ケープペンギン

南アフリカのケープ半島にはケープペンギンが生息していて
人間と共存しています。
ケープ半島の東側のサイモンズタウンでは
街中を歩くペンギンを見ることができるそうです。
ペンギンが道路を横切る時は自動車も停止するそうです。
ボルダーズビーチではペンギンと一緒に海水浴ができるそうです。

2003年8月、
テーブル湾でコンテナ船が座礁して重油漏れの恐れがあり、
ペンギン救出のためボランティアの方々が待機していたそうです。

2000年7月、
テーブル湾では難破船から重油が漏れて
ロベン島などのケープペンギンが絶滅の危機にさらされました。
重油まみれのペンギンはボランティアの方たちによって
17,500羽が保護され身体を洗われて、
遥か東方のインド洋沿いのポートエリザベスで放されたそうです。
ケープタウンからポートエリザベスまでは776kmです。
ペンギンは帰巣本能があるために元の場所に戻ってくるそうです。
数週間かけてペンギンが泳いで戻って来る間に、
海岸の重油を取り除く作業が行われたそうです。
ペンギンの泳ぎがあまりにも速いため、
海岸の重油が取り除かれないうちに戻って来る心配もあったそうです。

南アフリカには沢山の動物・鳥がいて、植物があります。
もし皆さんが南アフリカへ行かれましたら、
美しい風景にみとれるだけでなく、
多くのボランティアの方々に支えられていることも忘れないで下さい。
くれぐれも、日本語で落書などはしないで下さい。

下の写真は、南アフリカの新聞に掲載された、
2000年6月のペンギン救出のニュースです。
ケープ半島は十数年に一度という雪が降り、悪天候だったみたいです。

  

  

発信機を取り付けられた3羽のペンギンは、ケープ半島近くまで戻って来たみたいですが、棲みかのロベン島には戻って来られなかったみたいです。
発信機があまりにも重すぎたのかもしれません。雪も舞う荒波に飲まれてしまったのかもしれません。サメの棲む海で姿を消したのかもしれません。
この3羽のペンギンの動きを南アフリカ国民が見守り、重油を取り除くボランティアの方たちに貴重な情報を送り、多くのペンギンを救ったヒーローだったのです。
新聞には、この3羽のペンギンについて、(電池が無くなって信号を発信できないのだろう)「今頃、ロベン島の我家に戻って夢を見ているでしょう!」と書かれていました。
”夢”といったい何だったのでしょうか? すべてのものが共存でき、未来に”喜望”(希望)の持てる地球だったのかもしれません。