野手名鑑


12 浅井良
阪神では縁起のいい3文字名前。大学に入ってからキャッチャーにコンバートされたが、持ち前の強肩を生かして才能集団法政大学の中で台頭し、3年次でレギュラーの地位を固めた。武器は低い軌道の強肩。小さい頃からキャッチャーをやっているわけではないのだが、それが逆に臨機応変のスローイングの形を作っているとも言える。ガチガチの「キャッチャーは真上から常に投げなければならない」という原理主義者には批判されるが、バッターに邪魔されても対応できるという面が浅井の長所なのだ。
バッティングはまだまだプロのスピードに対応できていない。今年どう使われるかいまいち見えてこないが、矢野ももう34歳。運も持っている。

27 山田勝彦
長い下積み時代を経てゆっくり成長してきた。バッティングも昔は見ちゃいられなかったが、去年などはなかなか勝負強いところを見せていた。「外スラ勝彦」などと揶揄され、ワタクシも非常にブチ切れた記憶があったが、去年は矢野がノムパニックに陥った隙にナイスリードを見せることもあった。しかし、そろそろこの辺が潮時。盗塁阻止率も2割が精一杯。15年もキャッチャーをやっていたら再就職には困らないだろう。

39 矢野輝弘
就任時星野監督に「レギュラーは矢野だけ」と言わしめた星野監督にもっとも近しい人物。去年の盗塁阻止率も4割とまだまだ肩も衰えていない。去年はノムにブツクサ言われ過ぎてパニックになったきらいもあったが、普通にやればディフェンスにもオフェンスにも大きな穴は無い。特にストレートに強く、そのうえ勝負強いバッティングは下位打線を締めている。実は脚もあり、二番案もあったほどである。次世代捕手が育つまであと3年は頑張って欲しい。

50 野村克則(カツノリ)
このHPを一時閉めるほどそのトレードは噴飯ものだった。後ろ盾がいなくなった今年が正念場であるが、順調に開幕二軍落ちした。

55 吉本亮
トレードされてもう大分経つが、やっと今年チャンスを掴んだ。ちょっとパワーがある以外とりたてて特徴があるわけでもない。が、一生懸命やれば(ちょっとは)報われるということであろう。今年は矢野が当てられそうな場面で代役として出て、乱闘の口火を切る役に期待。

60 東辰弥
天理高校時代全国制覇を成し遂げ、早稲田のスポーツ推薦資格(早稲田の野球枠は全国大会16強)を満たしたスポーツエリート。だったが、大学四年間で高校時ピッチャーの浅井に追い抜かれた。しかし強肩を武器にしたディフェンス面は優れているので、今後大学四年間で怠った努力をしてもらいたい。

63 狩野恵輔
クレバーさとバッティングが評価されてプロ入りした。まだ細身でプロの身体が出来ていない。が、意外にも俊足の持ち主であった。チームでは赤星の次に速いと評される。そのため最近は外野で起用されることが多い。ここは新庄二世を期待したほうがいいかもしれない。肩はキャッチャーとしては並であったが、外野手として新庄クラスの肩があれば・・・(そう簡単にあるわきゃねえよな)

66 中谷仁
携帯電話を目にぶつけられ選手生命を半ば失った。最近は見えるようになったと言うが、強膜、脈絡膜は壊死した場合再生はされない・・・慣れたと言ったほうが正しい。キャッチングは出来るかもしれないが、バッティングは厳しいだろう。つくづくも犯人を捕まえて百叩きしたいものである。


00 田中秀太
ノムが今岡を干してる最中、レギュラー獲得の千載一遇のチャンスであったが、棒に振った。原因は凡ミスの多さと精神的スタミナのなさ。つまり野球に取り組む姿勢が甘いのである。ノムからは「野球の常識が出来ていない」、星野監督からは「アホみたいや」と酷評。それでも見かけはいい。どこでも守れるし、脚もそこそこある。阪神の悪しき伝統にずぶずぶに染まり、なんとなくファームの試合に出てたまたま打てたり、たまたま盗塁に成功したりしたその積み重ねでできた選手である。三遊間がきついなぁと思っても、ただ漫然とノックを受けるだけ。バントは失敗した翌日に練習するだけ。本来持っているセンスは悪くない筈なのに、惜しい。

2 藤原通
阪神では縁起のいい三文字名前ルーキー。キャッチボールでいきなり岡田監督に「サードの肩では無い」と酷評を受け、なぜか外野コンバート。バッティングも「当てるだけで小さくまとまりすぎ」と酷評。はっきり言ってアマチュアレベルで終わる類の選手だろう。立命館と三文字名前というだけで獲ったのだろうが、これはひどすぎる。ファームが開幕してからは高卒ルーキー桜井の守備固めに回ってる姿(むしろ守備練習だろう)は哀愁を誘う。

3 八木裕
この選手は若い頃覇気が無いと散々言われ、覇気無し阪神野球の元凶であった。しかし、彼には4打席は冗長だったのだ。一打席の凝縮した空間で戦う選手だったのだ。脚も速かったが走塁に興味もなかったし、なかなか惜しい選手ではあった。今年も代打として光った活躍に期待だが、アリアスの調子次第ではスタメン起用もありそう。(スペアその1)

5 沖原佳典
29歳で入団し今年30歳。堅い守備とシュアな打撃はプロに入ってみたらあまり大したことは無かった。だが、時たま爆発するので油断できない選手ではある。

7 今岡誠
どこの球団にも「ミスはするが時々大きなことをやってくれるので許してしまう選手」がいる。中日では福留、ロッテでは初芝、広島では東出、昔の近鉄では羽田、村上などである。ファンの数が多くになれて段々許されなくなるのだが、阪神では奇跡的に今岡がそのポジションにいる。読売の札束の勧誘を振って阪神入団、去年の開幕二戦目で大爆発読売を倒す。しかしその後完全沈黙。たまに出るとミスを連発。上坂に比べて極端に狭い守備範囲。などなど今岡について語り出すときりがない。今年は「強制されない自分で考える二番」として成長してもらいたい。思えば今岡の売り出し時の打順も二番であった。あかんかったところで上坂もおるしね。

8 片岡篤史
悩み抜いた末、小さい頃から憧れ続けた縦縞のユニフォームに袖を通した。そのキャプテンシーと全力プレイは見る者の心を打つ。松坂の速球に対して腰が壊れるくらいのフルスイングしパリーグを盛り上げたが、こすい野球のセリーグは変化球全盛。早くアジャストして、数字はともかくポイントで打って欲しい。

9 藤本敦士
俊足好打の左打ちのショートとして本格化。野村遺産として赤星に続く成長を見せる。持っている空気がいい。フィルディングもだいぶ上手くなった。守備範囲は元々広いだけに、練習してるなといった感じですか。田中秀太と持ってる「生まれ」(資質)はほとんど同じでも、「育ち」(練習・目的意識)でこんなに違ってくるという見本。思えば阪神は伝統的にドラフト下位の選手が比較的成功する。それだけ上位選手に対する「スポイル」が酷いのだろうな。

14 ジョージ・アリアス
オリックスでの38本塁打を手土産に阪神入りした30歳。当たれば飛ぶ。これは怖い。もちろん当たらなければ飛ばないのだが、ひとつ間違えたらスタンドイン。かといって大豊ほど穴は大きくない。今年は打てないポイントをファールでどれだけ逃げられるかだろう。

31 広沢克実
アリアスのスペアその2。今年は六甲おろしをダンスしながら歌って欲しいものである。

37 根本隆輝
なんていうか・・・ 移籍直後にブレイク出来なかったらこの手の選手は終わりでしょう。

40 斉藤秀光
上に同じ。ショートは足りてます。

44 関本健太郎
怪我につぐ怪我で成長は遅れたが、岡田監督の評は高い。長打力十分の大型内野手であり、セカンドを守れるのがポイント高い。ただ、今のままでは一軍では通用しそうもない。せめて甘いところは確実に放り込むという凄みを出さないことには。

46 新井亮司
阪神のアームレスリングチャンピオン。今年学生時代無敗を豪語するPLの鉄パイプ王桜井の挑戦を受けたが、軽く一蹴する。この調子で王者清原に挑戦してもらいたい。いや、まずは金本に挑戦か。えっと腕相撲の話でなく野球の話ですか? バッターボックスではいい雰囲気持ってると思いますよ。守備も考えるとあと3年はかかるかな。

59 エヴァンス
この手の外国人がいるとファームの若手の出番が減るんだよな〜。

61 梶原康司
ダイエー山村を打ち砕いた打棒もプロでは力不足か。インコースに強い特性を持っているのでバッターボックスの一番前に立ってプレッシャーをかける係はどうでしょう。

99 的場寛壱
昨シーズン膝の故障が完治しないまま、一軍で起用され、再び膝クラッシュ。もう内野手は無理でしょう。ここは強肩を生かして新庄二世を目指して欲しい。でも今年は養生して下され。


0 吉田浩
ファームの主。人柄で12年間選手生命を持たせたと言っても過言ではない。新庄と同期ってのがちょっと信じられないっす。今後はスタッフ入りできるのでしょうか。左の代打の切り札的存在には・・・なれないだろうなぁ。

6 ホワイト
虎のタイソン。技術的には何が何でも上から強烈に押し潰すという元読売マルチネスタイプ。ハッスルプレイが信条の陽気なムードメーカーでもある。阪神ファンとして言ったらいけないことかもしれませんが、現時点では浜中よりず〜っと上ではないでしょうか。

22 喜田剛
阪神では縁起の良い三文字名前ルーキー。元力士の父親を持つ偉丈夫。パワー溢れるバッティングが売りとのことだが、まずはファームで実証するしかない。てか見たこと無いっす。動画では反っくり返って打ってたけど大丈夫なのかなぁ。

24 檜山進次郎
元々そのスイングは美しいものであったが、ノムに修正され輝きを取り戻した。ストレートに強く、センターに強い打球を飛ばせる打撃は今年も健在。今年は同期片岡の加入もあり、京都コンビで頑張って欲しい。

25 濱中おさむ
うねり打法習得中。今年1年続けるとのことだが、それは田淵コーチを巻き込むための自爆テロでしょうか。

32 坪井智哉
去年は左肩の故障で打撃守備とも精彩を欠いた。一転今年は絶好調。ただ今年のストライクゾーン改定で元々苦手だった高めを攻められると辛い。個人的には首位打者のダークホースだと思うのだが、それは評価のしすぎだろうか。

33 曽我部直樹
なんていうか、この人も吉田浩のようにあと何年もファームに居座り続けるのでしょうか。

43 上坂太一郎
セカンドでも外野でも使える便利なプレイヤー。去年は1番セカンドでレギュラーだったが、今年は小技に苦しみ、今岡の反攻に合っている。今岡の調子が落ちたらすぐにでも起用されると思うので、それまで小技を磨いて欲しい。またその俊足の割に盗塁をしない。この手の選手は「盗塁しないとレギュラーを獲れない」と自覚させるべきである(広島は金本の発言からも良き伝統を持っている)。盗塁しない、バントも苦手、打つだけで俺は十分と勘違いさせるところが阪神の伝統だがそれに陥りつつあるので、ここは初心に帰ってもらいたい。

45 平下晃司
去年の開幕戦で足首を捻挫して、レギュラー獲得千載一遇のチャンスを逃した。その後赤星、濱中の台頭で苦しい立場に追い込まれる。が、今スプリングキャンプでは好調さをアピール。脚が使えることも見せ開幕一軍に残る。肩の無さが惜しいが、赤星のスペアとしては十分だろう。

51 桜井広大
ドラフト4巡目でこの選手が獲れたとき、阪神ファンの間では左の中継ぎよりもいいじゃないか、という声が圧倒的であった。PL時代は手の付けられない悪ガキだったが、むしろプロで成功するのは悪ガキのほうだから、まぁ過去の事件は忘れてやる。長打力はともかく、その身体能力であるが、どうやら新庄と比べるのは可哀相なようだ。とにかく私は新庄のバックホームをこよなく愛していたので、バカみたいな身体能力を持った外野手を毎年獲って欲しいと思うのだ。

53 赤星憲広
野村遺産。とにかくブリキ野球の亜細亜大学で仕込まれた根性は凄い。「盗塁をしないと使ってもらえない」というよりも「盗塁失敗した後に盗塁を試みなくなったら俺はおしまいだ」とのコメントが社会人時代からあり、まさに脚職人と言えよう。ちなみにブリキ野球とは「お前らは鉄じゃない。ブリキなんだ」(お前らに才能は無い。しかしブリキでも磨けば光る)という精神で、猛練習に明け暮れ、心身ともに徹底的に鍛え上げる野球である。井端(中日)とともにブリキ野球を体現してるのがこの赤星なのだ。
今年は開幕戦を見ても他チームが研究しているのは明らかなので、どこまで対応できるかが勝負だろう。

65 高波文一
上のブリキ野球とは対極にあるうっかり阪神野球で育った俊足の外野手。阪神ファームに預けたらこんな選手が出来ますよという見本みたいな選手。え?もちろんいい選手ですがな(^^;;

67 松田匡司
野村遺産。てかコネ入社。身体能力は凄いが、しょせんは法政でのんびりやってた癖が阪神でも抜けずに、ひとかわむけない。ちょっと前に外野守備を見たが、あのフットワークの悪さ、スローイングに移るときのぎくしゃくした動作、せっかくの肩があるのに、あんな姿勢じゃどうしようもない。もう28歳だし、そろそろ整理でしょう。


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