チヴィタヴェッキア 日本聖殉教者教会 2


これらは後陣に描かれている二十六聖人の殉教図です。
ちょうど後陣の真ん中にあたる上右の絵の中央には殉教団の指導者格だった聖ペトロ・パブチスタ神父が、殉教者中の最年少者・12歳の聖ルドビコ茨木とともに描かれています。

中央の大工の聖フランシスコは、長崎に引かれていくキリシタンの後を追いかけ、自分も仲間に加えてほしいと嘆願して一行に加わり、殉教します。

   

「信仰を捨てて小姓になれば助けてやる」と言われた少年聖アントニオは、天を指して「地上において出世するよりも天上において神に仕えることこそ望むところ」と断って殉教したエピソードです。

左下には長谷川路可の自画像が描かれています。

(以下2007年2月追記)
以前はフランチェスコ会に属していたこの教会ですが、カトリックのお膝元イタリアですら司祭不足の昨今、常任の司祭はいらっしゃらなくなりました。教会自体もフランチェスコ会からローマ教皇庁の管轄に変わったそうです。
また、海のすぐそばなので、教会の建物は塩害を受けてかなり傷みが激しくなっているとのこと。藤沢教会など、日本のカトリック教会が主体になって、修復の基金を開始したと聞きました。

なお、このコンテンツをご覧になったとご連絡をいただいたかおるさんも、奇遇ですが、長谷川路可のご親戚だそうです。かおるさんのレポートも合わせてご覧ください。

   
 

「チヴィタヴェッキア 日本聖殉教者教会 1」