2.ダリ美術館 ▲上に戻る
どんなガイドブックでも紹介されているので,写真・説明はそちらを見て下さい.ここでは,ダリ美術館を中心にまわっている(笑)フィゲラスの町の様子について.
バス,RENFE ともの駅から少し離れているようなので,地図も無く美術館まで着くかなぁ,なんて少し心配だったのですが,そんな必要ありませんでした.駅を降りてから点々と,ダリ美術館まで矢印の標識が立っているので,それに従っていけば,町の中心,そしてダリ美術館まで自然にたどり着きます.
町の規模は小さいですが,ダリ美術館の周りはダリグッズを売る小さなお土産屋さんでいっぱい.ポストカード,ポスター,カレンダー,画集,Tシャツ,キーホルダー,時計,香水 etc... 町の一大産業といったところです.なにしろ,観光案内所でもらった町の地図も,FIGUERESのUの文字がダリ状に歪んでいますから.(笑)
まあ,お土産屋さんとはいえ,扱っているのがダリのカードだったりするわけですから,中を眺めているだけで,ちょっとしたギャラリーを見ているような気になります.美術館を出たあといろいろなお店を覗けば,たっぷり1〜2時間は余韻に浸りながら過ごせるでしょう.
フランスが近いためフランス人観光客がよく来るためか,お土産屋さんなどでは仏語もまあまあ通じるようです.私がはじめて行った日はフランスも祭日だったため,通りを歩いていても仏語ばかり聞こえてきて,けっこうイヤでした.泊まったオスタルの階段ですれ違って挨拶してもフランス人は返事してくれないし.(苦笑)
ダリ美術館の外観は,赤い壁に水玉模様のポップな建物なのですが,この水玉模様,近くでよく見ると,パンのレプリカなのですね.よく,これを全面に張り付けたもんだと感心してしまいました.このパンをモチーフにしたキーホルダーなどのお土産もけっこうありました.
中は思ったより奥が深く,そんなに広くは無いな,と思ったわりには,これで終わりかと思うとまだ別コーナーがあったりして,なかなか終わりませんでした.劇場を勝手に自分の美術館に改築してしまったとのことですが,これだけ好きに自分ですべてデザインしたのは,本当に楽しんでやってたんだろうなぁ,気持ちよかっただろうなぁ,と思わされずにはいられませんでした.いいなぁ!
夏場は夜間特別公開もやってるみたいで,それも照明効果などが加わってまた違う趣きがあるんだろうな,と思います.
3.レストラン ▲上に戻る
ダリ美術館の周りは観光客向けという感じで,どこもいまいちな雰囲気,心引かれなかったので,少し降りて細い路地を入っていったところ,初回訪れたときに,とてもいいレストランを発見し,それ以来,いつもここ,ここで食事するためにフィゲラスまで来てもいいかな,という感じになりました.
お店の名前は La Paellaといって,フィゲラスでパエリヤってのもなぁ,それに英語や仏語のメニューもあるのが,なんか観光客向けで怪しげ,と思ったのですが,手書きらしい看板メニューの絵がいい味出していたのと,メニューの中身が,パエリヤ,ガスパチョのような他地方のものもあるものの,カタラン風ほうれん草や,うさぎとカタツムリなど,カタラン料理もおさえていたので,とりあえず騙されてもいいやと入ったのですが,これが大正解.
メニューはすべて定食で,2皿選んで 1000pts(夜でも)といったところで,かなり安いのですが,味はどれもとても美味しく,こういう店はバルセロナには無いなぁ,とうらやましくなりました.
さすが,お店の名前にしているだけあって,パエリヤは美味しいです.バルセロナのどのお店で食べたものよりもジューシーで,しょっぱくもなく,しかもボリュームたっぷり.2人前はありそう.夏に行ったときはガスパチョも美味しかったです.カタラン風ほうれん草は,いわゆるカタラン風(レーズンと松の実と一緒に炒めるもの)ではなかったですが,まあそれはそれとして,さらにムール貝が美味しいうえ,一皿目なのにどーっさり出て来て,「これで一人前の一皿目?」と思わずカラダが引いてしまうものでした.美味しかったんですけどね.
次回行くことがあれば,日本語のメニューでも作ってあげようか,とも思ってしまったくらいで,この味,ボリュームでこの値段はなんだか申し訳ない気持ちです.それに,ここのおじさんが,一人でお料理して注文聞いて運んで,と全部こなしているのですが,たっぷりと太った外見とは裏腹に,実にきびきび動いていて,見ていて気持ちいいんですよ.
場所は,ダリ美術館からだと,まず Placa Ajuntament の方に降りて,そこから Carrer Peralada を少し進み,左手に延びる Corriol Bruixes または Carrer Tins というかなり細い小道(2本並行してます)を奥に入っていくと,突き当たり広場の手前にあります.両方の小道に面して入り口が開いてるので,どちらから行っても大丈夫です.小道の入り口に「上海飯店」とかいう中華料理屋の案内が出ているので,それを目印に入っていってもいいでしょう.
とにかくおすすめなので,ぜひフィゲラスを訪れたら,ここで食事してみて下さい.
(だから昼間はカダケスで,夕方フィゲラスに移動,一泊コースをおすすめしていたりもします)
ただ,伝統菓子のわりには,どこのケーキ屋さんにでもあるというわけでは無いようです.私が買ったのは,ランブラから Portella 通りを上って Placa Ajuntament という広場の入り口付近にあるお菓子屋さん(名前失念)と,ランブラ沿い北側,かなり東(駅側)の方にある La Botiga Del Pa(住:Rambla 3)というパン屋さんのものですが,断然,後者のパン屋さんの方がおすすめです.ここのパンはとても美味しく,Flaonaも,生地が非常に味わい深いです.