2013年12月 NHK


南アフリカ 「マンデラ後」へ課題山積



南アフリカで、15日、マンデラ元大統領の遺体が故郷の村に埋葬され、国民は人種差別と闘った歴史的な指導者に最後の別れを告げました。
一方、南アフリカは、貧富の格差など多くの課題に直面していて、マンデラ氏がかつて率いた政権与党への支持が低下しています。

マンデラ元大統領の遺体は、15日、故郷の村で埋葬され、式典には南アフリカをはじめアフリカ各国の首脳などおよそ4500人が出席し、アパルトヘイト=人種隔離政策と闘い、その撤廃を実現した歴史的な指導者に最後の別れを告げました。
アパルトヘイトの撤廃を受けて各国からの経済制裁が解除された南アフリカは、金やダイヤモンドなどの輸出を増やし、経済成長を続けていますが、白人と、黒人の大部分との貧富の格差は広がり続けています。
また、マンデラ氏がかつて率いた与党・ANC=アフリカ民族会議を巡っては、幹部の汚職の疑いが絶えず、今月10日の追悼式典では、演説するズマ大統領に対して、会場から厳しいやじが続く場面もありました。
来年は黒人政権の誕生から20年となる節目の年ですが、予定されている議会選挙では、ANCへの支持の低下や、新たな勢力の台頭が予測されており、「マンデラ後」の時代を迎えた南アフリカで、今後、政治的な混乱が起きることも懸念されています。

(NHK 2013年12月)

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