ワールド・カップ-2006・ドイツ大会・開幕まで





いよいよドイツ大会です。前々回のフランス大会では「死の組」に入りながらスペインを落としてトーナメントに進出、優勝したフランスと延長終了5分前まで死闘を繰り広げ、最後は1-0で敗退、前回の日韓大会では奇跡的な勝ち方でトーナメントに上がり、準優勝のドイツに1-0で負けました。2大会連続予選リーグを勝ち抜いているのは僅か8ヶ国です。また、南米で3大会連続出場は常連のブラジル、アルゼンチンを除くと初めの快挙なのだそうです。世界に通用する強豪として更に上の成績を目指して欲しいものです。

ただ、フランス大会、日韓大会と連続してトーナメントに進出していますが、実はどちらの大会も一次リーグは最終戦にのみ勝利し、それぞれ1勝づつなのです。フランス大会の時には相手のナイジェリアは決勝トーナメント進出を既に決めていましたし、日韓大会の時にはスロベニアは既に敗退が決まっていました。今回は緒戦がイングランド、二戦目がスウェーデンとかなりの強敵ですが、どちからに勝利して欲しいものですね。




01・パラグアイはB組(2006年 5月10日)
パラグアイはイングランド、スウェーデン、トリニダード・トバコと共にB組に入りました。32ヶ国の実力は接近しており、以前のように大陸間の差も無くなって来ています。多くの予想は欧州の2チームの有利ですが果たしてどうなるでしょうか?ちなみに前々回のフランス大会、前回の日韓大会においてもパラグアイへの評価は低く多くは予選リーグ敗退を予想していましたが、結果は両大会とも2位でトーナメント進出を果たしています。フランスではスペインをそして日韓の時は南アフリカを蹴落として来ました。今回はイングランドもしくはスウェーデンのいずれかを落とす必要があります。日韓大会の時もイングランドとスウェーデンは同じ組となり、この時にはアルゼンチンが同組で対戦しましたが、アルゼンチンは敗退してしまいました。

  パラグアイ

  トリニダー・トバコ

  イングランド

  スウェーデン


日程

グループリーグ第1戦
2006年06月10日(土)15時 イングランド(B1) - パラグアイ(B2) (フランクフルト)
2006年06月10日(土)18時 トリニダード・トバゴ(B3) - スウェーデン(B4) (ドルトムント)

グループリーグ第2戦
2006年06月15日(木)18時 イングランド(B1) - トリニダード・トバゴ(B3) (ニュルンベルク)
2006年06月15日(木)21時 スウェーデン(B4) - パラグアイ(B2) (ベルリン)

グループリーグ最終戦
2006年06月20日(火)21時 パラグアイ(B2) - トリニダード・トバゴ(B3) (カイザースラウテルン)
2006年06月20日(火)21時 スウェーデン(B4) - イングランド(B1) (ケルン)

初戦のイングランド戦が鍵となるでしょう。15時試合開始と日中の試合であることが望みですね。この試合で負けますと2連敗で即敗退という可能性もあると見ています。引き分け以上で次の試合に繋ぎたいですね。第1戦はフランクフルト、そして第二戦は首都ベルリンとドイツの顔というような都市での試合です。相手はイングランドとスウェーデン、近くですので多くのサポーターがやって来るでしょう。まさしくアウェーでの戦いとなります。そしてもう一つ心配なのは体の大きさの違いです。イングランドもスエーデンもゲルマン系で大きな体が特色の国です。長身を生かしたサッカーには慣れていないパラグアイ、戸惑う場面も出て来るでしょう。ゴール前で如何に相手の長身を生かした頭での攻撃を未然に防ぐかがポイントになるでしょう。

ただ、アフリカ・アジアの代表ですとサッカーの強い国と真剣勝負をした事が無いので萎縮する場合がありますが、南米のチームはブラジル、アルゼンチンと常に厳しい条件の中で競い合っています。どんな国が出て来ても位負けする事はありません。特に今回のチームはベテランが多いので落ち着いて試合に臨めると思います。

フランス大会も日韓大会も非常に厳しい一次リーグでした。つきも味方して二大会連続で決勝トーナメント進出を果たしています。どちらの大会でも一次リーグでの大方の予想は敗退でした。思わぬ力を発揮するチームですので欧州勢に対抗出来ると期待しています。ただ試合中は攻め込まれ、危うい場面の連続となり、胃が痛くなるようなシーンが多くなるのでしょうね。胃散を用意して観戦するのが賢明かも知れません。

波乱がなければ、欧州の2か国が勝ち上がる可能性が高い!(ワーカープラス)
得点王候補No.1のイブラヒモビッチ(スウェーデン)が何点取るか。日韓大会でも同じ組となったイングランドとスウェーデンが、再び激突することになったB組。順当にいけば、この2強の決勝トーナメント進出はカタいだろう。それに「待った」をかけるとすれば、堅守を誇るパラグアイか。しかし、エースのサンタクルスがケガのため、大会直前にならないと復帰が不可能という状況が痛い…。トリニダード・トバゴも、他の3か国から比べると層の薄さを否定できないだろう。となると注目は、イングランド、スウェーデンのどちらが1位通過を果たすかに集まる。6月20日(火)の直接対決は見逃せない!ちなみに、イングランドにはここ11試合、実に37年もの間スウェーデンから勝っていないという嫌なデータもあるが…!?

イングランドが1歩リード…W杯展望【B組】(読売新聞)
各ポジションにタレントをそろえ、1966年以来の優勝を狙うイングランドが、1位突破の最右翼だ。しかし、強力FWを擁するスウェーデン、2大会連続16強のパラグアイも侮れない。グループリーグ突破をかけた3チームの戦いは、激烈なものになりそうだ。イングランドの中盤はスターぞろい。ベッカム、ランパード、ジェラード、課題と言われていた左サイドにはJ・コールが入る。守備陣も能力が高く、特にテリー、ファーディナンドの両センターバックは安定感がある。問題は、2トップを組む予定だったオーウェン、ルーニーの故障。昨年12月暮れに右足甲を骨折したオーウェンは、3日のジャマイカ戦でゴールを決め、復調ぶりをアピールした。一方、4月に右足の指の付け根を骨折したルーニーは、グループリーグ出場が難しい状況。幸い大型FWクラウチがジャマイカ戦でハットトリック。穴を埋められるかもしれない。スウェーデンは、成長著しい24歳のイブラヒモビッチ、34歳のベテラン、ラーション、得点能力が高いMFユングベリら力強い攻撃陣をそろえる。しかし、そのユングベリは足の故障を抱え、イブラヒモビッチも、本調子とは言えない。2日のチリ戦では、ラーションのゴールで先制したものの終盤攻め込まれ、1―1で引き分けた。ただ、イングランドとは、1968年以降負けなしと相性が良い。初戦のトリニダード・トバゴ戦で勝って勢いに乗れば、「死のF組」を1位通過した前回大会の再現も可能だ。パラグアイは、35歳のガマラを中心に、伝統の堅守が光る。攻撃面でも若手が成長、多様な攻撃パターンを見せる。5月27日には、デンマークと対戦、1―1で引き分けた。初戦がイングランド、2戦目がスウェーデンと強豪との対戦が続くが、どちらかで白星を奪うことができれば、決勝トーナメント進出が見えてくるだろう。初出場のトリニダード・トバゴは、34歳のエース、ヨークが存在感を示すが、厳しい戦いが予想される。強化試合でも負け続きだが、個人の身体能力は高く、番狂わせを狙う。

1次リーグの情勢は?(毎日新聞)
ベストメンバーなら、優勝を意識できるタレントがそろったイングランドだが、エースFWルーニーが右足甲骨折で開幕には間に合わない。オーウェンも故障明けと、戦力は大きくダウンした。オーウェンとコンビを組む長身FWクラウチが3日のジャマイカ戦でハットトリック(1試合3得点)を記録するなど2試合4得点と好調なのは明るい材料。だが、残り1人のFWが実績ゼロに近い17歳のウォルコットでは心もとない。
 スウェーデンはイブラヒモビッチ、ラーションの両FWと攻撃的MFのユングベリの3人で、欧州予選10試合で20得点を奪った。イングランドとの相性もいい。パラグアイは、昨秋に右ひざじん帯を損傷したエースFWのサンタクルスがシーズン終盤に復帰したのが心強い。初出場のトリニダード・トバゴは戦力的には厳しく、ヨークらベテランの奮起に期待する。

過去のW杯:出場 6回

5勝7分7敗 25得点 34失点

30年 1次リーグ敗退
●0−3米国
○1−0ベルギー

50年 1次リーグ敗退
△2−2スウェーデン
●0−2イタリア

58年 1次リーグ敗退
●3−7フランス
○3−2スコットランド
△3−3ユーゴスラビア

86年 16強
○1−0イラク
△1−1メキシコ
△2−2ベルギー

【グループ2位で決勝トーナメント進出】
●0−3イングランド

98年 16強
△0−0ブルガリア
△0−0スペイン

○3−1ナイジェリア
【グループ2位で決勝トーナメント進出】
●0−1フランス

2000年 16強
△2−2南アフリカ
●1−3スペイン

○3−1スロベニア
【グループ2位で決勝トーナメント進出】
●0−1ドイツ

イングランドとスウェーデンとはそれぞれ一回づつ対戦しています。スウェーデンとは引き分け、イングランドには0-3で負けています。今回で3大会連続出場ですが、その前はかなり飛び飛びの参加になっています。コロンビア、ウルグアイ、チリ、ペルー辺りが常連であったようです。これらの押しのけて堂々の3大会連続、たいしたものですね。

優勝の予想:前回は明快にブラジルの優勝を予想し、的中しましたが、今回は非常に難しい印象があります。欧州ドイツでの開催ですので、気候風土から見て南米勢の優勝は難しいと見ています。ダークホースでアルゼンチンが挙げられる程度と見ています。順当に行けば地元ドイツがかなり有利ですが、余り前評判が高くはありません。イングランドは難しいと見ています。今回は初優勝が出るかも知れません。チェコ、スウェーデン、オランダ、ポルトガル辺りが候補と見ています。ずばり予想はオランダですが如何でしょうか?

パラグアイはどこまで行くのか?:前回、前々回と16強まで行きましたが、今回は順調に2位で一次リーグを通過しますとまたドイツとの対戦となります。日韓大会では終了間際に失点して0-1で負けていますが、今回もしく対戦しますと地元だけにかなり難しいと見ています。よくても16強止まりでしょう。一次リーグですが、良くても2位通過、その場合にはイングランドもしくはスウェーデンに勝つ事が必須です。どちらかに勝てれば大丈夫でしょう。どちからと言いますと緒戦のイングランド戦には勝てる見込みがあると見ています。希望も込めて2勝1敗の2位通過とします。

日本はどこまで行くのか?:前回と異なり完全にアウェーでの戦いとなります。強豪3チーム相手にかなり厳しい戦いになることが予想されます。ブラジルが2連勝しておれば最終戦の対ブラジル戦ではジコが監督をしている事情もあり、相手はある程度メンバーを落として来るでしょう。緒戦のオーストラリアに勝つ事が目標ですが正直かなり厳しいと見ています。3連敗もあるでしょう。1敗2分で3位というのが一杯と見ています。鍵は2戦目のクロアチア戦でしょう。



02・開幕一ヶ月前(2006年 5月10日)
開幕まで後一ヶ月となりました。前回は日韓大会という事で日本では非常な盛り上がりを見せましたが、今回も日本は予選を突破して三大会連続の出場となり、マスコミも大きく取り上げています。まずはパラグアイに関してどのように取り上げているのか見て行きます。

南米第3の強国、堅守が武器(朝日)
前々回、前回と連続ベスト16に進出するなど南米ではブラジル、アルゼンチンに次ぐ第3の強国に成長した。堅い守りを武器に素早いカウンター攻撃で少ないチャンスをものにする。

パラグアイ(デイリー)
3大会連続7度目の出場。1986年大会では、ロメロらを擁して決勝トーナメントに進出。GKチラベルトが活躍した過去2大会は、連続で16強入りを果たしている。 2004年のアテネ五輪では銀メダルを獲得。 したたかな試合運びは健在だが、得点力にやや乏しい。ドイツ・ブンデスリーガの名門・バイエルンに所属のサンタクルスは故障が多く、35歳で大会を迎えるベテランのカルドソに期待がかかる。


初の8強へ堅守に磨き(スポニチ)
南米予選はやや浮き沈みがあったが、8勝のうち4勝が1―0。アルゼンチンを2試合とも完封(1勝1分け)したように、堅守を軸に1点を奪うサッカーが持ち味だ。攻撃陣では“ガラスのエース”サンタクルス(バイエルンM)が3月下旬に右ひざ負傷から約5カ月ぶりに復帰。2トップを組むバルデス(ブレーメン)ともども、開催国ドイツでプレーしているのはアドバンテージになりそうだ。98、02年は16強に進出。98年は優勝したフランス、02年は準優勝のドイツに、ともに0―1で惜敗した。ルイス監督は「過去2大会の成績を超えることが目標。それだけの力はある」と初の8強進出を宣言している。






第3の点取り屋が登場すれば、常連国の上位進出も夢じゃない!(ワーカープラス)
絶対的守護神であったJ・L・チラベルの引退後も、C・ガマラを中心に堅守からのカウンターは健在。弱点は深刻な決定力不足。上位進出を実現するためには、J・カルドーソとR・サンタクルスの2枚看板に、もう1枚ストライカーが登場することが必要だろう。


パラグアイ(ブーツルーム)
すっかり南米の強豪国の一角に数えられるようになったパラグアイ、その中でも以前より注目を集めていたサンタ・クルスの活躍はいかに・・・。これまで度重なるケガに悩ませれてきた彼も今回大爆発するのか?それともガラスのエースの称号どおりで終わるのか?まさに正念場といえるでしょう。

パラグアイ(日刊スポーツ)
強烈なリーダーシップを誇ったチラベルトが代表から去り、パラグアイにとって今予選は脱チラベルトが最大の懸案だった。02年W日韓W杯直後に就任したルイス監督は、パラグアイの伝統的な堅守を基盤としたカウンターサッカーを継承。34歳のベテランDFガマラを中心に、アテネ五輪で銀メダルを獲得したMFドス・サントス、MFバレットら若手を融合させた組織的な守れるチームをつくった。予選初戦のペルー戦は4失点の完敗。しかしその後はブラジルとの初戦を0点に抑えドローに持ち込むなど、守備に安定感が増し、前半戦の9試合を2敗で切り抜けた。その一方で、得点力不足にも泣いた。7節から11節までの5試合はFWが奪ったゴールはなし。今予選はベテランFWカルドソ頼みになる場面も少なくなかった。本大会では五輪世代のエース・バレイロら若手FWの台頭も重要なポイントになる。
陰の実力国
98年フランス大会、02年日韓大会と2大会連続で16強入りを果たしている。しかも98年は優勝したフランスに延長後半8分にゴールデンゴール負け。02年は準優勝のドイツに後半43分の失点で0?1と、上位国とも互角に渡り合っている。今大会は、初のベスト8進出が目標。アニバル監督は02年8月からチームを率いており、南米ではブラジル、アルゼンチン以外では初めて3大会連続出場をつかんだ。監督交代が激しい南米で途中解任の憂き目に遭うことなく、4年目の集大成としてドイツに乗り込む。
伝統の堅守速攻
カウンター戦術を得意とする。センターバックの35歳ガマラが守備の要として立ちはだかる。攻撃は一瞬のスキをつくスピード勝負。ポストFWにボールを当てて、シンプルな攻めでゴールに迫る。南米予選ではアルゼンチンをアウエーで0?0、ホームで1?0と2試合連続で完封して1勝1分けの成績を残した。
脱チラベルト
03年に引退した「国民的英雄」GKチラベルトが強烈なリーダーシップを発揮してきた。その後継者は28歳のGKビジャル。英雄と違いFKを蹴るなど派手なプレーはないが、的確なセーブで守備を支える。
エースの帰還
バイエルンFWサンタクルスが8日、右ひざじん帯断裂から半年ぶりに復帰した。昨年11月には夫人の出産に立ち会うために手術を延期するなどファンをやきもきさせたが、2度目のW杯で攻撃陣を引っ張る。
いぶし銀
35歳のFWカルドソは3度目のW杯。オーバーエージ枠で出場した04年アテネ五輪では5得点と大活躍し、同国で全競技を通じて初めてのメダルとなる「銀」獲得に貢献した。大ベテランの勝負強さは健在だ。





03・注目選手(2006年 5月11日)
パラグアイの顔と言えば前回まではチラベルでしたが、今回はサンタクルスが取り上げられる事が多いようです。少年時代から注目されて来た選手で日韓大会の時には弱冠20歳にしてエースでした。今回は普段プレーしているバイエルンが在るドイツでの大会という事で注目度が高いようです。24歳となり、中心選手としての期待は高いのですが、昨年後半に大きな怪我をしており、大活躍出来るのか少々不安を抱えてはいます。それでも本人の気合の入り方は別格で、パラグアイのエースとしてゴールを目指して欲しいものです。

【ピッチを彩る男たち】サンタクルス、感謝と雪辱のドイツW杯(サンスポ)

6月開幕のドイツW杯に出場する世界のスター選手への独占インタビュー『ピッチを彩る男たち』の第2弾。今回はパラグアイ代表のエースFWロケ・サンタクルス(24)=バイエルン=だ。昨年10月29日のケルン戦で右ひざじん帯断裂の重傷を負ったが、今月8日のブレーメン戦で約半年ぶりに復帰した。20歳で出場した02年日韓W杯では決勝トーナメント1回戦でドイツに惜敗。開催国との“因縁”が多いイケメンが、自身2度目のW杯への熱い思いを語る。
韓国・済州島で涙をのんだ20歳の夏からもうすぐ4年。世界屈指のイケメンストライカー、サンタクルスがドイツへの“報復”を誓って2度目のW杯舞台に立つ。「もし、ぼくがあのドイツ戦で最後までピッチに立っていたら勝てた。絶対に勝てたよ」外見通りの優しい語り口で振り返るのは02年6月15日、日韓W杯決勝トーナメント1回戦・ドイツ戦。パラグアイの20歳のエースとして母国初の8強進出を狙ったが、足を痛めて前半29分で無念の途中交代。のちに準優勝することになるドイツに0−1で敗れた。サンタクルスのサッカー人生には、いつも『ドイツ』がついて回っている。99年南米選手権で3得点した活躍などがバイエルンの熱視線を浴び、同選手権後にそのブンデスリーガの名門に移籍した。両足と頭のどこからでも放つ正確なシュート。オランダの伝説的FWファンバステン“2世”と称されるようになり、現在の契約は09年まで延長され、10年間に及ぶ在籍が確実だ。「ビッグクラブに長い間在籍するのは簡単ではないこと。でも、バイエルンはけがの多い自分にも納得してプレーさせてくれている。言葉も学べたし、時間や秩序をきっちりと守るドイツの人々のメンタリティもまったく問題ないよ」クラブへの感謝の気持ちは強い。ドイツ生活は7年目。ドイツ食も日常的に口にする。そうはいっても、6月開幕のW杯でドイツはあくまでも敵なのだ。1次リーグB組には強豪のイングランドとスウェーデン、トリニダードトバゴが同居する。それでも「厳しい組み合わせだけど、だれもがイングランド、スウェーデンが突破すると思っているのなら、ぼくらにとっては逆にいいこと。突破できると思う」と自信を明かす。B組2位で通過なら、決勝トーナメント1回戦の相手はA組1位。ドイツが進出してくる可能性が高く、02年の“再戦”が実現する。「本当はドイツを相手にはしたくない。ブラジルやアルゼンチンと試合する方がいい。ドイツは友達も多いし、集中できないからね」それでも勝たねばならない。パラグアイは人口600万人の小国。04年アテネ五輪でサッカーが獲得した銀メダルは、同国初の五輪メダルでもあった。ハンサムで世界中の女性の人気を集める一方で、「サッカーで国民を喜ばせたい」と母国の夢を背負う。今季も故障に泣き、昨年10月29日のケルン戦で右ひざじん帯を断裂。しかも全治不明の重傷で、W杯出場は絶望といわれた。しかし懸命のリハビリを乗り越えて、今月8日のブレーメン戦で後半35分から出場。約半年ぶりに試合復帰を果たした。「ぼくにとって今度のW杯は特別な大会。会場がドイツだからね。4年前(16強)よりも、いい結果が残せると思う」打倒ドイツへ。甘いマスクが“そのとき”は仁王のように変貌し、サンタクルスが相手ゴールに襲いかかる。
■ロケ・サンタクルス(Roque Santacruz)
1981年8月16日、パラグアイ・アスンシオン生まれ、24歳。15歳のときにパラグアイリーグ・オリンピアでプロデビュー。99年に移籍金500万ユーロ(約7億円)でバイエルンに移籍した。ブンデスリーガで今季8試合3得点、通算124試合28得点。17歳でデビューした代表は通算42試合13得点。02年日韓W杯は4試合で1得点、ドイツW杯南米予選は12試合で4得点を挙げている。家族は夫人と2子。1メートル89、80キロ。
★サンタクルスに聞く
−−パラグアイはどんなチーム?
「南米予選は4位だったけど今は3番目くらいの力はある。ブラジルは強いけど優勝は簡単ではない。他も強い」
−−他の南米諸国に比べて守備的で欧州的といわれるが
「今は違う。守備的だったのは、そのときにいいDFがいたから。今は攻撃が強いチーム」
−−代表での自分のポジションは
「普通はセンターFWだけど、中盤が強い相手のときはトップ下をやることもある。攻撃力を高めるためにね」
−−パラグアイは小国だが、なぜいいサッカー選手が育つのか
「みんなサッカーを通じてよりよい生活を得たいと思っている。ドイツならサッカーなんてできないようなひどい場所でプレーしている。それでも2大会連続で16強に進んでいるのは、どれだけいい選手がいるかを示す」
−−サッカーは夢?
「パラグアイは政治的にも問題があったりするし、ぼくらはサッカーで国民を喜ばせたい。サッカーをしているときだけは幸せだと考える人が多いんだ」
★子煩悩パパ
24歳のサンタクルスはすでに2児の父。「2歳の男の子と生まれたばかりの女の子。家はいつもにぎやかで楽しいし、子供はもう1人か2人ほしい」と家族の話題には目を細めた。実は自身は、実兄のオスカル・ダニエルさんを昨年1月に交通事故で亡くしている。「人生思ったようにいかないこともある。才能だけではダメなときもある。何が起きるか、なるようになるしかない」。イケメンの内面には悲壮な思いも宿っている。
■日本代表には打倒ブラジルのヒント
サンタクルスは日本がドイツW杯1次リーグで同じF組となるブラジルから、昨年6月5日の南米予選(アウエー)で1ゴールを挙げている(試合は●1−4)。「ブラジルやアルゼンチンはとても攻撃的。ならば、戦う自分たちも超攻撃的にいけばいい。どんなDFにとっても、1対1のシチュエーションが増えるのは難しいこと。攻撃的にいけば、そうした厳しい場面を多く作ることができる」と打倒ブラジルのヒントを伝授。日本サッカーについて「少しだけ知っている。ドイツにタカハラがいるよね。あとペルージャやローマにいたナカタの大ファンだったよ」という。F組の動向にも興味津々?


このイケメンはこんな選手!(「SOCCER ai」編集部)
端正な顔立ちと人あたりがよく穏やかな性格で女性ファンも多く、「チコ」という愛称で親しまれ、自らの公式ホームページも持っている。15歳でプロデビュー、17歳で代表デビューすると、以後、パラグアイ代表として活躍。現在は国民的なスターの地位を確立している。左右どちらの足でも巧みなボールさばきをみせ、抜群のパワーとキレのある突破力でゴールを狙うFWは、189cmの長身から強烈なヘディングをたたきつける。スピードにも長け、判断力にも優れている。FWだが、トップ下でもプレーするオールラウンダーである。気がかりなのは、ケガが多いということ。昨年も右ひざの十字靱帯(じゅうじじんたい)を損傷し手術を行った。6月のワールドカップ開幕までに間に合うかどうかが微妙。だが、昨年、不慮の事故で亡くなった最愛の兄のためにも、試練を乗り越えワールドカップに臨みたいところ。


若い選手も取り上げられている。弱冠18歳、若手の注目株であるモンティエルはこれからの選手。

注目のプレーヤー: パラグアイのニューウエーブをリードするモンティエル(ヤフー)
パラグアイは、年々確実に実力を伸ばし、南米のサッカー大国を脅かす存在になってきた。綿密な準備で成功を収めてきたパラグアイは、新しいバックボーンを率いる若手に自国の運命を託す。「アルビロハ(パラグアイの代表)」の次なる挑戦は2006年ドイツ大会。彼らの方針が正しいことを証明するチャンスだ。ホセ・ルイス・チラベルト、セルソ・アジャラ、カタリノ・リバロラ、エスタニスラオ・ストゥルウェイ、ホルヘ・カンポスなどの有力選手が引退したが、カルロス・ガマラ、デニス・カニサ、ロベルト・アクニャ、ホセ・カルドソらベテラン勢は健在だ。さらにフスト・ビジャル、カルロス・パレデス、ロケ・サンタクルス、ネルソン・バルデスなどの若手たちがをチームを活気付ける。パラグアイのあふれる才能はこれでは終わらない。今この国で最も注目を浴びる17歳のホセ・アルヌルフォ・モンティエルをはじめとし、さらに若いプレーヤー達が台頭してきた。

目を見張る成長
「モンティ」の愛称で親しまれるモンティエルは、1988年3月19日イタグアに生まれた。4人兄弟の末っ子である彼は、イタグアのクラブ・オリンピックでフットボールの世界に足を踏み入れる。パラグアイで歴史、人気ともにトップを誇るクラブ・オリンピアのスカウトが、偶然彼の比類なき才能を発見し、すぐに契約に持ち込んだ。テクニックに長けたこのセントラル・ミッドフィルダーは、黄金の右脚と試合への的確なビジョンを持ち合わせ、2004年2月12日に対ソル・アメリカ戦でデビューを飾ると、ぐんぐんスターダムをのし上がってきた。「怖くはなかったよ。すべて自然な流れだった。レギュラーのユニフォームを身に付けるプレッシャーは感じなかったし、今でも感じてはいない」。16歳のまだあどけない少年は、驚くほど冷静に語った。オリンピアでレギュラーの座を確実にしたモンティエルは、2004年パラグアイで開催された南米U-15選手権の代表に選ばれる。しかし、大会3ヵ月前に頚骨を骨折し、出場が危ぶまれる。7週間のリハビリで9月11日の開幕に間に合うかどうかは微妙だとされた。だが、すべての予想に反して、モンティは、最初の試合に出場。1試合目は17分、2試合目には42分プレーし、スタメンの11人に名を連ねた。チームのスターとして輝かしい活躍をしたモンティは、PK戦で冷静にシュートを決め、コロンビアを破って優勝を勝ち取った。モンティエルがパラグアイ代表として2度目にユニフォームを着たのは、翌年の4月。2005年FIFA U-17世界選手権ペルー大会の予選だった。またもやモンティエルは、修練された効果的なプレーで目を見張る活躍を見せ、チームに貢献する3ゴールを決める。このうちの1つは、グループ戦の最終試合、対ブラジル戦だった。だが、ゴールは決めたたものの、チームは予選通過を逃すという残念な結果に終わった。彼は、「これで皆が精神的に成長できることを願っている。世界選手権を逃したのはパラグアイにとって、とても痛かったよ」と述べている。

最初のゴール
オリンピアに戻って活躍を続けたモンティエルは、シニア代表チームへの道を歩み始めた。5月4日、セロ・ポルテーニョとの一騎打ちの末、初のフェアプレー賞を獲得。中盤での激しい戦いでは、モンティエルの誠実で冷静なプレーが光り、ますます評価を高めていく。わずか2週間後、リベルタ戦で初のゴールを挙げる。「母の日に決めたこのゴールは彼女に捧げたい。母は、いつも自分をサポートしてくれたし、誰よりも愛している」。モンティエルは試合後にそう語った。このような素晴らしい活躍をヨーロッパのクラブが放っておくはずがない。スイスのバーゼルがまず名乗り出たが、契約には至らなかった。この後、イタリアのクラブ、ウディネーゼがすばやく興味を示し、2006年の夏に入団するよう契約を交わした。1月のヴェネツィアとの親善試合でゴールを決め、3-0の勝利に貢献したモンティエルを見て、チームの経営陣は今すぐプレーさせたいと地団駄を踏んだ。2006年ドイツ大会の代表として彼が選ばれるのは確実だろう。パラグアイの監督、アニバル・ルイスは、去年の地区予選で、最後の2試合にモンティエルを起用した。このチャンス到来には、誰よりもモンティエル自身が驚いたようだ。「出場できるとは思っていなかった。でもその時が来たら、期待に応えられるように全力を出すしかないと感じたよ。やってやろうじゃないか」と吉報が届いた後に意気込んだ。昨年10月8日に、代表戦で公式デビューを果たす。この対ベネズエラ戦に1-0で勝利したパラグアイは、ドイツ大会への切符を手に入れた。モンティエルのプレー時間はわずか13分だったが、4日後に控えた対コロンビア戦では先発出場を確実にする見事なプレーを披露した。1-0でこの試合には敗れたものの、モンティは、ファンからもプレスからも絶賛された。「子供の頃からの夢がかなった。周りからの賞賛をどう思うかって?もちろん、やる気に拍車がかかるね。後は自分がこれまでの倍以上努力して、その期待を裏切らないようにすることだ。新たな出発だね」。試合後、彼は謙虚に語った。代表チームの監督ルイスは、彼の開花した才能に熱いエールを送っている。「サッカーでは、若手が大舞台で活躍するのは稀なんだ。技術はあるが、1試合でヒーローになることは珍しい。このようなスターには時間とサポートが必要だ。アルゼンチン、ウルグアイ、スペイン、イングランド、イタリアの名選手たちも同じだ。そしてパラグアイだって そうやって時間をかけて花開いてきたんだ」。コロンビア戦の前夜、モンティエルは試合に対する姿勢を明確に示した。パラグアイはすでに予選通過を決めているのだから、チームは少々手を抜いてもいいのではないかと尋ねられた時、彼は「僕はワールドカップのためにプレーする。だから全力を尽くす」と断言した。モンティエルの答えに反対する者はいない。そこには本物のプロに成長した若者の姿があるのだ。

新天地のエース継ぐ ドスサントス(パラグアイ)(朝日)
昨年12月、母国の名門セロ・ポルテーニョからバイエルン・ミュンヘン(ドイツ)に移籍。国民は二重の意味で驚いた。ひとつは期待感。有望株が初の海外移籍でいきなり欧州トップクラブに行った。しかも、そこには代表のエース、サンタクルスがいる。W杯で攻めのカギを握るコンビが普段から一緒にプレーできるかもしれない。ただ、1カ月前にはスペインのカディスと合意、と報じられていた。強奪にも映ったドイツ行きはあまりに急だった。国内で十分実績を積んだことは確かだ。セロでは10代から活躍。昨年はリーグ優勝という置き土産を残した。バランスの取れた大柄な体格。2列目からパスも出せて、得点力もある。バイエルンの公式サイトは、バラックの後継者と紹介。移籍金約250万ユーロ(約3億5000万円)のほか、カディスに補償金50万ユーロを支払っての獲得といわれる。年明けの練習試合で早速、けがのバラックの代わりを任された。「本当にうれしい」と素直に喜んだ。どこまで出場機会を広げられるか。代表の浮沈を握る移籍でもある。 フリオ・ドスサントス 83年5月7日、パラグアイの首都アスンシオン生まれ。W杯南米予選は04年6月のボリビア戦で初登場。最後の3試合に先発出場した。代表では左サイドのMFで起用されている。186センチ、88キロ。

ベテラン選手も取り上げられています。パラグアイの顔と言いますとやはりガマラ、ベテラン選手の多くが代表選考から漏れている中で存在感があり、パラグアイチームの要となっています。

「イングランドも驚かす」パラグアイのDFガマラ(共同)
パラグアイ代表104試合出場を数え、同国最多記録を更新しているDFカルロス・ガマラ(35)は世界中で守備力を評価されてきた。ワールドカップ(W杯)ドイツ大会は1次リーグB組でイングランドなどと同組になったが「われわれは世界を驚かせることができると思う。もちろんイングランドもだ」と強気の姿勢を崩さない。過去に外国で所属したクラブはインテル・ミラノ(イタリア)アトレチコ・マドリード(スペイン)ベンフィカ(ポルトガル)やコリンチャンス(ブラジル)など世界的名門がずらり。アルゼンチンやギリシャでもプレーした。身長179センチとセンターバックとしては小柄だが、屈強な体と鋭い読み、フェアなボール奪取で生き残ってきた。W杯は今回で3大会連続出場となる。1998年フランス大会は4試合で2失点。ガマラは全試合にフル出場し、反則ゼロという驚くべき好守を披露、大会のオールスター16人に選ばれた。4年後の日韓大会も4試合にフル出場した。五輪にも2度参加。オーバーエージとして登録された2年前のアテネ五輪では1次リーグで日本を下すなど快進撃を続け、母国に全競技を通じて初の五輪メダルとなる銀メダルをもたらした。ブラジルのパルメイラスでプレーした昨年は、全国選手権の最優秀DF賞を受け、新たな勲章を手にした。パラグアイは過去2度のW杯で続けて16強入りを果たした。今回はイングランドかスウェーデンのどちらかを上回る必要があり、壁は厚い。それでもガマラは「決勝トーナメントに進めると保証してもいい」と自信たっぷりだ。





04・パラグアイ代表メンバー(2006年 5月15日)

パラグアイ代表メンバー (2006/5/15発表)
 2006年W杯(6/9〜7/9)に向けた代表メンバー23名
GK
フスト・ビジャール
(Justo VILLAR)
ニューウェルス・オールドボーイズ
(アルゼンチン)
77.6.30 180/80
デルリス・ゴメス
(Derlis GOMEZ)
スポルティボ・ルケーニョ 72.11.2 186/85
アルド・ボバディージャ
(Aldo BOBADILLA)
リベルタ 76.4.20 176/87
DF
デリオ・トレド
(Delio TOLEDO)
レアル・サラゴサ
(スペイン)
76.2.10 180/80
カルロス・ガマーラ
(Carlos GAMARRA)
パルメイラス
(ブラジル)
71.2.17 179/85
フリオ・セザール・マンスール
(Julio Cesar MANZUR)
サントス
(ブラジル)
81.6.22 181/82
ホルヘ・ヌニェス
(Jorge NUNEZ)
エストゥディアンテス
(アルゼンチン)
78.1.22 176/78
フリオ・セザール・カセレス
(Julio Cesar CACERES)
リバープレート
(アルゼンチン)
79.10.5 181/77
パウロ・ダ・シルバ
(Paulo DA SILVA)
トルーカ
(メキシコ)
80.2.1 184/83
デニス・カニサ
(Denis CANIZA)
クルス・アスル
(メキシコ)
74.8.29 174/70
MF
クリスチャン・リベロス
(Cristian RIVEROS)
リベルタ 82.10.16 179/76
カルロス・ボネット
(Carlos BONET)
リベルタ 77.10.2 176/75
ホセ・モンティエル
(Jose MONTIEL)
オリンピア 88.3.19 173/71
ディエゴ・ガビラン
(Diego GAVILAN)
ニューウェルス・オールドボーイズ
(アルゼンチン)
80.3.1 172/67
フリオ・ドス・サントス
(Julio DOS SANTOS)
バイエルン・ミュンヘン
(ドイツ)
83.5.7 186/88
エドガル・バレット
(Edgar BARRETO)
NECナイメーヘン
(オランダ)
84.7.15 175/78
カルロス・パレデス
(Carlos PAREDES)
レッジーナ
(イタリア)
76.7.16 180/77
ロベルト・アクーニャ
(Roberto ACUNA)
デポルティボ・ラ・コルーニャ
(スペイン)
72.3.25 178/75
FW
ロケ・サンタクルス
(Roque SANTACRUZ)
バイエルン・ミュンヘン
(ドイツ)
81.8.16 189/80
ネルソン・アエド・バルデス
(Nelson Haedo VALDEZ)
ベルダー・ブレーメン
(ドイツ)
83.11.28 178/71
ネルソン・クエバス
(Nelson CUEVAS)
パチューカ
(メキシコ)
80.1.10 172/63
サルバドール・カバニャス
(Salvador CABANAS)
ハグアレス・チアパス
(メキシコ)
80.8.5 173/77
ホセ・カルドソ
(Jose CARDOZO)
サンロレンソ
(アルゼンチン)
71.3.19 173/78


23人の代表選手が決定しパラグアイもワールドカップに向けて本格的に動き出します。空港では報道陣が帰国して代表合宿に加わる選手を待ち構え、インタビューを行なっていました。

カルドーソ、アクーニャ、パレーデス、ガマラ、カニサ、トレドなど30歳以上のお馴染みのベテランが多く選ばれています。試合巧者で場慣れしている選手達、経験が浅い若い選手をリードして行くのでしょう。前回と比較して感じるのは中盤の選手が充実して来ているという事です。少しでもボールを支配する時間を長くして相手に攻撃のリズムを作らせないようにする事が肝心でしょう。



(写真:空港での取材-01)



(写真:空港での取材-02)



05・ドイツへ向けて出発(2006年 5月18日)
決戦の時が近づき、代表選手はドイツに向けて出発しました。空港までは大型バスで行き、多くのファンが見守る中で、お揃いのスーツ姿で出発となりました。



(写真:空港の様子:ナシオン紙)



(写真:見送る人々:ナシオン紙)

果たして3大会連続トーナメント出場は??活躍を期待しましょう。



06・ノルウェーと練習試合(2006年 5月24日)
欧州に到着したパラグアイ・ナショナルチーム、今日はノルウェーと練習試合に臨みました。練習試合であり、まあ時間調整という感じで内容の細かい事を言う時期では無いでしょう。全ては10日のイングランド戦にどのように標準を合わせて行くのか、ベテランの多いパラグアイ・チームコンディション作りがポイントですね。

パラグアイ 2-2 ノルウェー



パラグアイ長身に苦戦ドロー/親善試合(日刊スポーツ)
<国際親善試合:ノルウェー2−2パラグアイ>◇25日◇ノルウェー
パラグアイは1次リーグのスウェーデン戦を想定して北欧のノルウェーと親善試合を行った。長身FWイブラヒモビッチ封じの糸口を探る目的があったが、188センチの相手FWヨンセンにヘディングなどで2ゴールを奪われた。ドローに持ち込んだがルイス監督は「我々はスウェーデンやイングランドのような、体格を生かしたサッカーに慣れてないんだ」とこぼした。

ノルウェー、パラグアイと2−2の引き分け(スポーツナビ)
オスロで水曜日の夜に行われたノルウェーとパラグアイの親善試合は2−2の引き分けに終わった。まずは前半22分、ヨーンセンのゴールでホームのノルウェーが先制。パラグアイは後半に元インテルのDFガマラのゴール(48分)で同点とし、さらに54分にはバルデスが決めて逆転。60分には再びヨーンセンがゴールを奪って試合を振り出しに戻し、結局そのまま2−2で試合終了を迎えた。パラグアイはワールドカップ本大会でイングランド、スウェーデン、トリニダード・トバゴとともにグループBに入っている。



(写真:ノルウェーとの練習試合:ABCコロール紙)



(写真:ノルウェーとの練習試合:ABCコロール紙)

これからも大柄のチームとの練習試合が続きます。慣れて対策を充分に練って欲しいものですね。

北欧美女告発!パラグアイMFナンパ疑惑(日刊スポーツ)
W杯開幕も迫り、ピッチ外も熱くなってきた。パラグアイのMFロベルト・アクーニャ(34=デポルティボ)に、スウェーデン人の金髪リポーターを、コーディネーターを通じてホテルの自室に誘ったという疑惑がかけられている。リポーターが告発したものだが、パラグアイ協会は1次リーグの対戦国の陽動作戦と否定している。アクーニャかリポーターか、コーディネーターか協会か。誰かがうそをついている「サスペンス」は、他国でも興味津々で報じられている。W杯ピッチ外サスペンスは、27日のデンマーク−パラグアイ戦後に起こった。午前1時、金髪のスウェーデン人リポーター(カメラマン兼任)エメリー・アスプルンドさんの電話が鳴った。声の主は、パラグアイ代表の現地コーディネーターを務めるドイツ人マヌエル・ホフマン氏だった。「パラグアイ代表のある選手が、あなたに今から会いたいと言っています。夜遅くにすいません。今すぐかけろと言われたので」。エメリーさんは誘いを断って眠ったが、次の日に行動に出た。「マヌエルのことは、いつもインタビューなどを手伝ってくれていたから知っていたわ。次の日に、彼に『あれは誰なの』って聞いたら、『ミスター・アクーニャだよ』って答えたのよ」。非常識な深夜のお誘いに憤慨したエメリーさんは、事を公にした。スウェーデン、そしてパラグアイの新聞が「アクーニャの誘惑」を報じた。だが、パラグアイ協会はこれを真っ向から否定。「アクーニャはそんなことをしていないと言っている。これは、(W杯1次リーグで同じB組の)スウェーデンから仕掛けられた陽動作戦だ」と反論した。英国やブラジルでも報道され、英国では「いかにもラテン系らしい」というトーンでアクーニャを「クロ」としているのに対し、「W杯は何でもあり」と考えるブラジルはどちらかと言えばパラグアイに同情的。欧州と南米の温度差も見えている。誘ったのに誘っていないとアクーニャが言い張っているのか、コーディネーターが頼まれてもいないことをやったのか、エメリーさんの告発自体が虚偽なのか。すべて本当だが、パラグアイ協会が伏せようとしているのか。それとも、他に「第5の存在」があるのか。真相は今のところ明らかになっていないが、両国は15日に対戦する。


真偽は別として誰がやったのかは分かりませんが、相手をかく乱する陽動作戦でしょう。このような事に惑わされるとは思いませんが・・・



07・デンマークと練習試合(2006年 5月28日)
仮想スウェーデン、デンマークとの試合に臨みました。今日も1-1の引き分け、練習試合としては順当な仕上がりと言えるでしょう。今日はゴールキーパーにボバディージャを起用しました。ボバディージャは前回の日韓大会の時には予選終盤で起用されましたが全く不振でその後はビジャールに正キーパーの座を取られています。

パラグアイ 1-1 デンマーク



得点は相手ディフェンスのミスを突いてカルドーソが挙げたものです。ベテラン健在ですね。



(写真:デンマークとの練習試合:ABCコロール紙)

パラグアイはデンマークと引き分け(スポーツナビ)
パラグアイは27日、アウエーで行われたデンマークとの親善試合を1−1の引き分けで終えた。パラグアイはイングランド、スウェーデン、トリニダード・トバゴとともにワールドカップのグループBに入っている。試合はオーフス(デンマーク)で開催され、前半20分にFWカルドソのゴールでパラグアイが先制。しかし51分、元ミランのFWトマソンに決められ追いつかれた。パラグアイは31日にグルジアと対戦する。

パラグアイ仮想敵にドロー/親善試合(日刊スポーツ)
<国際親善試合:デンマーク1−1パラグアイ>◇27日◇デンマーク
パラグアイは「仮想イングランド」と見立てたデンマークに、1−1で引き分けた。ルイス監督は「いい準備試合になった。デンマークはイングランドのように体が強く、攻撃的なスタイルだ。内容も良かった」と話した。右ひざに不安を抱えるエースFWサンタクルスを大事を取って欠場させた。それでも初戦のイングランド戦の先発には問題ないという。

パラグアイ代表バルデスがドルトムント移籍
ボルシア・ドルトムント(ドイツ)は30日、来季の新戦力として、同じブンデスリーガのベルダー・ブレーメンからパラグアイ代表FWネルソン・アエド・バルデス(22)を獲得したと発表した。移籍金は470万ユーロ(約6億6000万円)、契約期間は4年。 ワールドカップ・ドイツ大会のメンバーにも選ばれているバルデスは、2001年にパラグアイのクラブ・アトレチコ・テンベタリーからブレーメンに移籍。以来、リーグ戦80試合で21得点を記録している。



08・グルジアと練習試合(2006年 5月31日)
格下のグルジアとの試合が行なわれました。チャンスはありましたが、得点は1点だけ、確実な攻めの不足に課題が残りました。





(写真:グルジアとの練習試合:ABCコロール紙)

入場券転売でFIFAが調査開始(日刊スポーツ)
国際サッカー連盟(FIFA)のリンジ事務局長は5日、パラグアイ・サッカー協会が割り当てられたW杯入場券の一部を、代理店に転売した疑いが生じたため、調査を開始したことを明らかにした。同事務局長は「まだうわさを聞いたという段階だが、不正の可能性があれば事実の確認は必要だ。調査は専門家に任せている」と話した。転売したとされるのは、1次リーグB組のイングランド戦とスウェーデン戦で、フーリガンなどに入場券が渡る可能性もあると懸念されている。


パラグアイ会長 転売疑惑を否定 (共同)
パラグアイ・サッカー協会のハリソン会長は6日、協会割り当て分の入場券を不正に転売した疑いで国際サッカー連盟(FIFA)が調査に乗り出したことについて、疑惑を否定した。同会長は「疑われたような転売とは無関係で、何も心配していない」と話した。FIFAは、同協会が1次リーグB組のイングランド戦とスウェーデン戦の入場券を転売したとの英国紙の報道を受けて調査を開始した。


ありそうな話ですね、いかにもパラグアイらしい話です。サッカー協会の幹部連中がパラグアイで販売せずに転売したのでしょうね。アフリカの国よりも先にこのような事が表沙汰になるとは恥ずかしい事ですね。

サッカー=パラグアイ代表、カルドソがW杯欠場へ(ロイター)

サッカーの2006年ワールドカップ(W杯)ドイツ大会に出場するパラグアイが6日、ストライカーのFWホセ・カルドソが左脚ふくらはぎ負傷のため、W杯を欠場すると発表した。交代要員として、イタリアのジェノアでプレーしている22歳のダンテ・ロペスが召集される。パラグアイは1次リーグB組で、イングランド、トリニダード・トバゴ、スウェーデンと対戦。10日にイングランドと初戦を戦う。



(写真:カルドーソ選手:ロイター)

お馴染みのカルドーソ選手が出場しない事になりました。パラグアイ代表の顔として常にピッチに立っていた大ベテラン、無念の交代でしょう。チーム内にベテラン選手が多く、カツドソも個人的には35歳と少々年齢が行き過ぎているので若手との交代は良いと見ています。若い選手が思わぬ力を発揮する可能性があるのがワールドカップですから。

パラグアイ、バイエルン州選抜チームに快勝(スポーツナビ)
パラグアイ代表は、ワールドカップ(W杯)に向けた準備のため、ウンターハヒングでバイエルン州のアマチュア選抜チームと親善試合を行い、3−0で勝利を収めた。パラグアイはW杯で6月10日にイングランドと初戦を行う。第2戦は6月15日のスウェーデン戦、第3戦は20日のトリニダード・トバゴ戦。この日の親善試合ではMFカバナス(18分、48分)とMFドス・サントス(44分)がゴールを記録した。

最終的な軽めの調整の試合ですね。体を動かし試合への感覚を掴むのが目的でしょう。これで練習試合は終わりいよいよこの土曜日イングランド戦を迎える事になります。



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