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落書き帳

12年1月20日
屋根裏のネズミ



 
 阪神淡路大震災の時、私は静岡県清水市「清水海員学校」の寮で寝ていた。清水市では、震度「1」。私は、全く気づかなかった。他の寮生も、誰一人として揺れなど、感じなかった。しかし、元外航船の船長だった当直教官は、それでも、目が覚めたという。さすがである。

 その時、大阪府の我が家では、どうだったか?
 家族の話では、最初、ガサガサと天井でネズミが走る音がしたという。まず、神経質な父が、目を覚ました。これと、同時に、我が家の犬が、大きな声で吠えだした。そして、ここでやっと、母と妹が、目が覚めた。
 その時、なにやら、「ゴーっ」という、不気味な地響きな様な、音が聞こえたそうである。「何の、音やろ?」と、家族が不思議に思った。そして、突然、あの瞬間が、訪れた。

 結局、我が家では、自然界の異変に気が付くのが、一番、早かったのは、天井裏にいたネズミさんで、最も、遅かったのは人間である。近所では、地震が起きたことも、全く知らず、朝を迎えた人もいたそうである。

 人間が、一番鈍感な動物かも知れない・・・・


我が家の犬 「くま」さん

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