ワールド・カップ日韓大会へ向けて-03 (松本キャンプ後半)


松本入りしたパラグアイ代表、仕上がりも順調、主なプレーヤーにも故障者が無く市民とも良い感じの交流が行われているようです。対浦和戦にも快勝しました。皆さんの投稿をお待ちしております。



(松本キャンプ日程)

5月08日    チラベルが一人で松本入り (11日まで)
5月19日    松本入り
5月21日    ジュビロ磐田と親善試合    19時KICK OFF(アルウィン)

月26日    浦和レッズと親善試合     13時KICK OFF(アルウィン)
          :テレビ信州で生中継!! テレビ埼玉 19:30〜
5月28日    韓国のキャンプ地 釜山へ



韓国へ (2002年05月28日)

松本を後にしていよいよ決戦の舞台である韓国・釜山に向かいました。南アフリカとの決戦も目前となって来ました。アスンシオンの街でもワールドカップの話題が多くなっています。ただ時差の都合で、毎日試合が夜中の2時半から朝の9時までとなり、多くの人が寝不足になり、経済活動が停滞するのではないかと心配しています。



(イラスト:韓国へ:ABC紙)

パラグアイ、初戦の韓国へ (朝日)

ファンに見送られ、韓国に向けて出発する選手たち:パラグアイ代表チームは28日、キャンプ地の松本市を離れ、1次リーグ初戦が行われる韓国・釜山へ向かった。有賀正松本市長は「ベストの状態で松本を出発してくれた。120点をつけたい」と総括した。前夜の壮行パーティーでは「決勝まで残って日本に戻って来てほしい」とのエールも送られた。選手は午前中にホテルを出発し、名古屋空港に向かうバスに乗り込んだ。100人を超えるファンが詰めかけ、チームの愛称「アルビロハ」を連呼して、声援を送った。出発後、会見した有賀市長は、キャンプ誘致を記念して昨年からアルウィンで開かれている少年サッカー大会を「チラベルカップ」と改称することを提案。「代表選手たちが松本にサッカー文化を植え付けてくれた。市民の手で大きく伸ばしていきたい」と話した。また当初(最大1カ月月半程度滞在した場合)「8億3千万円」と見込んでいた経済効果については、「直接の経済効果は1〜2億円だと思うが、チラベルカップなどが続いていけば10億円にも値すると思う。金額だけでどうこう言うのは、あまりにも経済主義的発想だ」と話した。

パラグアイ、韓国に向け出発(時事通信)

長野県松本市で19日からワールドカップ(W杯)の事前キャンプを行っていたパラグアイ代表チームが28日、1次リーグの行われる韓国に向け、同市を出発した。午後の飛行機で名古屋空港から釜山に向かう。キャンプ実行委員会のまとめによると、キャンプ期間中の7日間に行われた公開練習の観衆は延べ1780人、GKのチラベル選手らが訪れた小中学校7校で交流した児童・生徒・PTAは3170人に上った。また、同実行委員会は今年秋に子供たちを対象とするサッカー競技会「チラベルカップ」を創設すると発表した。 

パラグアイ釜山へ 松本で秋「チラベル杯」大会(信濃毎日)

サッカーワールドカップ(W杯)のパラグアイ代表チームは二十八日午前、松本市での十日間の事前キャンプを終え、本大会一次リーグの初戦を戦う韓国・釜山へ向け出発した。チームを見送った有賀正市長は、県内の子どもたちを対象にしたサッカー大会「チラベルカップ」を創設し、今年の秋に第一回大会を開く意向を示した。宿舎のホテルのロビーに姿を見せた選手たちは、紺のスーツに身を包み、晴れやかな表情。玄関前では約七十人のファンが見送りに詰めかけ、パラグアイ国旗を振って「チラベル!チラベル!」などと大声援。チームの活躍を祈った。パラグアイ代表は、六月二日に釜山で南アフリカ、七日に全州でスペイン、十二日に西帰浦でスロベニアと一次リーグの三試合を行う。ゴールキーパーのチラベル主将は、国際サッカー連盟から出場停止処分を受けているため、南アフリカ戦は欠場する。チラベルカップは、松本キャンプ決定を記念して県内の小学生を対象に昨年八月に初めて開いた大会を改称する予定。市は今後、対象となる年代など、細部を県サッカー協会と協議する。

サッカー 日韓W杯 パラグアイチーム、全練習日程を終了(毎日)

サッカー・ワールドカップ(W杯)のパラグアイ代表チームは27日、松本市神林のアルウィンで最後の練習を行い、松本キャンプの全練習日程を終えた。26日の会見でマルディーニ監督から「最高のキャンプだった」と評価され、松本キャンプ実行委員会のスタッフは笑顔を見せていた。代表チームは28日午前、1次リーグを戦う韓国へ向け松本を出発する。この日午前、選手たちは雨の中、ピッチ内を軽くランニング。その後、ミニハードルや約50センチ間隔で立てられたバーをすり抜けるなどの基本動作を繰り返し行い、約1時間ほど軽い調整をして練習を終えた。終了後、監督と選手は実行委スタッフとの記念撮影に応じた。チラベル選手らは笑顔でスタッフと握手を交わし、労をねぎらっていた。パラグアイの1次リーグ初戦は6月2日に釜山で開かれる対南アフリカ戦。松本青年会議所はチャーター便による応援ツアーを組み、約110人が参加する。有賀正市長も対南ア戦と12日の対スロベニア戦を現地で応援するという。市は同市中央1のMウイング2階にパラグアイを紹介するコーナーを設けているが、試合当日は同所にあるテレビで試合を放映し、市民に観戦してもらう予定だ。
日韓W杯 初戦の地・韓国へ出発−−パラグアイ代表チーム◇「一緒の時間、過ごせ幸せ」
サッカー・ワールドカップ(W杯)のパラグアイ代表チームは28日午前、松本市での10日間のキャンプ日程を終え、1次リーグ初戦が行われる韓国・釜山へ出発した。同日会見した有賀正市長は、県内の小学生を対象にした少年サッカー大会「チラベルカップ」を新設し、今年秋ごろに第1回大会を開きたい考えを明らかにした。チームが滞在した市内のホテル前には、有賀市長やキャンプ実行委員、ボランティアら約100人が駆けつけ見送った。選手がホテルから出てくるたび、パラグアイ国旗の小旗を振りながら、「ガンバレー」「ありがとう」などの歓声を上げた。有賀市長は各選手とがっちり握手。主将のチラベル選手がバスの前面に付けられたパラグアイ国旗にサインすると、拍手がわいた。27日夜には、キャンプでの交流事業のお礼とW杯での健闘を祈る壮行パーティーが行われ、関係者や来賓約200人が集まった。チラベル選手は「別れるのは寂しい。松本で一緒の時間を過ごすことが出来て幸せでした。横浜で日本代表と決勝戦をしたい」とあいさつし、自身の手形の入ったレリーフなどをプレゼントした。受け取った有賀市長は「市内の最も大切な場所に飾りたい」と話した。両者は今後も、松本とパラグアイの交流を深めていくことを明らかにした。28日の見送り後に会見した有賀市長は「キャンプは120点の出来だった。チームが練習やサッカークリニックなどをすべて公開で行ってくれたことに感激している。松本にサッカー文化を植えつけてくれた」と高く評価した。

少年サッカー大会を「チラベルカップ」に(読売)
松本市の有賀正市長は二十八日の会見で、パラグアイのキャンプ内定を受けて昨年開催した少年サッカー大会「ジュニアトレセンin松本」を「チラベルカップ」と改称し、今年秋から総合球技場「アルウィン」で行う方針を明らかにした。チラベルも了承しているとし、「将来チラベルに大会に来てもらう機会を設けたい」と述べた。
パラグアイ代表、韓国へ
松本市でキャンプを行っていたパラグアイ代表チームは二十八日、同市を出発し、名古屋空港経由で一次リーグ初戦を戦う韓国・釜山へ向かった。選手たちを見送ろうと、宿泊先のホテル前には約八十人のファンが詰め掛け、出発が予定よりも約三十分遅れるハプニングもあったが、選手らはさわやかな笑顔で十日間を過ごした松本を去った。紺色のスーツに身を包んだ選手たちは午前九時過ぎからホテルロビーに続々と現れ、写真を撮ったり、宿泊客からのサインの求めに気軽に応じたりするなど、リラックスした雰囲気。小旗を振るファンに笑顔で応じながらバスに乗り込んだ。主将のチラベルはいったん乗車して着席した後、再び乗降口に姿を現してファンらと握手。ファンからは「フエルサ(頑張れ)!」と声がかかっていた。 パラグアイ代表チームは航空機のトラブルのため一時名古屋空港で足止めされ、同夜、釜山に到着の予定。来月二日に南アフリカ、七日にスペイン、十二日にスロベニアと対戦する。

サッカー 日韓W杯 検証・松本のキャンプ 子供たちに夢与え(毎日新聞)
◇今後の交流も期待−−経済効果は当て外れ?:熱戦が続く日韓共催のサッカー・ワールドカップ(W杯)。松本市で事前キャンプを行ったパラグアイ代表チームは、1次リーグ2試合を終え、12日の対スロベニア戦に決勝トーナメント進出をかける。松本キャンプで生まれた県内のパラグアイサポーターも熱心な声援を送っている。5月19日から28日まで開かれたキャンプでは、練習のほかに多くの交流行事が行われ、有賀正市長は「120点満点の出来」と胸を張った。しかし一方で、日程が直前まで決まらなかったり、予想した経済効果への疑問も露呈した。キャンプは何をもたらしたのか。改めて振り返る。「日程がなかなか決まらず苦労もしたが、練習はすべて公開されたし、交流行事にも積極的に取り組んでくれた。他国に比べ、パラグアイチームは誠実だった」。松本キャンプ実行委員会の一人は、こう語る確かに、突然の練習非公開や交流行事中止に見舞われた国内の他国キャンプ地に比べると、松本は恵まれていた。実行委によると、親善試合や学校訪問など関連事業への参加者は延べ約3万7400人に上った。選手たちが気軽にサインに応じる姿はあちこちで見られた。
 主人公は、やはり主将のチラベルト選手。サッカー少年たちの前で見せた世界の技。多くの施設を訪れ、子供たちを励まし続けた姿。日本でのプレーを望んでいるとも伝えられるだけに、展開された行事自体が「チラベルト一座の興行」と見る向きもある。だが、自身、恵まれない境遇で育っており、その行動や励ましの言葉は多くの市民を感動させ、チームに親近感を持たせた。「経済効果よりも、青少年に与えた影響の大きさは計り知れない」。終了後にキャンプを総括した有賀市長の感想は、その通りだろう。◇◇◇むろん、良かったことばかりではない。キャンプを誘致した当時、市や松本商工会議所は経済効果を強調し、昨年4月には「波及効果は8億円余」との試算を発表した。しかし、1次リーグ組み合わせで試合が韓国会場と決まったため、滞在日数は大幅に減少。関係者から経済効果の話は聞かれなくなった「がんばれパラグアイ」の旗を商店街に掲げ、盛り上げに協力した同市中央の自転車店主(55)も「キャンプだからといって、観光客が特に増えたわけではなかった。結局、持ち出しの方が多かったよ」と苦笑い。親善試合では警備の都合から急きょ金属探知機を導入したり、駐車場に投光機を付けるなどしたため、500万円以上の追加出費も必要になった。投じた費用に見合う経済効果があったかは疑わしい。◇◇◇「これからも松本との友好的な関係を続けたい」。キャンプ後半、チラベルト選手は繰り返し話した。その表れが、県内の小学生を対象にした少年サッカー大会「チラベル・カップ」の創設だ。今秋初開催の見通しで、優勝カップには自身の手形とメッセージが彫り込まれる。キャンプを通じて芽生えた世界との交流の輪。サッカーへの関心の高まり。茅野市でサッカーを教える男性(45)は「チラベルト選手が開いたサッカークリニックを見た子供たちは、目の輝きが違った。その後の練習では集中力が高まった」と話す。キャンプがもたらしたものは、長期的に見る必要があるのだろう。

サッカー 日韓W杯 松本市長、パラグアイ代表キャンプを「大成功」と総括(毎日新聞)
◇有賀正・松本市長−−「顔見せぬ」知事批判も:松本市で行われたサッカー・ワールドカップ(W杯)パラグアイ代表チームのキャンプについて、有賀正市長は31日の会見で、「当初、経済効果を8億円と見込んだが、代表チームが多くの市民と触れ合ったこと、特に子供たちに愛と感動を与えたことは、金額では計り知れない」と述べ、「大成功」と総括した。一方で、松本キャンプ実行委員会の名誉会長である田中康夫知事が期間中、一度も顔を見せなかったことに対しては、強く批判した。パラグアイ代表チームは総勢43人が訪れ、5月19日から10日間滞在した。この間、親善試合2試合に動員した観客は3万155人に上ったのをはじめ、7回の公開練習を1780人が見学。練習の合間をぬって行われた交流事業では、チラベルト選手らが小中学校や少年刑務所などを訪問し、合わせて3670人と交流した。この他、サッカークリニックやサイン会などを合わせ、チームと触れ合った人は計3万7445人に達した。有賀市長によると、田中知事はジュビロ磐田戦があった5月21日、会議で代表チームが滞在したホテルを訪れたが、そのまま帰った。同市長は「顔だけでも見せて、選手たちを激励してほしかった」と話した。×××有賀市長の批判について、田中知事は31日の会見で、「連絡をいただいたのは(各行事の)いずれも前日」とスケジュール的に無理だったことを強調。さらに「(事前に)事務的に招待状を発送されたかもしれないが、私どもが出席してほしい方には、文書だけではなく直接本人や秘書に連絡を取ってお願いをするのが長野県WAY(やり方)であり、松本市WAYは違うのか」などと述べ、直前まで電話連絡などをしなかった同市の姿勢に疑問を投げかけた。◇「国境越えた取り組み評価」−−田中康夫知事、W杯開催でコメント:田中康夫知事は31日の会見で、W杯ついて、「二つの国で同時共催というのは初めてなので、国境を越えた取り組みとして高く評価すべきだ」と語った。そのうえで、「高円宮ご夫妻ばかりではなく、天皇皇后ご夫妻が韓国の地で、W杯を観戦するだけでなく、その場で言葉を発せられるということがあれば、より素晴らしい祭典となることが保証されただろうと思っている。そのような決断を政府が行わなかったということは大変に残念」と述べた。

検証・W杯松本キャンプ(読売)
(1)「経済効果」

宿泊客、商店街は増加なし:握手しながらファンと別れを惜しむチラベル:「報道を通じて全国にPRできた宣伝効果や、将来にわたる(パラグアイとの)交流などを考えれば、経済効果は十億円以上、計算できないほどだ」 パラグアイ代表チームを見送った後の記者会見で「百二十点のキャンプだった」と自賛した有賀正市長は、「キャンプの経済効果」に関する報道陣の質問にも強気な姿勢を見せた。 松本市や松本商工会議所などがキャンプ誘致の目的の一つとして期待していたのは経済効果。松本キャンプ実行委員会は昨年四月、経済効果は約八億三千万円との試算結果をまとめ、地元企業などからの資金集めに説得力を持たせる材料として繰り返し強調してきた。しかし、これはチームが大会期間中も滞在し、キャンプ期間が一か月―一か月半にわたる場合の試算。パラグアイが韓国内で一次リーグを戦うことが決まった昨年十二月の抽選会以降、関係者からこの言葉はほとんど聞かれなくなった。 実際、十九日から始まったキャンプ期間中、経済効果試算の根拠となったサッカーファンや観光客の入り込み増はほとんど見られなかった。松本ホテル旅館協同組合などによると、キャンプ期間中に宿泊客数が目に見えて増加した宿泊施設はなし。飲食店や土産物店も来客の増加は見られなかったという。商店街でも、サッカー関連商品の売れ行きが好調だったスポーツ用品店などを除いて効果なし。市中心部の「ナワテ通り商業協同組合」の鈴木昭男理事長(58)は、「会場周辺など一部で盛り上がっているだけで、商店街ではさっぱり。結局最後まで話題にも上らなかったよ」と苦笑交じりに話す。 キャンプのために地元が支出した総経費は二億円余りで、他のキャンプ地と比べても高額な部類に入る。金属探知機の導入などで五百万円以上の追加出費があったことも明らかになった。実行委の一人は「将来的に見て、目に見えないばく大な効果があった。それは実際に触れ、肌で感じるものだ」などと話すが、費用に見合った効果が果たしてあったかのかどうか、市民への説明が十分できるのかどうか――。市などが強調してきた経済効果に限っては、厳しい答えを出さざるを得ないだろう。
(2)「代理店頼み」で混乱
交流は成功 チラベルのおかげ:松本キャンプ実行委員会事務局。絶えず電話が鳴り響いていたキャンプ前や期間中のけん騒がうそのように、静けさが戻った。その様子を見ながら、関係者の一人がつぶやく。「もうちょっとましな“組織図”が描けていれば、こんなに苦労することもなかったかもなあ」 キャンプ誘致に当たって松本市などは、地元のサッカー関係者の紹介で「南米の国と人脈がある」という東京都内の代理店に接触。代理店は二千百万円の委託費用で、〈1〉パラグアイサッカー協会との折衝〈2〉チームの日程管理と連絡調整〈3〉親善試合の企画――などを一手に引き受けた。実行委では「混乱を防ぐため、代理店への委託業務には極力口出ししないようにしていた」とするが、このことが、キャンプを巡る“ドタバタ騒ぎ”の一因になった。 まず、事前のパラグアイ側との連絡。チームと連絡を取ろうとしても、「実行委―代理店―パラグアイサッカー協会―チーム」という手続きを経なければならず、スムーズに進まなかった。キャンプ調印後もパラグアイ側との調整は何もできず、練習や交流イベントなどの日程はキャンプインしてから詰めることになった。このため市民への周知も十分にできず、「どこで何をやっているのか分からない」と不満の声も寄せられた。また、親善試合を観戦できる「サポーターズクラブ」についても、当初実行委では「企画も広報もすべて代理店にお任せ」としていたが、先月末になって九千人の目標に対し六百五十七人しか集まっていないことが判明。「キャンプの盛り上がりに影響が出る」と、慌てて実行委が対策に乗り出した。実行委の見通しの甘さも否定できないが、対応のすべてが後手に回った印象はぬぐえず、「パラグアイ相手ではなく、内部でのごたごたに神経をつかった」と実行委の一人は漏らす。チームの来日の遅れや日程キャンセルなど、トラブルが相次いでいる他のキャンプ地と比べれば、松本キャンプは全練習が公開され、市民との交流事業も実現するなど、結果的には順調だった。しかし、交流事業はすべてチラベルがこなしてくれたもの。「内部の調整がうまくいかないままキャンプに突入したが、こんなに協力してもらえるとは正直言って思わなかった。キャンプ成功の一番の要因は、チラベルのいるパラグアイを選んだことだ」。キャンプ関係者は、チラベルに足を向けては寝られない。
(3)将来への財産
語り継ぎ、誇りに 関係継続へ努力 ユース交流試合構想も:「パラグアイと松本の関係をこのキャンプだけで終わらせず、ずっと続けていきたい」 二十六日の親善試合後の記者会見で、パラグアイ代表チームの主将、チラベルはそう語って、ユースの定期的な交流試合を行うことなどを提案した。翌二十七日夜の壮行パーティーでは、チラベルの手形と、「私たちの思い出と感謝」との直筆メッセージが刻まれたプレートが、チラベルから有賀正市長に贈られた。市では、キャンプ内定を受けて昨年開催した少年サッカー大会を「チラベルカップ」と改称して今年以降も継続して開催し、優勝カップにはこのプレートを彫り込む計画だ。チラベルの言葉通り、パラグアイと松本との関係が、将来にわたって続いていくことになるのだろうか――。 キャンプが始まる前、パラグアイサッカー協会は松本側の関係者に、「報道陣を含め、選手の十五メートル以内に近付くことがないようにしてほしい」と要請していた。しかし、当の選手たちは、関係者も驚くほど気さくに市民に接した。オフの時間に街へ買い物に繰り出し、市民からサインや記念撮影を求められると笑顔で応じた。FWクエバスはホテルのロビーでパラグアイの民族楽器・アルパを奏でる芸達者ぶりを披露。親善試合や公開練習の観戦・見物、学校・施設訪問での交流などで選手たちを「見た」市民らの数は約三万七千人に上る。市全体の盛り上がりに欠ける面があったことは確かだが、ワールドカップ(W杯)のキャンプが松本で実施されたことは、市民のだれもが認識していたはずだ。「しかし、このキャンプを将来に生かすための努力を怠れば、すぐに忘れ去られてしまう。何とか市民全体で語り継いでいきたいんです」 キャンプを機に結成され、パラグアイへのメッセージを記入した記念プレート五千枚をアルウィンに飾る活動を進めている「パラグアイナショナルチーム応援団」団長の竹内弘人さん(38)は語る。 「この先ずっと、このキャンプが市民の心にあるかどうか。遠い将来にも市民の誇りとなっていたら、その時に初めて、『キャンプは成功だった』と言えるのではないか」




松本キャンプ終了(2002年05月27日)


長いようで短い松本でのキャンプも無事に終了したようです。各新聞の論調も最初はパラグアイ側のコロコロと予定が変わる話など余り良い話は無かったのですが、実際に松本に入り日が経つにつれて次第に好意的なものになっていました。松本の人にとり「パラグアイ」が身近なものになったように感じます。

パラグアイ、松本で壮行会/B組(日刊スポーツ)
パラグアイが、事前キャンプを張った松本市内のホテルで、韓国への出発を翌日に控えた代表選手らの壮行会が開かれ、約100人が選手らを激励した。代表が入ったB組は、予選を突破して勝ち進んでも、準決勝まで試合は韓国で行われる。松本市側からは「決勝で日本に帰ってきて」などの声援が相次いだ。一行は28日、名古屋空港から釜山に向かう。

松本でパラグアイの壮行会(共同通信)
パラグアイ代表が事前キャンプを張った長野県松本市内のホテルで27日、韓国への出発を翌日に控えた代表選手らの壮行会が開かれ、約100人が選手らを激励した。パラグアイ代表が入ったB組は、予選を突破して勝ち進んでも準決勝まで試合は韓国で行われる。松本市側からは「決勝で日本に帰ってきて」などの声援が相次いだ。
 一行は28日、名古屋空港から釜山に向かう。

キャンプ地松本市でパラグアイ壮行会 (サンスポ)
パラグアイ代表が事前キャンプを張った長野県松本市内のホテルで27日、渡韓を翌日に控えた代表の壮行会が開かれ、約100人が選手らを激励した。

松本キャンプ閉幕 きょう韓国へ出発(読売)
軽めのランニングで調整する選手たち:パラグアイ代表チームは二十七日、松本市の総合球技場アルウィンで一時間余り練習を行い、松本キャンプを打ち上げた。同日夜には壮行パーティーが宿泊先のホテルで開かれた。チームはきょう二十八日午前十時に松本をバスで出発、名古屋空港からW杯一次リーグを戦う韓国・釜山に向かう。 練習はこの日も公開で行われ、前日に親善試合を行った選手らは、軽いランニングなどでコンディションを調整した。練習後には選手とキャンプ実行委メンバーとの記念撮影も行われた。午後からはオフとなり、選手たちは土産物を買いに市内に繰り出したり、出発の準備のため荷造りするなど思い思いに過ごした。 壮行パーティーには実行委など関係者ら約百二十人が出席、キャンプ中の交流行事への選手の協力に感謝するとともに、W杯での健闘を祈った。チラベルが自分の手形を取ったプレートを有賀正市長に贈ったほか、松本側からは市民有志が作った押し花を、選手一人一人にプレゼントした。また、パーティー前にホテルのロビーで、FWクエバスが民族楽器アルパを即興演奏、流麗な音色を響かせ、居合わせた人々を沸かせる一幕もあった。

最後の練習終了 パラグアイ代表チーム韓国へ(長野日報)
松本市で、サッカーワールドカップ(W杯)の事前キャンプを行っているパラグアイ代表チームが二十七日午前、松本での最後のチーム練習をアルウィンで行った。約一時間、ストレッチやランニング中心の軽めのメニューで調整し、松本キャンプを締めくくった。一時激しい雨に見舞われたが、集まった五十人ほどのファンは席を離れることなく選手たちに見入った。松本市山辺小六年の武井大樹君(12)は「パラグアイの選手はリラックスしていても、練習になるとまじめだった」と思い起こしていた。パラグアイ代表は二十八日午前に松本を離れ、名古屋空港からW杯・一次リーグが行われる韓国へたつ予定。◇パラグアイ代表チームが松本キャンプ中、毎日通ったアルウィンを後にした。「ほっとした」「本番はこれから。頑張ってほしい」。芝管理、警備、練習補助など、スタジアムでキャンプを支えてきたスタッフは笑顔で選手たちを見送った。最後の練習を終え、選手とスタッフは正面玄関前に集まり記念撮影。芝を管理する、県公園公社の小穴志津さん(35)は、チラベル選手に呼ばれて中央におさまった。連日、代表コーチと芝の状態を打ち合わせ「最高の芝」を提供。「無事に終わって安心しました」と表情をやわらげた。チームがスタジアムに来るたびに消火・救護態勢を取った、近くの芳川消防署の職員は「平穏で、混雑した試合でも何も問題が起きなかった。よかった―」と胸をなでおろした。松本キャンプ実行委の若手スタッフ二人は練習の準備や後片付け、練習中も注文を受けて飛び回り続けた。この間、一日の睡眠は三時間弱。「できることはすべてやった。正直、ほっとしました」と寝不足の顔に笑顔を浮かべた。アルウィンのスタッフは選手と身近に接しながら、ここまで"裏方"に専念。この日初めてサインを申し出る人も多く、自分の写真と名前入りのIDカードに書かれた選手のサインをうれしそう見つめていた。

松本で気持ちよく練習できた キャンプ打ち上げ(信濃毎日)
サッカーワールドカップ(W杯)松本キャンプの練習を二十七日で打ち上げ、韓国で一次リーグに臨むパラグアイ代表チームの壮行パーティーが同日夜、松本市内のホテルで開かれた。チームが入ったB組は、決勝トーナメントに進んでも準決勝まで試合は韓国で行うが、主将のチラベル選手は「日本代表と決勝を戦いたい」と力強く述べ、松本地方の市町村や商工関係者ら約二百人が大きな拍手を送った。瀬良和征・県教育次長は「キャンプは、県民、市民の心に永遠に残るでしょう」とあいさつ。代表チームのホセ・シルバ団長は「わが家にいるように気持ちよく練習できた。日本に戻ってこれるよう頑張りたい」と話した。チラベル選手は「今後、松本とパラグアイをつなぐいろいろなプロジェクトが出てくると思う」と、将来の交流を示唆。選手の一人がパラグアイの伝統楽器「アルパ」を演奏し、松本との“別れ”を惜しんだ。チームは二十八日朝、本大会で南アフリカとの初戦を行う釜山に向け、松本市を離れる。
満足感 ボランティア パラグアイ松本キャンプ支え
Jリーグチームとの親善試合二試合を終え、実質的に二十七日で終わるサッカーワールドカップ(W杯)パラグアイ代表チームの松本キャンプ。十九日からの期間中、松本市内では学校訪問や公開練習などを通じ、選手と子どもたち、市民とが温かく触れ合った。それぞれの場面には、会場整備や警備などに走り回る多くのボランティアの姿が。交流の舞台裏を支えた有志たちに、「私の松本キャンプ」を振り返ってもらった。宿舎のホテル警備に二日間携わった長野市の会社員、桜井広美さんは日本代表を追って海外まで応援に行くほどの熱烈なサポーター。だが、本大会のチケットは入手できず、「どんな形でもいいから、W杯にかかわりたい」とボランティアに応募。「プレーは見られなかったけど、気分はすっかりW杯モードになった。これからは日本代表をテレビで応援します」。ボランティア活動を通じて、遠い存在のW杯代表選手を身近に感じた人も多い。諏訪市出身で福島県郡山市の大学四年生登坂亮さん(22)は就職活動を中断して参加。「遠くから見ているだけと思っていたW杯が、五感で感じられた」とうれしそう。近くを通る選手の香水の香りや息遣いが忘れられない、という。信大三年の菅沼美季さん(20)は、サンタクルス選手らからサインをもらい大喜び。でも「話ができなかった」と、スペイン語が話せないのを悔やんだ。大勢の通訳も活躍した。五年間のパラグアイ滞在経験を生かして選手とホテルなどとの橋渡しをした東京都杉並区の会社役員小玉修三さん(60)は、「特別なことではなく『食事はいつか』『ギターを弾きたい』といった要望を伝えただけ」と謙そん。キャンプの収穫は「何よりも無償で手伝おうとする多くの若い人たちに出会えたこと」という。代表チームは二十八日、試合会場の韓国に向け出発する。

(体験談・感想)
昨日、友人がチラベルのインタビューに行ってきたそうです。が、事前の話とは違い、インタビュアーが10人もいて、その中でチラベルと話せたのはたった一人で、友人は残念ながらそれに漏れてしまったと言ってました。まぁ、雑誌の懸賞の企画だったのでしょうがないのでしょうけど。で、インタビューは浦和との試合直前に行われ(これはちょっとびっくりです)、
チラベルは非常に興奮していて、もう全然まともにインタビューできる状況ではなかったそうです。チラベルは「スペインとの試合ではFKを2本決めてやる! 絶対だ!!」と怒りながら早口でまくし立てていたそうです。で、友人は練習に練習を重ねたグアラニ語をチラベルに披露する機会すら与えられなかったのですが、その後、友人の手にあったグアラニ語の教科書に気がついたパラグアイ代表のホペイロやスタッフは友人を取り囲み、「お前、なんでこんなモノ持ってるんだ?」というようなことをみんなで口々に言って、大騒ぎになったらしいです。彼はちょっとしたヒーロー気分を味わえて非常に満足して帰ってきました。

パラグアイのキャンプを見に行ってきました。ここで、長々説明してもなんですので、かいつまんで。松本に着いて、駅とかに看板とかあるものの、練習場へ行くのにタクシー乗っても「取材ですか?」って聞かれてしまって、タクシー乗ってまで行くような人はいるわけない・・と思っているようでした。(苦笑)でも、親善試合2試合を比べると確実に2試合めのほうが、観客席の人のパラグアイの選手に対する思い入れが強くなっていたと感じられました。きっと大会が終わってもパラグアイという国、選手に注目してくれるのではと思っております。パラグアイ代表の試合、練習はそうそう見られないと思ってがんばったかいあって、ロケのゴールもみられたし、満足です。明日は釜山に移動です。いよいよですね!!

松本駅や駅前ではいろいろ看板などありますが、 そんなに盛り上がっているとは思いませんでした。 パラグアイといえども、警備はとても厳しく、 気軽に選手達に近づくことはできません。 まあ、W杯前ということですからしかたないのかもしれませんね。 とはいえ、ファンもそれなりにがんばってましたけど。 練習も見たのですが、 練習やるのかやらないのか、わかるのが当日・・というアバウトさが やっぱりパラグアイなんでしょうか? 基本的には地元の人中心で、 せっかくだから見に行ってみよう・・・という人も多かったのではと思うのですが。パラグアイといえばチラベル・・というイメージでしたけど、 ロケの人気も上昇中でしたね。 ロケファンとしてはうれしいです。 親善試合は2試合とも勝ちましたが、 正直内容はそれほどいいものではありません。 でも、W杯前ですからどちらも本気モードではなく 調整という意味合いが強いと思うので、 こんなものかもしれませんね。 個人的にはなんといってもロケとガビラン、カルドーソのゴールが 見られてうれしかった。 残念だったのはパレーデス。 ひざかな?ケガしてるみたいで別メニューの練習ばかりで 試合には出られなかったんですよね。パラグアイはイタリアやイングランドのように日本中からファンが集まるようなチームではないけれど、彼らに触れ合った人たちは、きっと彼らのファンになってくれて、W杯を応援してくれるのでは・・私はそんなふうに思って帰ってきました。ロケの人気も急上昇と聞きますし・・・ただ、やはりW杯ということで、警備がとても神経質になっていて、せっかく選手達がフレンドリーでもなかなか・・という部分もありました。毎日せっせとホテルに通って少しづつサインをもらっている高校生たちもいたし・・みなそれなりにがんばっていたようです。私としてはとてもパラグアイらしいキャンプだったのではと思います。日本のマスコミはどうしてもスターの多いイタリアやイングランドばかり取り上げるので、残念です。きっと釜山でも、松本のように彼らに触れ合ったらパラグアイの選手のよさがわかってもらえるのではと思います。私もせっかく選手と話ができるチャンスだったのに、スペイン語がまだまだなんで挨拶くらいしかできなかったのが、残念。がんばります!私にとってはとっても楽しい松本でした。

松本市でキャンプをしているパラグアイ代表は新聞やTVの報道を見る限り かなり地元は好評なようです。 イタリアやイングランドは練習の非公開を貫いたり、日本と対戦するベル ギー代表は公開練習を突然非公開にしたりする中で、パラグアイ代表は小 学校を訪問したり、少年刑務所を訪問しており積極的に地元とのコミュニ ケーションを図っています。 特に小学校を訪問した時、子供たちとのPK合戦でチラベルがゴールキー パーを務めたので子供たちは大変喜んだそうです。 又、TV番組ではロケ・サンタクルスはホテルにある閉店後の喫茶店に押しか けてコーヒーを飲ませてもらっている姿が映っていましたが、これも地元 に溶け込んでいるから可能なのだと思います。

最初はどんな選手が着たのか?という単なる興味しかなかった人たちもきさくな選手達を見ると親しみを覚えるようで、試合も、一度だけ見るつもりが結局は2回目も見た・・という人も多いようです。練習も私のように遠くからわざわざ泊りがけで来る人は多くないと思いますが、地元の人たちは毎日熱心に見にきてましたよ。

松本でのキャンプも無事終わりましたね。キャンプ前は市内で「がんばれ!パラグアイ」という旗や看板があるくらいで本当に盛り上がるのか心配でしたが、いざ始まってみると練習は全て公開、さらに市民との交流も活発で結構な盛り上がりを見せたと思います。これほど交流が活発なキャンプは他にないと思います。パラグアイに関してはかなり良いイメージだと思いますよ。チラベルは小学校、養護施設や病院なども訪問してくれましたし、これをきっかけに松本とパラグアイの交流が続いて欲しいと思います。なお、クエバス選手は最終日は何とアルパを弾いていたらしいですね。



浦和に快勝 (2002年05月26日)


練習試合第2戦・対浦和戦は2-0で快勝、チームの調整は順調のようです。

国際親善試合(26日、長野・松本平広域公園球技場)
パラグアイ 2  0 浦和レッズ  ▽得点者【パ】アルバレンガ、ガビラン


チラベル、「FKで得点したい」=国際親善試合〔W杯〕(時事)

パラグアイは浦和に快勝。前後半でメンバーを大幅に入れ替えたマルディーニ監督は「きょうの状態は良かった。最高のキャンプができた」と仕上がりに自信を見せ、「最初の試合で勝つことが大切」と6月2日の南アフリカ戦に焦点を絞っていた。終了間際に好セーブを見せたGKチラベルは「1次リーグを突破し、決勝にたどり着きたい。個人的にはフリーキックでゴールを決めたい」と目標を語った。浦和のオフト監督(元日本代表監督)は「(パラグアイは)非常に整った守備をしていた。(1次リーグでは)少なくとも上位2チームに入るのではないか」と太鼓判を押していた。

「最高のキャンプだった」 パラグアイ監督、感謝の意(共同)

パラグアイ代表は26日、キャンプ地の長野県松本市で浦和レッズと親善試合を行い、2対0で快勝。試合後の会見でマルディーニ監督は「選手はいい状態に仕上がっている」。間もなく終了する松本キャンプについて「松本の人々は温かく、ここには練習のために必要なすべてのものがあった。最高のキャンプだった」と感謝の意を示した。主将のチラベル選手も「松本は素晴らしい。これからも年に1回パラグアイのユース代表が松本に来て試合をするとか、ずっと交流を続けたい」などと話した。

パラグアイ浦和に完勝 (スポニチ)
前半36分、ゴール前に攻め込むパラグアイ代表のアルバレンガ選手(Gの後ろ姿)。スタンドは大観衆で埋まった=松本市のアルウィンでパラグアイ代表チームは26日、松本市のアルウィンでJ1浦和レッズとの親善試合に臨み、2−0で勝利した。スタンドには、同会場の新記録となる約1万6千人のファンが詰めかけ、一流のプレーに拍手を送った。前半はレッズが圧倒的にボールを支配する中、MFアルバレンガ選手が28分、縦パスを頭で合わせ、パラグアイが先制。劣勢の中で、少ないチャンスをものにした。後半7分には、MFガビラン選手の左足のゴールが決まり、突き放した。前後半で約20人の選手が出場し、調整の意味合いが強い試合となったが、持ち前の堅守と得点機を逃さない勝負強さを見せつけた。チラベル、サンタクルスといった人気選手は後半から登場。チラベル選手がドリブル突破する場面では、スタンドのレッズサポーターからも大歓声が上がった。パラグアイ代表にとって、この日がW杯本番前の最後の試合となった。試合後、会見したマルディーニ監督は「選手一人ひとりのコンディションを確認できた。あと1週間で最高の状態に持っていく」と語った。

パラグアイ、親善試合で快勝(朝日)
松本市でキャンプ中のパラグアイと浦和レッズの国際親善試合は26日、松本市の松本平広域公園総合球技場(アルウィン)で行い、パラグアイが2−0で快勝した。 パラグアイは前半28分、サラービアが右サイドのハーフライン付近からゴール前にけり込んだボールにアルバレンガが頭で合わせて先制。 後半7分には中央のアクーニャからのスルーパスをゴール前で受けたガビランが、浦和DFをかわして2点目のゴールを決めた。

華麗な個人技で快勝 浦和レッズと親善試合(読売)
監督「100%のキャンプ」:ガビランの2点目に歓喜する在日パラグアイ人ら:松本市でキャンプを行っているパラグアイ代表チームは二十六日、同市内の総合球技場アルウィンで、W杯本番前の最終試合となる親善試合としてJリーグ・浦和レッズと対戦。二十一日の試合を上回り過去最高となる観客一万六千百二十八人(公式発表)が熱い視線を注ぐ中、高い技術を見せ2―0で快勝した。きょう二十七日午前にキャンプの総仕上げとなる公開練習を行い、あす二十八日には一次リーグ初戦の試合会場となる韓国・釜山に向かう。 この日は日曜日で好天に恵まれたこともあり、午前十一時の開門前から入り口に長い列ができ、スタンドは立ち見席まで観客が詰め掛けるほどの盛況ぶり。 試合は前半、主力選手がベンチに回ったものの、28分にFWクエバスからのクロスを受けたMFアルバレンガが頭で押し込み先制。後半からはGKチラベルらが登場し、52分には相手DF陣の裏をついたMFガビランが左足で落ち着いて決め、追加点を挙げた。盛り上がりが最高潮に達したのは、人気選手の見せ場が相次いだ試合終了間際。チラベルが88分、ゴール正面からのシュートを左手一本で防ぐファインセーブを見せると、ロスタイムにはセンターサークル付近でボールを受けたFWサンタクルスがゴール前まで独走。シュートは外れたものの、華麗な個人技に大きなどよめきが起きた。同市内の会社員宗田篤美さん(24)は「試合も面白かったし、サンタクルスも格好良かった」と興奮気味だった。 マルディーニ監督は試合後の記者会見で、今回のキャンプについて「グラウンドの状態や人々の温かさなど、練習のために必要なすべてのことがあった。百%の最高のキャンプだ」と最大級の賛辞を贈った。
【在日パラグアイ人 熱狂的な声援送る】
スタジアム東側のスタンドには、辰野町の人材派遣会社員、奈良ルーシアさん(30)をはじめとする在日パラグアイ人約四十人の応援団が陣取り、熱い声援を送った。 応援団は、奈良さんの同僚やその親せきのほか、全国から集まった在日パラグアイ人で構成。奈良さんらは、持参した太鼓とサックスの演奏にあわせて、「オーレー、オレ、オレ、パラグアイ」と声を張り上げて合唱。チャンスが訪れるたびに、公用語のスペイン語で「ダレー、ダレー(行け、行け)」などと大はしゃぎし、試合で勝った後も本戦に向けて気勢を上げていた。 FWサンタクルスのファンだという、奈良さんのいとこのアルフレッドさん(28)は「あこがれの代表の試合を日本で見ることが出来て本当にうれしい」と興奮気味の様子だった。

1万6千人がスタンド埋める(信濃毎日)
松本市でサッカーワールドカップ(W杯)に向けてキャンプ中のパラグアイ代表チームがJリーグ・浦和レッズと親善試合をした26日、会場「アルウィン」のスタンドにはオープン以来最多の1万6千人余が詰めかけた。 熱狂ぶりで知られる浦和サポーターに負けないパラグアイ応援の声が響き、松本キャンプは最高潮に達した。チラベルが言葉でスペインを幻惑する秘策を明かした。長野・松本市で浦和と対戦し、2―0で快勝。後半開始から出場したGKチラベルは43分に田中の決定的なシュートをセーブするなど勝利に貢献。試合後にはB組で最大のライバルとなるスペインをまたも“口撃”した。「パラグアイはグアラニー語という言葉もある。スペイン戦ではみんなで話したい」。スペイン語圏のパラグアイだが、実は先住民族の言語・グアラニー語も公用語。スペイン語でコーチングすれば相手にも理解されるが、グアラニー語なら「スペインには分からない」というのだ。“言葉攻め”と黄金の左足で無敵艦隊を沈めるつもりだ。
W杯目前 母国応援 パラグアイ代表 松本で親善試合
サッカーのワールドカップ開幕を目前に26日、松本平広域公園総合球技場アルウィン(松本市)で行われたパラグアイ代表チームとJリーグ・浦和レッズの親善試合で、2点目のゴールに沸くパラグアイ側応援団。全国から集まった在日パラグアイ人が、ホーム用ユニホームと同じ紅白の帽子やタオル、Tシャツなどを身につけ、太鼓やサクソホンも使って本番を思わせるにぎやかな応援を繰り広げた。◇松本市でキャンプ中のパラグアイと浦和レッズの国際親善試合は26日、松本市の松本平広域公園総合球技場(アルウィン)で行い、パラグアイが2―0で快勝した。序盤こそ浦和がボールを支配したが、パラグアイは前半28分、サラービアが右サイドのハーフライン付近からゴール前にけり込んだボールにアルバレンガが頭で合わせて先制。後半7分には中央のアクーニャからのスルーパスをゴール前で受けたガビランが、浦和DFをかわして2点目のゴールを決めた。パラグアイはこの試合で実質的に松本キャンプを終了。6月2日に1次リーグ初戦、南アフリカ戦を迎える。
松本キャンプ最高潮 パラグアイ監督「温かさ百点」
松本市でサッカーワールドカップ(W杯)に向けてキャンプ中のパラグアイ代表チームがJリーグ・浦和レッズと親善試合をした二十六日、会場「アルウィン」のスタンドにはオープン以来最多の一万六千人余が詰めかけた。熱狂ぶりで知られる浦和サポーターに負けないパラグアイ応援の声が響き、松本キャンプは最高潮に達した。浦和サポーターは約二千人がゴール裏に陣取り、手拍子でリズムを取りながら応援。市民らでつくるパラグアイ応援団は、太鼓やメガホンを打ち鳴らし、無料招待の子どもたちも一緒になって声を張り上げた。全国から集まった在日パラグアイ人もそろって母国の名を連呼。興奮は試合後もやまず、子どもたちはベンチに入ろうとするチラベル選手らにスタンドからサインをねだった。観戦のため必要なサポーターズクラブには、この試合だけで八千円の値段にもかかわらず、同日五百人以上が入会。会場近くのコンビニは開店以来最多の利用者数を記録し、おにぎりなどの仕入れ量を通常の五倍に増やして対応した。試合後の記者会見で、松本キャンプの採点を求められたマルディーニ監督は「グラウンドのコンディションは百点。人々の温かさ、練習のためのコンディションづくりもだ」と振り返った。チラベル主将も「必要なものをすべて用意していただいた」と感謝。キャンプを縁に、両国の若手選手同士の試合など何らかの形で、松本市とパラグアイとの交流を継続したい意向も示した。一方、有賀正市長は実行委名誉会長の田中知事の対応について、「(この試合の)招待状を送り、県を挙げての大イベントでごあいさついただけるよう何度もお願いしたが、どうしても都合がつかなかった」と、試合前のあいさつで述べた。

パラグアイ代表がアルウィンで親善試合(長野日報)
サッカー・ワールドカップ(W杯)の事前キャンプを松本市で行っているパラグアイ代表と、Jリーグ・浦和レッズの親善試合が二十六日、同市のアルウィンで行われ、過去最高の観客一万六千百二十八人がピッチに大声援を送った。一番乗りは「仲間と騒ぎたくて昨日の昼から」という長野市のレッズサポーター、西野入昌次さん(30)。松本市の島野賢君(7)は「ジュビロ戦を見てパラグアイの大ファンになった。どうしても来たかった」と二戦続けて観戦した。サッカー初観戦の松本市の会社員男性(60)は「W杯直前なのに市民と交流するチラベルさんの優しさに感激して来ました」とゲームを楽しんだ。
 試合は、パラグアイ代表が2―0で快勝。ゴール前の攻防や、チラベル選手がドリブルで上がるシーンにひときわ大きな歓声が上がった。試合後、チラベル選手は「チーム全員が松本に来られたことを喜んでいる。一次リーグを突破して決勝まで進み、フリーキックも決めたい」と観客に語り、身につけていたグローブとシューズをスタンドに投げ入れていた。
 パラグアイ代表は二十七日は午前中、アルウィンで練習し、二十八日に韓国へ向かう予定。

日韓W杯 一流の妙技に歓声−−パラグアイ代表、レッズと試合(毎日)
◇過去最高の観客数、1万6000人−−パラグアイ代表、レッズと親善試合:サッカー・ワールドカップ(W杯)のパラグアイ代表チームは26日、松本市神林のアルウィンでJリーグの浦和レッズと親善試合を行い、パラグアイが2対0で快勝した。スタンドは過去最高の約1万6000人の観客で埋まり、世界一流のプレーに歓声が響いた。
パラグアイ代表 2 1―0 0 浦和レッズ:▽得点者【パ】アルバレンガ、ガビラン:両チーム選手は松本キャンプ実行委員会が募集した先導役の子供たちと手をつないで入場、拍手で迎えられた。選手と入場した佐久市立岩村田小5年、佐伯沙季さん(10)は「選手は手が大きく、どきどきしたけど、一緒にピッチに立ててよかった」と感激していた。スタンドにはキャンプ中に代表チームと交流した小学生らが、赤、青、白の3色の画用紙を手に同国国旗や「GOAL」の人文字を作って応援。パラグアイ選手が見せる難しい姿勢でのパスや華麗なドリブルに「オー」と歓声を上げた。パラグアイのユニホームを着た松本市民応援団の竹内弘人団長は「ワンチャンスを確実に決める技はさすが。W杯でも頑張ってほしい」と話した。試合は序盤、浦和が押し気味に展開したが、前半28分にMFクエバス選手の右サイドからのパスを同アルバレンガ選手が頭で合わせて先制。後半はパラグアイが選手を6人入れ替えてスタート。52分にMFアクーニャ選手の中央からのパスを同ガビラン選手がドリブルシュートを決め2点目を挙げた。試合後の会見でマルディーニ監督は「今日の試合で選手の動きとコンディションを確認できた。松本でのキャンプは最高だった」と語った。主将のチラベル選手は「私たちの勝利が松本キャンプを誘致した皆さんの成功」と語った。一方、浦和のオフト監督は「パラグアイは守備が良いチーム」と印象を語り、「決勝トーナメントに進出するだろう」と高く評価した。代表チームは27日、最後の練習を行い、28日に韓国へ出発する。

チラベル「松本と交流続ける」/B組:<親善試合:パラグアイ2−0浦和>
パラグアイが、キャンプ地の松本市で浦和と親善試合を行い、2−0で快勝。試合後の会見でチェザーレ・マルディーニ監督(70)は「いい状態に仕上がっている」。松本キャンプについても「ここには練習のために必要なすべてのものがあった。最高のキャンプだった」と感謝した。主将のGKホセ・ルイス・チラベル(36=ストラスブール)も「松本は素晴らしい。これからも年に1回パラグアイのユース代表が松本に来て試合をするとか、交流を続けたい」と話した。



(写真:ネルソン・クエバス選手:ABC紙)

(観戦記)
長野県松本のただのミーハーです。 (サッカ−ファンではない)昨夜遅くにサッカーにいかない?と誘われてパラグアイvs浦和の親善試合を見てきました。 わたし以上のサッカー音痴と一緒でしたがふたりともすっかり興奮しました。チラベルとサンタスルスは後半で出場。さすがの人気でしたよ。 韓国予選で是非勝って日本に戻ってきて欲しいでえす。


【B組】(毎日)
攻撃型のスペインと守備の堅いパラグアイが一歩リード。スペインは調整方法をめぐり、フィジカルコーチとFWラウルやDFイエロとの「内輪もめ」が発覚した。中盤の要、グアルディオラの穴をどう埋めるかがカギ。右太ももを痛めたFWモリエンテスは、15日の欧州チャンピオンズリーグ決勝に出場し、動きのいいところを見せた。パラグアイはGKチラベルがW杯1次リーグ1試合の出場停止処分を受け、初戦の南ア戦に出場できない。攻撃陣は上り調子。スロベニアも強い結束力で侮れない。南アはケイロス監督が3月に突如辞任。ソノ新監督の下で立て直しを図る。潜在能力の高さは折り紙付き。チームとしてどれだけまとまれるか。

▽サンタクルス(パラグアイ)(時事) 
堅守のパラグアイに攻撃の味を付け加えた。それが20歳のサンタクルスだ。エリート街道を歩む。17歳の時、世界ユース選手権の活躍が元名選手ベッケンバウアーの目に留まり、バイエルン・ミュンヘン(ドイツ)へ。名門で着実に成長し、3年目の今季は先発出場の機会も増えた。189センチの長身ながら、身のこなしが柔らかい。「W杯は夢だった。少しでも得点できれば」と意気込む。




キャンプ便り (2002年05月25日)


パラグアイ松本キャンプ、結構盛り上がりを見せているようです。松本の皆さんに「パラグアイ」が身近な存在になって来ているように思います。チラベルは交流活動をしているようです。最初の試合には出れないので本格的な調整は韓国に行ってからという事になるでしょう。逆にタバレリは南アフリカ戦、一戦に全てを集中している事でしょう。直前のリベルタドール杯で彼の活躍で見事ボカ(2年連続優勝チーム)を負かして来ているだけに期待出来るように思います。ロケに注目している記事が多少目に付くようになって来ています。今回の大会で「一番有名なパラグアイ人」がチラからロケに変わる?のではないか?と密かに期待しております。

トルシエさんとは余りにも違うラテン風・パラグアイ流の練習を見て驚いている様子が面白いですね。ホテルではギター片手に歌い出す選手が居るなど、3年前に当地にトルシエ日本が来た時の驚きとまさに反対?です。また少年刑務所にはチラベル(唾を吹きかけて1試合出場停止)、アクーニャ(大乱闘を行い、スペインリーグ7試合出場停止)などふさわしい??人が訪問したようですね。

なお、26日に予定されている浦和との試合、メンバーは事前に発表される予定になっていますが、レギュラー組の中で怪我などの調整の為にアルセとパレーデスは出場しない模様です。二人とも大事をとっての事で、本番にはベストで出場出来る見込みだそうです。

通訳ボランティア 「楽しくて仕方ない」(読売)
アルゼンチンの元プロ選手、三郷村在住ペレスさん:パラグアイ代表松本キャンプの通訳ボランティアの一人に、同じ南米のアルゼンチンでプロサッカーチームにかつて所属した日系二世がいる。三郷村在住のペレス・ホルヘ・ハビエルさん(26)。選手に密着して多忙な毎日だが、久々に南米のサッカーを間近に感じて「楽しくて仕方ない。疲れはまったくない」と自分のW杯を楽しんでいる。 ペレスさんは十九歳の時、プロチームの練習に参加し、実力を認められてチーム入りした。しかし、交通事故で重傷を負い、選手生命はわずか半年で絶たれた。その後、仕事を求めて来日して結婚した。仕事関係の勉強でアルゼンチンに一時帰国していたが、パラグアイの松本キャンプ決定を聞いて今年二月に日本に戻り、ボランティアに応募した。 代表チームが松本入りした今月十九日、スペイン語で話しかけるペレスさんに、選手はうれしそうな笑顔を見せた。「言葉が通じるだけでなく、同じ南米育ちということもあって気持ちも通じ合い、選手は心を許してくれている」とペレスさんは言う。宿泊先ホテルで、練習会場で、選手たちは何かにつけてペレスさんを頼りにしているようだ。 二十一日のジュビロ磐田との親善試合で、ペレスさんは上半身裸になってスタンドから声援を送った。自分の思いに反して離れざるを得なかったサッカーの世界。本音を言えば「選手がうらやましくて仕方ない」。 今でも体力には自信がある。事故の後遺症もほとんどなく、現在は地元のサッカー同好会にも顔を出す。「今は頭の中がサッカー一色」というペレスさん。ボランティアの仕事を通じて、サッカーへの思いを確かめている。
【チラベルら学校訪問】
パラグアイ代表は二十三日、「アルウィン」で約二時間にわたって公開練習を行い、約三百人の市民らが見守った。 選手はフットワークの練習に一時間以上割き、体の切れを入念にチェック。一方、南米予選で受けた出場停止処分のため一次リーグ初戦(対南アフリカ)に出場できないGKチラベルはほとんどゴールに立たず、選手にアドバイスを送るなど“守護神不在”の試合も意識した内容だった。 きょう二十四日は市民との交流行事が行われ、午前中にチラベルら数選手が市内の三小中学校を訪問し、午後四時ごろからアルウィンで公開練習。あす二十五日は午前中に公開練習を行った後、コーチや選手らが午後三時から小中学生対象のサッカー教室を行う。
【レッズ戦 サポーター2000人来場の見込み】
アルウィンで二十六日午後一時から行われるパラグアイ代表と浦和レッズの親善試合に、レッズのサポーター会員二千人がやって来る。公式ホームページで無料の入場整理券二千枚を十七日から会員限定で配布すると告知したところ、三日間ですべてがはける人気を集めたという。 レッズは二十二日、フランス代表との練習試合(鹿児島県指宿市)で1―5と大敗。サポーターはパラグアイ代表を相手に“リベンジ”を誓っている。二十六日は、アルウィンのゴール裏スタンドがレッズのチームカラーの赤で埋まることになりそうで、観客数も過去最高だったジュビロ磐田戦の一万四千人を超えるのか注目される。
パラグアイ代表のチラベルらが松本少年刑務所訪問
サッカー・ワールドカップ(W杯)に出場する南米パラグアイ代表のゴールキーパー(GK)チラベル選手(36)ら11人が25日、キャンプ地、長野県松本市の松本少年刑務所を訪れ、入所者約330人に「皆さんはここを出て、仕事といい家族を作るのが夢。私たちもW杯でいい成績を残すのが夢。お互いの夢のために頑張りましょう」と語りかけた。チラベル選手は「私も悪いことをした」と、南米予選のブラジル戦で相手選手につばを吐き、1試合出場停止処分になっていることを反省した上で、「初戦には出場できないが、次のスペイン戦では2点を挙げたい」と力強く宣言した。

チラベル選手らがサッカー教室(中日)
サッカー・ワールドカップ(W杯)の事前キャンプのため松本市に滞在中のパラグアイ代表チームによる、小中学生を対象としたサッカー教室が二十五日、同市の総合球技場「アルウィン」で開かれた。この日は選手やコーチ九人が松本少年刑務所も慰問。チラベル選手は「あなた方は若い。ネバーギブアップ」と在所者を激励した。教室には、県内二十チームから選ばれた小中学生二百四十人が参加。世界的なゴールキーパーのチラベル選手から指導を受けた子どもらは緊張気味の表情でボールキャッチの基本を学んだ。直筆のサイン色紙をプレゼントされた上松小サッカー部の荻野幸紀くん(11)は「本物のサインをもらえてうれしい」と興奮していた。一方、同刑務所にはチラベル、アジャラ、アクニャ、カンポス、ガビランの五選手とコーチが訪問した。在所者約三百三十人が出迎え、選手にサッカーをやっているたぬきの木彫りをプレゼント。チラベル選手は「皆さんがここにいることは残念だが、出るときには強い人間になってほしい」と呼びかけていた。



(写真:少年サッカー教室:朝日)

パラグアイ人気、景気にも上昇中 (朝日)

ユニホームには店を訪れた選手のサインも=パルコ松本店で:パラグアイ代表がキャンプを張る松本市が「キャンプ特需」に沸いている。ユニホームが品切れとなったスポーツ店、パラグアイ料理が店一番の人気メニューになったレストランも。「ワールドカップの人気はすごい」と関係者は驚いている。パルコ5階の催事場。W杯に向け、別の場所に本店を構えるマスヤスポーツが2月に出店した。店内には、W杯出場32カ国のユニホームが並ぶ。一番人気はもちろんパラグアイ代表だ。赤白縦じまのホーム用は約100枚を売り尽くし、品切れ状態に。21日のジュビロ磐田戦で選手が着た、ブロンズ色のアウエー用も在庫が底をつきつつあるという。店員の降旗千幸さん(40)は「最近は郊外の大型スポーツ店に押され気味だったので助かる。選手たちのお陰です」。チラベル、サンタクルスといった人気選手も店を訪れ、ファンとの交流の場にもなっている。選手が滞在するホテルでは、1階のレストランが出す3種類のパラグアイ料理に人気が集まる。1000〜1400円と安くはないが、1日40食ほど出るランチセットを上回る日もあるという。マネジャーの塩島冬樹さん(37)は「1日20食出れば、と思っていましたが……。スパイシーな味付けが受けているようです」と話す。キャンプが終わる28日までメニューに並ぶ予定だ。
キャンプイン後初の交流事業
チラベル選手の左足を触る児童=松本市の菅野小で :パラグアイ代表チームのチラベル選手らが24日、キャンプインして初めて松本市内の三つの小中学校を訪れ、子どもたちの歓迎を受けた。パラグアイ国旗が舞い、質問コーナーやPK合戦では、子どもたちの歓声が上がった。訪問したのはチラベル選手とアシスタントコーチのヘネスさん。最初に訪れた菅野小学校では、児童から「キーパーなのにどうしてボールを強くけれるの」と質問が出た。チラベル選手は「小さいころから鍛えているから。僕の足に触ってごらん」と、FKをける左足を差し出した。菅野中学校では、粘土製のW杯優勝トロフィーにサインをしてもらった。前日夕方に急きょ連絡を受け、教諭3人が夜遅くまで学校に残って作ったトロフィーだ。生徒会長の竹ノ入穂さん(14)は「打ち合わせの時間が少なく混乱もあったけど、交流できて満足です」と話していた。開智小学校でも、全校児童がエールを送った。チラベル選手はこの後行われたアルウィンの練習に、前回の来日時に訪問した松本児童園の園児を招待。練習後には、26日に行われるJ1浦和レッズ戦のチケット60枚を子どもたちにプレゼントした。25日は少年サッカー教室や少年刑務所訪問が予定されている。

サッカー教室開く/パラグアイチーム (朝日)
子どもたちにセービングを指導するチラベル選手=松本市のアルウィンで:パラグアイ代表チームは25日、松本市のアルウィンで軽めの練習をこなし、サッカー教室や少年刑務所訪問で、市民と交流した。26日は午後1時から、アルウィンでJ1浦和レッズとの親善試合が予定されている。25日午前中に行った練習は、ランニングやパス回しなどが中心。軽めの調整で、レッズ戦に備えた。午後に開かれた少年サッカー教室には、県内の小中学生約240人が参加し、チラベル選手やコーチ計8人が指導にあたった。GKグループの約30人はチラベル選手からキャッチングや足の運びなどの指導を受けた。飯田市から参加した佐々木大地君(11)は「丁寧に教えてくれた。夢みたいです」と話していた。終了後、参加者全員に、チラベル選手からサイン入り色紙が贈られた。この後、チームの司令塔・アクニャ選手など4選手が合流し、松本少年刑務所を訪問。体育館に集まった約300人の入所者は小旗を振って選手たちを出迎え、PK合戦などで交流した。チラベル選手は「みんなまだ若い。ネバーギブアップ」と激励していた。

サッカーのワールドカップ(W杯)開幕まで、あと一週間―。(信濃毎日)

出場チームは相次いで日韓両国のキャンプ地に到着し、最終調整に入っている。松本市で事前キャンプを張るパラグアイ代表チームは二十三日、松本平広域公園総合球技場「アルウィン」で公開練習。主将のチラベル選手ら約二十人が、少人数の組に分かれてボールを奪い合うなど、約二時間のメニューを消化した。選手たちは球技場内に陽気な声を響かせ、リラックスした表情を見せながら、キャンプ五日目を迎えて動きは鋭さを増してきた。威力のあるシュートがゴールネットを揺らすと、観客から盛んな拍手が起きていた。
陽気な声が響く公開練習中のパラグアイチーム。
パラグアイ代表、学校訪問やサッカー教室開催へ:サッカーワールドカップ(W杯)の事前キャンプで松本市に滞在中のパラグアイ代表チームと市民との交流日程が二十三日、キャンプ実行委員会から発表された。市内の小中学校訪問やサッカー教室などを予定。パラグアイ側の都合が分からず、なかなか決まらなかった交流事業がようやく実施できることになり、実行委は胸をなで下ろしている。学校訪問は二十四日、開智小学校と、チームが練習している松本平広域公園総合球技場「アルウィン」近くの菅野小学校、菅野中学校を予定。チラベル主将ら選手数人が参加する。当初予定していた「一校一選手交流」にはならなかったが、実行委は「一流選手との触れ合いは、子どもたちの財産になる」と期待している。各校に連絡が入ったのは二十三日午後。急な知らせに、教員らは歓迎の準備に追われた。菅野小の堀渕雄教頭は「急に決まったが、子どもたちは選手が来ると聞いて喜んでいる。交流を楽しみたい」と話している。二十五日は県内の小学五、六年と中学生を対象に二百人規模のサッカー教室をアルウィンで開催。チラベル選手や代表チームコーチらが指導する。こちらも実現の可能性を含めて未定だったため参加者は決まっておらず、大至急、県サッカー協会を通じて取りまとめる。同日は松本少年刑務所訪問も予定している。



(写真:公開練習・読売)

サッカー 日韓W杯 松本のパラグアイ代表チーム、市民に交じって汗流す(毎日)

◇気軽にサインで交流−−市内の施設でトレーニング:サッカー・ワールドカップ(W杯)のパラグアイ代表チームは22日午前、松本市島内の公営スポーツ施設「ラーラ松本」を訪れ、市民に交じってマシントレーニングに汗を流した。知らずに訪れた人たちは世界の一流選手の訪問に歓声を上げ、サイン攻めにしていた。また同日、チームはW杯正式メンバーを発表。主将でGKチラベル選手、FWサンタクルス選手ら、松本入りした23人全員が選ばれた。ラーラ松本にはサンタクルス選手ら22人の選手が訪れ、出会った市民に「オラ(こんにちは)」と声をかけ、注目を浴びた。温水プールで子供たちと一緒に滑り台を楽しむ選手もいた。選手の隣でエアロバイクをこいだ同市筑摩の主婦、宮坂明美さん(36)は「びっくり。緊張しちゃって汗だくよ」。選手12人からサインをもらった近くの主婦、青木伸子さん(45)は「サッカー好きの息子へプレゼントができた」と大喜び。夕方からは、選手十数人が同市神林のアルウィンで公開練習を行った。市民約150人の声援を受けながら約2時間、パス練習やミニゲームに取り組んだ。23日も午後4時ごろから同所で公開練習を行う。入場無料。21日のジュビロ磐田戦後、記者会見したチラベル選手は、ゴール後ろのスタンドで応援した地元の子供たちについて、「マナーも良く、素晴らしかった」と話した。同点ゴールを決めたサンタクルス選手はW杯に対し、「目標は常に高いところに置いている。たくさんゴールをしたい」と意欲を語った。

日本代表監督に立候補? パラグアイ代表の選手(共同通信)
長野県松本市でキャンプをしているパラグアイ代表のチラベル選手が24日、交流の一環として同市の小、中学校を訪問。菅野中ではサッカー部の生徒とPK合戦などをした。チラベル選手のキックを見事にセービングした3年生の有賀雄太くん(14)は「忘れらない1日になった」と興奮気味。生徒から日本のサッカーについて問われたチラベル選手は「日本のサッカーは大好き。いつか日本代表の監督もやってみたい」と日本好きをアピールした。
チラベルが少年刑務所へ 長野県松本市
パラグアイ代表のチラベル選手やアクニャ選手ら5人が25日、キャンプ地の長野県松本市にある松本少年刑務所を訪問した。午後6時すぎに選手が体育館に入場すると、平均年齢23歳の入所者330人が歓声を上げ大きな拍手で歓迎。チラベル選手が「あなたたちはまだ若い。一生懸命努力して仕事を持ち、家族をつくって頑張って」と激励すると、熱心に聞き入っていた。チラベル選手がゴールキック合戦を提案すると希望者が続出。指名された入所者は見事にチラベル選手のゴールを止めた。訪問はチラベル選手の希望で急きょ実現した。

サッカー 日韓W杯・パラグアイ料理教室(毎日新聞)
W杯開催に合わせて、大和市内のスペイン語サークル「コスモスの会」が23日、同市鶴間1の市立勤労福祉会館で、出場国のパラグアイ料理教室を開いた=写真。同会は「W杯の時期でもあり、料理などをきっかけに各国に興味を持ってもらえれば」という。市国際化協会で通訳として活動する日系パラグアイ人主婦、ルミコ・クス・デ・モンティエールさんが講師となった。参加した主婦ら約20人は、モンティエールさんからパラグアイの家庭料理である揚げギョーザの「エンパナーダ」と、とうもろこしの粉とチーズなどを混ぜて焼く「チパグアス」を習った。「エンパナーダ」は牛肉に塩、コショウを加え、タマネギ、ピーマン、ゆでたまごなどを混ぜた具をギョーザの皮で包んで揚げた。スペイン語と日本語で書かれたレシピには、完成品のイラストが記載され、主婦たちは「レシピを見ただけでもおいしそう」と初めてのパラグアイ料理に挑戦した。唯一の男性参加者、遠藤廣さん(69)は「ラテンの国に興味がありパラグアイにもぜひ行ってみたい。料理も簡単でおいしかったので早速自分で作ります」と話していた。

チラベルと握手したよ!!・本物に感激 3小中学校で交流会(読売)
多くの児童や保護者らが見つめる前でプレーを披露するチラベル(開智小で):サッカー・ワールドカップ(W杯)のパラグアイ代表チームの主将チラベルが二十四日、コーチらとともに松本市内の小中学校三校を訪れ、子供たちと交流を深めた。 このうち菅野中学校では、サッカー部員とPK合戦。ゴールキーパーの生徒に「もっと腰を低く」とアドバイスして自らシュートを放った。同校に訪問の連絡があったのは二十三日夕で、生徒会長の竹ノ入穂君(14)は「慌てて準備したけど、握手してもらって言葉もないぐらい幸せ」とうれしそう。美術教諭らが製作した粘土製のトロフィーにサインしてもらい、「学校の宝にしたい」と笑顔を見せた。 菅野小学校と開智小学校でも児童らの大歓迎を受け、チラベルは「このエネルギーを受け取っていい試合をします」と約束していた。 松本キャンプ実行委員会では、「一校一選手運動」として各選手が小中学校を訪問することなどをパラグアイ側に要請していたが、選手のコンディション調整などを理由に、実現したのはチラベルだけとなった。きょう二十五日は小中学生約二百人を対象にしたサッカー教室が予定されている。 一方、アルウィンでの練習はこの日も公開で行われ、集まった市民ら約三百人を前に、選手たちはパス回しやシュート練習などの軽いメニューをこなした。 あす二十六日に行われる浦和レッズとの親善試合を見に来てくださいと、チラベルが二十四日、松本市の児童養護施設「松本児童園」(永田八宏園長、四十八人)など二施設の子供たちにサポーターズクラブの会員証計百人分をプレゼントした。同園を代表してアルウィンを訪ねてきた子供たち四人に会員証を手渡し、「友達を誘って見に来て下さい。あなたたちの応援が私の力になる」と話した。 チラベルは昨年末と今月十日の二回、同園を訪問。「私は子供のころ貧しくて靴も買えず、はだしで街を歩いていた。厳しい境遇にあっても努力は必ず報われる日が来る。ガンバッテクダサイ」とメッセージを残している。 W杯の記念切手が二十四日、全国一斉に発売され、県内で唯一、十一種類の切手シートがすべて購入できる長野市の長野中央郵便局では発売開始前から切手ファンが列を作った。収集歴三十年という同市の会社員室賀秀雄さん(57)は、「切手のトロフィーの絵が良くできている」と気に入った様子だった。

松本の施設児童らを浦和戦に招待 チラベル選手(信濃毎日)
松本市で事前キャンプをしているサッカーワールドカップ(W杯)パラグアイ代表チームの主将、チラベル選手が二十四日、市内の児童養護施設「松本児童園」と、知的障害者援護施設「今井学園」に、二十六日の浦和レッズとの親善試合観戦に必要な「まつもとパラグアイサポーターズクラブ」の会員証を贈った。同選手は十日に同児童園を訪れた際、試合を行う松本平広域公園総合球技場(アルウィン)への来場を呼び掛けており、会員証を発行している代理店の協力で招待した。チラベル選手は、松本児童園をこれまで二回訪問、子どもたちも「お兄さん」のような親近感を抱いている。同選手はアルウィンで練習後、両園の子どもや利用者と面会。児童園には子ども全員と引率職員分の六十枚を、今井学園には二十五枚の会員証を手渡し「みんなで見に来てください」と呼び掛けた。児童園代表で会員証を受け取った高校一年生の堤光代さん(15)には、着ていた練習着もプレゼントした。堤さんは、早速サインを書いてもらい、「浦和レッズ戦は、これを着て観戦します」と声を弾ませていた。

サッカー 日韓W杯 アルウィンの芝、素晴らしい−−チラベル選手絶賛(毎日新聞)
◇パラグアイ・主将チラベル選手も絶賛◇管理担当の県公園公社技師・小穴志津さん、喜びひとしお
サッカー・ワールドカップ(W杯)のパラグアイ代表チームが練習会場としている同市神林のアルウィンの芝が、選手たちに好評だ。21日行われたジュビロ磐田戦後の記者会見で、主将のチラベル選手は「世界各地のスタジアムと比べても、アルウィンの芝は素晴らしい」と絶賛。マルディー二監督も高い評価を与えた。この芝はアルウィンを管理する県公園公社の技師の小穴志津さん(35)が整備している。昨年5月のオープン時から芝の管理を担当。1年たって世界の一流選手に認められ、喜びもひとしおだ。芝は日当たりや風通しの良さなど立地条件も影響するが、整備の力も大きい。現在の芝の硬さや湿度は、小穴さんが施設のオープン後、約200人の選手から集めたアンケートに基づいて決めた。最初は業者の測定に基づいて刈り込み具合などを決めたが、選手の感想とズレがあることに気付き、同年夏ごろから利用した選手全員にアンケートを開始。ボールの転がり具合や足の感触など、次第に芝の感覚をつかんでいったという。病気などを見つけるため、デジタルカメラで毎日芝の撮影もする。時間がある時はバケツを手にピッチ内で、芝の間に埋もれたごみを拾う。キャンプ前、チームの求める芝の長さにするため夜遅くまで業者と刈り込み作業も行った。代表チームは23日、夕方から公開練習を行い、フットワーク練習やミニゲームなどを行った。小穴さんは選手の足下に目をやりながら、「スライディングではがれた芝は自分で丁寧に埋め、ランニングなどは芝の外でしている。設備に敬意を払うこんなチームには、ぜひ勝ってほしい」と話した。

記念のプレートを販売 長野県松本市の市民団体(共同通信)
パラグアイ代表チームが長野県松本市でキャンプしたことを記念して、同市の市民団体「パラグアイナショナルチーム応援団」がプレートを販売している。約10センチ四方のプレート2枚で3000円。購入者の氏名とメッセージを記入し、1枚はチームが練習した松本市の県営競技場の電光掲示板裏側に飾り、残る1枚は購入者が受け取る。5000の販売を目標にしており、県外の人も購入できる。問い合わせは同応援団、電話0263(40)3731。
日韓W杯 パラグアイ代表チーム、小学校などで交流続く 
◇誠実な国民性に好感−−キャンプ6日目:サッカー・ワールドカップ(W杯)のパラグアイ代表チームは24日、主将のチラベル選手らが松本市の菅野小、菅野中、開智小を訪問し、PK合戦やプレゼント交換をして交流した。夕方からは同市神林のアルウィンで公開練習。終了後、チラベル選手は、市内の養護施設の子供たちに、26日の浦和レッズとの親善試合のチケットをプレゼント。温かい交流の場面が続いた。チケットを贈られたのは松本児童園と今井学園。チラベル選手はアルウィンを訪れた代表の子供たちに、「友達と来てください」と激励。最年長の堤光代さん(15)は「W杯でも勝って」と喜んでいた。キャンプは6日目。これまではパラグアイと日本の国民性の違いなどで、松本キャンプ実行委員会とチームの意思疎通がうまくいかない場面が目立った。だが、日がたつうちに少しずつ双方の理解が進んでいるようだ。チームの日程は前日夜遅くか当日知らされることが多く、関係者が間際まで調整に追われる日々が続く。しかし、当初は困惑していた実行委も、「おおらかだが、誠実な国民性」を好感。実行委の職員は「確かに日本では日程を事前にきちんと決めるのが普通。でも土壇場でキャンセルしたり、練習を非公開とする他国の様子を聞くと、パラグアイの誠実さが分かる」と話す。

体験談で勇気づけ チラベル選手 松本少年刑務所訪問(信濃毎日)
「あなたたちはまだ若い。一生懸命頑張って、出所するときには強い人間になってください」松本市で事前キャンプをしているサッカーワールドカップ(W杯)パラグアイ代表チームのチラベル主将らが二十五日、同市桐の松本少年刑務所を慰問し、入所者を激励した。滞在チームの練習公開すらままならないキャンプ地もある中、パラグアイ代表チームは小中学校や少年刑務所の訪問、サッカー教室開催など、地元との交流を大切にしており、日を追うごとにパラグアイチームに親しみを覚える市民が増えている。松本少年刑務所では、入所者三百三十人が体育館に集合。一人ひとりが手に持ったパラグアイの国旗を振って訪問した選手、スタッフら十一人を出迎えた。チラベル選手は「松本にいると、自分の家のような感じがする。皆さんはこの家の仲間なので、会いにきました」とあいさつ。その後、入所者から受けた質問に対し、チラベル選手は「子どものころ家が貧しくて靴やボールが買えず、はだしでグレープフルーツをけって遊んだ。親を助けるためにサッカーを仕事に選んで一生懸命頑張った」と自身の体験を紹介。入所者に努力の大切さを呼び掛け、勇気づけた。刑務所側のリクエストで、チラベル選手が強烈なキックを披露すると、どよめきとともに大きな拍手が起きた。入所者の代表は、「ワールドカップに出場する選手に会えたのは夢のよう。健闘を祈ります」とあいさつ。入所者手作りの木彫りの置物をチラベル選手らに手渡し、感謝の気持ちを伝えた。慰問に先立ち、松本平広域公園総合球技場(アルウィン)では三回目のサッカー教室も開催。チラベル選手と代表チームのコーチら六人が、県内各地から集まった小中学生二百四十人を丁寧に指導した。

チラベルが少年刑務所訪問/B組(日刊スポーツ)
パラグアイGKホセ・ルイス・チラベル(36)ら5人が、キャンプ地の松本市にある松本少年刑務所を訪問した。午後6時すぎに選手が体育館に入場すると、平均年齢23歳の入所者330人が歓声を上げ大きな拍手で歓迎。チラベルが「あなたたちはまだ若い。一生懸命努力して仕事を持ち、家族をつくって頑張って」と激励した。チラベルがゴールキック合戦を提案すると希望者が続出していた。

パラグアイ代表、週末の公開練習に子どもらの列(信濃毎日)
サッカーワールドカップ(W杯)のパラグアイ代表チームは二十五日午前、松本平広域公園総合球技場「アルウィン」で公開練習をした。土曜日とあって、観客席が開放される前から子どもら約六十人が列をつくるにぎわい。練習後、主将のチラベル選手がグラブなどを観客席に投げ入れ、子どもたちを喜ばせた。選手たちはピッチに姿を見せると、ゆっくり走り、体を温めた。チラベル選手は客席に手を振り、「コンニチワ」。ボールを使った練習ではドッジボールのようなゲームに最も時間をかけた。ピッチには笑い声が飛び交い、大会まで一週間を切ったとは思えない和やかな雰囲気。初めて練習を見た同市鎌田小五年の平沢直人君(10)は「練習っぽくないけど、これでいいのかな」。別の男子児童は「上手なんだからこれでいいんだよ」と感心していた。練習は約一時間半で終了。引き上げる途中、チラベル選手が客席に近づき、練習で使ったグラブ、靴などを次々に投げ入れると、大人も子どもももみ合いに。手に取った人たちは「宝物だ」と興奮していた。
選手突然の弾き語り ホテル利用者らびっくり
サッカーワールドカップ(W杯)松本キャンプのためパラグアイ代表チームが宿泊している松本市のホテルロビーで二十四日、選手が突然ギターを手にして弾き語りを披露した。思わぬ出来事に、ホテル関係者や利用者はびっくり。のびやかな歌声に拍手が起きた。弾き語りをしたのは、二十一日のジュビロ磐田戦で三点目のゴールを決めたFWのクエバス選手。外出前の午後一時ごろ、ロビーの選手専用インフォーメーションコーナー前にギターが置いてあるのを見つけて、現地語の歌を一曲披露した。ロビー全体に響いた歌声に、近くにいた人たちが選手を取り囲み、さながら即興コンサートのよう。聴き終えたホテル関係者は「とってもいい声。器用なんですね」と、感心していた。



(写真:ホテルのロビーで突然ギターを手に弾き語りを披露するクエバス選手・信濃毎日)



(写真:小学校でチラベル・信濃毎日)


(元・パラグアイ協力隊員)
5月21,22日、松本で通訳ボランティアをしてきました。私にとっては久々にパラグアイ人に会えるというだけでもうれしいのに選手の泊まっているホテルに入ったとたんにチラベルをまじかで見ることができ、それだけでも来た甲斐があったなあと思いました。仕事自体はあまりなくて暇だったのですが食堂で選手の要望をウエイターさんに伝えたり(ここでロケに挨拶したらドスベソしてもらえました!!)床屋に行きたい関係者についていって美容師さんとの話を通訳したりとなかなか楽しかったです。パラグアイに行っていた協力隊OB/OGにもたくさん会えました。コックさんの助手の人にテレレもご馳走してもらえました。やっぱりパラグアイ人の作るテレレはおいしい!私にとってはパラグアイのスペイン語は耳慣れていてとても心地よかったのですがほかの国のスペイン語に慣れている方々にとってはすこし聞き取りにくい言葉だそうです。久しぶりにパラグアイの雰囲気を味わえた、幸せな2日間でした。



パラグアイ代表5選手、デパートを訪問(2002年05月23日) 


ズボンのサイズ直し注文(信濃毎日)
デパートで、ズボンのサイズ直しを注文する選手ら:パラグアイ代表のタバレジら選手五人が二十二日、練習の合間に、宿泊先のホテル近くのデパートの紳士服売り場を訪れた。チームのそろいのズボンのサイズが体格に合わず、急きょサイズを直すことにしたという。 突然の来店に店員は驚いた様子で、選手の一メートル近い胴回りを測って「大きいですね」と目を丸くする一幕も見られた。チームは二十八日に松本を離れるため、それまでに仕上がるかと選手は心配そうだったが、店員から「大丈夫、間に合わせますよ」と声をかけられ、安心していた。 一方、宿泊先のホテルには、選手にサインをもらおうとファンが駆けつけた。テストを終えて急いでやって来たという県立明科高二年の男子生徒二人は、ロビーに現れた選手を見つけるとノートとペンを手に早速サインをおねだり。「ラッキーです。友達に自慢します」とうれしそうに話していた。
アルウィン「素晴らしい芝」 パラグアイ選手 太鼓判
 サッカーワールドカップ(W杯)のパラグアイ代表チームが練習している松本平広域公園総合球技場「アルウィン」=松本市=の芝が、同国代表選手や監督らから称賛されている。日当たりや風通しの良さなど、芝の生育条件は「国内のW杯試合会場より上」と、管理する県公園公社。ただ、オープンした昨シーズンの利用率は70%足らず。W杯出場選手の“お墨付き”が利用促進につながることを期待している。 「世界各地のスタジアムでプレーしたが、アルウィンの芝は素晴らしい」。二十一日夜、ジュビロ磐田との親善試合後に会見したパラグアイ代表主将チラベル選手は、賛辞を贈った。マルディーニ監督やジュビロ磐田の鈴木政一監督も「素晴らしい」と口をそろえた。アルウィンは、昨年五月にオープンしたばかりだ。芝の管理を担当する県公園公社技師の小穴志津さん(35)は「種をまいてから一年半ほどの若い芝で、勢いがある」。松本平のほぼ中央で日照時間が長いうえ、メーンスタンドの屋根が小さく、日光が遮られる心配がない。県営松本空港に近く周囲に高層建築物がないため、通気性も確保されている。こうした好条件で評価を受けた芝生グラウンドをどう生かすか。同公社は、芝保護のため通常一カ月間のアルウィン利用回数を六―八日以内、連続利用を三日以内と設定。昨シーズン(五―十一月)の実績は、利用可能な五十二日のうち、Jリーグ公式戦や全国高校選手権県予選など主に全国や県レベルの大会、三十五日にとどまった。県公園公社の野間広一郎専務理事は「オープンした年にしては立派な実績と思う。今回のキャンプで関心が高まり、一層利用が増えれば」と話している。

サッカー 日韓W杯 松本のパラグアイ代表チーム、市民に交じって汗流す。(毎日新聞)
◇気軽にサインで交流−−市内の施設でトレーニング:サッカー・ワールドカップ(W杯)のパラグアイ代表チームは22日午前、松本市島内の公営スポーツ施設「ラーラ松本」を訪れ、市民に交じってマシントレーニングに汗を流した。知らずに訪れた人たちは世界の一流選手の訪問に歓声を上げ、サイン攻めにしていた。また同日、チームはW杯正式メンバーを発表。主将でGKチラベル選手、FWサンタクルス選手ら、松本入りした23人全員が選ばれた。ラーラ松本にはサンタクルス選手ら22人の選手が訪れ、出会った市民に「オラ(こんにちは)」と声をかけ、注目を浴びた。温水プールで子供たちと一緒に滑り台を楽しむ選手もいた。選手の隣でエアロバイクをこいだ同市筑摩の主婦、宮坂明美さん(36)は「びっくり。緊張しちゃって汗だくよ」。選手12人からサインをもらった近くの主婦、青木伸子さん(45)は「サッカー好きの息子へプレゼントができた」と大喜び。夕方からは、選手十数人が同市神林のアルウィンで公開練習を行った。市民約150人の声援を受けながら約2時間、パス練習やミニゲームに取り組んだ。23日も午後4時ごろから同所で公開練習を行う。入場無料。21日のジュビロ磐田戦後、記者会見したチラベル選手は、ゴール後ろのスタンドで応援した地元の子供たちについて、「マナーも良く、素晴らしかった」と話した。同点ゴールを決めたサンタクルス選手はW杯に対し、「目標は常に高いところに置いている。たくさんゴールをしたい」と意欲を語った。


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