南アフリカの岩絵

南アフリカの岩絵を紹介しようと思っています
岩絵ではありませんが最近のニュースに
「人類最古の模様」がありましたので紹介します

南アフリカの岩絵

南アフリカの岩絵は各所にあるみたいですが、有名なのは「ドラッケンスバーグパーク」などが知られています。
岩絵が描かれた時期は諸説がありますが、古くは紀元前4000年頃から19世紀に至る長い期間に渡って描かれたようです。その多くは850年〜1100年頃に描かれたと推測されています。
岩絵の多くが野生の鳥獣で、特にイランド、クドゥ、ゲムスボックといったアンテロープの仲間が多く描かれています。他のもサイ、キリン、シマウマ、ゾウ、ライオン、ダチョウなども見られます。これは農耕や牧畜を行わず、狩猟採集で生きたサン人の生活を反映いたものと言われています。他に、呪術儀礼や舞踊、狩猟の様子といったものも見られます。
岩絵を描く顔料は主に鉱物が使われているそうです。赤は赤鉄鉱、褐色は褐鉄鉱、白はカオリンや石灰石だそうです。これに樹脂や獣脂、尿や水、ハチミツなどを混ぜて使ったと考えられているそうです。

(今後、岩絵について紹介する予定です)



人類最古の模様
南アの洞窟で 7万7000年前の土片

国際研究グループ分析

 幾何学模様が表面に刻まれた約7万7000年前の土片を南アフリカの洞窟で見つけたと、国際研究グループが11日発行の米科学誌「サイエンス」で発表した。研究グループによると、過去に発見された「人類最古の壁画類」より4万年以上お古く、「人類は中期旧石器時代の早い時期、創造的行為など近代人としての行動を始めたことを示している」という。
 発表したのは南アフリカ博物館のクリストファー・ヘンシルウッド博士と欧米の研究者らのグループ。ケープタウンの東約300キロのインド洋沿いにあるブロンボス洞窟から、表面に模様のある「オーカー」と呼ばれる赤みがかった黄土色の土片2個を発掘した。オーカーは鉄酸化物や水酸化物を含む土で、黄色顔料の原料として知られる。
 オーカーは長さが約9センチと6センチで、それぞれの表面に縦横と斜めに走る線で構成される幾何学模様が刻まれていた。表面を滑らかにした後に模様が刻まれていることや、模様の複雑な形状から、自然にできたのではなく、人類が作成したと判断した。年代測定の結果、約7万7000年前の土と判明したという。
 同博士によると、オーカーは旧石器時代の遺跡から見つかる。日焼け止めや装飾として顔や身体に塗ったらしい。
 人類が刻んだ最古の模様や絵はフランスのラスコー洞窟や周辺洞窟の壁画類で、約3万5000年前。今回は一気に4万年以上もさかのぼる。
 抽象的なものを想像したり、絵を描くなどの認知行為が始まった時期は約4万〜5万年前とみる説と、それよりも早いとの説があった。今回の発見が正しければ、中期旧石器時代の前半に近代人としての行動が始まったことになる。

毎日 2001.1.11【ワシントン斗ケ沢秀俊】

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