ベラスケスによるマルガリータ〜届けられた見合い写真〜

愛らしいマルガリータ王女の姿が私の心にのこったのはいつ頃でしょうか?
スペイン・ハプスブルグ家の姫君にずっと会いたい、会いたいと思っていました。
でもまぁ、ここに紹介されているのは、だいたいどの本でも書かれていることなので、あまり読まなくっていいです。
ただまぁ、私のマルガリータへの思いが昂じたページです。

マルガリータ3作:ウィーン美術史美術館蔵
これらの絵は、スペイン・ハプスブルグ家からウィーンのハプスブルグ家へのお見合い写真として送られたとどの本にも書いてあります。いっつも気になるのは、マルガリータの従兄弟・レオポルド1世なんですが、たしかにその通りですが、母系からみれば、「叔父・姪」にあたるのですが父系を優先するんですね〜。
薔薇色のマルガリータはおとうちゃん(フェリペ4世)そっくり!あどけなさの中に威厳すら感じますね〜。
白い服はあの有名な「ラスメニーナス」の描かれたころのマルガリータですね。
ドレスが同じ。マルガリータのお気に入りのドレスだったかも。
一番有名なのが「青い服のマルガリータ」でよく図版も紹介されてます。
私がウィーン美術史美術館を訪れたとき、マルガリータはいなかった・・。
なんと日本(東武美術館)に来ていたようで青い服のマルガリータに会ったのはそこででした。

marugarit-rose.jpg (15328 バイト) marguerita-white.jpg (40135 バイト) marg-blue.jpg (21984 バイト)
薔薇色のドレスのマルガリータ(2,3歳)1654 白い服のマルガリータ(5歳)1656-7

青い服のマルガリータ(8歳)1658


ルーブル美術館おっと忘れちゃいけない!
なぜか、ルーブルにもあるんですね〜。ここには3歳ごろのマルガリータがあります。
ルイ14世に嫁いだ異母姉マリア・テレサが妹の絵をもっていったのでしょうか?
姉妹仲はよかったなどという文献はないので懐かしむために持って行ったとかの証拠はありませんが。
(ちひろさま:系図の迷宮によると、伯母にあたるルイ13世王妃アンヌのために送られたとのこと。
白いドレスを着た、ふっくらとした顔つきのマルガリータがいます。

画像協力:ちひろさま
Margarita.jpg (19324 バイト)


マリア・テレサ(マリー・テレ-ズ)
(1638-1683)

1652-3

フェリペ4世と1番目の后イザベル・デ・ボルボンの娘
マルガリータの異母姉

従兄弟でもあるフランス国王ルイ14世に嫁ぐ。
世界帝国スペインの植民地から
カカオ(チョコレート)をフランスにもたらしたと言われ、
また好んでいたようで、歯が虫歯で真っ黒だったと
言われています。
この絵はウィーン美術史美術館収蔵です。
皇帝レオポルド1世は彼女との結婚を希望していた
ともいわれ、お見合い写真かマルガリータが
姉の絵を持って行ったかも不明です。

マリー・テレ-ズ

プラド美術館
たしか2階から入って、最初の間にベラスケスによるフェリペ4世の王室の人々絵があります。
その左の部屋にちょっと照明をおとした部屋にマルガリータはいました。

今更いうまでもなく、ラス・メニーナス。ベラスケスの紹介には「ブレダの開城」か「ラス・メニーナス」かってくらいの有名。

10歳のマルガリータ:
これは、ベラスケスの絶筆になったようで彼の手によって完成されておらず、外される事もあります。
弟子達が仕上げたと聞いております。

次のコピー08menina.jpg (61228 バイト) margarita-plado.jpg (36262 バイト)

ラス・メニーナス(5歳)1656-7

赤いドレスのマルガリータ(10歳)1660


フェリペ4世とマリアナ王妃(マルガリータの両親)
parents.jpg (29754 バイト)


その後の マルガリータ(ベラスケスでない作のマルガリータ)
レオポルト1世に13歳で嫁いだ、マルガリータは皇帝とウィーン宮廷生活を楽しんだようで
「芝居の衣装を着た皇帝レオポルド1世と皇后マルガリータ・テレサ」にその姿を残しています。
レオポルド1世の容貌はあのハプスブルグ的顔そのもので、唇のオバケといった感じ・・。
マルガリータもよくにた容貌で描かれています。
(これをご紹介するのはフラットベッドのスキャナーを要します)。
どこかのウィーンのどこかの教会で「マリア・アントニアを授かり感謝するマルガリータ」らしき絵も残っているようです。
最近の発見はBrigitteさんのサイトで見つけたこれ↓。
喪服を着ていますね。1665年に無くなった父の喪中でしょうか?

margueritespain2.jpg (32883 バイト)
Juan Bautista Martinez del Mazo, in 1666


マルガリータ・ファンとして、他のマルガリータの姿を集めようと思います。
優しい情報提供者やら、ふらっどべっどすきゃなーをおもちの方は、よろしく〜(他力本願)。。
(うちのはプリンター併用のローリング式なので〜)

画像協力:Inaoさま
レオポルド1世に顕著に出ているハプスブルグの下顎!
mar.jpg (29613 バイト)

Webで見つけたマルガリータ・・なんだかなぁ・・・(T_T)


オペラの衣装を着けたレオポルド1世と皇后マルガリータ
画像協力:ちひろさま
レオ.jpg (68771 バイト)マル.jpg (67385 バイト)


(2002.06.26更新分)

画像協力:Takちゃん

ブダペスト美術館のマルガリータの絵葉書
Juan Bautista Martinez Del Mazo (1610/15-1667)
121 ×107
Mazoはベラスケスの娘婿です。


その他、マルガリータ情報としては1990年代にLOEWEからマルガリータ柄のスカーフが発売されていました。私はスペイン旅行中とM鉄百貨店のショップで見ておりますが、あまりにも知られなさすぎ・・・。
あ、でも、持っている人は知っているけど・・・。
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ご協力のかいもあり、画像いただきましたのでUP致します。

画像協力:Inaoさま


(2003/06/05更新分)



画像協力:Augustaさま

フルダ近郊のファザネリ宮殿で購入した絵葉書だそうです。
髪の分け目が逆ですね。
おそらくついになったタラコレオポルド1世の絵も
あるかもね。


参考文献:
週刊地球旅行(No9) 情熱のマドリッド(講談社)
スペイン宮廷画物語 王女マルガリータへの旅 西川和子(彩流社)
街物語ウィーン・プラハ・ブダペスト・ザルツブルグ・インスブルッグ (JTB)
ハプスブルグ家の女たち 海野弘ほか (学研)