
***〜●時限爆弾企画●〜***
怒裸衣紋最終回
東京発〜のびた君は植物人間だった1
のどかな昼下がり..いつもののびた君の四畳半の部屋..
いつものように学校からのびた君が帰ってきた。
今日はいつものようにジャイアンにいじめられることもテストで0点を取ってきてもママに
怒られることもなかった。
でも今日はいつもと違っている..いつもそばにいる怒裸衣紋がいないのである。
「どらえも〜ん、ドラ焼きだよ〜」いつも寝ている押入のドアを開けても怒裸衣紋はいない。
そうつぶやいていつものようにのびた君は座布団を枕に昼寝に入ったのである。
「のびた君、のびたく〜ん、起きてよ!!」
「怒裸衣紋?」
「今、未来の世界から帰ってきたんだ...実は..」
「君は実は..未来の世界の人間なんだよ..」
「え?」「うそだろ???嘘だといってくれ..怒裸衣紋〜!!」
「君、●●●君だね、私は未来警察の時間取締担当の裏四万だ、これから君を未来へ強制的に戻すことになった。」
「僕は●●●じゃなくてのびのびただ..」「ぼくは●●●じゃない」のびた君は必死に抵抗した。
「のびた君、ごめん!」怒裸衣紋はのびた君に麻酔銃を発射した..あっけなくのびた君はのびてしまった。
のびた君が目を覚ましたときそこは未来第8病院の病室の中であった。
横には怒裸衣紋がぬいぐるみになって枕元に置いてあった...
「セワシ..」
「え?」ふと目を上げると視界にはおばあさんになったような静香ちゃんがいたのである。
「セワシ〜、助かったのね〜、せんせ!先生〜」
気がつくと私は60年後の静香ちゃんの胸に挟まれ苦しいくらい抱きかかえられてしまった..
主治医の先生が戻ってきた..「おおお、これは奇跡ですよ、おばあさま」。
「これだけ長い間意識不明だったから記憶喪失になっていますがもう大丈夫ですよ。」
「おめでとうよく耐えたね..セワシ」
それでも信じられなくてベッドの後ろの名札を見る..「脳神経外科、野比セワシ10才」
「信じられないがほんとうにセワシだ..」
その後、彼は精神的におかしくなってしまった,..どうやっても良くならない
そして、精密検査を受け、静香おばあさんが医者に呼ばれた..
「セワシ君の病は前世の記憶が今の彼を支配している状態にあります」
「おい、野比セワシの入院日誌持ってきてくれ」
看護婦さんが医師に入院日誌を渡した..
「これは治る可能性がありますな..」
「おばあさん、辛いと思いますがのびた君の話をセワシ君にしてあげてください..」
翌日..静香おばあさんはジャイアンじいさんとスネオ爺さんをつれてセワシ君のところへやってきた」
「こりゃたまげた、あのときののびた君によく似とるな」
ジャイアンじいさん、とスネオ爺さんは腰を抜かした..
そして訳の分からぬまま夜を迎えた..
「のびた君、のびたく〜ん」
横には怒裸衣紋が..。
「のびた君、これを見て」そういって”タイムテレビ”をポケットから出した。
テレビの画面の角には20世紀と表示がされていた。
画面には僕とそっくりの人間がベットの中に横たわっている・・・
様子がおかしい..しばらくするとママやパパ、静香ちゃんやジャイアン、スネオがきた。
駆け足で医者が来た。「ご臨終です..」5人は大泣きした
「よく見て..」「ほら..たましいが離れていってるでしょ?」
画面は21世紀..セワシ君が生まれた年に切り替わった
画面はAVさながらのようだった..1組の男女が励んでいるのである。
男が果てたとき..男性のからだから20世紀の場面で見た火の玉のようなものが女性の体内へ入っていった。
怒裸衣紋が解説する。
これは君のママとパパだよ..
そして火の玉のようなものがたましいというものなんだ。
「怒裸衣紋!」
「そう、君はのびた君の生まれ変わりなんだ」
「だから君がのびた君だと思ってもなにもおかしなことはないんだ..
画面は再び20世紀に..その後の静香ちゃんの人生が映し出された..あまりに悲惨な人生..
「せめて、今くらいは幸せになってほしかったんだ..」怒裸衣紋がつぶやく..
「僕は輪廻転生界の魂集配課の係長なんだ..」
「君の使命は静香ばあさんを幸せにしてあげることだ..」そう言って怒裸衣紋は消えてしまった。
その後セワシ君は静香ばあさんと一緒に末永く幸せでありました.....完