●上春別(かみしゅんべつ)線、中春別(なかしゅんべつ)線、春別(しゅんべつ)線

 

  |←   上春別線   →|←  中春別線  →|
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新西春別           上春別           春別
  |←のちに西別線に編入→|             |
                


<告示>

告示内容 告 示 日 告示番号 区     間 粁程(km)
使用開始
(上春別線)
1933(昭和8)年11月2日 第1553号 自根室国野付郡別海村西春別
至 同 国 同 郡 同 村上春別
9.601

(中春別線)
1936(昭和11)年5月27日 第603号 自野付郡別海村大字平糸村字中春別市街
至 同 郡 同 村大字 同 字上春別原野三十四線南十号
8.398

(上春別線)
1936(昭和11)年11月13日 第1261号 自野付郡別海村西春別原野六十三線南六号
至 同 郡 同 村  同  六十四線北二号
4.557

(中春別線)
1936(昭和11)年12月18日 第1384号 自野付郡別海村大字平糸村字上春別原野三十四線南十号
至 同 郡 同 村大字 同 村字 同 上春別市街
9.028
線名改称 1938(昭和13)年3月9日 第267号 中春別線と上春別線を合わせ、春別線と改称する  −
停留場名
改称
1938(昭和13)年5月7日 第606号 旧名称 西春別駅停留場
新名称 新西春別停留場

(上春別線)
1941(昭和16)年10月22日 第1471号 上春別線を西別線に編入  −
廃止
(中春別線)
1949(昭和24)年2月23日
(1月31日限り)
第170号 野付郡別海町春別駅より
同 郡 同 村上春別まで
-17.426


<粁程> 1939(昭和14)年3月31日現在

停留場名 粁程(km) 所 在 地
始 点 0 根室国野付郡別海村大字平糸村字西春別原野六十四線北二号省線西春別駅前
新西春別 しんにししゅんべつ 0.042
萩野 はぎの 1.532 同                   六十四線南四番
西春別 にししゅんべつ 4.479 同             字西春別市街
春日 かずが 9.776 同             字上春別原野五十四線南四四番
上春別 かみしゅんべつ 13.931 同                   四十八線南五二番(上春別市街)
共和 きょうわ 19.629 同                   四十線南一〇号
豊岡 とよおか 23.069 同                   三十四線南一〇号
開盛 かいせい 25.289 同                   三十線南一〇号
盛進 せいしん 26.969 同                   二十八線南一一号
春別 しゅんべつ 31.287 同             字中春別市街省線春別駅前
終 点 31.357

※新西春別〜上春別が上春別線、上春別〜春別が中春別線。
※「新西春別」は使用開始時「西春別駅」と呼称。
 
<沿革>
 
広大な別海村内を南北に横断する線区である。上春別線は1933(昭和8)年に西春別〜上春別、中春別線は1936(昭和11)年に春別〜豊岡で使用を開始した。1936(昭和11)年には省線標津線西春別駅開業で駅の周辺に形成された新西春別市街と従来の西春別市街とを結ぶ連絡線として上春別線を延長、中春別線の豊岡〜上春別も使用を開始して、別海村を横断する31kmの路線が完成した。上春別線と西春別線を合併して春別線としたのは1938(昭和13)年だが、同年の使用成績は年間6000トン近くに達し、馬力線としては破格の輸送量を誇っていた。
 翌1939(昭和14)年には春日で西別線が接続するようになり、翌々年には上春別線が西別線に吸収されてしまう。残った中春別線上春別〜春別は春別線を名乗り続けたが、年間輸送量は500トンを割り込み、1949(昭和24)年1月末に廃止となった。

(2000/03/07 訂補)