2013年12月 CNN


ネルソン・マンデラ氏が残した名言



 南アフリカで同国初の黒人大統領となり、ノーベル平和賞も受賞したネルソン・マンデラ氏が5日夜、ヨハネスブルクの自宅で死去した。95歳だった。反アパルトヘイト(人種隔離)政策闘争の指導者として活躍した同氏の言葉を紹介する。


 「生まれながらにして肌の色や出身や宗教を理由に他人を憎む人は誰もいない。憎しみは後から学ぶものであり、もし憎しみを学ぶことができるなら、愛することも教えられるはずだ。愛はその反対の感情よりも、人間の心にとって自然になじむものだから」

 「どこであっても自由への歩みは容易ではない。我々の多くは、望むものの頂上にたどりつくために、死の影の谷を何度も何度も通り抜けなければならない」

 「自由や正義への我々の闘争は人々の力を合わせて行うものだ。そこに生きるすべての人のために、より良い世界を作り出すのはあなた自身だ」

 「あまりにも長く続いた途方もない人間の苦しみの経験からは、すべての人が誇りを持てる社会が生まれなければならない」

 「自由に通じる容易な道が存在しないことは分かっている。単独で行動したのでは成功できないことはよく分かっている。だから国家の和解のため、国家建設のため、新しい世界の誕生のために、一丸となって共に行動しなければならない」

 「人権を否定することは、その人間そのものを否定することだ。飢えと搾取の悲惨な人生を強いることは、人間性を奪うことだ。だが我が国ではアパルトヘイトの制度の下、そのような恐ろしい状況がすべての黒人の運命だった」

 「監獄で27年も過ごせば人生は無駄になったと人は言うかもしれない。だが政治家にとって最も重要なのは、自分の人生をかけた理念がまだ生きているかどうか、その理念が最後には勝利しそうかどうかだ。そして、これまで起きてきた全てのことが、我々の犠牲が無駄ではなかったことを示している」

 「英語とは何と甘美な自己称賛の婉曲表現を進化させてきたのだろう」

 「自分がどれほどその習慣に誇りを持っていようと、自分自身の習慣に照らして他者を断罪する権利は一切ないと思うようになった」

 「過ちを犯すことと無縁なのは、はたで論評している人たちだけだ。政治的行動に過ちは付き物だ」

 「自分が投獄されるまで、頭に入れられる限り尽きることない情報を持てる記憶力をこれほどありがたいと思ったことはなかった」

(CNN 2013年12月)

新聞記事を勝手に掲載していることをお詫び致します

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