プロローグ
〜はじめての3世代旅行


●こえびが生まれて9ヶ月。最後の渡航から1年7ヶ月。えびオカサン、そろそろお尻がうずきだした。でも赤子連れて、そんなにハードな旅はできないし。適度に何でも揃ってて、ある程度地理もわかって、のんびりできるところ。バリあたり、いいんじゃない?そういえば以前、こえびオトサンの両親がバリ行きたいって言ってたっけ。ちょうどいい機会だし、一緒にどうかな?あ、えび両親にも一度いつもどんな所を旅してるのかちょっと見せてあげたいな。どうせだし、皆で行くか?

あれよあれよと決まったこえび初旅は、なんと総勢6名+赤子のバリ旅行となった。しかしえびも3度目のバリとはいえ、10年ぶり。その上巨大な赤子を連れて、果たして皆の世話まで気が回るものだろうか。じいじばあばの気に入るようなホテルを探せるかなあ。東南アジアのルーズさってあの年代の人にどうかな。

そんな心配に旅行前のばあばBの質問がさらに拍車をかける。

「寝巻きは持っていくと?それって長袖?」
「ドルの内訳はどうすればよかと?1ドルは何枚いる?」

果ては

「ブラのワイヤーって飛行機に乗るときキンコンなる?」 →そこまで心配が思い至るとはある意味あっぱれ!

ばあばBの質問攻めに面倒になったえびは、日程や注意点を書き入れた旅行用のしおりを作成した。入国の時のビザ取得や入国審査の流れまで細かく書いて。それを見たじいじAの、是非座布団を差し上げたいこの質問。


「ぼくはニコスカードしか持っとらんけんね。え?このビザっていうのはビザカードでしょ?」

うーん。是非とも入国審査でビザカードを出して欲しかった・・・(でもじいじAは何カ国も旅行してる上に、社会科の先生なので旅先の地理や歴史はガイドの間違いを指摘できる位なのですよ)。

さてそんなこんなで出発前日。
いつもはちゃちゃちゃっと終わるはずのパッキングも、赤子一人いるだけで終わらない終わらない。しかも子連れだと荷物巨大化。最初はキレイにパッキングしてたものの、だんだんやぶれかぶれになり、どんどん荷物が増えていく。ずっと使ってなかった巨デカバックパックをメインバックに、いつもの旅用バックパックを機内持ち込みに、普段使いのバッグを手元の荷物用に。+おんぶっこバギー(ベビーカー)、そして一番のデカ荷物はこえび!

そのこえびはと言えば、昼寝の時間がへんにずれてしまい、夕方早くに寝つき夜9時ごろ目覚めてしまうという最悪パターン。真夜中になっても焦って荷造りするえびオカサンの邪魔をしまくってくれる。

ああこんな時、ばあばBがいてくれたら・・・。ばあばBは旅行そのものよりもパッキングが大好き!らしい。荷物をポーチに小分けして、それをきっちりスーツケースに詰めて、という作業が主婦魂を燃やすのだろうか。以前アメリカに行った時にも、セキュリティチェックで自ら詰めたスーツケースのX線写真を見て
「我ながら上出来」
とほくそ笑んだという(←ヘン)。細かい質問がうるさいなんて言って悪かったよ。お願い、この荷物なんとかして!

結局、こえびが寝たのは夜中1時半。オカサンが荷造り終えて寝たのが3時半。明日、朝6時おきなんですが。



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