ワールド・カップ 日韓大会-01 (対・南アフリカ戦)


いよいよ決戦の時を迎えました。大会前は悲観的な予測が多かったアスンシオンでも大会直前になりますと「優勝」という景気の良い声?も聞こえてきます。スポーツ用品店では新しくなったユニフォームが飛ぶように売れており、事務所には大会期間中用?のテレビも用意されています。B組のパラグアイの様子を追って行きます。皆さんの応援メッセージ、ご意見・体験談などをお待ちしております。一緒に応援して参りましょう!






対・南アフリカ (2002年06月02日)


パラグアイ 2 -  2 南 アフリカ

いよいよ第一戦、対南アフリカ戦が行われました。パラグアイは試合終了寸前で不可思議なPKを取られて同点、皆ショックで動転していました。勝ち点3が寸前で逃げて行ってしまったという感じです。ワールドカップで勝利するというのが如何に難しいか、改めて思い知らされました。

主審の判定には非常に不服ですが、伏線はありました。前半1点目を取るまでのパラグアイの動きは良かったように思います。攻撃のパターンもあり、それなりに攻めていた。後半に入り動きがおかしくなり、ほとんど南アフリカにボールを支配されていた。一度FKのキックのチャンスがあり、アルセの芸術的なゴールがあり、2点目を取ったがますます悪くなり、あのベネズエラ、コロンビアに連敗(合計で1-7)の時のような感じになってしまいました。カウンターアタックを狙うだけでほとんど点が入るような感じは無かったように見えます。またアフリカ系独特の高い身体能力が後半大きく作用したように思います。これからスロベニア、スペインも苦労する事になるでしょう。

タバレリは非常に良かったと思います。再三のピンチをよく救った、この点は大いに評価して良かったと思います。最後のPKも本来はPKでは無くタバレリには不運としか言いようが無いゴールでした。

いずれにしてもこのままでは勝ち進む事は出来ないように思います。南米予選・アルゼンチン戦で2-1で勝ちに行って以来続いているチグハグ感を払拭して欲しいものです。ボールを支配し攻めに行かなければ勝ちは無いように思います。チームを立て直せれば、まだまだ戦える、スペインもスロベニアにも十分勝つチャンスがあるでしょう。また、2戦目にはチラベル。パレーデス、カルドーソが戻って来るでしょう。勝負はこれからですね。

パラグアイ代表:GK  22 ダバレジ、DF  2 アルセ 4 ガマラ 5 アジャラ 18 カセレス 21 カニサ、MF  6 ストルウェイ 8 アルバレンガ 10 アクニヤ、FW  9 サンタクルス 11 カンポス

先発を見ますと、カルドソが入らず、カンポスがそしてやはり状態が良くないのかパレーデスが外れ、カセレスが入っている。ガビランも居ない。カルドソは体調が悪いのでしょうか?何と言ってもパラグアイ・チームをここまで引っ張って来た選手です状態が心配です。カンポスは代表に選ばれる線上に居た選手、栄えある先発出場となりました。カンポスの特徴はその速さ、直線的に走り一発がある選手です。その真価が発揮されたのは対ブラジル戦、チラベルからのキックを1、2,3で入れて勝利に導いた時です。



(写真:一点目のゴールはロケ・サンタクルス・ABC紙)

後半49分【南】:右サイドのズマがゴール前にセンタリングするも、ゴール前中央で待つムカンシに通らず
後半46分【南】:PKをフォーチュンがゴール右へきっちり決め、同点ゴール
後半45分【南】:シバヤからペナルティエリア左に走りこんだズマへ縦パス。その後、GKダバレジがパスを受けたズマを倒しPK
後半44分【パ】:右サイドのアルセが前線のガビランへ大きな縦パス。A・モコエナがかろうじてタッチラインにクリア
後半40分【南】:ショートコーナーを受けたヌザマがゴール前に入れるが、GKがパンチング。こぼれ球をラデベが頭でつなぎ、A・モコエナがバックヘッドするが、GKがキャッチ
後半39分【南】:ヌザマからペナルティエリア内のT・モコエナへパス。T・モコエナがシュートを狙うも体勢が整わず失敗
後半39分【南】:フォーチュンが左DFの裏へ出すと、走り込んだカーネルが左からクロスをあげるが、DFがカット
後半37分【南】:ムカンシが右サイドから中央へドリブル。スルーパスを狙うが失敗
後半32分【南】:ムカンシが右サイドを突破し、クロスをあげるもボールに正確性がなくDFがクリア
後半32分【南】:右DFカーネルからGKへのバックパスをサンタクルスがねらいスライディングするが、GKがなんとかカバー。ゴールキックに
後半30分【南】:右サイドのムカンシがゴール中央へクロスをあげるも味方選手がキーパーチャージをとられる
後半29分【南】:DFからの大きなパスを右からムカンシがDFを振り切りゴール前へクロス。DFにカットされる
後半24分【パ】:左サイドへ流されたカンポスがクロスをあげよとするもDFにクリアされる
後半21分【南】:ペナルティエリア右20m付近からフォーチュンがFK。マッカーシーがヘディングシュートもキーパーがキャッチ
後半19分【パ】:アルセがゴール中央へ走りこむサンタクルスへロングフィード。シュートを打てずGKがキャッチ
後半18分【南】:ゴール前の混戦からT・モコエナがシュート。DFに当たりオウンゴール
後半17分【南】:左からのクロスにマッカーシーが頭で折り返すが合わず
後半15分【南】:ヌザマがワンツーで縦に突破をはかるが、相手DFにクリアされる
後半13分【南】:左サイドからフォーチュンがゴール中央へクロスをあげる。マッカーシーがボレーシュートを狙うも失敗
後半10分【パ】:ペナルティエリア外の左45度付近からアルセがFK。クロスバーに当たり、ゴール左上隅にゴール
後半9分【南】:左サイドのズマがゴール中央へクロスをあげるも、相手がクリア
後半8分【パ】:右のアルセからゴール前へのクロス。サンタクルスがヘディングで合わせるがゴール左へはずれる
後半8分【南】:フォーチュンがドリブルからズマヘパス。ズマがシュートを放つも、ボールはゴール上へはずれる
後半7分【南】:ヌザマが右からのクロスを上げるが、合わずカットされる。こぼれ球を再度中へ入れるがカットされる
後半5分【南】:右サイドのムカンシがファーサイドへクロスをあげるが正確性を欠き、相手ボールになる
後半4分【パ】:ガマラが中央をドリブルで突破し、ペナルティエリアわずか手前で強烈なシュートを放つが右にはずれる
後半2分【南】:右サイドのムカンシからクロス。ゴール前のこぼれ球をズマがボレーシュートをするもGKがキャッチ
後半0分【南】:キックオフ

前半44分【南】:ヌザマがロングシュート、ゴール左へはずれる
前半43分【パ】:アルセの右CK。ゴール正面でガマラがヘディングシュート。DFに当たり、前へ
前半42分【パ】:カニサがファーサイドへクロスをあげる。サンタクルスがヘディングであわせるもGKがパンチングでクリア
前半39分【パ】:ゴール右15m付近からのアルセのFKをゴール左サイドに飛び込んだサンタクルス、ヘディングで合わせゴール。
前半36分【南】:ゴール左からのFK。相手DFがヘディングクリア
前半36分【パ】:左サイドを力強いドリブルでフォーチュンが前へ突進するもカセレスがファールで止める。メセレスにイエローカード
前半34分【南】:フォーチュンの右CK、キーパー直接キャッチ
前半33分【パ】:アルセが左CK、サンタクルスをターゲットにするもDFがカット
前半32分【パ】:左サイドのカンポスがサンタクルスへクロス、サンタクルスがヘディングシュートするもGKがパンチングでクリア
前半28分【パ】:右サイドのサンタクルスがカンポスへクロスをあげるも相手DFがクリア
前半25分【パ】:アルセが左CK、ニアに入れると味方に当たりアルバレンガにつながるが、キーパー倒れながらキャッチ
前半24分【パ】:ゴール右からアルセのFK。相手DFがゴールラインへ、ヘディングで逃れる
前半23分【パ】:右サイドのアルセからゴール前のサンタクルスへクロス、ヘディングであわせるもゴール右にはずれる
前半19分【南】:フォーチュンが中央をドリブルで突破。ゴール前へスルーパスを送るも相手DFがクリア
前半21分【パ】:アクニヤがゴール前中央へ走り込む。サンタクルスへ浮き球のパス。サンタクルスがシュートするも、ゴール左へはずれる
前半21分【南】:T・モコエナが右20m付近からロング・シュート。ゴール左へはずれる
前半19分【パ】:左からのクロス、サンタクルスがゴール前でつめるが、DFが手前でカット
前半16分【パ】:カンポスから左サイドのカニサへパス。カニサがパスに追いつけず、ゴールキック。
前半16分【南】:左サイドでズマからフォーチュンへの短いパス。ドリブルで前へ切り込み、ゴール前入れるもカットされる
前半15分【パ】:ゴールから40mのFKをアルセが直接ゴールを狙うもGKがキャッチ
前半12分【南】:左サイドのズマが、マッカーシーへセンタリング。マッカーシーが転んでしまいシュート打てず
前半12分【パ】:左サイドのカンポスがセンタリングするも直接キーパーキャッチ
前半10分【パ】:アルセの左CK、キーパーパンチングで右スローインへ
前半09分【パ】:ゴール左から、アルヤのFK。直接ゴールを狙うも、GKがパンチングでクリア
前半08分【南】:フォーチュンがCK、キーパーが直接キャッチ
前半07分【南】:左サイドのズマがセンタリング。DFがクリア。こぼれ玉をT・モコエナがシュートするもDFにあたりCK
前半03分【南】:ゴール正面遠くからシバヤがシュート。ゴール左へわずかにはずれる
前半01分【パ】:アルセからのスルーパスにサンタクルスがあわせるもシュートできず

(スポニチ)高い身体能力を持つ南アフリカが、パラグアイの堅守を破り、2点差を追いついた。南アフリカは、後半10分で0―2とされてから波状攻撃。18分、T・モコエナのミドルシュートが相手のオウンゴールをさそった。その後、南アフリカはロスタイムにゴール前でDFに競り勝って抜け出したズマにGKが反則。フォーチュンが同点のPKを決めた。

南アフリカ、ロスタイムPKでドローに持ち込む(日刊スポーツ)
南アフリカが、ロスタイムのPKで引き分けに持ち込み、勝ち点1を手にした。:試合はパラグアイペースで進み、前半39分、ゴール正面やや右のFKをアルセがゴール前に上げ、左から走り込んだサンタクルスが頭で決めた。さらに後半10分にもゴール正面やや左のFKをアルセが直接狙いリードを2点に広げた。一方の南アフリカは15分過ぎから波状攻撃を仕掛け、17分に相手クリアが小さくなったところを拾ったT・モコエナがシュート。これが相手DFに当たってコースが変わり、1点を返した。さらに44分にはPKを得て、フォーチュンがゴール右に蹴りこみ同点に追いついた。試合はそのまま終わり、勝ち点3が目前だったパラグアイにとっては悔しいドローとなった。

南アフリカ、パラグアイと引き分け 終了直前に追いつく(朝日)
サッカーW杯のB組初戦・パラグアイ−南アフリカ戦(2日・釜山)は2−2で引き分け、両チームともに勝ち点1を挙げた。パラグアイが2点を先行、南アフリカが相手オウンゴールと後半ロスタイムに得たPKで追いついた。パラグアイは守護神チラベルが出場停止だったが堅守は健在。守りきってのカウンター攻撃がさえた。前半39分、MFアルセの右サイドからの絶妙のFKに相手GKが飛び出したところを、FWサンタクルスが頭であわせて先制。後半10分には、アルセがペナルティーエリア外の左サイドからFKを直接決めた。南アフリカは相手守備ラインをなかなか突破できなかったが、後半、徐々に相手陣内に展開。後半18分、MFのT・モコエナのシュートが相手DFに当たってオウンゴールとなり、1点差。さらにロスタイムには、ドリブルで突破したFWズマがGKに倒されて得たPKを、MFフォーチュンが決めて追いついた。
パラグアイ・マルディーニ監督
南アフリカは身体能力面が高かった。(自分たちは)ボール支配率が低かった。試合に勝つ可能性があったのは確かだ。チラベル欠場の影響はない。

(オフシャル・ページ)
グループBの初戦となったパラグアイ対南アフリカ戦は、後半終了間近になって南アフリカのクイントン・フォーチュンがペナルティーキックを決め、2−2の劇的なドローに終わった。2点リードされていた南アフリカだが、屈することなく圧倒的な攻めを見せ続け、後半30分に2ゴールをたたき出した。パラグアイは前半にサンタクルスのヘディング、後半にフランシスコ・アルセのフリーキックから1ゴールずつ得点し、リード。が、南アフリカのテベホ・モコエナの強烈なシュートをギリギリで跳ね返そうとしたとき、それがそのままネットに吸い込まれオウンゴールとなってしまった。アフリカ勢はホセ・ルイス・チラベルの代わりにGKを務めたリカルド・タバレジを何度も脅かし続けた。同点ゴールは、タバレジが90分、ペナルティーエリア内でシブシソ・ズマを倒したことで生まれた。 試合開始のホイッスル直後の前半1分、パラグアイのロケ・サンタクルスが中盤から攻め上がる。ペナルティ・エリアに入り込むが、受けたボールの最初のタッチが少し大きくゴールラインを割ってしまう。一方、前半4分、南アフリカのマクベス・シバヤがチャンスを作り、25メートルの弾丸シュートを放つがニアポストのわずか外にそれる。前半10分、パラグアイがゴールまで25メートルの危険な位置からのフリーキックで先制のチャンスを得る。フランシスコ・アルセが右足でゴールを狙うも、ニアポストにポジショニングしていた南アフリカのGKアンドレ・アレンゼがヒスティングでバーの上に逃れる。戦況が落ち着き、両チームが交互にボールを支配しつつ慎重にチャンスを狙う。ピッチ上のチェスの手が、次第にまとまってくる。前半の半分を過ぎたところで、サンタクルスがゲームを支配し始めた。再度攻撃したが、今回はボールを右サイドに出し、ゴール正面を狙ったが決まらなかった(22’)。 その後、このバイエルン・ミュンヘンのFWはゴール前6メートルからヘッドで狙ったが、アレンゼが右手で弾き返した(32’)。 チャンスは数多くあったが、ついにサンタクルスがついにパラグアイに先制点をもたらした。ゴール前25メートルからのアルセのきわどいフリーキックに惑わされたアレンゼがゴールから離れ、サンタクルスが空のゴールにヘッドで押し込んだハーフタイム後パラグアイが攻勢をかける前に、南アフリカがもう少しで同点に持っていけそうだった。シブシソ・ズマが短い距離からのボレーを打ったが、GKのリカルド・タバレジがこれを弾いてカバーした(46’)。南アフリカは主将のカルロス・ガマラがフィールドを切り裂き、ポストをわずかにそれるゴール前20メートルからの強烈なシュートを放ち、その直後からゲームを支配した(48’)。パラグアイはその後、アルセがゴールの左コーナーから強烈なフリーキックを放ち、これがクロスバーをくぐってネットにつきささり2点リードした(2:0, 55’)。後がなくなった“バファナ・バファナ”こと南アフリカの逆襲が始まった。南アフリカがパラグアイのゴール前で怒涛の攻めを続けた。63分、テベホ・モコエナのシュートをエスタニスラオ・ストルウェイがとっさにクリアしたボールがタバレリの逆をつく形となり、南アフリカが1点を返した (2:1)。試合は再びボールが両陣地の間を行ったり来たりする展開に戻ったが、今度はパラグアイが試合終了のホイッスルを待ち望み、南アフリカが押す展開となった。ロスタイム1分、パラグアイが勝ち点3を手にしたと誰もが思ったその瞬間、タバレリがペナルティエリア内でズマを倒し、ペナルティー・キックを与えてしまった。これをクイントン・フォーチュンがゴール右に決め、南アフリカが同点に追いついた。

パラグアイ2―2南アフリカ 戦評(毎日新聞)
南アフリカが個人技を生かした攻めで2点差を引き分けにもちこんだ。後半18分はオウンゴールでロスタイムにはPKをフォーチュンが決め得点した。パラグアイはカウンターを狙いの試合運び。前半39分、FKにサンタクルスが頭で合わせ先制。後半10分、FKをアルセが直接決め突き放したが、後半は防戦一方となった。

南アフリカ、終了間際のPKでパラグアイと引き分け(ロイター)
6月2日、W杯1次リーグB組は、南アフリカが終了間際のPKでパラグアイに2―2で追いついた。:[釜山(韓国) 2日 ロイター] 2002年ワールドカップ(W杯)1次リーグB組、パラグアイ―南アフリカは、南アフリカのフォーチュンが後半終了間際に今大会初となるPKを決め、2―2の同点に終わった。パラグアイは、前半39分のサンタクルスのヘディングシュートと後半10分のアルセのFKで、2―0とリードした。しかし、後半18分、ストルウェイのオウンゴールで1点差に詰められると、GKタバレリが南アフリカのMFズマを倒してPKを与え、これをフォーチュンが決めて同点に追いつかれた。なお、8選手がイエローカードを受けた。

強い体と強い心 南ア、逆境で本領発揮(共同)
1−2の後半ロスタイム、南アフリカのカウンター。後ろからのロングボールに相手DFと競争になったズマが抜け出た。相手GKはたまらず反則。このプレーで同点に追いつくPKを得た。相手と接触しながらでもスピードを上げる。ブラックアフリカの選手の身体能力をみせつけた。本領を発揮し始めたのは後半10分に0−2とされてからだった。フォーチュン、ムカンシらの高速ドリブルによる両サイドの突破。ゴール前での抜群の跳躍力と、強烈なシュートを生む脚力。パラグアイは体を張った守備を続けたが、最後は体力的にも精神的にもスタミナで南アフリカにかなわなかった。ことし3月にポルトガル人のケイロス氏の後を受けたソノ監督は「南アフリカはいい方向に向いている」と自信に満ちていた。人種隔離政策の崩壊後、国際サッカー連盟(FIFA)復帰後初の国際試合では黒人12人の入った代表選考は、直前まで極秘だった。それが今はほとんどが黒人の代表に何の疑問もない。南アフリカから来たヌマル記者は、ここ10年の躍進ぶりについて「資格停止の間も黒人たちがサッカーをやめなかったからだ」と話した。トルシエ監督が率いた前回は2分け1敗。今大会では歴史的な1勝を目指す。W杯がアフリカに渡る2010年には、開催国の最有力候補でもある。それまでにワールドカップで、アフリカの強豪国の1つとして確かな存在感を示しておきたい。[

パラグアイ、チラベル不在が響く=目前で消えた勝ち点3(時事)
パラグアイは大黒柱のGKチラベル主将を出場停止で欠いたのが最後に響き、勝ち点3を目前で取りこぼした。前半から長身FWサンタクルスの頭に合わせる戦術が奏功。前半39分にアルセのFKからサンタクルスが頭で合わせて先制すると、後半10分にはアルセがFKを直接決めて2点をリード。見守ったチラベルも周囲と抱き合って喜びを爆発。楽勝ムードが漂ったが、ここに落とし穴が待っていた。守りに入った途端、身体能力に勝る南アフリカに流れが移る。1点を返され、さらにロスタイムで、相手FWをチラベルの代役GKタバレジが倒してPKを献上。伝統の堅守がほころび、引き分けに持ち込まれた。サンタクルスが「もっとうまくプレーできたはず」と残念がり、今大会最年長となる70歳のマルディーニ監督も「このW杯は驚きに満ちている。(母国で監督も務めた)イタリアチームだったらもう少しクレバーにプレーできるのに」と大粒の汗をしたたらせて悔やんだ。ただ、今大会を含めて最近出場したW杯3大会では、1次リーグでの不敗記録を更新中。次のスペイン戦から復帰するチラベルは「後半は足が止まって相手に大きなスペースを与えた。スペイン戦までに解決しないといけない」と冷静に次戦を見据えていた。

チラベル欠き痛恨ドロー 後半ロスタイムに失点(共同)
出場停止で南アフリカ戦に出られず、試合前、観客にあいさつするパラグアイのチラベル:パラグアイはGKチラベルを欠く不安が的中してしまった。チームを鼓舞するカリスマは、南米予選で相手につばを吐きかけ、非紳士的行為でこの試合は出場停止。ピッチに近いスタンド席から声援を送ったが、精神的支柱を欠くチームは2点のリードを守りきれなかった。
 南アフリカの猛攻をDFガマラ、アジャラらが懸命にしのいで迎えた後半ロスタイム。相手の左サイドへのパスに反応が遅れたGKタバレジがFWを倒してしまう。PKを決められ土壇場で同点とされた。試合は期待の大砲サンタクルスの先制ゴール。MFアルセがコントロールを効かせた絶妙のFKを決め、完全なパラグアイのペースだったのだが。試合後、汗びっしょりで報道陣の前に現れたマルディーニ監督は「最後の1分まではよかった。ロスタイムに足が止まったのがすべて」と語り、チラベルの不在の影響には「そんなことはない」と懸命にうち消した。次のスペイン戦はチラベルが復帰する。前回大会の決勝トーナメント1回戦で、フランスを最後まで苦しめた名手は「パラグアイは決勝に進む力がある。やるならフランスと戦いたい」と闘志をのぞかせている。

パラグアイ−南ア戦・談話〔W杯〕(時事)
◇いくつかミスが出た:パラグアイ・マルディーニ監督 前半は良かったが、後半はポジションニングでいくつかのミスをしてしまった。迷いや落胆はない。次は勝てると確信している。(相手にPKを与えた)主審の評価はしたくない。◇相手が後半落ちた:南アフリカ・ソノ監督 パラグアイは経験はあるが年齢が高いので、プレッシャーを掛けていけば、後半に動きが落ちることは分かっていた。予選を突破してきたチームはどこも強い。

南ア、土壇場で同点=パラグアイ−南アフリカ戦〔W杯〕(時事)
南アフリカが土壇場で同点に追い付き、2−2で引き分けた。1点を追う南アは後半ロスタイムに、ズマが相手GKの反則を誘って得たPKをフォーチュンが決めた。前半で守備の要ラデベが故障で退き、守りの弱さを突かれて、パラグアイに2点のリードを許した。だが、終盤の反撃で勝ち点1を獲得した。パラグアイは前半39分にサンタクルスのヘディング、後半10分にはアルセがFKを直接決めて2点をリードしたが、極端に守りに入ったのが裏目に出た。 

釜山では大量の空席 5割に満たぬ入り(毎日)
W杯パラグアイ―南アフリカ戦が二日行われた釜山アジアード競技場は5万4000人の収容人員に対し入場は2万5186人。空席が目立ち、スタンドではウエーブもできない寂しさ。特に高額のバックスタンドの中央席、人気のないゴール裏のピッチに近い席はほとんど埋まらずカラフルな席がむき出しのままだった。

パラグアイ−南アフリカ 後半終了間際、南アフリカのフォーチュン(右端)がPKを決め同点に追いつく。(共同)
高い身体能力を持つ南アフリカが、パラグアイの堅守を破り、2点差を追いついた。南アフリカの攻撃に迫力が出たのは、後半10分で0−2とされてから。ゴールラインを割りそうなボールを2度、3度と驚異的なバネとスピードで追いつき、中に折り返して波状攻撃。18分、T・モコエナのミドルシュートが相手のオウンゴールをさそった。その後、相手はさらに守備を重視したが、南アフリカはロスタイムにゴール前でDFに競り勝って抜け出したズマに、GKが反則。フォーチュンが同点のPKを決めた。パラグアイは前半39分にFKをサンタクルスが頭で合わせ先制。後半10分にはアルセがFKを今度は直接決めた。最後の失点がGKのミスだけに、南米予選での出場停止処分を引きずるチラベルの不在が痛かった。

南ア追いつき、パラグアイと引き分け(毎日新聞)
サッカーの第17回ワールドカップ(W杯)の1次リーグB組、パラグアイ−南アフリカ戦が2日、釜山総合運動場メーン競技場で行われ、南アフリカがリードしていたパラグアイに終了直前追いつき、2−2で引き分けた。前半は2−0だったが、後半、南アフリカが同点に追いついた。南アフリカ、パラグアイと引き分け 終了直前に追いつく:サッカーW杯のB組初戦・パラグアイ−南アフリカ戦(2日・釜山)は2−2で引き分け、両チームともに勝ち点1を挙げた。パラグアイが2点を先行、南アフリカが後半ロスタイムのPKなどで追いついた。パラグアイは守護神チラベルが出場停止だったが堅守は健在。守りきってのカウンター攻撃がさえた。前半39分、MFアルセの右サイドからの絶妙のFKに相手GKが飛び出したところを、FWサンタクルスが頭であわせて先制。後半10分には、アルセがペナルティーエリア外の左サイドからFKを直接決めた。南アフリカは相手守備ラインをなかなか突破できなかったが、後半、徐々に相手陣内に展開。後半18分、MFのT・モコエナがゴールを決めて1点差。さらにロスタイムには、ドリブルで突破したFWズマがGKに倒されて得たPKを、MFフォーチュンが決めて追いついた。

南ア ロスタイム“幸運”PKドロー(スポニチ )
開幕戦でフランスを破ったセネガルの勢いが、南アフリカにも乗り移った。1―2で迎えた後半ロスタイム。FWズマが左サイドを突破し、GKに倒されてPKのチャンスを得た。キッカーは“幸運”の名を持つMFフォーチュン。左足で思い切り振り抜いたボールは強烈なスピードでゴール右上へ突き刺さった。「われわれは若いチームで、パラグアイは疲れてくることを知っていた。プレスをかけ続けたよ」とソノ監督は満足げ。驚異的な体力は後半になっても落ちなかった。パラグアイが守備固めに入ったことも幸いして中盤を支配。高い身体能力とスピードでサイドを有効に使い、相手守備を揺さぶった。後半18分にオウンゴールを誘うと、その後も猛攻は止まらない。00年シドニー五輪で活躍したフォーチュンを中心に執念を見せた。アフリカ予選で指揮を執ったケイロス監督が3月に解任され、欧州組を優遇することに国内組が反発。アフリカ選手権8強止まりの不振に加え、チームの内紛で前評判は高くなかった。だが、トルシエ監督が指揮を執った初出場の前回大会は1次リーグ敗退。今回はアフリカ勢の力を世界に知らしめたいのが本音だ。「みんながチームを信じているから追いつけた。まだ大きなチャンスがある」とフォーチュン。劣勢から同点に追いついたパワーに衰えはない。≪劇的ゲームもスタンドガラガラ≫劇的なドロー決着にも、スタンドはさっぱり盛り上がらなかった。釜山のアジア杯競技場は空席が目立ち、収容人員5万4000人に対し、観客は半分にも満たない2万5186人だった。特に高額のバックスタンドの中央席やゴール裏はカラフルなシートがむき出しの状態。もともと販売率の低いカードだったが、かすかな期待をかけた当日販売も不振に終わり、KOWOC関係者も「残念だが、どうしようもない」とお手上げだった。<パラグアイ チラベル代役ミス>期待の大型ストライカー、サンタクルスが先制ゴールを叩き込み、後半10分にはDFアルセがFKを直接決めて2―0とリードした。だが、後半は完全に運動量が低下。DFガマラらが懸命に猛攻をしのいだが、出場停止の主将チラベルに代わって出場したGKタバレジが決定的なミスを犯した。W杯史上最年長となる70歳のマルディーニ監督は「チラベル不在の影響?そんなことはない」とぶ然とした表情。7日のスペイン戦ではそのチラベルが復帰する。ベンチで戦況を見守った守護神は「パラグアイは決勝に進む力がある」と闘志をムキ出しにしていた。

チラベル欠き痛恨ドロー(デイリー)
パラグアイはGKチラベルを欠く不安が的中してしまった。チームを鼓舞するカリスマは、南米予選で相手につばを吐きかけ、非紳士的行為でこの試合は出場停止。ピッチに近いスタンド席から声援を送ったが、精神的支柱を欠くチームは2点のリードを守りきれなかった。南アフリカの猛攻をDFガマラ、アジャラらが懸命にしのいで迎えた後半ロスタイム。相手の左サイドへのパスに反応が遅れたGKタバレジがFWを倒してしまう。フォーチュンにPKを決められ土壇場で同点とされた。試合は期待の大砲サンタクルスの先制ゴール。MFアルセがコントロールを利かせた絶妙のFKを決め、完全なパラグアイのペースだったのだが…。マルディーニ監督は、チラベル不在の影響を「そんなことはない」と懸命に打ち消したが、やはり頼りは「パラグアイは決勝に進む力がある」と闘志をのぞかせているチラベルだ。

南アフリカ、運も味方したロスタイム同点PK (サンスポ)
南アフリカ2−2パラグアイ(2日、釜山、B組)。後半のロスタイムに同点PKを決めたのは南アフリカMFフォーチュン。「あの喜びようをみんな見ただろ。ものすごく緊張していたんだ。相手が守備的になったので、ひたすら攻撃したら、運が味方してくれた」2点のビハインドを追いついての劇的な引き分けに、最後まで興奮気味だった。チラベル不在パラグアイ2点差守れず

<W杯B組:パラグアイ2−2南アフリカ>(日刊スポーツ)
パラグアイがロスタイムに痛恨のPKを許し、南アフリカに2−2のドローに持ち込まれた。パラグアイは2点を先取。試合を優位に進めたが、後半ミスが重なって追い付かれた。大黒柱のGKホセ・ルイス・チラベル(36)は出場停止。代役のGKリカルド・タバレジ(31)はよく守ったが、終了直前に反則を犯し、大舞台の経験不足を露呈。ここ一番、やはりチラベル不在が響いた。パラグアイにとって、終了直前の悪夢だった。2−1で逃げ切りムードから一転、GKタバレジが、ペナルティーエリア内に攻め込んだ相手FWズマと接触した。見た目にはズマを倒したかどうか微妙だったが、無情にもPKの判定。ロスタイムの46分にフォーチュンに決められ、勝ち点3はこぼれ落ちた。その瞬間、スタンドのGKチラベルが表情をこわばらせた。昨年の南米予選で相手につばを吐きかけ、W杯初戦が出場停止となったチラベル。チームの精神的支柱の欠場が最大の不安材料だったが、不安は的中した。マルディーニ監督は「ペナルティーの判定については言いたくない。何が起こるか分からないのがW杯」と肩を落とした。代役を務めたGKタバレジはよく守っていた。後半18分に1点差に詰め寄られたが、これはシュートが味方DFに当たってコースが変わったオウンゴール。重圧の中「自責点」をゼロに抑えていた。チラベルも「タバレジは悪くはなかった。それほど大きなミスはなかった」とかばったが、最後は大舞台の経験不足を露呈した。やはりチラベルのチームだ。兄貴分として、時には父親代わりにチームメートと接している。マルディーニ監督が批判された時もかばい、雑音をシャットアウト。チーム内の動揺を抑えた。すべての面で絶大な信頼を得ていた。試合前には「私はチームの重要なパートだが、私がいないから機能しないと考えるのは間違い。我々は世界に最高のポテンシャルを見せる」と話したが、やはりチームには大黒柱が必要だった。決勝トーナメント進出には、7日のスペイン戦が最大のポイント。「今日のことは早く忘れてスペイン戦に臨まなければいけない」。次戦はチラベルが帰ってくる。それが何よりの力になる。

チラベル歯ぎしりパラグアイ逃げ切れず(中日)
守護神チラベル(36)の穴が、あまりにも大き過ぎた。1次リーグB組のパラグアイは南アフリカと釜山で対戦し、2−2で引き分けた。パラグアイは、サンタクルス(20)のゴールなどで後半10分までに2点をリードしたが、南アはT・モコエナのゴールで1点差とし、終了間際にはフォーチュンがPKを決めてドローに持ち込んだ。まるで敗者のような、パラグアイイレブンの落胆ぶりだった。表示された5分のロスタイムが過ぎ、試合終了を告げるホイッスルが響き渡る。ほとんど手中にしていた勝利を逃してしまった瞬間だ。 相手の選手たちが笑顔でユニホームの交換を求めに来たが、パラグアイ側に笑顔はない。恒例となっている試合後の儀式が終わると、ガックリと肩を落とし、足早にロッカールームへと引き上げた。負けたわけではないが、2点のリードを守りきれなかっただけにショックは大きかった。チームの支柱であるGKチラベルトを出場停止で欠いた。しかしその非常事態にむしろチーム全体の結束力は増し、前半は「素晴らしいでき」(マルディーニ監督)を見せた。パラグアイ―南アフリカ 後半ロスタイムに同点となるPKを決める南アフリカのフォーチュン=釜山アジアード競技場でところが、後半18分に1点を許したあと、終了間際にはチラベルトの代役GKタバレジがPKとなる痛恨のファウル。タバレジは「反則じゃない」とばかりに人さし指を左右に振ってアピールしたが、レフェリーは迷わずにファウルの判定を下した。 「相手は思っていたよりもフィジカルが強く、最後までバテないスタミナも持っていた」と南アフリカの身体能力の高さに脱帽したマルディーニ監督。「勝てなかったにしても、これで自信を失うことはない。チラベルの影響? そんなことはない」と強がって見せたものの、その言葉に力強さはなかった。

南ア、ロスタイム同点・パラグアイ2点守れず(読売)
パラグアイは2点のリードを守りきれず、後半ロスタイムにPKで追いつかれ、南アフリカと引き分けた。序盤に流れをつかんだパラグアイは39分、DFアルセの右FKを、ゴール前に飛び込んできた20歳の新星FWサンタクルスが頭で合わせて先制。55分には、アルセがFKを直接決めた。南アは63分、パラグアイのオウンゴールで1点差。試合終了間際には、GKタバレジの反則で得たPKを、MFフォーチュンが落ち着いて決めた。パラグアイは、守護神のチラベルを1試合の出場停止処分で欠いたのが響いた。チラベル欠場響く:最後の最後で守護神チラベルの出場停止が響き、パラグアイがつかみかけていた勝ち点3を逃した。逃げ切り濃厚の90分。代役GKタバレジが、ペナルティーエリア左に走り込んだ南アMFズマを倒した。判定はPK。縦パスへの反応が一瞬遅れた上、間に合わないと分かったはずなのに、不用意に飛び込んで相手の足を手で払ってしまった。チラベルは「彼はよくやった。大きなミスはなかった」とかばったが、明らかなミスだった。それまでの試合運びはパラグアイらしかった。後半、南アが怒とうの攻撃を見せても、T・モコエナのミドルがストルウェイの足に当たった不運なオウンゴール以外、破たんはなかった。ブラジル、アルゼンチンに隣接する地域性から伝統的に守備が生命線だが、イタリア人のマルディーニ監督を迎えて「カテナチオ」(カンヌキの意味でイタリア代表の伝統的な戦術)と同じ3バックを採用し、堅守に磨きがかかった。得点力不足に泣いた4年前と違い、攻撃もさえた。20歳のサンタクルスは、先制のダイビングヘッドに集約される高い技術と闘争心を発揮し、新星誕生の予感を改めて感じさせた。「もちろん勝ちたかったが、失望はしていない」とマルディーニ監督。チラベルが復帰する7日のスペイン戦からが、本当の勝負になる。
パラグアイ代表が奮闘・松本市民も声援
パラグアイ代表チームの試合をテレビで観戦する若者たち(松本市のワイルドダックで):松本市でサッカーW杯の事前キャンプを行ったパラグアイ代表チームは二日、一次リーグ初戦となる南アフリカ戦を韓国・釜山で行った。結果は2―2の引き分けに終わったが、松本市内では市民らがテレビで試合の模様を観戦し、パラグアイの奮闘ぶりに声援を送る姿があちこちで見受けられた。 同市渚のカラオケ店「ワイルドダック」(木内陽平店長)では、試合の様子を各部屋のテレビ画面で放映。来店した若者らが歌ったり、飲んだりと大はしゃぎしながら試合観戦した。キャンプ中にJリーグ・ジュビロ磐田との試合を観戦し、すっかりパラグアイのファンになったという明科町、会社員小林正彦さん(22)は、仲間とビール片手に応援。「次のスペイン戦では絶対に勝つと信じて応援します」と話した。 この日の試合では、守護神のGKチラベルが南米予選でのペナルティーで欠場したが、パラグアイの選手たちは好プレーを披露。前半にFWサンタクルス、後半にはDFアルセがそれぞれゴールを決めた。しかし、直後に1点を失うと、ロスタイムにはペナルティーキックで同点に追いつかれた。



日韓W杯 世界の技に大歓声、松本でも応援−−パラグアイ(毎日)
◇惜しくも引き分け、次戦に期待:松本市で事前キャンプを行ったサッカー・ワールドカップ(W杯)パラグアイ代表チームの初戦、対南アフリカ戦が2日夕、韓国・釜山で開かれ、2―2で惜しくも引き分けた。同市内のサポーターは、通信衛星(CS)のテレビ中継などで声援を送った。同市渚2のカラオケ店では、若者グループ約20人が、室内にある50インチテレビで観戦。パラグアイがスルーパスを成功させたり得点を挙げるたびに、大歓声が起きた。親善試合の対ジュビロ磐田戦も観戦した明科町南陸郷の会社員、小松孝史さん(22)は「キャンプしてくれたパラグアイに期待している。今日はいい試合だったのに惜しかった」と悔しがった。この日、GKチラベルは出場停止処分を受けているため欠場。パラグアイは前半39分、MFアルセのフリーキックをFWサンタクルスが頭で合わせて先制。後半10分にもアルセがゴールを決め、一時は2点をリードしたが追い付かれた。マルディーニ監督は「1次リーグ突破のポイントは初戦」と話していたが、引き分けたため勝ち点は1にとどまった。7日に行われる第2戦の相手は強豪スペイン。チラベルの復活で勝利を呼び込めるか期待がかかる。
サッカー 日韓W杯 松本の“熱い”10日間
◇交流充実、サポーター多数誕生−−パラグアイ代表チーム、キャンプ:サッカー・ワールドカップ(W杯)パラグアイ代表チームの松本キャンプが5月19日から28日まで10日間、同市神林の松本平広域公園総合球技場「アルウィン」を中心に行われた。チームの練習はすべて公開され、松本キャンプ実行委員会の要請で学校や施設訪問などの交流行事も展開された。市民の歓迎ムードも盛り上がりを示し、アルウィンで行われた親善試合の対浦和レッズ戦は、過去最高の入場者1万6128人を記録した。子供好きのチラベル選手は、訪問先の小中学校や施設で、質問タイムを設けたりPK合戦をして楽しんだ。飾らない気さくな人柄で、児童らのシュートを自ら受け止めたり、手足が不自由な生徒に身に着けていた靴をプレゼントするなどし、子供たちに忘れえぬ思い出を与えた。昨年12月にキャンプ地視察で訪れた松本児童園の子供たちとも再会。「親善試合を見に来て」と約束したチラベル選手は、試合に来られるように対浦和戦の招待券をプレゼントする心配りも見せ、関係者を感激させた。同園の堤光代さん(16)はスタンドで仲間約20人と声援。チラベル選手からもらった黒いユニホームを着て、「一生の記念。決勝戦でまた日本に来てほしい」と感動の面持ちで語った。数々の交流行事をこなし、松本でのキャンプを「100点満点」と評価したパラグアイ代表チームは2日、南アフリカとの1次リーグ初戦を2―2で惜しくも引き分けた。7日はスペインと、12日はスロベニアと対戦する。県内に生まれた多くのパラグアイサポーターが、熱い声援を送っている。

世界一目指すマルディーニ=父はパラグアイ監督で残念な引き分け−イタリア〔W杯〕(時事)
チェザーレ、パオロのマルディーニ親子が、2大会連続、そろってワールドカップ(W杯)の舞台を踏んでいる。前回はイタリア代表の監督と選手として、今回は父がパラグアイ代表監督、息子はもちろんイタリア代表と所属チームが分かれた。ともに準々決勝まで進めば、父子対決の可能性もある。2日、父がパラグアイを率いて戦っていた時刻、パオロは3日のエクアドル戦に備え、札幌ドームで公式練習を行っていた。パラグアイは2点のリードを守れず、南アフリカと引き分け。パオロはロッカルームでその結果を知ったのか、「2点目はPKでの失点だったし、おやじはツイていなかったね」と少しばかり残念そうな表情を浮かべた。現役時代の1962年、父もW杯に出場した。親子が選手としてともにW杯の舞台を踏んだのは、これまで8組しかいない。父チェザーレは70歳、4大会連続出場のパオロも今年34歳。3日のエクアドル戦で歴代5位のW杯通算20試合出場を果たす。過去3大会は90年が準決勝、94年が決勝、98年が準々決勝でいずれもPK戦負けという結末に泣いた。「W杯優勝は自分にとって残された夢」。戦い続ける父を思いつつ、パオロは悲願の世界制覇を念じている。

20歳のサンタクルス、世界に魅せた衝撃弾(サンケイスポーツ)
【サッカーW杯1次リーグ、パラグアイ2−2南アフリカ(2日、釜山、B組)】早熟の天才ストライカーの輝きは、痛恨ドローでも色あせない。弱冠20歳のパラグアイのスター候補・サンタクルスが、初のW杯で衝撃デビューだ。前半39分、FKに頭で合わせて先制ゴール。17歳で代表入りしてから3年以上の“熟成期間”を経て臨んだ大舞台で、いきなり結果を出した。主役のゴールで勢いに乗ったパラグアイ代表は後半10分に、MFアルセがFKを直接決めて2点目。だが、思わぬ落とし穴が直後に待っていた。後半18分に1点を献上すると、ロスタイムにはGKタバレリが痛恨のファウル。PKを許し目の前の勝利を逃してしまった。「(南アフリカは)体力的に強いのが特長。運に恵まれなかった」ヒーローになり損ねたサンタクルスは端正な顔をゆがめるしかなかった。守護神・チラベルの出場停止が、そのまま影響したようなドロー。次のスペイン戦(7日)には、その大黒柱が戻ってくる。今度こそ、チームの顔となったサンタクルスとのコンビで、無敵艦隊から勝ち点3を奪い取る。

松本のファン パラグアイの先制に「おー」(信濃毎日)
パラグアイ代表チームのキャンプ中、親善試合で応援をリードした「パラグアイナショナルチーム市民応援団」は、松本市中町のスナックを借り切って、約二十人がテレビ観戦した。スタンドの応援団と同じように、パラグアイチームのユニホームを着て画面に見入った。チラベル選手は出場しなかったが、前半、サンタクルス選手が先制のヘディングシュートを決めると、全員が立ち上がって「おー!」。後半、アルセ選手がフリーキックで追加点を奪うと、メンバーの一人は「鳥肌が立ちますよ」と顔をくしゃくしゃにした。試合はその後、ペナルティーキックなどで南アフリカに追いつかれた。メンバーは「勝てる試合だった」「すっきりしない」と残念がった。会社員鈴木啓さん(26)=同市=は「サポーターがもっと盛り上げないと。スペイン戦も、気合を入れて松本から応援します」と、自分に言い聞かせるように話した。
パラグアイと心ひとつ 松本の応援団、釜山に110人
サッカーワールドカップ(W杯)は二日、松本市で事前キャンプを張ったパラグアイ代表チームが韓国・釜山の会場で南アフリカとの初戦を戦った。試合はパラグアイが二点のリードを守りきれず引き分けたが、試合会場に駆け付けたり、仲間同士集まって松本市内でテレビ観戦した市民らは、“ホームチーム”のプレーに熱い声援を送った。県営松本空港からチャーター便で一日に韓国・釜山入りした松本市民ら百十人は二日、初戦会場となった釜山アジアード競技場のゴール裏に陣取って、パラグアイ代表チームのプレーに声援を送り続けた。事前に手に入れたパラグアイ代表チームのユニホームや、紅白のしま模様の入った帽子、マフラーを身に付けて観戦に臨む人も。周りの席に座っていた韓国人にも、持参したパラグアイ国旗の小旗を配って「一緒に応援を」と呼び掛けて、即席の“日韓応援団”で盛り上がった。試合はパラグアイペースで進んだが、結局2―2の引き分け。一行には「勝てる試合だったのに」と、ちょっとがっかりした空気も漂ったが「これで終わりじゃない。盛り返して決勝トーナメントに進んでほしい」と、気を取り直していた。太鼓をたたいて応援のリズムを取った豊岡圭さん(25)=同市=は「ワールドカップを生で見ることで、これまでサッカーをよく知らなかった人にも面白さが伝わったようだ」と話していた。

パラグアイ初戦に、松本からエール (朝日)
パラグアイが先制、歓声をあげる応援団のメンバー=松本市内で:パラグアイ代表チームの初戦が2日、韓国・釜山であり、キャンプ地の松本市内では、熱心なファンが、衛星放送を受信・放映した飲食店などに集まり、声援を送った。初戦の対南アフリカ戦は、国内の地上波では放送されず、市内の一部の飲食店やカラオケ店などが、全試合放送する衛星放送スカイパーフェクTVを店内で流した。中央2丁目のスナックには、松本キャンプにあわせて市民がつくった「パラグアイナショナルチーム応援団」のメンバー10人余りが集まった。前半39分、エースのサンタクルス選手が先制点をあげると、メンバーはこぶしを突き上げて大歓声。「サンタクルスは大ブレイクするよ」と余裕の表情も。しかし、2−0としながら、引き分けに終わると、「勝てた試合なのに……」と肩を落としていた。メンバーの一人は「残念だが、実力はある。ぜひとも一次リーグを突破してほしい」と話した。

アルセ芸術FKも… W杯1次リーグB組(報知)
高い身体能力を持つ南アフリカが、パラグアイの堅守を破り、2点差を追いついた。ゴールラインを割りそうなボールを驚異的なバネとスピードで追いつき、中に折り返して波状攻撃。後半19分、T・モコエナのミドルシュートが相手のオウンゴールをさそった。ロスタイムにゴール前に抜け出したズマに、GKが反則。フォーチュンが同点のPKを決めた。パラグアイは前半39分にFKをサンタクルスが頭で合わせ先制。後半10分にはアルセがFKを直接決めた。最後の失点がGKのミスだけに、南米予選での出場停止処分を引きずるチラベルトの不在が痛かった。パラグアイ手痛い「勝ち点1」:マルディーニ監督「ミスをした」:今大会最高齢のパラグアイ・マルディーニ監督(70)は、ベンチで2度、大はしゃぎし、そして、2度、大きく落ち込んだ。「前半はよかったが、後半、南アはフィジカルの強さを発揮した。パラグアイはミスをした」試合後は、疲れ切っていた。勝ち点3が逃げていった。前半39分、若きエースストライカーのサンタクルスが、DFアルセの絶妙FKをダイビングヘッドで決め、先制した。後半11分にはアルセが、角度のない約20メートルのFKを直接ねじ込んだ。だが、堅守を誇るパラグアイDF陣は崩れた。ヒーローになり損ねたアルセは「勝っていれば歴史に残るゴールだったね。最も重要なのは勝利だよ」とやるせない表情を浮かべた。サンタクルスは「決して悪いゲームじゃなかった。でも、もっとうまくできる自信はある」と7日のスペイン戦に気持ちを切り替えていた。
チラベルトがロベカルに謝罪 (報知)
「公約」の4強へスペイン戦登場:出場停止中のパラグアイのGKチラベルトは、試合前に観客にあいさつ(共同)  パラグアイ代表のGKチラベルト(37)=ストラスブール=が2日、ブラジル代表MFロベルトカルロス(29)=レアル・マドリード=に謝罪した。この日の南アフリカ戦に出場できず、VIP席で見守ることになったのは、南米予選の対ブラジル戦でロベカルの顔につばをかけ、出場停止処分を受けていたため。第2戦のスペイン戦(7日・全州)から出場できる。チームが同点に追いつかれた悔しさが反省を促したのか、「あの時は自分が悪かった」と神妙な顔で話し、「3日のトルコ戦ではカルロスの活躍に期待しているよ」と激励のメッセージを送った。スタンドではパラグアイが得点するたびに立ち上がり、雄たけびをあげるなどのショーマンシップを見せていた。自らの不在が影響して、GKのミスで失点になったが、「パラグアイは必ずベスト4までは行くよ」と強気だった。



(写真:喜ぶ選手たち・ナシオン紙)


まだ一試合、それも負けてはいないパラグアイ、真価が問われるのは欧州2チームとの対戦です。最後まで高次元の可能性を求めて試合に打ち込んで欲しいものです。ここから這い上がれれば本物でしょう。勝負はこれからです。

パラグアイの新聞各紙は悔しい気持ちを「勝利は泡と消えた」(ABC紙)、「勝利は我々の手の中にあった」(ウルティマ・オーラ)、「疑惑のゴールで引き分けに」(ナシオン)等と報じた。試合直後の日曜日は気の抜けたような市民が多く、街も閑散として静かでした。ノティシア紙は前向きに「頑張れパラグアイ」でした。



(写真:サンタクルス・ABC紙)

B組成績

順位 チーム 勝ち点 試合 勝数 分数 敗数 得点 失点 得失差
スペイン
パラグアイ
南アフリカ
スロベニア −2




決戦前日 (2002年06月01日)

いよいよ南アフリカ戦、前日となりました。昨日のフランス-セネガル戦に続き、本日も熱戦が繰り広げられています。南米の先兵となるウルグアイはデンマークと対戦、1-1と緊張した試合でしたが、エースのレコバが足を痛めて退場、その直後に決勝点を入れられて1-2で惜敗しました。

さて、パラグアイ代表ですが、釜山の空は晴れ上がり気温も28度上がる中、明るい雰囲気で練習が行われました。全員で体操の後、基本練習を行いました。怪我の状況としてはタバレリがチラベルのキックを受ける際に左の小指を痛めてしまいました。練習が終わる際にタバレリは「たいしたことは無い、驚いただけさ」と話していましたが、指は赤く腫上がっており、心配です。またパレーデスは木曜日に負った左足の痛みの為に、この日は練習を休んでいます。詳しい検査を行った結果、特に問題は無いようで、日曜日の試合には何とか間に合いそうです。また心配されたアクーニャはこの日は元気に他の選手と共に練習をこなしていました。

FWはサンタクスルが頭角を表し、闘将カルドーソが元気で、98年と比較すると格段に良い状態であると思います。DF陣は前回と同じメンバー、問題はMFにあると思っています。その中で右に入り前に居る得点源となるサンタクルスに繋ぐアクーニャの存在は大きいと思い、活躍に期待したいと思っています。パラグアイでは連日応援コマーシャルが放映されていますが、一番目に付くのはビール会社の宣伝で、重苦しい雰囲気で皆がラジオを聞いていて、得点が入ると歓喜に変わるというものです。アクーニャ選手が最後に大きなパラグアイ国旗を振るというものです。

この対南アフリカ戦、日本サッカー協会名誉総裁である高円宮様がご夫妻で観戦されることになっています。高円宮様は3年前、パラグアイで開催された南米選手権の際にパラグアイを訪問されています。

明日の試合、当地では日曜日の午前03時半となります。これを観戦するには
(1)8時頃には就寝して試合前に起きて見る
(2)夜中まで皆で前夜祭をし、午前一時半から始まるアルゼンチン-ナイジェリア戦でナイジェリアを応援してから観戦するという二通りがあるようです。



(写真:練習風景・ABC紙)

パラグアイ応援団出発 チャーター便松本から110人(信濃毎日)
サッカーワールドカップ(W杯)で、松本市にキャンプを張ったパラグアイ代表チームを応援するため、松本青年会議所(JC)がチャーターした韓国・釜山への直行便が一日午前、松本市民ら計百十人を乗せ、県営松本空港を飛び立った。一行は二日、釜山で行われる南アフリカ戦を観戦。韓国・平沢市のJCと交流し、三日に同空港着で帰国する。出発セレモニーで、同JCの滝田賢治理事長が「パラグアイが幸先のいいスタートを切れるよう、精いっぱい応援する」とあいさつ。JC会員のかけ声に合わせ参加者全員が、手拍子で団結を確認した。その後、参加者たちは見送りに来た人に手を振りながら笑顔で飛行機に乗り込んだ。一行にはJCや松本キャンプ実行委の関係者のほか、一般から応募した六十二人も参加。松本市南原の会社経営百瀬俊由さん(54)は「松本から直行できる貴重な機会だから応募した。ワールドカップの雰囲気を存分に味わいたい」と意気込んでいた。同JCは九六年から二〇〇〇年まで年一回、松本空港活性化を目的に韓国へのチャーター便を運航。今年は二年ぶり六回目となる。松本市民ら110人  
応援のため韓国へ出発:パラグアイ代表チームの応援のため韓国に出発する市民ら
松本市でキャンプを行ったパラグアイ代表チームの試合を応援しようと、松本商工会議所や一般市民ら百十人が一日、国際チャーター便で一次リーグ初戦が行われる韓国・釜山に向けて出発した。 出発に先立ち行われた式典では、松本青年会議所(JC)の滝田賢治理事長が「一次リーグ突破に向けて精一杯応援してきたい、フエルサ(がんばれ)パラグアイ」と気勢を上げると、大きな拍手が起こった。 パラグアイの初戦の相手は南アフリカで、現地時間で二日午後四時半キックオフ。チャーター便での韓国行きを心待ちにしていたという、松本市松原の会社員伊藤典明さん(28)は「ずっと勝ち続けてもらえるように、応援をがんばってきます」と笑顔で話していた。

松本市民110人韓国へ応援 頑張れ!パラグアイ(中日新聞)
サッカー・ワールドカップ(W杯)で松本市に事前キャンプを張ったパラグアイ代表の初戦を応援しようと、市民ら百十人が一日、松本青年会議所(JC)が企画した国際チャーター便で県営松本空港から韓国・釜山へ出発、福岡空港を経由して同日夕に到着した。二日に南アフリカ戦を観戦し、三日に帰国する予定。チャーター便によるツアーには市民六十二人、松本JCや同市関係者ら四十八人が参加。二日は市内観光の後、試合を観戦し、夜には夕食会を予定している。空港内で開かれた出発セレモニーでは、松本JCの滝田賢治理事長が「精いっぱいの声援を送りたい」とあいさつ。搭乗を待っていた松本市松原の会社員伊藤典明さん(28)は「ワールドカップを見られるだけでうれしい。相手も強いと思うけど、パラグアイのサンタクルス選手に三点ぐらい取ってほしいですね」と話していた。松本JCでは、松本空港の活性化を目的に一九九六年から国際チャーター便の就航事業を実施。今回は、パラグアイの初戦に合わせて企画した。

パラグアイ応援団出発/松本市民ら110人(朝日)
搭乗手続きに向かう応援団参加者=松本空港で :松本市でキャンプをしたパラグアイ代表チームの一次リーグ初戦を応援する110人の市民応援団が1日、チャーター便で松本空港から福岡空港経由で韓国・釜山に向けて出発した。松本青年会議所が募集した。参加者は4歳から70代まで。出発式では、全員でパラグアイコールをして飛行機に乗り込んだ。主将のチラベル選手の大ファンという女性は「熱意を伝えて、勝利につながるような応援をしたい」と話していた。2日午後4時半からの対南アフリカ戦を観戦。3日に帰国する。

(時事)▽B組
パラグアイ−南アフリカ(釜山) 守護神GKチラベルを出場停止で欠くパラグアイには、いきなりの正念場。南アフリカの個人技は要注意だが、守りが安定すれば、FWサンタクルスを生かした速攻も見せ場をつくれる。

パラグアイ×南アフリカ 1次リーグB組(朝日)
6/2(16:30)釜山総合競技場・パラグアイ代表(上)南アフリカ代表 :就任して間もない監督同士の戦いが見どころ
パラグアイは、日本でもよく知られたパラグアイの国民的英雄で、フリーキックを蹴るGKチラベルのワンマンチームとみられがちだが、サンタクルス、クエバスなどが成長。組織力をうまく使い、チャンスを確実に得点につなげるような堅実なサッカーが特徴だ。チラベルが1次リーグの初戦に出場できないことと、前監督の突然の解任で急遽指揮を執ることになったマルディーニ監督がチームをどこまで掌握できているかが問題だ。一方、南アフリカは、安定感を増した守備力とスピード豊かなカウンター攻撃が持ち味。プレミアリーグで活躍するMFフォーチュン、DFラデベ(リーズ)らが攻守の要。だが、ポルトガルの黄金世代を育てたケイロス前監督とソノ現監督が、アフリカ選手権で4強入りを逃したことをきっかけに対立、ケイロス氏が辞任した「お家騒動」や主将で点取り屋のFWマッカーシーをケガで欠くなど、チームは混沌としている。

スタイルが対立するパラグアイと南アフリカの戦い
パラグアイと南アフリカは、成功を求めるスタイルが全く正反対である。南アフリカは近頃監督を交代したが、監督経験の浅い新監督は、自由を認める戦術を強調。一方のパラグアイは、守備を重視するイタリア人熟練監督が指揮をとる。ただ南アフリカのジョモ・ソノ監督とパラグアイのチェーザレ・マルディーニ監督には、1つだけ共通点がある。それは、FIFAワールドカップTM出場への出場が決まった後で、監督に就任したという点だ。70歳のマルディーニは、本選出場チームの中で最高齢の監督だ。彼は、1962 FIFAワールドカップ・チリ大会にイタリア代表として出場し、1978年のアルゼンチン大会と1982年のスペイン大会には、アシスタントとしてFIFAワールドカップに関わった。また1998FIFAワールドカップ・フランス大会では、イタリア代表の監督を務めている。これに対し、本大会中に47歳の誕生日を迎えるソノは、代表監督としては若いほうだ。またクラブ選手としては成功を収めたが、代表選手として成績を出すことはできなかった。南アフリカが、アパルトヘイトにより国際試合から締め出されていたためだ。両者の違いは、ピッチの上にも現れている。マルディーニは、統率のとれた守備からカウンター攻撃に出るイタリア式をパラグアイに持ち込むために監督となった。一方ソノは、戦術よりも個々の選手の動きを重視している。「我々は11人の選手と戦うのです。我々は11人の選手を打ち負かしたいのです」と語っている。ソノは、戦術哲学を選手に押し付けるのではなく、選手達が最適と考えるスタイルで攻撃する自由を与えているのだ。それは、「私が彼らに求めているのは、彼ら自身がプレーを楽しみゴールを決めるということだけなのです」という言葉にも表れている。 ソノが熱くサッカー哲学を語るように、マルディーニも伝統的な戦術を信念深く擁護する。「私は、結果が最も大切であると教わりました。イタリアサッカーは、時に厳しい批判を受けます。カテナッチオの王だと言ってね。しかしその戦術こそが、1982年のワールドカップでイタリア代表に優勝をもたらしました。我々の強さは、2人のストッパーと1人のスイーパーによる固い守り、そして速攻のカウンター攻撃にあったのです」 選手からの支持: 両監督は、就任してわずかの期間に地元のマスコミから批判を受けているが、選手からの信頼は厚い。イングランドのプレミアリーグでプレーするDFルーカス・ラデベは、ソノについて「監督は本当にいい仕事をしています」と語っている。「私達はまるで大家族のようで、準備も勢いに乗っていますよ」<p> またパラグアイのキャプテンであるGKホセルイス・チラベルは、批判的なファンのかわりに、マルディーニに謝罪までしている。4月17日のイングランド戦に敗れてパラグアイに帰国した時、ファンがマルディーニに罵声を浴びせたのだ。これにたいし、チラベルは「木曜日に帰国した時、ファンが示した受け入れ難い態度について、私がマルディーニ監督に謝罪したいです」と述べた。また率直な彼は、「パラグアイのスポーツ記者の90%は無能だ」と語り、マスコミの批判を一蹴した。

ベテラン監督再びW杯に マルディーニ監督(共同通信)
前回大会でイタリア代表を率いたマルディーニ監督が、パラグアイの指揮官としてW杯に戻ってきた。70歳のW杯監督は史上最年長記録だ。1982年スペイン大会ではコーチとして優勝を経験。前回大会のイタリアを含め、守備の堅いチームづくりには定評がある。パラグアイには観光ビザで入国したことでマスコミから批判を受け、必ずしも評判は良くない。しかし「外国でコーチをするにはクレバーさが必要」と、エネルギッシュな指導でチームを掌握している。



開幕 (2002年05月31日)

ワールドカップが始まりました。最初の試合はフランス-セネガル(0-1)、フランスと言いますと前回の優勝チームですが、パラグアイにとってはあの息を止められたゴールが思い出されます。延長も残り五分でVゴールを決められ、パラグアイの夢は終わりました。その意味でも今日の試合ではパラグアイでは皆セネガル贔屓?であったように思います。予選を戦っていない、ギリギリの実戦から遠ざかっていたフランス、思わぬ不覚を取りました。残り2試合、ウルグアイとデンマーク、苦しい戦いになりそうです。



(写真:開会式で沢山のパラグアイの旗が・・ナシオン紙)


パラグアイは釜山に入りました。新聞ではチラベルが海雲台の海岸を散歩したり、ホテルでリラックスしている選手の姿などが報道されていますが、試合が近づくに従い、練習も非公開になっています。



(写真:若い女性と談笑するガマラ選手・ABC紙)

6月 2日の南アフリカ戦の先発が発表されています。ほとんどが予想されたメンバーですが、アルバレンガ選手が出場する事になりました。アルバレンガ選手は特に大きな選手でも無く、一見はそれほどの選手には見えませんが、一言で表すと「奇」という選手だと思います。思い掛けない活躍をする、見てない方向にパスを出すとそこに選手が居るとか、ミスキックをきっちりと受けて点を入れてしまう(対ウルグアイ戦)など意外性がある選手です。思わぬ活躍が期待出来ます。川崎フロンターレに所属していた時にはほとんど目立つ活躍を見せませんでしたが、これは他の選手がアルバレンガ選手の特徴を理解出来なかったものと思われます。




韓国にて(2002年05月30日)

いよいよワールドカップが開幕となり、明け方のセネガル-フランス戦から全64試合のドラマが日本と韓国で行われます。開会式・開幕戦などに目が奪われると思いますが、当ページではパラグアイチームを追い続けて参ります。チームが松本(日本)に居た時には毎日のように新聞に取り上げられていましたが、韓国に行ったとたんに日本のマスコミには全く取り上げられなくなってしまいました。日本のマスコミは欧州のチームがお好きなようですね。

会社でもワールドカップの話題が中心になって来ています。パラグアイを始め南米はサッカー狂が多く、これから6月30日の決勝までは経済活動が停滞すると予想されます。今回は初めてアジアでの開催であり、試合が毎日夜中の夜2時半から開始、朝の9時までというスケジュールになるのですが、家で夜中起きてサッカー観戦し、眠い目をこすりながら事務所でボーとしている・・というような人が増えると心配されています。新聞では徹夜の仕方等が丁寧に説明されています。午後の時間帯であればビールを飲みながら友人と・・というような観戦方法でしょうが、今回のように夜中ですと一人で静かに観戦という事になるでしょう。(余り健康的では無いように思います)

会社で景品を出し、優勝・準優勝チームを予想する事になりました。パラグアイの一般の会社なのですが、「優勝」で一番多かったのはアルゼンチンでほぼ半数、続いてパラグアイ、イングランド、ブラジルでした。ほとんどこの4ヶ国に予想が集中していました。前回の優勝・準優勝のフランス、ブラジルは余り評価が高くはありませんでした。アルゼンチン、イングランド、フランスは同じブロックに属しているのでこの中から1チームが決勝に進む事でしょう。もう一つのブロックは混戦で、イタリア、ドイツ、スペイン、続いてポルトガル・・と考えますとパラグアイにも可能性があるのでは?等と欲が出て来てしまいます。

さて、パラグアイは緒戦を行う韓国釜山に入り南アフリカとの決戦に備えています。密かにタバレリの活躍を期待しています。チラベルが出場停止になった時から「ゴールキーパーは俺」という意識があるでしょうし、直前のリベルタドール杯、対ボカ戦ではすばらしい働きをしていましたから本人も相当気合が入っていると思います。「剛」というイメージのタバレリ、爆発して欲しいものです。



(写真:韓国に入り練習する選手・ナシオン紙)

パラグアイのテレビでは毎日韓国の様子が紹介されていますが、一番出てくるのは「いいだこの踊り食い」。釜山では新鮮な海鮮料理が自慢なのですが、一番目立つのがこれ。生きたいいだこを細かく切って動いているのを口に入れるというものですが、パラグアイ人には奇異に映っている事でしょう。



(写真:元気に練習するパレーデス選手・ABC紙)

さて、パラグアイチームですが、パレーデスの怪我は順調に回復しているようで、今日のABCはパレーデスが元気に練習をしている様子でした。心配なのはアクーニャで、右の膝を痛めたようです。大きな怪我ではないようですが緒戦に間に合いますかどうか・・



(写真:右膝の故障・アクーニャ選手・ABC紙)

パラグアイ応援 松本市民らチャーター便で訪韓へ(信濃毎日)
「精いっぱい交流してくれた選手たちに、一生懸命応えたい」。サッカーワールドカップ(W杯)で、パラグアイ代表チームが事前キャンプを張った松本市。同チーム応援のため六月一日、小学生から七十歳代までの市民ら百十人を乗せて県営松本空港から韓国・釜山に国際チャーター便を運航する松本青年会議所(JC)の滝田賢治理事長は、熱い思いで訪韓を待ち構えている。パラグアイ代表の一次リーグ初戦は、釜山で二日開かれる南アフリカ戦。訪韓する一行は、松本JCやパラグアイ松本キャンプ実行委員会の関係者のほか、一般公募の五十人が含まれる。一日に釜山入りし、二日の試合観戦ではパラグアイ代表のユニホームと同じ服で応援する計画。観戦後は、松本JCが少年サッカーを通じて交流を深めた韓国・平沢市のJCとの食事会。三日に松本空港着のチャーター便で帰国する予定だ。三月下旬に募集を始めた一般公募枠は当初、応募状況が思わしくなかった。しかし、パラグアイ代表のキャンプが始まった五月になって市民の関心が高まり、同キャンプ期間中に全席の予約が埋まったという。滝田理事長は「世界的なイベントを生で見る機会は恐らく一生に一度なので、みんな興奮している。できれば現地で、パラグアイのサポーターとも交流したい」と楽しみにしている。
パラグアイキャンプ地 松本市民も「W杯モード」
アジア初のサッカーワールドカップ(W杯)が開幕した三十一日夜、パラグアイ代表チームが事前キャンプを張った松本市でも、市民が街に繰り出した。同市渚のカラオケ店は、各部屋のモニターで開幕戦を放映。会社の同僚らと観戦、旗を振ったり手をたたいて盛り上がっていた高附健さん(19)は「仲間と一緒に見ると、W杯のスタンドにいるような感じ」と興奮気味。犬飼美穂さん(29)は「中田選手が大好き。やっぱり日本に優勝してもらいたい」と、日本戦を待ちきれない様子。同店は、スタッフも全員が日本代表のユニホームを着るなど、すっかり“W杯モード”に。パラグアイ代表チームのキャンプ中、チラベル選手を間近で見て「鳥肌が立った」というマネジャーの木内陽平さん(25)=同市=は「わくわくしますね。本音を言えば、ずっと試合を見ていたい」。同店は、パラグアイ代表の試合時間にも映像を流す予定、という。

パラグアイ、南アフリカ戦GKはタバレリ(朝日)
5月29日、パラグアイの初戦、南アフリカ戦のGKにタバレリ(写真)が起用される見通し。昨年8月撮影(2002年 ロイター)パラグアイのチェザーレ・マルディーニ監督は、ワールドカップ(W杯)初戦となる南アフリカ戦のGKに、リカルド・タバレリを起用することを明らかにした。フリーキックで有名な正GKのホセ・ルイス・チラベルは出場停止のため、2日に釜山で行われる初戦には出場できない。カリスマ性あふれるチラベルは、10年以上にわたりパラグアイゴールを守ってきたベテラン選手。W杯南米予選でブラジルのロベルト・カルロスにつばを吐いて3試合の出場停止処分を受け、本大会初戦が3試合目にあたる。マルディーニ監督はキャンプ中の韓国で、「タバレリのことは全面的に信頼している。国際的なレベルでの経験も豊富だ」と代役への信頼を口にした。タバレリは、12年前にリベルタドーレス杯を制したオリンピア(パラグアイ)生え抜きの選手。
パラグアイ代表のブルドック、牙を再びむき出す
5月31日、パラグアイ代表GKホセ・ルイス・チラベルは、歯に衣着せずにものを言い、パラグアイの大統領になるという野心も隠さない。:パラグアイ代表GKホセ・ルイス・チラベルは、世界のサッカー界の中で、最も特異な性格の持ち主の一人であり、外向性が強く、歯に衣着せずにものを言い、パラグアイの大統領になるという野心も隠さない。チラベルのこのような性格が災いして、代償も大きく、彼の特異な言動や行動から”ブルドッグ”という愛称が付けられている。36歳になるゴールキーパーは、ワールドカップ(W杯)南米予選のブラジル戦でも、ロベルト・カルロスに向かってつばを吐き、3試合の出場停止処分を受け、W杯初戦の南アフリカ戦には出場できない。しかし、ゴールキーパーとしての実力も一級品として評価されており、前回W杯では、386分プレーして、わずか2ゴールしか許さず、大会のベストGKとして評価された。さらに、チラベルのもう一つの魅力は、GKながらFKやPKなどを蹴り、現在まで50ゴール以上を挙げている点である。今回のW杯では、GKとして初めてゴールを決めるという栄誉を狙っており、チラベル自身も強い口調で「私は、今大会で得点して見せる。ぜひ、スペイン代表から2点を取りたい」と強調した。チラベルの影響力は、代表チーム内で絶大とされ、代表メンバーを選出したのはマルディーニ監督ではなく、チラベルが最終的に決定しているといわれている。

チラベル抜きも太鼓判(スポニチ)
初戦の南アフリカ戦に出場停止処分が科されている守護神チラベルは、キャンプ地・釜山でチームメートに太鼓判を押した。「オレはチームの重要な位置を占めているが、オレがいないからといってチームが機能しないと考えるのは失礼だ。チームに力と経験があることを世界に見せるつもりだよ」と胸を張った。処分は南米予選ブラジル戦でロベルト・カルロスにつばを吐いたためで、チラベルは2戦目のスペイン戦から復帰する。
GKはタバレジでOK
初戦の南ア戦出場停止のGKチラベルが不安を打ち消した。南米予選のブラジル戦でロベルト・カルロスにつばを吐き、あと1試合の出場停止が残っている守護神。代わって出場するタバレジについて「彼が出場してくれるので安心している」と話した。20試合と代表経験は少ないもののタバレジは経験豊富な31歳。「パラグアイは、チラベル1人より偉大なチームだということだ」と話していた。
チラベル2点取る
釜山でキャンプ中だが、守護神チラベルが「必ずゴールを決めてみせる」とW杯史上初となるGKによる得点に意欲を示した。初戦の南アフリカ戦は出場停止になっているため、次のスペイン戦から登場する。「スペインはそれほど強くはないと思う。ぜひゴールを決めたい。できれば2点は取りたい」と強気だった。

出場停止のチラベル自信をのぞかせる (オフィシャル)
パラグアイの戦力に疑問の声があがったのは、FIFA World CupTM予選でホセルイス・チラベルが出場停止処分を受け、2つの手痛い負けを喫したときであった。これらの結果を受け、果たしてパラグアイはこの華麗なキャプテン兼ゴールキーパーなしで勝つことができるのだろうかと誰もが思った。チラベルと当時の監督セルジオ・マルカリアンは、去年の10月7日に行われた対アルゼンチン戦を2-2で引き分けワールドカップへの出場を決めたとき共に祝福した。しかし、その後のベネズエラ戦とコロンビア戦に合計のスコアラインが7-1となる大差で立て続けに負けたとき、パラグアイ国民とサッカー協会は不満をあらわにした。結局、マルカリアンは職を追われた。 新しく監督になったのはイタリアの有名なチェーザレ・マルディーニだった。最初の数ヶ月間の困難を乗り越え、マルディーニは5月17日にアウェーで行われたスウェーデンとの親善試合に勝利し、彼に向けられた批判の声をかき消した。ただし、この70才になる監督がスウェーデン戦で出場させたチラベルはワールドカップの初戦に出ることができない。マルディーニは、チラベルがチームにとってどれだけ重要かわかっており、チラベルがブラジルのロベルトカルロスに唾を吐きかけた行為に対する出場停止処分がFIFAによって1試合しか減免されないことを知ったとき失望を表した。「FIFAの決定には期待していたいのだが」とマルディーニは言う。「処分を撤回してくれると思っていたのだけどね…。チラベルが初戦に出場することは我々にとって非常に重要なことだったんだ。初戦ではすべてを出し切らないと駄目だからね。彼はその経験と包容力で絶大なる尊敬を集めているんだ。でも今更何を言ってもしょうがない。タバレジが彼の代役を務めてくれるだろう」。チームメイトへの信頼:パラグアイにとって非常に重要な初戦でチラベルを欠くことを惜しむ人が多い中、チラベル自身は自分の欠場の影響力はそれほど大きくないと言い切る。「パラグアイは素晴らしいチームだ。チラベルはその一員にすぎない。チームメイトも素晴らしい選手ばかりだし、南アフリカ戦は自分がいなくても大丈夫だよ」とチラベルは語った。 チラベルは、自分の代役となるサブのキーパーに特に信頼を寄せている。「タバレジが先発出場するので安心している。彼は私とチームメイトから信頼されているね」と発言したことが報道されている。「長年控えだったため、プレーに影響が出て、プレッシャーに負けるって言う人がいるけど、信じられないよ。今までタバレジは出場したときに必ず素晴らしいプレーをしたし、コンディションも最高だった」自信:チラベルは、チームメイトが必ずグループ予選を勝ち抜くと信じている。「南アフリカもいいチームだけど、どんなチームにとってもワールドカップで初戦に勝利することは大事なんだ。チラベルがいてもいなくても、パラグアイが勝つと思うよ」また、グループ予選の相手スペインと南アフリカがワールドカップ予選を勝ち抜いたグループの難しさにも触れた。「リヒテンシュタイン、イスラエル、ブルキナファソというチームを破ってワールドカップに出場することは簡単なことじゃないんだ」スペインに話が及ぶと特に自信を見せた。「カニサレス(スペイン代表ゴールキーパー)の心配をしているんだ。フリーキックを決めるつもりだからね」。足にコロンの瓶を落として負った怪我が原因でカニサレスがワールドカップ韓国・日本に出場できなくなった今、チラベルはさらに自信をのぞかせる、「だったら、2点決めないとね」。



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