2013年12月 AFP


マンデラ氏の国葬、外国要人らも参列



 南アフリカのネルソン・マンデラ(Nelson Mandela)元大統領の国葬が15日、幼少期を過ごした東ケープ(Eastern Cape)州クヌ(Qunu)で行われた。

 南ア国旗で覆われたマンデラ氏のひつぎは、最高儀礼である21発の礼砲が撃たれ、儀仗(ぎじょう)兵が並ぶなか運び込まれた。国葬の冒頭にはコサ(Xhosa)族の伝統と、反体制派および大統領としてマンデラ氏が変革した南アフリカの国民の自尊心を反映し、公用語の1つであるコサ語(Xhosa)の賛美歌「約束をかなえよ」が演奏された。

 テント式の特設会場には4500人が入り、ひつぎに最も近い最前列には妻のグラサ・マシェル(Graca Machel)さんや前妻のウィニー・マディキゼラ・マンデラ(Winnie Madikizela-Mandela)さんら遺族が着席した。また、南アの政府高官に加え、チャールズ英皇太子(Prince Charles)や米人気テレビ司会者のオプラ・ウィンフリー(Oprah Winfrey)さんといった外国の要人および著名人も参列した。

 勇気と不屈の精神で自由と希望の世界的な象徴となり、大きな影響力を持っていたマンデラ氏を悼む公式行事はこの国葬で終了し、南アフリカ政府が設定した10日間の服喪期間も終わる。この期間は豪雨や強烈な日差しに見舞われたものの、何十万人もの国民が外出し、黒人として初めて同国の大統領になったマンデラ氏を追悼し、その人生を振り返った。

 約2時間の予定で行われた国葬は世界各国に中継された。埋葬の儀式は、遺族の希望を踏まえて近親者のみで営まれる。墓所はマンデラ氏が1990年の釈放後、クヌに建てた広大な屋敷内に位置している。

 埋葬式はマンデラ家の希望によって私的に行われ、一般の人にも報道陣にも公開されず、儀式はコサ族(Xhosa)の伝統に従って行われた。

(AFP 2013年12月)

新聞記事を勝手に掲載していることをお詫び致します

[MENUへ戻る]