セゴビア

セゴビアはマドリッドから北北西に,車で1時間半くらいの,ロマネスクの町です.マドリッドからの日帰り旅行ではトレドもありますが,セゴビアの方が観光地化されていない普通の町並みを楽しめます(土産屋がトレドより断然少ない).トレドはトレドで素敵なんですけどね.

  1.はじめに

  2.見どころ

  3.コチニーヨ(仔豚の丸焼き)

  4.その他



1.はじめに 上に戻る

セゴビアといえば,アルカサルや水道橋,ロマネスク教会,町並みなども有名ですが,もう1つ有名なものにコチニーヨ(仔豚の丸焼き)があります.
私は1人旅も好きなので,別に1人でも時間を作れればどこにでも行ってしまう方なのですが,今回は元同僚が,男3人でマドリッドに来るというので,これは仔豚の丸焼きを食べるチャンス!と,彼らがいろいろ調べてトレドに行きたいとか言い出さないうちに,と,急いで「セゴビア行かない?」と持ち出したのでした.(笑) さすがに1人旅ではこれは食べきれませんし,日本のスペイン料理屋さんでもこれは無いでしょうからねぇ.

ちなみに交通手段は,マドリッドからけっこう頻繁にバスが出ているようです.今回は友人の運転するレンタカーで行ったのですが,なかなか峠を攻めるという感じで,またスペイン人はどこでも(マドリッド近辺は特に)アツイ走りをしますので,慣れていない人はバスが無難でしょう.道中の景色もいいので楽しめますしね.



2.見どころ 上に戻る

セゴビアには大きな美しいアルカサル(お城)があります.これはディズニーの「白雪姫」のお城のモデルになったのだそうで,さすがにその姿は外観も端麗で美しいです.
外観だけでなく,中の部屋も,天井やアスレホ(青い模様のタイル),玉座や武器の展示などいろいろあって面白いです.また,お城の屋上にも上がれて,ここからの眺めも絶景です.でもさすが石造りのお城,外はガンガンに暑かったのに,城内はひんやりと涼しかったです.
なお,お城をカッコいい角度から見上げようとするならば,セゴビアの町の北を流れている川の外側(北側)に出て,お城のちょうど北ぐらいから見上げるのがよさそうです.

また,町の入り口あたりに大きなローマの水道橋があり,川の北側にはいくつかのロマネスクの教会があり,ベラクルス教会は中も見学可能です.荒野の中にぽつんと1つ建っているその姿は,とても小さいけれど,何か力強いものを感じます.アルカサルから見たベラクルスは,なんとも抵抗し難いほどにひきつけられるものがありました.右の写真が,そのアルカサルの窓を通して写したものなのですが,どうもおとなしくまとまってしまっているので,昭文社エリアガイドの「スペインの旅」というガイドブックのセゴビアのページに載っている写真を参照して下さい.(苦笑) いちおう写真をクリックすると大きな画像で見られます. veracruz



3.コチニーヨ(仔豚の丸焼き) 上に戻る

上述のごとく,コチニーヨを食べるためにセゴビア観光を持ち出した私ですから,もちろんはりきって,セゴビアでいちばん由緒あり美味しいコチニーヨを食べられると言われているお店,メソン・デ・カンディド(Tel:921.42.81.03)に予約を入れました.
この店は1860年開業で,15世紀の家をそのままレストランに改装したとあって,料理だけでなく,店内の壁いっぱいに描かれている絵や置物など,雰囲気もとてもいい感じです.また,ローマ水道橋のすぐ横に位置しているので,窓から水道橋を見ることもできます.今回は残念ながら水道橋が工事中で一部覆いがかけられておりましたが(多分この国のことですから当分続くでしょう).
それでも,とにかくいつも満員になるので,特に週末は予約無しでは食事は不可能と思われます.絶対この店で,と思ったら予約を入れましょう.

コチニーヨ,といえば,大人4人で来ているのだし,当然1匹丸ごと出てくると思ったのですが,出てきたのは4分の1匹,足1本でした.他にもニンニクスープやミネストローネ(スープではなくグリーンピースやジャガイモなどの野菜のニンニク煮込みで,とても美味しかったです)など頼んでいたので,量的に無理と店の人が判断してくれたのか,あるいは1匹はちゃんと言わなければ出てこないのかわかりませんが,結果的にはそれでよかったです.4分の1匹でもけっこう多かったくらいですから.
でも,さすがにお乳しか飲んでいない生後数週間の仔豚だけあって,お肉は本当にやわらかくほぐれる感じで,豚肉に対する今までのイメージが覆されました.味も癖が無くあっさりしていてとても美味しかったです.

でも,ここの仔豚はやわらかいので,ナイフではなくお皿を使って身を切り分けるというパフォーマンスが有名だそうで,それをぜひ見たかったので,どこかのテーブルで1匹注文していないかな,と見ていたら,近くの2人連れのカップル(そんな太ってない)が1匹注文していました.(驚き)
そこでじっと見ていると,店のカマレロは,お皿ではなく,スプーンを使ってずぶずぶと仔豚を2つにわけ,2人の皿にそれぞれ取り分けたのでした.
お皿じゃなかったのは残念でしたが,スプーンでも,じゅうぶんやわらかいことはパフォーマンスできますけどね.でも,あの量を2人で食べるとは...

デザートメニューに postre sorpreso(びっくりデザートという意味)とかいう名前のモノがあり,これ何?とお店の人に聞くと「postre sorpreso だよ」としか教えてもらえず,1つ頼んでみたところ,うん,ちょっとだけびっくりでした.(笑) 店の意思を尊重して明かしませんので,もし興味があれば,ご自分で頼んでみて下さい.

またこの店は接待にも使われているようで,隣のテーブルのビジネスマン風2人連れは,どうも片方が地元(せいぜいマドリッド)のスペイン人で,お客さんの外人に英語でここの料理や文化などをいろいろ紹介しているなぁ,と思っていたのですが(彼の英語が明らかにスペイン人のものだったので)ふと,話がビジネスの話題に及ぶと,なんと,私が前勤めていた会社の,今回のマドリッドでのビジネスショーに来たお客さんとでした(元同僚もそのために出張で来ていました).
スペインも日本のようにけっこう食事などの接待もするようですが,マドリッドからだと,外国からの大事なお客さんはやはり観光も兼ねてここら辺まで連れて来るんだな,とふーん,と思ったのでした.

pasteleria おまけ:セゴビアの町角のお菓子屋さん

写真左下の,黄色い小さな直方体の Yema(イェマ)という,卵の黄身でできたお菓子が笑っちゃうくらい甘かったです.外側の砂糖衣がちょっと強烈で.
いちおう代表的なセゴビア銘菓の1つなんですけどね.ちなみによその地方(Avila,Andalucia各地他)でもそれぞれの Yema がありますが,どこも砂糖衣がすごいんだなぁ.

ショウウィンドウ越しに撮ったので,ちょっと光っててごめんなさい.



4.その他 上に戻る

Segovia英語.少し古い(96年末)けれどマドリッド−セゴビア間のバスの時刻や,駅の電話番号もあって便利.近郊スポットの簡単な紹介もあります.
Segovia netかわいいデザインで,観光スポットの見学時間帯などもあり,何かと親切.西・英・仏語から選択できます.


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