郵便局の種類・分類

 郵便局と一口に言っても、様々なモノがあります。広く言えば郵便局と簡易郵便局に分けられます。その中でも郵便局には、普通郵便局と特定郵便局という分け方がありがあり、一方では集配局と無集配局といった分け方もあります。その他、分室・常設出張所といったものもあります。設置局数は、2001年の現在のものです

 

郵便局と簡易郵便局

 郵便局(Post Office)は、郵政省設置法に基づいて設けられている郵政省の地方機関。その職員は公務員である。一方、簡易郵便局(Postal Agency)は、簡易郵便局法に定められている。市町村・農協(JA)・漁協・生協・百貨店、そして個人に郵政省が委託した謂わば郵政代理店である。その職員は個人や委託団体の職員である。受託者が農協(JA管理の簡易局)の簡易郵便局は、農協の支店と併設されているため、郵便貯金は取り扱わず、その他の業務(切手販売等)のみを行うものが多い。郵便局は約20,000局、簡易郵便局は約4,600局。

普通郵便局と特定郵便局

 特定郵便局(Regional Post Office)は、特定郵便局長を長とする郵便局。普通郵便局(Ordinary Post Office)は、特定郵便局長を長とする郵便局以外の郵便局。これは郵便局の規模の大小には関係ないが、一般的には普通郵便局の方が局舎が大きく、人数も多い。普通郵便局は約1,300局、特定郵便局は約18,700局。

集配郵便局と無集配郵便局

 集配郵便局(Collection and delivery Post Office)は、窓口業務(郵便・貯金・保険)の他に、受持郵便局区内のポストからの取り集めと配達業務を行う郵便局。無集配郵便局(Non-collection and delivery Post Office)は、窓口業務のみを行う郵便局。また、無集配郵便局は特に指定された局以外は、料金別納・後納・低料第3種・内容証明などの郵便引き受けや、私書箱交付などは行わない。集配郵便局は約4,900局、無集配郵便局は約15,100局。

区分普通郵便局

 普通郵便局の中で、管轄地域と外部地域の間の郵便物の差し立てや、到着の集中処理を行う局、航空機搭載郵便物や国際郵便の専門処理局など。大都市に設置されている。例外を除いて個々の郵便物の取り集め・配達は行わず、窓口すらない局もある。以下の14局がそれに該当する。

 新東京国際空港郵便局(千葉県成田市)
 新東京郵便局(東京都)
 東京小包郵便局(東京都)
 東京国際郵便局(東京都)
 東京多摩郵便局(東京都)
 羽田郵便局(東京都)
 銀座郵便局(東京都)
 横浜郵便集中局(神奈川県横浜市)
 名古屋郵便集中局(愛知県名古屋市)
 新大阪郵便局(大阪府)
 大阪小包郵便局(大阪府)
 大阪国際郵便局(大阪府)
 神戸港郵便局(兵庫県神戸市)
 東小倉輸送郵便局(福岡県北九州市)

分室

 分室(Branch Office)は、郵便局の業務の一部を別の場所で行う付随施設。貯金が出来るのは、窓口サービスを行う窓口分室。独立した固有の消印を使用していて、扱いは一般の郵便局と同様。

常設出張所

 形態としては分室に近いが、独立した固有の消印を使用していない。

 左の図は、東京都新宿区にあるKDDビルである。同じビルの敷地内に二つの郵便窓口が存在する。階段を下りて地下一階にあるものは、KDDビル内郵便局で、こちらが本家。一方、道路に面した別館の一階にあるのがKDDビル内郵便局アネックス別館出張所。どちらかといえば、出張所の方が目立つ場所にあり規模も大きので、間違いやすい。もちろん為替取扱局番号(局コード)やゴム印、消印などは本局と変わらないものを使用している。


 このほか、上記のもの以外に船内郵便局・定期開設局等がある

船内郵便局

 毎年定期的に出航する船舶の船内に設けられる普通郵便局。以下の3局がそれにあたる。管理は東京郵政局。
 しらせ船内(南極観測船)
 世界青年の船船内
 東南アジア青年の船船内
このほか、南極昭和基地に設置されている、昭和基地内郵便局もある。

定期開設局

 一定期間に限って窓口を開く郵便局および簡易郵便局。局によって異なるが、ほとんどが5〜11月くらいまでの夏季開設。窓口では例外を除き、郵便のみで貯金・保険は扱わない。以下の8局
 ●特定郵便局は、上高地・富士山頂・白山山頂・阿蘇山頂(閉鎖中)
 ●簡易郵便局は、富士山五合目・白馬山頂・乗鞍山頂・立山山頂

 

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