Kyrgyz Republic 主な見どころ


イシククル湖

湖

キルギス共和国には多数の湖がある。 なかでも最大の湖が、イシククル湖である。
最大横幅178km、最大縦幅60km、最深668m、水面積6200km2、海抜平均1600mの高さに位置する湖である。 ミネラルが豊富な不凍湖である。 湖周辺の気候は他の地域と比べ温暖である。 夏は涼しく、冬は暖かい。夏の水温は24℃くらいまで上がる。
湖北岸は、チョルポンアタ村を中心とした保養地となっている。 ミネラル分の高い温泉と泥を利用した温泉療養も可能である。


ホテルオーロラ

ホテルオーロラ

イシククル湖は、ソビエト時代から、政府の要人を含む多くの人々が連邦各地から訪れる一大保養地であった。 現在でも、エリツィン元ロシア連邦大統領は、夏の休暇をここで過ごしているほか、ロシア連邦のプーチン大統領やカザフスタンのナザルバエフ大統領などの別荘もある。
湖畔の宿泊施設はソビエト時代に建設されたものなので、多くは老朽化し、時代のニーズに合わなくなったため、 現在では内装などのリフォームが盛んに行われている。
ホテル「オーロラ」(左写真)は、イシククル湖の老舗といえる保養施設である。 このホテルには、温泉や、ミネラルを含むクレイ(泥)を利用した療養施設や温水プールが設置されているほか、手入れの行き届いた大きな庭園もある。
リフォーム済みの室内は、広くて清潔で快適である。オフシーズンならデラックスルーム一室$90、スタンダードツイン$45の安さで宿泊できる。 ただしシーズン中はこの部屋が一室$100〜200に跳ね上がる。にもかかわらずシーズン中は常に満室で、相当早くから予約をしなければ宿泊できない。

コテージ

コテージ

1991年に独立したキルギス共和国では、最近、観光資源を基盤に国を発展させていこうする動きが目立っている。
日本政府も、イシククル湖の観光開発に向けた道路整備や観光・サービス業の支援などを始めつつある。 イシククル湖の将来性に目を付けているのは日本だけではない。 アメリカ、ドイツ、イタリア、スイスなどの資本も、観光サービス業、ホテル経営その他に投入され始めている。
ホテル「ラハット」は、ソビエト政権時代に建てられた宿泊施設を、ウズベキスタンの銀行が買い取り、経営しているホテルだ。 本館は改装中。改装が済んでいる別館は小さいけれども快適で、左写真のようなコテージもある。

湖畔の一日

ビーチ

湖畔の各保養施設は、たいてい広大な敷地を有している。
敷地内に、ホテル、コテージ、バンガローなどの宿泊施設、カフェ、レストラン、売店、庭園、プール、サウナ、娯楽施設としては映画館やディスコなどが備わっている。 すべて敷地内で事足りるようになっている。
湖で泳ぎ、浜辺で日光浴をし、庭園を散歩する。 ときにはテニスをしたりビリヤードをして過ごす。 ピーク時でも日本の海水浴場のような混雑はなく、のどかである。
ディスコは夕食後にオープンする。老若男女、踊ることが日常生活に浸透しているこの国では、欠かせない娯楽である。 しかし、こうした喧騒も湖畔までは届かない。 闇の中のイシククル湖は、常に静寂を保っている。

イシククル湖南岸(1)

ビーチ

賑やかな北岸とは対照的に、南岸はひっそりとしている。 宿泊施設が北岸に集中しているため、南岸を訪れる保養客は少ないからである。
しかし、南岸こそ、イシククル湖の太古の自然を堪能するのに最適だ。
湖岸に迫り来るダイナミックな山並み、透明な緑色の湖水。
ひとたび湖に潜れば、湖底に潜む恐竜や古代都市遺跡の神秘が、確かに存在するような気分にさせられる。


イシククル湖南岸(2)〜キャニオン〜

ビーチ

イシククル湖にキャニオンがあることは、地元の人にもあまり知られていない。
カジサイ村から湖沿いに車で約20分の地点で、 湖を背にして細道を山側へ進むと、目前に赤褐色の岩盤が見えてくる。 これがキルギスキャニオンの入り口である。
車を降りて奥へ進むと、長い年月をかけて風化した赤褐色の奇岩の海が目前に広がる。 「おとぎの国」とも呼ばれるキャニオンには、見る者、見る角度により、宮殿や動物の姿に見える奇岩が溢れている。
湖の水浴に飽きたら、キャニオンに足を運ぶと良い。イシククル湖の違った一面に出会えるはずだ。