八重山日記 ’99春

最終日の昼に 竹富島に寄ってきました。
そう、あの人に会う為です。
彼は水牛車の観光案内の仕事をしているので、職場である
竹富観光の事務所を訪ねましたが、残念ながら不在でした。
仕方がないので集落をブラブラ歩いていると、水牛が いたした糞を
スコップですくって掃除している彼の姿がありました。
事務所に戻って 昼食時 2人で三線を弾き鳴らしてました。
彼の”六線”をはじめて見ましたが、へんな虫のようで
気持ち悪かったです。
社長の前で三線弾いたら、「年末までに、働きに来なさい。」と
言われました。
わたしは どうすれば いいのでしょう...。
昼のスコールが過ぎたら、青空が出てきました。


石垣にもどって、奴と合流。
再び降りだした雨の中、飛行機の出発時間まで
離島桟橋付近を 傘もささずに歩きました。
”海人Tシャツ”って3種類に増えたんですね。
儲かるものには必ずバッタ物ができてしまうのか...。

GW終盤の石垣空港は人でごった返してました。
ほとんどの出発便は満席のようでした。
奴と「夏も来るよ。」と約束して別れ、関空直行便に乗り込みました。
この日は悪天候の為 飛行機に重量規制がかかり、荷物を一切
乗せられなかったのですが(後日配送) やっと出発というところで
まだ重いことがわかり、機内の手荷物まで おろすことになりました。
無情にも次々に運ばれていく荷物達は、泣いているように見えました。
この状景をぼんやり眺めてたら、以前 関空から石垣への直行便で
同じ様な事があったのを思いだしました。
その時は人数規制がかかって、急がない人は 後便の那覇経由に
変更してほしいとの要望があり、急がない僕はそれをのみました。
そしてそのお礼に、スーパーシート用待合室 ”桜の間”で
待機できたのですが、VIP待遇で とても貴重な体験をしました。
”別世界 ”て やつです。
が、僕以外の方は なんでこいつがこの部屋にいるんだ?という
顔をしてました。
そりゃ 僕の身なりを見ればねぇ...。

一時間遅れで 石垣の暗い空へ飛び立ちました。
結局 家に辿り着けたのは、日が改まった頃でした。
翌日は疲れを抜く為、ゆっくり寝る気でいましたが
習慣とは恐ろしいもので 朝早くには目が覚めました。
キャンプ生活では日が沈むと眠くなり、日が昇ると
目が覚めてしまいますからね。

外は5月のさわやかな風が吹いていました。
風香る季節です。
また どこかに行きたくなりました。



今現在、見た目 普通の人にもどった わたしは、
GW前と変らない生活を送っています。
けど、いろんな事を 考えます。

もう、普通の人には戻れないのでしょうか...。

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