私、sundaymorningは3年ほどのスイス暮らしから一転ここオランダにやってきました。1999年春のことです。

1976年トルコを振り出しに、アルジェリア、マレーシア、スイスと夫の転勤について歩き、オランダは5ヶ所目の駐在地です。 二人の子どもはそれぞれ成人し、自分たちの道を歩んでいます。私もそろそろ好きなことに没頭しようかなと始めたのがこの雑記帳です。

イスラムの国、アフリカの大地、勢いのあるアジア、成熟したヨーロッパ、とその土地その土地で全く違った暮らしをしてきました。そしてその都度新たな発見の日々でした。

オランダに来てしばらくは、何を見ても何を聞いてもただ珍しいと感じるだけでしたが、最近は人々の暮らしぶりに、他のどこの国ともちょっと違ったオランダらしさを感じ、それに惹かれています。

オランダは、他のヨーロッパの国に比べて、日本の人からはあまり魅力がないのか、欧州旅行をすると知らせがあっても私達の所に立ち寄って下さる人は意外と少ないのです。確かに、風車とチューリップ、それに木靴じゃ冴えないですよね。でも、オランダの本当の魅力はもっと別の所にあるのです。

例えば、かつて栄華を誇った帝国の面影をそこここに残すアムステルダム。また、全長35キロにおよぶ大堤防を見たときは体の芯から感動しました。オランダの歴史は水害との戦いといわれるほどこの国の人々はいかに国土を水の被害から守るか、それを気の遠くなるほどの遠大な計画の下に多くの犠牲を払い、労力を提供し、こつこつと実現してきたのです。

週末ごとに訪れた北の町やアイセル湖沿いの小さな町で、そうした歴史の重みを感じます。 そして、日ごろは街角の花屋でひと束数百円のバラやチューリップを買いこみ、部屋に飾り、花のある暮らしっていいなあと、ほんわかした気分で暮らしています。

写真を中心に、私の目に映ったオランダの顔をすこしずつお届けしようと思います。

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