誰も書かなかったシンガポール...


このホームページを作って半年になりますが、
シンガポールから情報発信とありながら、全然シンガポールの
ことが載ってないじゃないかというメールを頂きました。
ここは初心に帰って、シンガポールについて書いてみようとおもい
このコーナーを新設しました。
とはいえ、ガイドブックに書いてあるようなことでは詰まらないと
思うので、ちょっと視点を変えてレポートしようと思います。
まぁ、”誰も書かなかった”っていうのは大袈裟ですが...
しかし、これであなたもシンガポール通だ!!(少しは..)

...その後、99年5月よりマレーシアに転勤になりまして、
マレーシアの謎にも迫っていこうと思います。


シンガポールの歴史
マレーシアのマレー人女性と結婚すると..?
シンガポール語って?
住宅事情
世界一高いシンガポールの車!?
熱帯のやまい。
シンガポールの奇祭(マレーシアもあるでよ)



 
正式名称は    シンガポール共和国。
英語で      Republic Of Singapore 
マレー語で    Singapura(シンガプラ)
中国語で     新加波 (シンジャポー)
インド語     ????(インドフォントがないため記述不可能) 
人口約300万人で、そのうち8割が中国系、ついでマレー系、インド系
、その他(アラブ系など)で構成されてます。
もともとシンガポールはマレー半島に群雄割拠する王国の一つのジョホール王国
の領土の一部でありました。マレー人約300人の住む、寂れた漁村を
東インド会社のスタンフォード−ラッフルズ卿がお買い上げになり、
急速に開発が進み、現在のシンガポールの基礎を築いたということです。
後に大日本帝国に占領され、昭南島と名を変えて3年半。
その後日本が引き揚げると、つかさず英国が戻ってきまして
英領マラヤ(後のマレーシア)とシンガポールになったのもつかの間
マレーシアとシンガポールは独立して、共にマレーシア連邦という一つの国に
なったのもつかの間(しつこい?)プミブトラ政策(マレー人優遇政策)を
とるマレーシアからの独立を果たしたのであります。
大統領制をとっていますが、選挙で選ばれる大統領は国の象徴的存在で、
政治は首相が行います。現首相はゴーチョクトン首相。
APECやアセアン関係のニュースでご覧になった方も多いと思われますが、
アジアの政治家とはとても思えないほどののっぽさん(2メートルあるかな?)。
クリントン大統領と並んでもなんら貫禄負けするところはございません。
アジアの誇りです!!iceは背が低いので...
頑張れゴーさん!クリントンなんかに負けるな!(なんのこっちゃ?)



(リンクで飛んで来た方、ここだけマレーシアの話です) 
ちなみにマレーシアのプミブトラ政策(マレー人優遇政策)は現在もありまして、
たとえば大学進学が5段階平均でマレー人は3以上、その他は4以上とか、
マレー人の企業は税金が安かったり、マレー人の従業員は何人以上雇わなければ
ならなかったりと、結構はっきり法律で定められています。
さて、このプミブトラ政策とは、英国植民地時代に身分を中国系やインド系の
下に置かれて、こき使われたマレー人を今こそ優遇して地位向上を目的とした政策。
正確に言うと、マレー人ではなく、マレー語でプリブミ、つまり土地の子。
何を持って、定義付けするのかが難しいところですが、
一番重要なのはスンニ派イスラム教とであることとマレー人種であることです。
マレーシア人は生まれると、何人種であるかが登録され、
身分証とパスポートに何人種か記載されます。シンガポールも同じ。
この時マレー人と登録され、イスラム教であれば恩恵を受けることになります。
ただ、片親が中国系だったりする場合もあり、この場合はまた
処理が難しいでしょう。
マレー人の女性はとても綺麗な人が多く、中には求婚する異人種の男性も
おります。が、マレー人の女性はイスラム教徒です。
イスラム法ではイスラム教徒はイスラム教徒以外とは結婚してはならん
ということになっており、マレーシアの法律もイスラム法にのっとっているので
もしあなたがマレー人女性と恋に落ち、どうしても結婚したいと言うことになれば
イスラム教徒にならなければなりません。しかも政府認定のイスラム試験で
合格しなければならんのです。
そうして無事イスラム教徒になった暁には、恩恵が少し受けられるのですが、
義務があっての権利、仮に酒飲んだり、豚肉食った日にはマレーシア宗教警察に逮捕されます。恐いですね。


 
シンガポールの話題に戻ります。
ここは中国系、マレー系、インド系の他民族国家ですが、
それぞれ使用言語がばらばらで多種多様。中国人の中でも福建人の福建語
広東人の広東語、潮州人の潮州語と、それらの標準語の北京語で、
もう言葉のバトルロイヤルといったところです。
シンガポール語というのはありません。
そこで政府は英語を共通語と定め、公式な文書はすべて英語。
さらに学校では英語教育を徹底してきました。
その結果奇妙な結果が表れました。二十代後半から40代全般までの
英語教育をされた人で、漢字を書けないまたは北京語を話せない中国系や
インド語(タミル語)をまったく話せない理解できないインド系の人が
多くなりました。現在のシンガポール首相ゴーチョクトン氏も
自由に北京語が話せないといわれています。
これは大変なことだということで、数年前からSpeak your languageキャンペーン
がはじまり、特にSpeak Mandarinキャンペーンに力を入れているようです。
Mandarinとは北京語のことです。
ちょうど今小学生くらいの子供を持つ親が漢字を子供に教えることが出来ず、
一生懸命勉強してる姿を見掛けます。ほんとそりゃ大変だ。



 
シンガポールはマレー半島の端のジョホール州の出島のように
ちょこんと位置してます。シンガポールとマレーシアは
コーズウェイとセカンドリンクと呼ばれる二個所の橋で結ばれています。
大きさは淡路島ほどと言われています。人口約300万人のその島は
東西南北に地下鉄が通っていて、シェントンウェイ金融街と呼ばれる中心は
超高層ビルが立ち並び、東の端は巨大なチャンギ空港、
西の端はジュロン重工業地帯があり、小さいスペースに国としての
機能を詰め込んだミニノートパソコンのような国です。
この狭いスペースに300万もの人が、気ままに一軒家に住んだら
すぐあふれてしまいますので、政府の政策で国民のほとんどは
HDB(Housing Develop Boardだったかな?)と呼ばれる高層の公営住宅
に住んでいます。もうちょっと金がある人は私立のコンドミニアム、
で、それから長屋のような家。
もっとグレードの高いお金持ちはセミデタッチと呼ばれる
一つの壁を共有した二軒の家、真ん中に壁に対して左右対称の家に二世帯が住む。
このクラスでもかなりの資産家なのだけど、さらに上は
本当の完全な一軒家。狭い国土で一軒家を持つことは最高の贅沢なのです。
また、HDBやコンドミニアムには99年間の所有権や永久の所有権があり
値段が違ってきます。


 
また狭い国土、そんなに車が増えてどうするんだ、ということで
車の登録数の制限をしています。具体的にどういうことかというと
車を買いたい人は、車とその所有権10年を買わなければなりません。
所有権は政府が毎月、今月は登録台数をこれだけにしますと発表して
買いたい人、個人またはディーラーがかぎられた登録台数から
所有権をせりでゲットするのです。
ですので、毎月値段が変わります。せり負ければもちろん買えません。
さて、ディーラーに行って車を買いに行きます。
すると見積書を二枚出されます。
一枚はせりで勝か負けるかのぎりぎりの値段。もう一つは
これならゲットできるぜという値段。
あとはボーナス後だからとか、正月前だとかで、値段が上がり下がりします。
アジア通貨危機前の2年前で、日産サニー1.5ccで700万円から800万円
なり。
こんな値段で誰が買うの?と思われますが、結構みんな乗ってます。
みんなかね持ってるんですね。
日本車が多いですが、結構ヨーロッパ車もおおいです。
フィアット、ルノー、プジョー、アルファロメオ、ローバー、シート(スペイン)
など。でも同じような排気量なら日本車のほうが全然高いです。
とくにHondaは東南アジアでは大人気なので、たとえばサニーとシビックでは
二〜三百万円くらいちがってきます。???!!!
でもやっぱり、お金持ちはベンツやBMWにお乗りになります。
その数の多いことどうしてそんなに...
あっ、フェラーリ、ランボルギーニ、なんかのスーパーカー(ふっ古い..)
もいますよ。いくらなんだろ?どんな職業の人なのかまったくわかりませーん。
ちなみに法律で禁止されてるので、すべて右ハンドルです。
あとガラスのスモーク張ってもだめです。


まだまだ続きます。
たまに更新しますので、What’s Newのところに書き込みます。