Kyrgyz Republic トラベル情報


料理

中央アジアの料理は羊肉を中心としたものが多い。 代表的なものは、ピラフ、シャシリク(串焼き)、ベシペルマク(麺料理)、マントゥイ(中華饅頭に似ている)、ラグマン(麺料理)などである。中央アジア諸国それぞれに、作り方や味に特徴はあるが、共通の料理が多い。 イスラム圏なので豚肉料理はほとんどないが、羊肉の代わりに牛肉も用いられる。

中央アジアの主な料理
plov

ピラフ(PLOV): キルギス共和国の南部にはおいしいピラフがある。 左写真は、南部の都市オシュのピラフ。 直径50cm程の大皿に盛られたピラフは、小皿に取り分けず、大皿からスプーンですくってみんなで食べる。 トマトと玉ネギのサラダをピラフにのせて食べると、トマトの酸味がピラフのこってりした味と調和し、何とも言えない味わいになる。

シャシリク

シャシリク(SHASHILYK): 50cmくらいの金串に、酢などに付けておいた羊肉や牛肉を刺して炭で焼いたもの。 日本の焼き鳥に少し似ている。 これを玉ネギのスライスなどといっしょに食べる。 日没とともに街のあちらこちらから立ちのぼるシャシリクの煙は、中央アジアの風物詩である。

シャシリク

サムスイ(SAMSY) :中に熱々のジューシーな羊肉が包まれている、エスニックなミートパイ。
街角の至るところで売られている。軽く何か欲しいときなどに、ファーストフード感覚で食べられる。 ハンバーガーなどのファーストフードがあまり浸透しないのは、気軽に食べることのできる地元のおいしい食べ物があるからかもしれない。

シャシリク

ショルポ(SHORPO):中央アジア風ポトフ。 最もポピュラーな家庭料理の一つ。簡単なので、よく食卓に登場する。 特に南部では、祝い事にショルポとピラフは欠かせない。
羊肉(または牛肉)をよく煮込み、ジャガイモとニンジンを加え、柔らかくなったら、塩、コショウで味付けするだけ。 但し、肉の脂身も一緒に煮て、最後にそれを細かく切り、スープに浮かべるのが中央アジア流。 クミンなどの調味料をいれると、エスニックな味になる。 肉と野菜はスープと一緒に食べてもよいが、写真のように別にしてもおいしい。 好みで、スープにディルやパセリなどの香草を入れる。

シャシリク

ベシパルマク&マントゥイ(BESHPARMAK&MANTY) : ピラフが南部の料理なら、ベシパルマクは北部の料理である。 うどんに似た手打ち麺を羊肉のスープとともに食べる。 赤とうがらしの辛味を加えるとエスニックな味になる。 キルギス語でベシ(BESH)は数字の「5」、パルマク(PARMAK)は「指」を意味し、昔はフォーク、スプーンを使わずに、5本の指で食べる料理だったことから、この名がついた。 マントゥイは中央アジア風中華饅頭である。羊肉と玉葱を炒め、生地で包んた蒸饅頭である。 好みで辛味をつけて食べる。

シャシリク

クルダック(KURDAK) : 羊肉を玉葱でいため塩・コショウで味付けしたシンプルな料理。 羊肉は、下準備されているため、特有の匂いがない。 肉と野菜を醤油で炒めたような味で、日本人なら違和感なく食べられる。 

飲み物


ビール

ロシアビールのほか、ドイツビールの工場がある。 キルギス独自のビール工場は今のところない。 ドイツビールでは、シュテインブロイという名のビアレストランがお勧めである。 また、ロシアビールでは、シビールスカヤ・カローナが人気である。 このほか、Baltikaなどのロシアンビール、シムケンといったカザフスタンのビールなど、枚挙にいとまがない。 ちなみにビールのアルコール度数は約12%である。

コニャック

2003年ウクライナのヤルタで開かれた国際コンクール(CIS諸国の他、オーストリア、スイスなどが参加)では、 15年もののコニャック「Manas-1000」が金賞、10年ものコニャック「Manas」が銀賞、6−7年ものコニャック「Kyrgyzstan」が金賞を受賞。

ショロー(SHORO)

shoro

小麦、大麦、とうもろこしを発酵させてつくったノンアルコール飲料。
穀物の香ばしさに強烈な酸味が加わった味。 簡単には想像できない、形容し難い味である。
初めてショローを飲んだキルギス人でさえ、「こんな飲みものは2度と口にはしまい」と決意する。 ところが、街角で再びショーローを見かけると、どういうわけか惹きつけられ、つい、もう一度試してしまう。 2度ショローを飲んだ者は、これなしでは生きられないほど、ショローが好きになる、という調査結果も出ている。
shoro

実のところ、ショローは、昔は各家庭で作られていた飲み物らしいが、現在、その製法を知っている者はほとんどいない。 そこで、数年前、その製法を探り当てた一人のキルギス人青年が、最初は樽一つで自ら売り歩いたところ、 あっという間に市民の間に浸透し、今では株式会社「SHORO」として、 ”キルギスタンドリーム”と言われるほどの大成功をおさめているそうだ。

通りで、右写真のような、SHOROの売り場を見かけたら、 2ソム(約6円)を差し出せば、その場でプラスチックコップにショローを注いでもらえる。 飲み終わったらコップを戻して立ち去れば良いだけ。とても手頃で気軽な飲み物である。 ペットボトルのショローもある。

レストラン&カフェ


ビシケク市内には、垢抜けたカフェやレストランが数多くある。店内は明るくサービスも良い。たいていオープンカフェがあり、赤や青のパラソルが街の至るところにあり、人々がビールを片手に涼んでいる。 中央アジア料理のほか、ドイツ、イタリア、トルコ、インド、中国、韓国料理のカフェやレストランもある。 ちなみに、中央アジアでは、気軽に食事のできる所を「カフェ」といい、日本の「喫茶店」とは少し意味が異なる。 レストランは少し格式高い雰囲気になる。

レストラン シビールスカヤ・カローナ

料理 ロシアのビールメーカー「シビールスカヤ・カローナ」の直営店。 シビールスカヤ・カローナとは「シベリアの王冠」という意味で、数あるロシアビールの中でも人気が高い。 店内はそれほど広くはないが、キャフェテリアもあり、明るく清潔で、サービスも良い。 シャシリクなどの中央アジア料理の他、欧風料理もある。海外の訪問客にも人気がある

レストラン Tet-a-tet(テッタッテット) 料理

ホテルドストクの向かいにある、中央アジア料理と欧風料理のカフェである。 夕方以降はバンドの生演奏もあり、リクエスト曲を歌ってもらえる。 店内は広く、キャフェテリアもあり、明るく清潔で、サービスも良い。

レストラン イタリア料理「サイクロン」 料理

ピザやパスタなどのイタリア料理がおいしいカフェ。 土産物店「朝日」に隣接。 近くに国連のオフィスがあるため、外国人客が多い。

レストラン Manchester Club 料理

スラブ大学の近くに位置するイングリッシュパブ。 昼間はカフェとして食事ができるし、レストランもある。 中央アジア料理と欧風料理。 フルーツをふんだんに盛ったアイスクリームなどのデザートもおいしい。 店内は居心地がよく、サービスも良い。料理もおいしい。

レストラン ダスミヤー(Dasmiya) 料理

ディスコやサウナも併設された本格的な中央アジア料理レストラン。 夏はオープンカフェ形式になっていて1000人収容可能。 予約をすればユルタ(円形移動式住居)内での食事も可能。