Naarden
再現:要塞都市、遠い昔をいまに伝えて

1953年、国防省から管理を引き継いだ教育芸術科学省は、17世紀の状態をそのまま残している要塞都市をミュージアムとして広く一般に公開している。冬場を除き、このような往時を再現する催しが度々開かれている。
9月16日、そぼ降る雨の中、今日がフィナーレというその日、わたしたちは来客を案内して偶然この光景に出逢った。これまで何度もこの地を訪れているが、この大砲が実際に使われたのを見るのは初めて。
天候が悪かったせいか、訪れる人の数もさほど多くなく、ユニフォーム姿で説明してくれた人ものんびりしたもの。
折からのアメリカ同時テロ事件への配慮で、この日は実際に弾を発射させることは慎んだとのこと。導線に火をつけただけだったが、一瞬白煙が立ちのぼり、ちょっとびっくり。
薪が焚かれ、鍋にはチキンスープ。
大人も子どもも100年前の衣装に身を包んで、当時を偲ぶ。

保塁の内部に作られた展示室では子ども達向けに様々な工作コーナーや、昔の素朴な遊具を実際に使って遊ぶコーナーが設けられていた。