'02 高校生左投手候補一覧 -02.7.6現在-


氏名      学校     投打 MAX 評 一言

高井 雄平   東北     左左 149 S 小柄ながら体幹のボリュームは早熟型。一番打者としての適性も十分。
浅間 敬太   敬愛学園   左左 143 A 小柄細身からけれん味の無い投球は前田(巨)を彷彿。
山田 貴史   酒田南    左左 138 A 理想的なフォームからのクロスは威力あり。現在故障中。
溝口 大樹   戸畑商    左左 145 B 身長も球速も伸び盛り。アベレージも135を上回りスライダーも切れる。
宮本 賢    関西     左左 143 B 弓長似のフォーム。投球スタイルも技巧派。
野本 圭    岡山南    左左 141 B 足腰のバネ抜群。勢いのあるサウスポーだが、チーム三番手。
中沢 雅人   富山商    左左 141 B 同県荒瀬をスケールで上回る。右打者内角攻めが持ち味。
坂下 隆一   鹿児島実   左左 139 B 地元では杉内二世の声も。カーブ決め球。身体に厚みが出てくれば。
大年 浩貴   上郡     左左 143 B センバツ出場三木高から11奪三振は全国レベル。身体的にも今が伸び盛り。
菊池 正法   富士宮東   左左 141 B 昨夏二年生ながら小ブレイク。柔軟な腕の振りは将来性十分。
金刃 憲人   市立尼崎   左左 143 B 大学入学後のトレーニングで球速アップ。スライダーも◎。
田村 領平   市和歌山商  左左 141 B 元プロ投手の父を持つサラブレッド。下半身の大きさに努力あり。
長峰 昌司   水戸商    左左 142 B 井川の後輩の超大型サウスポー。大型な割にダイナミックさに欠ける。
清代 渉平   日大三    左左 135 C 球威はさほど無いが実戦型の勝てるピッチャー。球威出てきたら和田二世。
浜田 元貴   佐賀工    左左 137 C ノーヒッター。細身から小気味良いクロスファイヤーがいい。
荒瀬 啓介   新湊     左左 136 C 右打者の外角に正確に制球でき、頭もいい。打撃もセンス抜群。
大隣 憲司   京都学園   左左 137 C マメタン体型をトレーニングで投手の身体に作り上げた。
飯田 龍一郎  兵庫育英   左左 138 C 185センチの長身サウスポーだが、重心高く、フォームに課題多い。
伊藤 孝彦   滝川二    左左 142 C 飯田とは対象的に170センチの小柄ながら、球威は飯田を上回る。
森田 一喜   奈良工    左左 137 C 182-66の投手体型だが、もう少し体重が増えると球威もあがるだろう。
福井 良輔   横浜     左左 134 C 名門横浜左のエース。やや担ぎ投げながら右打者の外角に決まる速球はそうは打たれない。
大森 宗史   大田原    左左 138 C 「素質は磯(ロッテ)より上」と評判の左腕。微妙だ・・・



<まとめ>

最速145キロと言っても、常時そんなにでるわけもなく、高校生の場合は、ー7キロするのが妥当。宮本なら143−7=136キロがストレートの平均と言ったところである。報知の記事に溝口が「抑え気味で投げても135キロを上回る」と出ていたが、それは抑えていたんじゃなくて、普通の調子で普通に投げるとそのくらいということだろう。絶好調のときで140に達する球が1試合に1,2球。そのうち1球が145を計時したというところが本当のところではないか。
第一、この球速というのは一体誰が測っているのか。

1)球場のガン
2)テレビ局のガン
3)スカウトのガン
4)野球部所有のガン

一応信頼性の高い順に並べてみた。
去年の寺原のケースだと、球場のガンで152キロ。スカウトのガンではまちまちだったが、157を計時したチームがあり、スポーツ紙上寺原=157キロ剛腕とセンセーショナルに書かれた。もう7キロどころの騒ぎではないのである。

で、今回のリストのMAXも高校野球雑誌やスポーツ紙を参考にしてるわけで、地方の球児の場合、4)の野球部所有のガンが多いと推測される。これまた統計上精度が低い。ということで、このスピードをまるっきり信頼するには至らないわけで、でも何らかの目安にはなるわけで。実際に見ないと分からんでしょうなぁ。

ところで、早稲田の和田がドラフトマニアの間で賛否両論喧々囂々の議論になってますが、それはひとまずおいといて、高校時代の和田を思い出すこととします。高校時代の和田はアベレージ125最速130程度でとてもとてもドラフト候補とは言えませんでした。にもかかわらず強豪帝京を破った。そして大学に入り球威も出てきて、三振を取りまくっている。この和田を見ていると、どうしても僕は荒瀬を外すわけにはいかないと思うのです。今荒瀬はアベレージ130最速135程度だと思いますが、それでも高校時代の和田より速い。そして投球術も心得ている。何をしたら打者が一番嫌がるかちゃんと分かっている。打撃ひとつみてもセンスは抜群だ。
「でも所詮アマチュアまでの好投手で終わる。またその方が本人のため」
という大方の意見に昔は私も賛成でした。慶應志村も「大学まで。プロに入らなくて正解」と思ってました。
しかし、石川、高橋尚、和田を見ていると「う〜む」と思わざるを得ません。なんだかんだ言って140ちょっとは出るしね。この「140ちょっとの球速」はトレーニングによる後天的な上積みなんじゃあないのか!!!! 近年の筋力トレーニングの進歩は球速アップにダイレクトにつながるのではないか!!!そう思うわけです。
だとすると、荒瀬も化けるのではないか。ただ大きいだけの長峰よりも魅力を感じてしまうのは私だけなのでしょうか。

 


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