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副都心線環境影響評価手続

開設日 2001.08.12
更新日 2007.02.19
副都心線の環境影響評価の流れと結果を紹介するページです。
一般的な手続方法に関しては「環境影響評価の簡単な解説」をご覧ください。
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都市高速鉄道第13号線環境影響評価の流れ

 環境影響評価の概要・一般的な手続の方法などについては、「環境影響評価の簡単な解説」で説明しています。環境影響評価のことが分からない方はまず読んでみて下さい。

 副都心線(都市高速鉄道第13号線、以下「13号線」)は、東京都の環境影響評価対象事業で、環境影響評価法に基づき初めて方法書が作成された事業となっています。具体的には、以下のような手順で環境影響評価に関する手続が行われました。

1.スクリーニング・スコーピング手続(方法書の作成)
 13号線は、環境影響評価対象事業である「鉄道」に当たりますが、7.5-10キロの第二種事業に該当します。通常、10キロ以上の第一種事業は、自動的に影響評価の手続きが始まりますが、それに準ずる規模しかない第二種事業は、影響評価の対象にするかしないか決定する「スクリーニング」という手続きがまず行われます。13号線はこの手続が必要でしたが、環境影響評価を行なう場合は、環境影響評価法に基づき、スクリーニングを受けなくても方法書から手続きを行うことが出来るため、スクリーニングを受けずに方法書の作成から手続を開始しています。

 方法書作成に当たり、13号線ではまず環境影響評価の項目の選定を行なっています。
 13号線では、都市計画素案が平行して作成途中で、項目選定の前提となる工事の施工計画等の内容が明らかでなかったため、過去に行なわれた同種の環境影響評価、計画地周辺の状況を考慮に入れて行われました。選定された項目は、工事施行中における「大気汚染」「水質汚濁」「土壌汚染」「電波障害」「史跡・文化財及び地下水」の各項目で、これらの項目を充分検討するよう求めています。次に、調査等の手法が選定されています。

 環境影響評価方法書は、環境影響評価の方法、実施項目を示すものです。方法書の作成終了後、平成11年9月16日より公告・縦覧を行ない、同年9月下旬から10月上旬にかけて、都市計画素案と同時に同方法書の説明会を実施しました。また、この方法書に対する意見書の受付も行ない、個人や法人の意見を取り入れています。
 環境影響評価書によると、方法書に対して、環境保全の見地からの意見を有するものから、意見書が一通提出されています。また、都道府県知事として、東京都知事からも意見が提出されています。

2.環境影響評価の実施
 環境影響評価方法書と方法書に対する個人や法人の意見などを元に実施項目を決定、環境影響評価を実施しています。
 13号線の環境影響評価は、営団(現・東京地下鉄)が、パシフィックコンサルタンツ株式会社に委託し、実施しました。

3.準備書の作成
 環境影響評価準備書は、東京都環境影響評価条例の環境影響評価書案に当たります。実施された環境影響評価の結果を元に、環境影響評価書の準備段階のものとして作成されるものです。

 準備書では、環境影響評価の項目の選定も再び行なわれています。13号線の場合は、影響要因の区分「工事の実施」については、「大気環境(大気質・騒音・振動)」「水環境(地下水)」「土壌に係る環境その他の環境(地盤)」「廃棄物等」が、影響要因の区分「土地又は工作物の存在及び供用」については、「大気環境(振動)」「水環境(地下水)」が選定されています。このうち、「地下水」「地盤」については、標準項目外のものですが、地下鉄の特性などを考慮して追加選定したものです。
 「地形・地質」「その他の環境要素」「動物」「植物」「生態系」「景観」「触れ合い活動の場」については選定されませんでした。

 準備書も方法書と同様、平成12年4月19日より公告・縦覧され、同年4月に説明会も行われています。また、東京都の場合、東京都環境影響評価条例で独自に公聴会を開催する規定が設けてあり、公聴会も実施されています。
 環境影響評価書によると、準備書に対して、環境保全の見地からの意見を有するものから、意見書が二通提出されています。また、都道府県知事として、東京都知事からも意見が提出されています。

4.環境影響評価書の作成
 最後に、準備書とそれに寄せられた意見をもとに、環境影響評価書を作成します。評価書は、許認可実施行政機関からの意見を受け、必要に応じて修正を行ない、最終的なものとして作成されます。基本的には、都市計画案とともに都市計画審議会に提出される手続を取り、問題がなければ都市計画が決定となります。

 13号線は、規制値などが定められている環境要素については、それらと整合が図られ、実行可能な範囲内で環境影響はできる限り回避、低減されるものと評価されています。よって環境の面では、大きな問題はなく、平成13年3月30日に都市計画審議会で審議、平成13年5月15日に都市計画が決定、同日より公告・縦覧されています。
 東京都の第151回都市計画審議会資料によると、評価書に対して、許認可実施行政機関である運輸大臣、建設大臣から意見が出されています。

※13号線は、都市計画案に二度に渡り変更が生じていますが、変更内容が軽微なことから、新たな環境影響評価は実施されていません。
※13号線の都市計画案の概要については「計画のページ」へ
※東京都の環境影響評価については、「東京都公式ページ」へ


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