阪神ドラフト戦略2002


2002.9.17記

前回から四ヶ月が経過したわけですが、まず前回の記事で中谷、狩野に対してちと厳しすぎだったかなとの反省もありまして、関係各位様にお詫びを申し上げるものであります。(って誰も見てないか)

さて、前回挙げた補強ポイントについての現時点での我がタイガースの戦略ですが・・・

補強ポイントその1 即戦力サウスポー
中村(IBM)、江草(専修大)、三東(ヤマハ)、鈴木(王子製紙)

の名前が挙がってきました。去年も名前だけはいっぱい挙がってましたが、誰一人として獲れなかった(しかし誰一人として働かなかった)ので、注意が必要です。ただ、去年の即戦力じゃなかったサウスポーたちと同様これといった決め球が無いのが寂しいですが。吉野が思わぬ成長をしたので、彼らも通用しないとなると、すぐさまサイドに変えられそうですな。
あと、即戦力ではないですが、溝口(戸畑商)の名前もあがっているとか。しかしこのピッチャー高校2年時がピークで、3年の時は状態が悪かったとか。おそらく上がいなくなって、お山の大将になってしまったのだろうなぁとも思うわけです。この辺りの考え方はまぁ入団してから「初心に帰って」猛練習すればいいと思いますが、練習嫌いの同型として常盤大・久保田の入団も濃厚なので、「ちっとも練習しない阪神ファーム」に拍車がかかったらイヤだなぁと。

補強ポイントその2 即戦力キャッチャー
来年に回すそうです。(星野監督談)

補強ポイントその3 アスリート型野手
林外野手(近畿大)、田中投手(沖学園)、佐竹外野手(専修大)

現在野手で獲得が噂されているのが、この三名ですが、は故障もあり、肩は致命的に弱いので将来的には「打つだけ」タイプになるでしょう。
田中直樹ってココリコかと思いましたが、福岡ということもあり、「新庄2世」とマスコミも持ち上げております。遠投120m、50m6秒フラットと思わず苦笑いするようなカタログスペックですが(実際には遠投108m、50m6秒4くらいでしょう)、このタイプの投手出身の高校生野手を下位指名するのはベクトル的にはいいと思います。
専修佐竹は江草とのセット指名とも言われますが、脚はマジ速いみたいです。肩は普通。ていうか私実際に生で見てるのですが、印象に残りにくい選手でした。とにかく肩が強い外野が勝つためには絶対必要です。

その他
杉山、久保田
と快速右腕2名が確定的ですが、この2人が獲れるだけでも、今年のドラフトはまぁまぁかなと。速いピッチャーがいなかったちょっと前の阪神を思うと、145オーバー出せる能力を持った投手が目白押しになるのは嬉しい限りです。
福原、藤川、藤田、安藤、伊達、杉山、久保田と本格派7人衆がモノになった時、投手王国が出現することでしょう。ただ、それには条件があります。そう、絶対的な守りの信頼を得られるキャッチャーです。


2002.5.24記

さて我が阪神タイガースも例年通りのコースを辿りつつありますので、ここらで補強ポイントを語っていきたいと思います。

補強ポイントその1 即戦力サウスポー

言わずと知れた補強ポイントです。去年は浅井を優先したドラフト戦略で、他球団に狙っていたサウスポーをことごとくさらわれてしまいました。そして今年のペナントレースでは遠山、弓長、西川の衰え、吉野の伸び悩みを痛感することになりました。
しかし、ポイントとしては「先発ピッチャーで左は1枚いれば十分」、「足りないのは中継ぎサウスポー」であります。だから、和田を狙うのも結構だけれど、中下位でちょっと年食ってるが役に立つ左を発掘することが肝要なのではないでしょうか。そうです。タムジイを探せ!です。ただし球威がない弓長タイプのサウスポーは年齢に関わらず要りません。

補強ポイントその2 即戦力キャッチャー

今年は新人浅井が一軍でまぁまぁの活躍をしていますが、力不足が目立ち、「浅井があれば10年はキャッチャーは要らない」というレベルにはとてもではないけどいきません。よって、いいキャッチャーがいるときは積極的に狙って行くべきです。こんなことは言いたくありませんが、中谷は近いうちに現役引退が濃厚ですし、狩野はキャッチャーとしてよりプロとしての力量に疑問符が付き始めています。吉本の上積みは見込めないし、もう32歳。山田に至っては以下略です。ひとり獲ったらひとりクビにするにしてもあと3年間はキャッチャーを獲り続けるべきかと思えます。その3年の間に浅井らにメドが立てばいいのですが。

補強ポイントその3 アスリート型野手

ずばり新庄二世を探せ!です。今の外野陣の肩は非常に寂しいものを感じます。また赤星リタイア後、機動力の無さを露呈しています。高校生でも即戦力型でもいいのですが、攻守に積極性のある人物が望まれます。せっかくの俊足も走らなきゃ宝の持ち腐れだし。また「本当の意味で」足&肩のある選手が欲しいですな。坪井も入団時には足肩はプロで及第点レベルと評されていました。 って45点じゃ坪井の足肩なんてもんわ!というわけで、桜井も坪井クラスなんてしょうか。とほほ。


てなわけで、現時点での理想的なドラフトを考えてみると・・・・

自由枠 和田 早稲田大学 投 左左 まぁお約束ということで。
自由枠 三東 ヤマハ   投 左左 社会人で急成長。145オーバーの左腕は短イニングでは打たれない。
4巡目 江草 専修大学  投 左左 菊池スカウトが本当の意味で評価してるのは和田よりこっち。
5巡目 小山 亜細亜大学 捕 右右 ナスティーキャッチャー。阪神に必要なのはこんな選手。
6巡目 矢野 國學院大学 外 右右 鞘師(東海大学)、大西(近畿大学)と並ぶ強肩三羽ガラスの1人。
7巡目 鈴木 王子製紙  投 左左 タムジイ候補。

本当は杉山とか妹尾とか地元の快速右腕にいってもいいと思うのですが、今年は涙を飲んで左を獲らなきゃ仕方が無いでしょう。
って高校生が全然いませんな。長田は去年の夏の千葉の大会で見ていい選手だと思いましたが、チーム事情を無視して獲りに行くレベルだとは思えませんでした。


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