一度も勝てなかったブラジルから2−1の歴史的勝利をもぎ取り、アルゼンチン戦も敵地で1−1の引き分けにもち込むなど、10試合を終えてアルゼンチン、ブラジルに次ぐ3位 。予選突破が非常に有望なだけに、本大会まで1年となる今回の来日は、彼らにとって非常に有意義なものとなるのは間違いない。 

堅い守備 逆襲に勢い・パラグアイ(朝日新聞)
パラグアイはワールドカップ(W杯)南米予選で今年に入って2勝1敗。通算8勝3敗2分けでアルゼンチンに次ぐ2位をキープしている。もともとブラジル、アルゼンチンの2強を追う実力とみられていた。今や南米第1勢力に仲間入りしたといってよい。だが、今回は予選を戦う一線級がそろいそうにない。主力級というと、GKチラベルト(フランス・ストラスブール)の名前がまず挙がる。「GKの可能性を広げたい」とFKやPKで多数得点している35歳の名物選手。PK戦にもつれた5月のフランスカップ決勝でも、4本目を阻み、自分で5本目を決めて優勝した。ほかには、チラベルトとともに98年W杯フランス大会を経験したDFデニス・カニサ(アルゼンチン・ラヌス)とフリオ・セサル・エンシソ(ブラジル・インテルナシオナル)。それにMFビクトル・キンタナ(オリンピア)。あとは代表控えクラスが占めそうだ。国内リーグ1部の雄は、広山が活躍するセロ・ポルテーニョとオリンピアで、そのほかのチームは決して待遇がよいとはいえず、力のある選手は南米の他国や欧州に出ていく傾向にある。攻撃的MFのディエゴ・ガビラン(イングランド・ニューカッスル)は21歳の若手で有望株。DFダニエル・サナブリア(リベルタ)は昨年、J2湘南でプレーした。ベスト布陣でないとはいえ、サッカーのスタイルはそう変わらないだろう。パラグアイといえば粘り強くタフな守り。そしてこなれた逆襲。ブラジルやアルゼンチンなどと争う歴史の中で練り上げられたスタイルだ。98年W杯では「意外」といわれた決勝トーナメント進出。1回戦で、優勝したフランスにVゴール負けと肉薄した。予選リーグを通じて守備力が改めて称賛された。W杯南米予選でもブラジルに2ー1で勝ち、アルゼンチンに1ー1で引き分けている。やはり守備を基調に失点機を回避しつつ、ペースをつくっているようだ。 今回、その堅守を支えるセンターバック2人、ガマラとアジャラは出場せず、ストライカーのサンタクルスも来ない。このハンディをどう補って戦うか。日本とは過去3戦して2勝1分け。99年南米選手権では首都アスンシオンに日本を迎え、4ー0と大勝した。



Y・Kさんの観戦記

1・パラグアイ-ユーゴ戦


キリン杯に行って来ました。私は前回のコパ・アメリカでサンタクルスのファンになり、それから彼とパラグアイを応援してます。来年のW杯にパラグアイは参加するだろうけど、チケット確保はとても難しく、日本で2試合も見られるキリン杯にパラグアイが選ばれたときは本当にうれしかった。しかし、肝心のサンタクルスはバイエルンと本人の意向でたぶん来ないだろう
と知ったのは5月。かなりがっくりしました。

結局サンタクルスだけでなく、アクーニャ、ガマラといった選手も不参加の上にWユースもあって、ちょっと中途半端なメンバーだなというのが私の感想でした。それでも、実際にパラグアイのサッカーを見られるのはとても楽しみでした。6月28日国立競技場 VSユーゴスラビア、パラグアイ代表もいまひとつでしたけど、ユーゴスラビアもかなりいまいちのメンバー。日本では代表の試合は完売になるけど、Jリーグでも平日だとたいして入らないカードもたくさんあります。まだまだサッカーが根付いているとは言えない状況で、どうしても女子供が中心になってしまいます。そのなかで2万人以上の人が平日に見に来てたことにびっくりしました。やはりピクシーとチラベルの人気はすごい。でも、ほとんどが男の人でしたけどね。(苦笑)日本の選手がいない試合は人気がいまいちなんですが、国歌斉唱ではじめてパラグアイの国歌を聴きました。なかなかいい曲ですね。でも君が代になれているとちょっと長い。

試合はパラグアイの攻撃で始まりました。この日は同じサンタクルス・ファンの人と観戦しました。ロケがいないので、ガビラン応援しようかと言ってたのですが、そのガビランがいい!!アーリークロスといい、コーナーキックといい精度が高い。パラグアイのサッカーは相手が中盤でボールを獲っているときにインターセプトして攻撃につなげる・・・という人がいたけど、まさしくそんな感じでした。ピクシーが足を痛めていたので前半で下がってしまったので、みんなの期待はチラベルのプレー。しかし「チラベルト!」と連呼するファンに遠すぎることが理由なのか両手を何度も下に振り下ろして、なだめるポーズをしてました。無視するのではなく、ファンにそれなりの意思表示をするところが根強い人気の秘密なのかもしれない。ともあれ、相手ミスからのボールをそつなく決めて前半、後半各1点の2−0でパラグアイの勝利に、私たちは満足して帰宅しました。



パラグアイ-日本(7月1日)


札幌は日差しが強いものの風が気持ちよく、蒸し暑かった東京とはさすがに違う。この日のチケットは完売。ここ1年の日本代表の人気はすごく、北海道近辺の人はともかく関東近辺からもたくさんの人が札幌へやってきました。最寄りの福住駅を降りると臨時にできた日本代表グッズの店があり、すごい人だかりです。一応、パラグアイのユニも売ってましたけど・・・(苦笑)ドームということはわかってましたけど、てっきり開閉式だと思っていたので、中に入って屋根があると知ったときはとてもがっかりしました。寒いときならともかく、外は気持ちいい風が吹いているのに・・。このへんPYの選手がどう思ったか興味あります。私の席はパラグアイ側のコーナーよりでしたが、前から10番目くらいだったので、見やすく、試合前のアップをしてる選手を見るとつい「ロケがいたらな〜」と思ってしまう。(笑)しかし会場は当然のごとく「がんばれニッポン」一色です。今日はパラグアイの国歌はという人が、日本は石井竜也が歌いました。

パラグアイのキックオフで始まります。満員の観客ということもあり、パラグアイのモチベーションは高そう。序盤からフェレイラ、ガビランなどがゴールを脅かすけど、ゴールにはならず。そうこうしてるうちに16分、小野からのロングパスに柳沢がすばやいスピードで抜け出しゴール!チラベルも動けない。その後、モリニゴの惜しいヘディングシュートがあったのですが、バーの上を通過してしまう。これが決まっていたらまた違った展開になっていたのでは、と思いました。後半はじまってすぐに再び小野からのスルーパスを受けた柳沢のゴール。柳沢は3年前のJOMO杯でもチラベルからハットトリックをしてるので、彼的には相性がいいのか?これでがぜん日本側に気持ちの余裕ができてしまいました。一方パラグアイの選手はファールが多くなりいらだちを感じさせるプレーが目立ち始めます。ついには退場者をだす始末。このへんに今回のチームのベテラン不在の幼さを感じました。そしてこの試合のもう一つの楽しみはPYのセロで活躍中の廣山選手。どんなプレーをするのかとても楽しみにしてたのですが、残念ながらトルシエは彼を使ってくれませんでした。次のユーゴ戦でも彼は出番がなく、せっかくPYから呼んだんだから使ってみてよ〜と思う私でした。さて、結局試合はそのまま、2−0で終了。

選手たちはそれぞれユニを交換してロッカーへ消えてゆきました。今回私の気に入ったガビランは柳沢とユニ交換してました。実は柳沢は私がロケ同様とても応援してる選手なんで、その光景はちょっとうれしかったです。試合後、会場の外でPYのユニを来てる日本人のグループを見かけたので声をかけてみたら、青年協力隊関係でPYに行ったことがきっかけで応援にきた人たちでした。なんと、テレレを持っていたので、飲ませてもらいました。マテ茶は飲んだことあったけどテレレはなかったので、とてもうれしかったです。そんなわけで、柳沢の活躍で終わったこの試合は、パラグアイをも応援してる私にとってとても複雑な試合でした。実際のW杯でこの二つの国がぶつからないといいなと願うばかり。しかし、ベストメンバーではないにしろ、FIFAランク10位のパラグアイが33位の日本に負けるというのは納得できません。次の南米予選はブラジル。かなり混迷してるブラジルとはいえ、ここでもう一度気をひきしめてがんばってほしいです。




(写真:練習前)


(写真:国歌斉唱)




(写真:日本のコーナーキック、チラベルが指示を出している)




(写真:パラグアイのコーナーキック)


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