娘をみに新潟へ。(2000.11.8)

11月8日に娘が新潟で走るので、行ってきたのだ。隣の駅から乗ると400円安いので朝5時半から自転車をこぎまくり、2km走って駅前の自転車放置禁止区域内の安全そうなところにチャリを置いて電車に乗った。
ひとねむりで高崎駅に到着、朝7時になったので、1番線にある、7時開店のまだくったことのないそば屋に入ろうとするも、推定年齢72歳のばあさまにダメ出しされて、もう7時2分じゃねえかと小声でブーたれつつあえなく撤退。最近週刊ゲンダイだかに店が掲載されたらしく、デカデカと切り抜きが壁にはってある。こーゆー店はだいたい慢心から消えていくさだめであり味も右肩下がりになっていくのが通常の行く末であり、なんで雑誌に紹介されたのにあたしの店は客がこなくなっちゃったんだろうと原因が自分にあることに気付かないまま我が身をみつめ直さずに土に環ってゆくというのがこの世のコトワリであるのだ。イカンイカン、そば1杯でつい頭に血が昇ってしまった。
というわけで、いつもニコニコでおなじみの4番線のそば屋に行くのだ。ここはいつも湯気ぼーぼーで迎えてくれる油分たっぷり、これからおしごとの運転士もカキコむそば屋なのだ。さっそく350円の天ぷらそばを食らう。

写真が行方不明なのだ。 と、ゆっくりくっていたら乗り遅れそうになってしまった。水上行きの各駅に乗り、またまたねむる。終点到着の1分前にむくりと起きて凍える水上駅で隣のホームに移って、たった2両の電車にのりかえ。それでも客はたった7人。車掌もかなりひまそうである。以前、京葉線の快速で首を振り子打法状態にしてねむりこける車掌を見たことがあるが、仕事が10分おきに30秒だけというのでは、そりゃねむくなるだろなあ。いったい車掌さんは仕事中、何を考えているのだろうか。15年くらい前なら、エロ本を持ち込んでニヤニヤしている清く正しい国鉄職員をよく見かけたもんだけどなあ。
新潟県にはいると、さむそうに見える空だった。だれもいない越後湯沢駅に降りて、ここからは新幹線で新潟に行く。越後湯沢のそば屋は改札の中に2軒並んでいるという、いかにも切磋琢磨せい、という状況の中にあるのだが、やはり改札に近いやなぎ庵のほうが売れているようである。
でもぼくは奥の店に行くのである。冷凍そばがちょっと気には食わないのだが、マイタケ天ぷらとこだわりのつゆがとってもウマイのだ。
デジカメがこわれてネガなのだ 越後湯沢からは新幹線でワープすると1時間くらいで新潟駅着。やっぱり新幹線は速い。新潟駅にはたくさんの蕎麦屋があるのだが、チェーン店ではなさそうな蕎麦屋を選んだら、2番線の店になった。400円の天ぷら蕎麦をたのむ。客なんか来るわけないっしょとばかりにおばさまが根を張って座っていた。
まずは新潟中央郵便局で貯金してからタダバスを捜すがバス案内所のおばさんは、路線バスを教えてくれる。イマドキ公営競技でタダバスがないなんてことはないだろう、と思い、南口に行って夏の新潟に行ったときの特設バス乗り場に行ってみる。しかしそこは木枯しが吹くばかり・・・もうすでに日刊スポーツを持っているにもかかわらずサンスポを買って交通情報はないかと見てみるも、載ってない。どうやらホントに路線しかないようだ。トホホ・・・
結局競馬場行きのバス停は・・・郵便局前じゃないかっ!フツーの路線バスにその筋のオヤジ5人ほどと乗り込む。
同上 30分くらいで新潟競馬場に到着。スタンドはH13年夏のオープンに向けたスタンド改築工事が行われており、入場券売場もホッタテ小屋だった。朝からくもり空で風も強くてすごく寒い。そんな中で競馬場にいるのは推定580人くらいというさらに寒々とした状況だった。
ウィナーズサークル方面に行くと、テレビカメラが回ってる。BSNのロケかと思って遠巻きに見ていると、おや、小野寺さんではないか。グリーンチャンネルで放送される「全国競馬便り」の番組ロケをやってたのね。今日のメインレースは統一G3の朱鷺大賞典ということで、特別に新潟ロケを敢行中だったとか。
そしてパドックへと移動。第5レースのパドック。ぼくはマイネポーラスターだけをカメラで追いながら様子をみる。うーむ、けっこうイラついている模様。サンスポでは◎だったけど、あやしい。ともかく単勝と馬単を買って祈ることにする。
5枠5番で出走する新潟県競馬5レース。中央と新潟県競馬との交流戦である。
ゲートオープン。ぐわー、また出遅れた。スタートダッシュがつかないのが娘の欠点なのだ。前3頭がぐんぐん飛ばす展開の中、娘は1コーナーでも外をまわってさらに後方におかれてしまう。うー、いいところなく9着・・・
これで引退だろうなあとの思いを胸に検量室に向かい、背中から湯気をたてる娘と世話してくれた厩務員さんにおつかれさまですとお礼のきもちをひとこと。
その夜、後楽園ホールでボクシングをみていたぼくに厩舎の助手さんから引退決定の電話連絡があったのだった。


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