
| 南アフリカの「真実和解委員会」 |
|
内戦や民族紛争の中で、今も暴力が続いている。 南アフリカでは真実を追究することで ===================== 南アフリカの「真実和解委員会」 ===================== 南アフリカ共和国では、半世紀に渡って続いた人種隔離政策(アパルトヘイト)で、人口のおよそ80%を占める黒人を、少数の白人が支配した。 1994年、ネルソン・マンデラ氏が南アフリカ史上初の黒人大統領に就任した。 1996年、マンデラ大統領の呼びかけによって、真実和解委員会が設置された。 <ツツ大司教> 過去に目を閉ざせば同じことの繰り返しです。 過去の真実を見つめなければいけません。 その時初めて、新しい社会を作ることが出来るのです。 委員会では、先ず被害者や遺族からの申請を受け付けた。 <子どもを亡くした女性> 息子は白人警官に射殺されました。よい子でしたが、もうこの世にはいません。 <夫を亡くした女性> 夫は警官に殺されました。憎しみは一生消えません。 委員会では、申請を元に調査を行い、加害者を特定した。 加害者は、真実を全て告白することによって恩赦が認められる。 <告白書を提出した元秘密警察幹部の男性> 保守的な白人家庭で育ち、自分が正しいと信じていました。 間違っていたとは思いますが―― 当時は黒人との戦争でした。 アパルトヘイトを批判してはいけないと思っていました。 これまで1万5千件の究明が行われた。 1998年10月、2年半に渡った委員会の取り組みが報告書にまとめられ、ツツ大司教からマンデラ大統領に手渡された。 <マンデラ大統領(当時)> 報告書は、相手への複雑な感情や苦しみを呼び起こすでしょう。 それと引き換えに、処罰なき正義を手に入れられるのは、 被害者にとっては受け入れがたい哲学的な問題でしょう。 南アフリカでは真実を追究することで、アパルトヘイトという過去を清算しようとしている。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ===================== グアテマラでは政府とゲリラ勢力との間で、36年間に渡って続いた内戦が4年前に終わった。 ===================== チリでは ===================== 南米チリでは1973年以来、17年に渡ってピノチェト大統領による軍事政権が続いた。 ===================== アルジェリアでは ===================== 北アフリカのアルジェリアでは、1990年代から政府とイスラム救国戦線との対立が激化した。 |
|||||
|
この記事は、2001年の春にNHKで放映された |