Last update : 1999/11/09
ニッコウキスゲ(日光黄萓)

ニッコウキスゲ
ニッコウキスゲ

ニッコウキスゲは日光市の花にもなっているユリ科の多年草で最盛期は6月下旬から7月中旬。 漢字では日光黄萓と書き、別名はゼンテイカ(禅庭花)といい、英語では broad dwarf day-lily 学名で Hemerocallis dumorteri というそうです。まっすぐ60 〜 80cmほど伸びた花茎の先に、ラッパ形の花をつけ、朝開いて、夕方にしぼむ一日花です。 花が黄色で、葉が萓笠を作る笠萓に似ているのでキスゲ(黄萓)と呼び、日光地方に多いためニッコウキスゲ(日光黄萓)と呼ばれるようになったといいます。すなわち日光に存在する固有種ではありません。日光近隣では尾瀬が有名ですが、福島県の磐梯高原や長野県の霧ヶ峰高原、群馬県の高峰高原、秋田県の八播平などの群落が有名ですので特別珍しい花では無いようです。亜高山帯や湿地に群生するといいますが、北上するとそれほど高くない場所にも咲くそうです。 群落というには少ないので上記には入れませんでしたが、宇都宮市の、うつのみや史跡公園のニッコウキスゲ(1,500株)は、5月中旬に「キスゲまつり」が開催されることを考えると、同じ栃木県でも日光市の標高が高いかわかります。 お土産で売られている多くはニッコウキスゲによく似たアメリカで品種改良されたヘメロカリス(Hemerocallis)、一般的に英語で daylilly と呼ばれるユリ科の多年草で園芸用に改良されたものだということです。ニッコウキスゲは Hemerocallis dumorteri ですから、ニセモノというよりも自然種と園芸種の違いというところでしょうか? 日光での最盛期は 6月下旬から 7月中旬だそうです。日光ではシカの食害で絶滅しかけたそうですが、有志の努力で今でも私たちの目を楽しませてくれます。 日光地区では霧降高原スキー場のニッコウキスゲの群生が有名です。 ものすごーく曖昧な記憶なんですが、さだまさしさんの曲で「ニッコウキスゲ」って曲を聴いたことがあったような・・・ 一度だけ運転中にFMで聞いたような気がするんですが・・・ 記憶違いかも?