ハンザ同盟都市 Deventer (デーフェンター)


悠々と流れるアイセル川に抱かれるように静かに横たわるデーフェンター。ここはオランダの中でも最も古い都市のひとつで、西暦800年ごろすでに人々が住みついて都市の形が出来上がっていたことが記されています。
この町は単に古いと言うだけでなく、ハンザ同盟の重要な一都市だったことでも知られています。(私は知らなかったのですが)
14〜5世紀はデーフェンターにとって黄金の世紀でした。商業の中心地として、そして宗教改革の担い手として。

毎年8月の第一日曜日は、ブックマーケットの日です。全長6キロメートル、850に及ぶテントがずらっと並びます。ほとんどすべてが書籍関係。オランダ語が主ですが、中には英語の本も並びます。ほかにはゴム印ばかりありとあらゆる図柄とサイズを並べた店や、古い絵葉書、それも使用済みだけど、現代のものにはない趣のある写真にペンで美しくつづられた文面がいかにもクラシックな雰囲気をかもし出している絵葉書を無数に売っている店も。去年の人出はなんと12万人だったそうです。

デーフェンターのもうひとつの呼び物は「デーフェンター・ケーキ」。スパイスがきいて日持ちのするケーキがこの町の特産となったのは500年前のことだそうです。

ブックマーケットの会場付近はどの広場も大勢の人でにぎわっていました。
大教会Grote Kerkのクリプト(地下納骨堂)にはかなり時代を感じさせるフレスコ画が残っていました。
パイプオルガンは、蓬色とでも呼べそうな独特の色合いで、天井の円形アーチとともにやさしいイメージ。
デーフェンター・ケーキの店JB Bussink's Koekfabriekの店内と、建物を横から眺めた写真です。 これも古そうなたたずまい。
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