
ベトナムのやきものって・・?
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調べてみれば、いろいろあって、一言ではもちろん形容できない。 でも、日本において最もポピュラーなのは、よく「安南焼」と呼ばれる、白地に青い染付の陶磁器。 これは、結構昔から特に茶人の間では有名だったそうである。 ぱっと見たところ、その装飾デザインは、中国的であり、日本的でもある雰囲気をもつ。 ただ、中国ものほど排他的な完璧さを持つでもなく、日本ものよりは華やかだけど素朴だな、というのが私の持った第一印象。 この私的第一印象、調べを進めてみると、あながち間違っていた訳ではなかった。 美術史家や陶磁器研究者など、ベトナムのやきものを知る人達の間では、「ベトナムのやきものは所詮、中国の写し」という認識が強い。 日本の染付も、もとは中国から来ているわけで、どちらの国も同じお手本をもとにしていたのだから、日本的な雰囲気もあるわけなんだろう。 もちろん、中国産との区別・ベトナム産の独自性を必死に研究してる方もたくさんいる。 彼らによれば、ベトナムの染付の装飾は、モチーフなどを中国からそのまま拝借している場合もあるが、ベトナム独自のものも多いとか。 さらに、中国ものよりも、絵付けは自由でのびのびとしている、という。 染付の他にも、いろいろな色を使った絵付けのものや、織部みたいな緑色のやきものなど、いろいろとある。もちろん、薬をかけない焼締めの陶器もある。 日本と同じ「中国」を手本にとりながら、また、ある時は手本に圧倒されながら、ベトナムのやきものは、どんな道程を歩んできたんだろうか。
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