●標茶(しべちゃ)線(I)


使用開始|1930(S5)| 1931(S6) | 1932(S7)  |
使用廃止|   1936(S11)7月  |1936(S11)9月|
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       標茶    両国    西春別      計根別

<告示>

告示内容 告 示 日 告示番号 区       間 粁程(km)
使用開始 1930(昭和5)年12月12日 第1740号 自釧路国川上郡標茶村標茶駅前
至 同 国厚岸郡太田村釧路根室国境
13.840
1931(昭和6)年12月13日 第1356号 自釧路国厚岸郡太田村釧路根室国境
至根室国野付郡別海村西春別
13.596
1932(昭和7)年10月20日 第1426号 自根室国野付郡別海村西春別
至 同 国標津郡標津村計根別
11.526
使用廃止 1936(昭和11)年7月11日
(7月15日限り)
第808号 自川上郡標茶村標茶市街
至野付郡別海村西春別市街
-27.103
1936(昭和11)年9月4日
(9月9日限り)
第1033号 自野付郡別海村西春別市街
至標津郡標津村計根別市街
-11.526


<粁程>
※記載なし
 北海道廰
作成の「標茶線付近電話位置図」および「電話回線図」(共に北海道立図書館所蔵)によれば、標茶、小川、櫻岡、両国、幌仁岱、西春別、柏野、計根別の各停留場があった。

<沿革>
 
省線標津線に先立って、標茶〜計根別に建設された馬力線である。1930(昭和5)年に使用開始した区間の終点は釧路国と根室国との国境で、停車場名は「両国」であった。実際に建設工事をされた方の話では、付近に人家はまったく無く、使用開始後もヒグマを頻繁に見かけたとのこと。使用成績は、例えば1934(昭和9)年で貨物は4496トン、旅客は1779人であり、根釧台地の殖民軌道ネットワークに冠たる輸送量を誇っていた。
 
1936(昭和11)年の省線標津線の開業に伴って順次廃止となった。

(2000/06/05 訂補)