1日目(サンクトペテルブルグ)
 成田を出発し、約10時間でモスクワに到着し入国審査を済ませ、サンクト・ペテルブルグへ移動するため、シェレメチェヴォU空港からT空港へ移動し、 飛行機を待っていると、見たことのある日本人がいた。
 誰かというと、少し前にTVの電波少年で、歌手活動を続けるためにシベリア鉄道で旅をしたブルーム・オブ・ユースではないか。 日本人の少ないロシアでまさか芸能人に会えるとは思わず、迷惑かなと思いながら話しかけることにした。
 「また電波少年ですか?」と違うのが解っている(アイマスクはしてなかったから)のに、バカな質問をした僕に、二人は「9/1のモスクワのイベントでコンサートをする」 と答えてくれ、100円ショップで買った小さい手帳にもイヤな顔をせずサインをしてくれました。スラスラとモスクワをMOCKBAときっちり書けることに関心をし、 また非常に感じのよい人たちでした。
  アレクサンドル・ネフスキー大修道院
 それから飛行機で1時間ほど移動し、サンクト・ペテルブルグに着いたときは、もうすっかり夜遅くになっており、ホテルに到着してすぐ寝て、明日に備えることにした。
 サンクト・ペテルブルグ1日目は、午前中に市内観光が入っていたが、出発まで時間があったので、ホテルの近くにあるアレクサンドル・ネフスキー大修道院に行くことにした。 チャイコフスキーやドフトエフスキーの墓があることで知られているが、行ったときは、まだ墓地の開く時間ではなかったので、修道院の礼拝堂だけ見学した。
 それからホテルに戻り、しばらくするとガイドがやってきて、車で市内観光に出かけることになった。
 

ロストラの燈台柱   

 最初に行ったのは、ストリェルカと呼ばれるネヴァ川景勝の岬で、旧取引所広場には、高さ32mのロストラ燈台柱がある。「ロストラ」とは、船首の部分を意味しており、 1810年にトム・ドゥ・トモンの設計で商品取引所と共に建てられた。台座にある彫刻像は、それぞれロシアの4つの川、ヴォルホフ、ネヴァ、ドニエプル、ヴォルガを表しているという。
 道路を挟んだ向かいには、かつての商品取引所の  中央海軍博物館
があり、ネヴァ川の向こう側には、ペトロパヴロフスク要塞 がある。
  青銅の騎士像
 それから車で、元老院広場とも呼ばれるデカブリスト広場へ移動した。広場の中央には、ピョートル大帝像「青銅の騎士像」がある。 これは、エカテリーナ2世が、ピョートル大帝の後継者であることを誇示するために、フランスの彫刻家ファルコンに造らせたもの。広場の南には、金色の円屋根がきれいな イサク聖堂がある。

 次に行ったのは、 スパス・ナ・クラヴィー聖堂
で、血の教会や復活教会とかいわれ、よくサンクトペテルブルグへの旅行パンフレットに載っている。
 それから、 スモーリヌイ修道院
巡洋艦オーロラ
ピョートル小屋博物館などを見て、昼飯にサンドイッチを食べてから、 今回の旅のメインともいうべきエルミタージュ美術館に行った。

エルミタージュ美術館   

 エルミタージュとは、隠れ家との意味があり、サンクトペテルブルグに来る人のほとんどの人が、ここの見学を目的にしていると言ってもいいところで、世界3大美術館の一つでもある。 もともとは、ロシア皇帝の皇居として使われていたところであり、「冬の宮殿」という。
 僕の今回の目的も、世界3大美術館のうち、まだ行っていない最後のここを見に来ることで、写真とは反対側の川沿いにある入口から入場し、 2階に行くと、最初に目についたのがガイドブックにも載っていた 豪華な馬車
で、ダ・ヴィンチの作品や ラファエロ作「聖家族」
などをイタリア芸術で見たが、 オランダ芸術の245〜247室は閉まっており見ることができず、 レンブラント作「放蕩息子の帰還」などは見ることができた。
 それから3階に移動し、19〜20世紀のヨーロッパ芸術で、モネやピカソ、ルノワールなどの印象派の作品のほか、 マチス作「ダンス」などを見て回った。
  カザン聖堂
 それから外へ出るとまだ明るかったので、午前中の市内観光では中へ入れなかったし、街も歩いてみたかったので、 最初に一番近い、イサク広場にある ニコライT世の馬上像
を見たが、イサク聖堂は休みで入れず、 歩いて、旧海軍省やマルス広場の 永遠の火などを見て回った。
 それからネフスキー大通り沿いにあるカザン聖堂に行った。1801年から10年も費やして建てられたきれいな聖堂で、 通りに向けられて広げられた半円形の回廊の建物だ。聖堂が完成した後に、ロシアはナポレオン戦争に勝利し、聖堂の中にはフランス軍から奪った軍旗が飾られている。
 時間を見ると、午後の8時近くだったので、おなかもすいてきたので、夕食を取ることにし、近くのカフェでカツレツを食べた。 メニューはロシア語で何を書いているかわからなかったが、いくつか写真が載っていたので、最初は別のものを指さして頼んだのだが、 なくなったのかないと言われ、結局カツレツにしたが、なかなかうまかった。
 それから、ネフスキー大通りを歩き、地下鉄に乗ってホテルに帰った。最初はカザン聖堂の近くの駅から乗るつもりだったのだが、 見つかったところは別の線の駅で、駅員に路線図で行きたい方向を示すと、ここではないと言われ、結局乗りたい線の改札が解らず一駅歩く羽目になった。
 モスクワでもそうだったが、駅の上にビルがあるところはどこに駅があるのか解りにくかったりする。歩道から入口のあるところはすぐ解るんだけど・・。  まぁ、何とか無事ホテルに帰ることができ、次の日の行動を考えてからベットに入り寝ることにした。

   2日目に続く