タイ国に於ける銃器事情

小生がタイで始めて実銃を目にしたのは今から約10年前に知り合いのタイ人とサラブリに在るリゾートに遊びに行ったとき、夜レストランの席で腰から32口径のオ−トマチック拳銃を取り出し小生の目の前に置き手にとって見たときの衝撃は今も頭の中に鮮明にあります。

当然不法所持でなく正規に購入した物であり、又当時は多少のステイタスある人なら所持許可の他に携行許可も発行されていました。現在は殺人事件の多発治安上の問題等でよほどステイタス又は公安関係にコネがある人以外は許可が出ないようです。

ちなみに日本で猟銃等を所持する場合は各都道府県の公安委員会(警察が窓口)申請になりますが、タイ国では各都道府県の県庁に対して、バイアヌヤートスープン(銃器購入許可書)を申請します、又携行許可の申請は内務省警察局への申請になります。現在はタイ人といえども誰でも申請さえすれば銃器購入許可書を発行してもらえるかというとそうではなくそれなりのステイタス(会社の役員、住宅を所持している、銀行にそれなりの預金が有る等)がなければ銃器購入許可書は発行されません。

さて、興味あるところの外国人に対する銃器購入許可書の発行はタイ国の法律では、一応ビザがノンイミグラントの”B”以上、タイ国の外国人労働許可書、タイ人と同じくそれなりのステイタスが有れば銃器購入許可書が出ることになっていますが、現実はほとんど許可されません。

まれに政府の高官、軍人の高官、警察関係の高官等2名以上の身元保証が有れば出ることもあるようですが、一般にはその高官が申請の煩雑さを嫌い私的に公印を使った準コピー(まったくの偽物ではないが)がほとんどです。このようなものは賄賂が高額で盗難、万が一の事故等の場合必ず手が後ろに回り臭い飯を食う羽目になるので,個人的な所有はあきらめたほうが得策です。

では結局外国人が合法的に銃を所持できないかというと個人的な所有は出来なくても法人で購入してその会社の役員なら合法的に持ち出し射撃場に行けます。そんな事情で小生も法人で購入した銃で時折出かけていきます。

小生の所持してる銃の写真は ここ です。

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