
めるめるう困惑日誌 メルボルン探検記
(るうのお節介一言「長いので一度落としてから読むといいかも」)
行って参りました、オーストラリアの文化の源の町メルボルン。ゴールドコーストから飛行機で2時間半。車で24時間。根性無しのるうは飛行機で行ったこととは言うまでもない。
るうはこの街にめるめると言う愛称をつけた。るうの持つメルボルンのイメージを言葉にしてみただけで、深い意味はない。
めるめるはオーストラリアでも変り種。るうの個人的意見だが、日本でたとえるなら、シドニーが東京、キャンベラが京都、ゴールドコーストは沖縄、パースが札幌、アデレードが福岡、そしてめるめるは大阪といったところだろうか?大阪がいい意味でも変り種であることは自他ともにみとめることであろう。めるめるの人も同様に「うちらメルボルン」という気位を持っていると感じる。
ゴールドコーストの人間の目に映ったメルボルンを綴りたいとおもう。まさしく困惑のしどうし。あっち行って仰天、こっち行ってガッテン、そっち行けば当惑、どっちに行けばと困惑。
情報の正確さは少々劣るし、客観的なガイドではないことを先にお断りしておきたい。
目次
第一章 出発前 めるめるの印象(めるめるに疑惑)
第二章 めるめるに上陸。〜99年7月13日〜(交通機関、街、サウスゲートに困惑)
第三章 バーゲンだよ!めるめるだよ!〜7月14日〜(ショッピング、ケーキ、日本食に当惑)
第四章 たじたじのサウス・ヤラ〜7月15日〜(ブティック、トラムに迷惑)
第五章 ペンペンのパレード〜7月16日〜(パン、動物、フィッリプアイランドにわくわく)
第六章 めるめるの動物園〜7月17日〜(動物の思惑)
最終章 別れのめるめる〜7月18日〜(ゴールドコーストに戻り再び困惑)
第一章 出発前 めるめるの印象(めるめるに疑惑)
ホテルという仕事柄、めるめる人にはよくお会いする。みな一様に「メルボルンを観ずにオーストラリアを語るな」というような調子だ。ゴールドコースト人は寒くてもうプールには入らない7月にも、平気で泳いでいる。メルボルンはよほど寒いところなのだろう、と思ったりしていた。
ゴールドコーストではめるめるの人を「ブラッディーヴィッキー」などと呼ぶ。
めるめる体験済みの友人は買い物が面白いと言う感想。るうの頭には「めるめる」=「寒い大阪のような街」というイメージができあがっている。このイメージはあたらずとも遠からずであることに後に気がつく。
第二章 めるめるに上陸。〜99年7月13日〜(交通機関、街、サウスゲートに困惑)
交通機関に困惑
ゴールドコースト1200発メルボルン行きに乗り、るうは一路めるめるへ。真冬装備をするためにスーツケースはまんぱん。国内旅行なのに20kgの荷物。当然装いは真冬のコートにセーター、ジーンズ。ゴールドコーストでは「どこに行くんじゃ?」という視線を浴びたことは言うまでもない。真冬装備の購入が思うようにはかどらなかったため、めるめるにつき次第現地購入にすることにしたにもかかわらず、この荷物。万一暑い時に為に、Tシャツ短パンをもって行った。
機内ではランチがサービスされ、$4出してビールを購入し、いい気分。
上陸後、きっと寒いだろうという予想を大きく裏切られ、結構暖かい。真冬装備台無し、超かっこわるー、である。
着いてまず困ったのは、街までどうやって行けばよいか?ゴールドコーストなら観光客に異常なまでに媚びているので、迷うことなくリムジンバスを探せる、しかも困ってたら向こうから声をかけてくれる。
どうも、この街はそうではないらしい。SKYBUSのカウンターでたずねると、「無料バスでフランクリンストリートまで行きなさい」とつけんどんな答え。「フランクリンストリートってどこ?それからどうするの?」なんて言う野暮な質問は受け付けませんよ、と言う表情で私を見ている。さすがのるうも困惑するのみ。おずおずと引き下がりタクシーをしきっているおっさんに声をかけてみた。タクシーの方が人数がいると安いこと、市内まで20分ぐらいであることなどを説明してくれた。親切なことこの上ない。親切さに負けてタクシーを利用した。ホテルと街に困惑
ホテルはノボテル・オン・コリンズ。街のど真ん中、申し分ありません、という立地。リッチなホテルとは言えないが、3星程度。文句はありません。しかし、フロントが6階にあることには困惑した。
タクシーで街の様子をうかがうとどうも、期末決算バーゲンらしい。「しめた!日頃の行いがいいから、バーゲンなのね。神様ありがとう。めるめるありがとう」いろんなものに感謝しまくり、るうは恒例の部屋チェックもそこそこ街にくりだすのだった。
どこをどう行ったのかは全く覚えてないが困惑しつつも、いろんなアーケードを通りぬけ、大手デパートを突き抜け、大丸へ。この日はよく歩いた、とにかく歩いた、そして歩いたことしか覚えてない。困った困った。サウスゲートに困惑
夜は、サウスゲートに繰り出した。歩き回ったせいでおなかの虫が大合唱状態をはじめていた。ポーターに「おいしいものはどこにあるんだ?」と漠然とした質問を投げかけ失笑をしながらも、「とにかくサウス・ゲートに行け」といわれ、細かいことを聞かず、ヤラ・リバーを渡った。すきっ腹を抱えて、頭の中はおいしいものの店が限りなく川沿いを埋めている図が浮かんだ。想像を張るかに下回るが(誇大想像のせいもあるが)、何軒ものレストランが連なるサウスゲートに到着。「やっぱり肉でしょう」と全会一致で「よりよいステーキ」出してくれそうな店を探した。そこで選んだ1件が「THE RIVER'S」。ビールをいただきながら、ヤラ・リバーを眺めつつ、夜はふけて行くのでした。その後クラウンカジノに行ったのだが、初日のめるめる日誌でもうすでにたくさん、いやになるほど、書いたので後日に回す。TOP
第三章 バーゲンだよ!めるめるだよ!〜7月14日〜(ショッピング、ケーキ、日本食に当惑)
ショッピング当惑
その日すばらしい快晴だった。窓から、コリンズ・ストリートを見ると、通勤姿の人が実に忙しそうに行き来している。「働きなさい、働きなさい、下界の者よ。すまんね、私はホリデーなのだよ。」と覇者のような態度で窓を見下ろし、一人悦にいる。
やはり、この日はひたすらショッピング、しょぴんぐ、SHOPPINGになってしまった。この日の為に貯蓄をしていたとは言え、我ながら怖いくらいのお金の使いっぷりである。何を買ったかって?当然、お洋服である。冬物&期末決算バーゲンというすばらしい時期に恵まれたものだ、私は幸運の星の下に生まれたのねと大袈裟に感激していた。
るうの住むゴールドコーストというのは、常夏パラダイスであるせいか、ファッションもその傾向にある。つまり、「暑いので、いいカッコはしない。」というコンセプトなのだ。特にサーフィン文化がファッションにも影響している。ティーシャツ&短パンが日常着、中に裸足、裸、水着で街を行く者が多いのだ。それに比べてメルボルンは各段に都会派おしゃれで決めている。お店の数も多いし、ショッピングの点ではメルボルンはオーストラリアナンバーワン。ケーキ当惑
ショッピングにつかれて、クラウンカジノ・コンプレックス内のとあるお店に入った。美味しそうなケーキがずらっと並び、ショッピングに集中していたあまりランチを取るのを忘れていただけに、思わず、2個も注文してしまった。フルーツタルトとイチゴチーズケーキ。お皿にのってきたケーキのその大きさに唖然。食欲さえなくしそうな大きさ。ディナー皿に溢れんばかりのチーズケーキ。調子に乗った私がバカでした。と思ったとき既に遅し、テーブルの真中にドカーンと食べれるものなら食べてみよとばかりに鎮座なさってる。「これ一人分?」とウェートレスに上目遣いで尋ねると、「そうよ!」と明るい返事。フルーツタルトをかじり目の前のチーズケーキは無視していた。チーズケーキはかろうじて2口食べただけだった。美味しかったかって?覚えてません。でも、大きかったです。
日本食に当惑
この日の夕食はKUNI'Sだった。意外にも日本食。ゴールドコーストは土地柄観光客に媚びた日本食が多いため、長期滞在者にはちょっと物足りない。お寿司、焼き鳥、丼ものなどはゴールドコーストでは簡単に食べれる。めるめるでいただいたのはちゃんとした和食。鯵のたたきとほうれん草のお味噌汁にほかほかの白米。ほっとする美味しさだった。店の造りは気の利いた静かな居酒屋風。店員の態度がすごく良かったことと、オーストラリア人客の多さに文句なしに感激した。TOP
第四章 たじたじのサウス・ヤラ〜7月15日〜(ブティック、トラム、に迷惑)
トラム迷惑
サウス・ヤラと言う地名を聞いておしゃれ通のオーストラリア人ならピンとくる、そこに行ってみようという計画。「シティーからトラムで8番の15分弱、トラムは道端でつかまえる。」と簡潔にホテルのポーターが説明してくれた。さてさて、どうしたものか。街にはトラムが縦横無尽に走っている。8番はスワァンストン・ストリートから乗れること確認した。ところが、どこで乗ればいいの??道の真中を走るトラムを何本か見送って、人がどうするのかを見る、わからなかったら聞こう、とやや偵察計画を立案、実行となった。なるほど、道路の真中にいくのね、そして黄色の看板のあたりで待つのね、なるほど、なるほど。そしてトラム乗車計画実行。実際、トラム停で待っている間不安で仕方がなく、ついおばさん話しかけると、乗り方、お金の払い方、降り方などまるでトラムの関係者のように事細かに教えてくれた。間もなくトラムがやってきて、おばさんは手取り足取りで手伝ってくれた。「サウス・ヤラにいってショッピングがしたいの」と話すと、「いまはバーゲンしているよ」とすばらしい情報を提供してくれた。しかし、サウス・ヤラで下車するまでの約15分間、孫の話しや娘の離婚話、親戚のヨーロッパ旅行などの講釈を一方的に聞かされた。「うん、うん」とうなずきつつも早く着かないかな?と心の中で祈っていたことを正直に告白しよう。
ブティック迷惑
トラムを下りたのがトゥーラック・ストリートとチャーチ・ストリートの交差点付近だった。周りにはオーストラリアきってのブランドカントリーロードとスポーツガールがあった。しかし、この2つはゴールドコーストでもある。この付近には数軒の小さ目のファッションビルがあるのみ。がっかりである。仕方ないから、とりあえずカフェで作戦を練り直すことになった。「全く、何がオーストラリアのファッションの中枢なんだか。これじゃあ、新居浜市昭和通り商店街とかわらん。」と憤りを隠せずにいた。しかし、怒ったところでブティックはジャジャーンのはでてこないので、小一時間ぶらっとして帰ろうということにした。
カフェを出て歩き出したのがチャーチ・ストリート。にわかに人通りが多くなりつつあり、「もしや」と淡い期待をしていると、ブティックがどんどん現れてくる。次ぎから次ぎ。お気に入りのSABAのお店もある。ESPRITも。しかもどのお店も70%OFFという大胆な値引き。作戦急遽変更「がっちりかいましょう作戦」を展開した。興奮のうちに小一時間が過ぎ、2時間が過ぎ、あたりは暗くなり始めるまで。かった、買った、カッタそして歩いた。サウス・ヤラ恐るべし、侮るべからず。しかし、セール中でない時期にくると手がでなかっただろうな。TOP